12月31日 さようなら私、こんにちは私

   もうすぐ26歳になります。自分では凄く大人になった、成長したと思っています。外見は、なんだろう、少し老けたかな、それでもまだ「若い、26歳には見えない」なんてお世辞言ってもらえるぐらいです。周囲はもう結婚したり、「結婚します」と高らかに宣言したり、子供が出来たりと、それぞれ家族を持ち始めるような、そんなムードです。まだ26歳なので、焦りはないけれど、自分を見つめなおすことはよくします。どこへ向かうのか、何がしたいのか。一体、自分はどんな人間で、頑なに譲れない自分、とはなんなのか。

 ツッコミはすれども、ボケはできない私です。いい人であっても、恋愛対象にはなかなか思ってもらえない、また自分もなかなか思わないタチです。というか、結局は選り好みをしている私です。恥ずかしがりや屋で、選り好みをします。でも、みんなのことを、チームを、集団を友達を大事にします。凄く愛しています。だから、私もそんなチームには、集団には友達には愛されています。生かされています。でも私は、私に対してもっと、自信とか信念とか、力強い何かを持たねばならぬと思っています。私は、集団に、環境に、空気に依存し、その為に生きているような気がします。そしてこのままでは、私は、一人の人間として、魅力的ではない、と思うのです。

 魅力的な人間になりたいと思います。その為には、私が私であるということを、まず私が説明できるようにならなければなりません。私は何をし、どのような人間なのか。そして、私として、誰を愛するのか。自己啓発本のような、クソみたいな教えによってこんなことを言っているのではありません。私は今年、自信をクソ失いました。もう、私は、何をやってもダメなんじゃないか。半ば自虐的にふるまう私を、周囲は「かわいそう」と思い始めているんじゃないか。いや待て待て、こんなことで凹んでいるようでは、ただのカス野郎だぞと奮い立たせ、別段何も無かったような顔をして、毎日を楽しんでいるのですが、どうだろう、ふと気付くと、おれは一体だれなんだ?何のために、何をしようと頑張っているんだ。この時間はなんだ。

 全てが送りバントのような。

 馬鹿いってんじゃないよ、その時々は確かに感動し、楽しく、その笑顔も感情も嘘じゃない。けれど、実のところ、満たされているわけではない。何かに向かって、確実に進んでいるという実感も無い。一生懸命やれば、気付けば何かを得るものだ、という古典的な呪文を胸に唱えながら、私は一体何をやっているんだろう。

 ゴールがないレースに意義は無く、ゴールを見出してこそなのだとしたら、私は胸に次の2つを抱き、来年を生きようと思う。

 ひとつめは仕事において、今年は営業デビューをし、出来る受渡(営業補助)から、まったく出来ない営業となった。知識、経験の無さからくる判断力の遅さ、間違い。年上の人、後輩を指導する、管理することの難しさ、煩わしさ。生地売りの営業だが、製品も出来なければならないので、ありとあらゆる仕事を行い、最早自分がどこに向っているのか分からない不安。上司からは「まだ何をするか絞る段階ではないから、なんでもやって、なんでもできる人間になれ。焦らないでいい」とは言ってもらっている。だが、課の苦しい状況も分かっている。私は早く戦力になりたい。私は早く活躍をしたい。だから決めた。

 \乎呂魍発する力をつけ、生地からの製品作り。そしてそれのストック販売体制の確立。しいては、売り先の開拓!ここが重要!売り先の開拓!もっと気を配れる営業マンになること。そしてネットビジネスに対応した体制作り。時間はかかるかもしれないが、ここを意識する。実現する。

 介護マーケット、シニアマーケットに対するアプローチ、商品開発を本気で取り組む。65歳以上の男女は既に人口比率で約30パーセント。このビッグマーケットに対して、地道なマーケティングを基礎とした本物の商品開発・提案を行う。そんなもんほんまにできるんかじゃなくて、やる!取り組む!チャレンジする!

 ふたつめは、プライベートにおいて。結局今年は彼女が出来ず、「付き合えなくていいから」とか言ってくれた子とちょっとそんな感じにはなったが、セックスのタイミングで必ず生理が来るというファンキーな展開からめんどくさくなり、連絡をとるのを止めた。どーでもいい人にはどーでもいいリアクションしか出来ない、適当にそのへんを器用にできない私でした。もう正直、人を好きになるとか忘れたし、最近では「おれ選り好みしすぎてんなー。もはや、どれがどーとかわからんくなってきてんなー」とか、すっげーウツウツしてました。だから、決めた。おれセックスしたいんか、彼女欲しいんか、どっちやねんろ。やっぱ、彼女ほしいわ。彼女じゃない人と、別にセックスしたくないわ。いや、精神的な話で。別に身体はバンバンしたいけど。だからやっぱ彼女が欲しい。好きな人を、もっと好きになれる、そんな人がいい、だから。

 いま、ええと思ってる子、ひとりおるし、おれいくわ。

 なんかややこしくなりそうやし、馬鹿にされそうやし、振られるかもしれんし、わずらわしいこといっぱいあるけど、もうそんなん考えるほうがめんどくさいわ。なかなかいこって思わへんのやから、せめて久しぶりに、そんな感じあるんやったら、もういこ。

 あと、26歳を目前に控えて。私が今のところ思う、私とは。私が本当に譲れない、私とは。私の魅力とは。

 私とは、真っ直ぐであること。真っ直ぐであるから、私であること。仕事にせよ、遊びにせよ、恋愛にせよ、これを外そうものなら、それは私ではない。無いものねだりだから、器用な人間に憧れるし、なりたいと思う。でも、なれない。いや、ならない。だって、根っこからそういうのん、納得できんやつ、嫌いやから。もうこれはしゃあない。自分でもめんどくさいなぁと思うけど、なんかおれの血の中に脈々と流れている何かが、このおれの真っ直ぐな性格を決定付けているような気がする。先祖から脈々と私へ。私が私であること。熱く、真っ直ぐ、愚直に。26歳。人の話を聞けってよく怒られるけど。来年こそ。きっと。

 それでも、昔と比べればふんわりと大人の化粧をし始めているんだけど、誰も気付いてくれないな。笑 よし、いざ26歳。どんとこい。おれの年にするぞ!!

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