レイアウトを考えよう
layout

■ アクアリウムをデザインする ■

さて、いよいよレイアウトの開始です。楽しい作業もいよいよクライマックス! 
実際に水槽の中に流木や石などのシーナリーを置いてみて、ああでもない、こうでもないと悩みながら流木の配置を決定していきます。

セッティングの一番楽しい時はこの作業をしているときだと私は思います。
(^-^)

バランスの良いレイアウト配置をするにはコツが2つほどあります。

一つは黄金比と呼ばれる、62:38の比率を意識すること。まぁ6対4で覚えておけば十分でしょう。
この比率は誰もが美しいと感じる、幾何学的にも安定した比率です。


もう一つは真、添、対で成り立つ、自然な感じを出すための配置の基本です。日本庭園などは大抵これを基礎に配植されています。

左図のように、メインとなるもの=に対し、不等辺三角形の短辺方向に真と似ているがちょっと小さいを、まさに添わせるように配置します。
そして真との反対側の離れた位置に、違う種類や色彩などの性格を持ったを配します。

これによって生じた対立関連という2つの「引力」関係がバランス良く共存することで、空間の奥行きが深まります。

■ どう応用するのか ■



ちょっと、あまりいい応用例じゃない気もしますが・・・。今回の私の場合も、上の2つの法則にだいたい従って配置しています。黒い土を分けている白砂の部分が水槽の全幅の6対4の位置に配置されているのがおわかりいただけるでしょうか?

それから流木ですが、流木自体の持っている気勢をよく考えて、最も適正と思われる自然な落ち着いた位置を発見し、組み合わせたりしながら置いていきます。気勢とは流木の枝振りの持つ流れのようなものです。

今回の私の場合は、空間を広く感じさせるために小さめの流木を使っています。
そして上の画像のように中央やや右寄りにの流木を配置し、右下にの流れを受ける小さなの流木、反対側にそれ自体で独立した面白い気勢を持っているの流木を配置しました。これだけで遠近感、奥行き感がずいぶん出てくれました。

またこの流木の配置は、あまり深く考えすぎても全体として平凡になりすぎたりします。ついつい流木を水槽全体に渡って均等な密度で置いてしまいがちですが、流木でごちゃごちゃしているところと全く無い部分を作ったりして、メリハリをつけた方が上手くいくことも多いです。時には大胆さも必要なのが面白いところです。

流木の配置を決めてから、ADAのモスコットンでウィローモスを欲しいところに固定していきます。
ADAのモスコットンはコケが十分活着する2,3ヶ月後には自然に消えて無くなるので便利です。

普通の暗色系の木綿糸でもいいのですが、丈夫すぎて1年経っても糸がそのままだったりしますので、ここは素直にADAのモスコットンを使うことをお勧めします。





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更新 2003.11.20
公開 2002.8.20
制作 2002.8.18
hiro : style : museum :