イクリプスナビの裏技 AVN4403D(4404Dでも可)で汎用バックカメラを純正と同じに使う方法


クルマの電装品はいろいろ取り付けてきましたが、ナビはその中でも配線が面倒な点では一番でしょうね。
最近流行の一体型の場合は、カーオーディオの配線も同時にやらなくちゃですから、ますます大変な作業です。
大変とは言っても難しい訳じゃないんですよ、ネットで配線の情報などはいくらでも手に入りますから、
難しいんじゃなくて配線を通すのが面倒なんですね。(笑)

ナビ取り付けについてはHPなどで皆さんが立派なレポートをされてますので、このページではもっとマニアックに、
イクリプスナビユーザーの中でも、見る人によっては大助かり適な内容を報告します。
レポートした機種は4403Dとなってますが、実際に取り付けたのは4404Dです。
純正のカメラが同じモノを使っている場合は機種によって改造可能です。
カプラーが同じトヨタ純正ナビなどでも応用できるようです。


※このページに記載された内容を実行する際はあくまでも自己責任で行って下さい。
特に注意: カメラの動作電圧が12ボルトでないモノはこの配線では破損します。
この改造によってメーカー保証が受けられなくなったり、ナビの破損等のリスクが発生する可能性もあります。
当方ではあくまで参考例として情報を公開していますので、どのようなかたちの障害でも一切の責任は負いません。

これは交換前のナビですがまだまだ勿体ない程の状態ですよね。
下のオーディオはまだ買って間もないんです。
画面が立ち上がるので下の方にあるオーディオスペースの欠点を
かなり補ってくれるので、本当は迷ったんですけどね。
まあこれが新しモノ好きの本性ですから・・・・・

新しいナビを使ってみて感じたのですが、
このナビの性能って今でもかなりいいです。(笑)
正直言って替えた意味が無いと一瞬思いました。
さすがに演算スピードでは古さを感じますけどね。
しかしまあ、このナビに慣れきっている訳ですから、
新しいナビは、使うたびに違和感を感じるってのも事実です。
それに学習されているのとまっさらでは精度も違いますしね。
徐々に慣れていくしかないですね。

手順から言っても最初にこれから始めた方が良いでしょう。
TVとVICSとGPSアンテナのプリントされたフィルムアンテナを、
フロントグラスに貼り付けるところからです。
左右に一枚づつ貼るのですがこれは助手席側です。
簡単に言えば着色フィルムを貼る要領で作業します。
あれよりは面積も小さいしフィルムも厚いので結構楽です。
しっかり乾燥するまで待たなくちゃなので、アンテナを貼ったあとは、
アンテナ線の配線より先にナビ本体の取り付けに入ったほうがいいでしょう。

写真は完成後の左側で、黒く見えるのが信号を取り出す電極です。
アンテナを貼り付けた後でアンテナ線の配線をした方が、
電極の位置決めも出来るので、作業の無駄が無くなります。
電極の貼り付けは最後の最後まで待ったほうがいいですね。
私はアンテナ貼り付け後2日待ってから貼り付けました。


何が大変って言っても、これが一番大変なところなんですよね。
ダッシュボード周りのパネルを出来る限り取り除き、
さらに助手席まで外してあります。
なぜかというと、シート下に前のナビ本体があったからです。

新しいナビはオーディオと一体型で2DINオーディオスペースに収まってしまいます。
ですから、必要な配線も一部を除いてかなり短くて済むんです。
しかもトヨタ純正のナビを生産しているメーカーなので、
この車種を含めトヨタ車の一部はカプラーの変換をしないでも、
そのまま差し込めば基本的な配線が完了すると言う親切さ。
おかげでパネル後ろの電線の山が無くなりました。

そうでなくても出来るだけパネルなどは外しておくと、作業が本当に楽です。

それから、 これはついついやりがちな事についての注意なんですが、
配線を裸のままカーペット下を通すなんて事はしない方がいいです。
車両火災の原因になりますよ。
かならずスパイラルチューブや配線ダクトでガードしてから、
出来るだけ踏みつけられない所を選んで通してくださいね。

必要な配線を整理して設置予定場所に引き出した様子です。
まだ配線の全てを終わってませんが、
時間がなくなったので、この日はここまででパネルを戻した所です。

下にぶら下がったコネクターの中に裏技プラグが混じってます。
このナビはバックモニターカメラは純正以外は付かない仕様ですが、
そこはそれ、何でも裏技があるんですね。

私の車は以前取り付けたバックカメラが付いてますから、
その配線を助手席下からここまで引っ張って来たんですよ。
長さは元々が長いのを束ねてたくらいですから充分届きました。

でもそのままでは接続できません。
そこで次の項目からはその改造の方法です。

映像信号ケーブルはこんな手順で加工します。
汎用カメラの場合、映像出力は黄色のピンジャックってパターンが殆どです。
これを切断して端末を図のように加工してコネクターに接続できるようにします。
端末加工をするのは映像信号ケーブルだけです。
細めと太めの収縮チューブを用意してください。

機種によってはカプラーに差し込めるプラグが必要になります。
今回はヤフオクで出品されてましたからそれを手に入れました。
他に必要なのはカシメる工具と電線だけで大丈夫です。

但しイクリプスのAVN4403Dの場合は最悪は無くても大丈夫です。
理由はコネクターがハーネスの途中に付いているからです。
上の写真のように加工したケーブルの中心線を写真のNo1に接続、
No2とNo4は短い電線でショートさせた上にシールド側も一緒にカシメます。

No3はカメラ電源ですが12Vではないので、純正以外は動作するか怪しいです。 
ですから電源の配線だけは汎用カメラの説明書通りにしておいてください。
あくまで映像信号だけを入力すると言うかたちにした方が失敗がないでしょう。

プラグは写真では逆さに写ってますからお間違いなく。
ナビに接続する時はNo1とNo3が上になって差し込まれます。
これで純正品と同じようにバックギアに入れた時、
自動的に映像が出力されるようになります。

左の写真のプラグと対になっているコネクターです。
説明が判りづらいので簡単に説明します。
黄色@にはカメラの映像信号のプラス側(同軸ケーブルの中心線)
白Aと黒Cはショートさせて映像信号のマイナス側(同軸の網線)
をそれぞれ接続します。
汎用カメラとナビの接続はこれだけです。
カメラの電源はカメラの取説に従ってください。
通常はバックライトの電源を使う事が多いようですが。
起動するタイミングが遅いカメラの場合はやや使いづらいようです。
私はアクセサリー電源から取ってました。
キーオフで電源が切れるラインなら問題ないようです。

これが配線図になります。
白と黒はショートさせてから映像信号のマイナスにつなぐ事になります。
小さい端子ですからけっこう面倒ですけど、半田付けなどは止めた方がいいです。
カシメに比べて柔軟性が無いだけに断線し易くなります。
赤は電源なのですが、純正カメラに合わせてあるので12ボルトは出てません。
動作が不安定になる可能性がありますから、ここは使わないほうが無難です。
Bを接続するラインがインパネ周辺に無い場合はバックランプの配線に取り付けます。
ナビのバック信号用ハーネスはバックランプまで届くくらい長いはずです。
カメラ電源はカメラ自体を後ろにつけるので、電源はバックランプに接続する方が簡単です。
起動が遅くてアクセサリーに繋ぐ場合は、ナビ本体の後ろまで 延長が必要な場合もあります。
※ワンポイントアドバイス
白と黒をカメラ側でショートさせてあるのは、
オプション部品であるバックカメラを接続したかどうかの識別の意味もあるようです。
ここをショートさせないと映像信号を入力しても画面に映像が出ませんからご注意を
※配線のナンバーと色は識別のため便宜的に付けたモノです。
注意: カメラの動作電圧が12ボルトでないモノはこの配線では破損します。

とりあえず取り付け完了した様子です。
ちょっと前のミニバンですから、
最近の車種のようにナビ標準仕様の設計に比べて、
取り付け位置はやや低めですね。
以前のナビに比べると画面が立ち上がらない分スッキリしてます。
視認性ではやや劣りますけど・・・・
このナビ、価格は比較的安めなのですが、
DVDビデオ再生やMP3などにも対応する多機能ぶりです。
昔の機種のように別の箱にチューナーがあったりと言う事もありません。
2DINに殆どの機能が凝縮されているんですね。
イクリプスは昔から2DIN一体型を作り続けて来ましたが、
最近ではこれが主流になりつつありますね。
→→→→→→→
ナビ画面表示をさせた状態で、
バックギアにシフトすると、
ご覧の通り見事に
バックの画像が映りました。

※ワンポイントアドバイス
もしもカメラの立ち上がりが遅くて、暫く映像が出ない場合は、カメラの電源をバック信号でなく、アクセサリー電源から取ってください。
常時電源が入る状態になりますが、CCDですから消費電力も耐久性も問題ないと思いますよ。

参考資料

イクリプスナビ用の純正バックカメラの結線は
結局の所、左のような感じになっているようです。
映像信号のマイナスと電源のマイナスは共通だと推測できます。
おそらく出ているケーブルは全部で3本でしょう。
と言うのは現物ではわざわざコネクターの所で図のAとCを
ショートさせて4Pコネクターとしているからです。

AかCのどちらかが、GNDとショートさせる事でカメラ映像を
受け付けるように動作させる為の端子と考えられます。
検証はしてませんが、実際にはショートさせてしまうので、
どちらがどうでも影響は無いかと思います。

と言っても現状は単なる推測ですから大うその可能性も・・・・(笑)


非常にマニアックな情報で、該当者にはとても役にたつ内容なのですが、一般的にはどうでも良い事ですね。(笑)
せっかくあちこちのサイトを覗いてやっと完成した裏技ですから、記念のために残してみました。