平成29年12月01日掲載

        
                                                              
 古都 金沢の寺社



  加賀百万石の城下町,金沢で有名なのは、兼六園、石川門、
  尾山神社に忍者寺、武家屋敷跡・・・・・・・など。

  これだけでも 金沢を充分楽しめますが、観光だけでは本当の歴史の
  奥深さを感じ得ないでしょう。

  前田家にゆかりのある寺町など歩いてみました。

 



   金沢西別院   浄土真宗本願寺派                    笠市町2        
 
                              
    


    浄土真宗本願寺派(西本願寺)の別院。

    天文15年(1546)本願寺証如によって建立され、101寺を統括。

    現在の本堂は嘉永2年(1849)に再建されたもので、
    黒瓦の大屋根のどっしりとした大堂です。

    境内の一切経を納めた六角の経堂もよい雰囲気で建っています。
 

   尾山神社                                                        尾山町11          
         
 
 
         神門     

             明治8年に建立の洋風スタイルの神門は、まことに異例であり
            五色に輝くギヤマンの光は灯台の代わりにも使われたという。
          
            当時オランダ人のスロイスやホルトマンの指導を受けたといい、
            文明開化の代表的なものとして明治10年に
      国の重要文化財に指定されました。 

 
 
                         

             加賀藩主、前田利家を神として祀る神社で、初めは卯立山の山麓に
             卯立八幡宮を二代利長が造営し、明治6年、金谷御殿跡に移転し
             本殿、拝殿、社務所など新たに造営された。

             このとき、改めて利家を主神とし、二代利長、三代利常を合祀した。


  
 
 
  
 


 庭園
                                                                                                                                      
 
                         
 6代吉徳が建てた金谷御殿の名残り跡で、池泉回遊式のみごとな庭園がその面影を伝えています。



   尾崎神社                                                       丸の内5-5              
 
 
 
 
 

    北陸の東照宮といわれる神社で朱色の漆塗りに、彫刻や飾り金など
    ほどこした華麗な社殿が見事です。

    四代藩主光高が寛永20年(1643)に徳川家康を祀って金沢城の
    北の丸に建立したのを、明治9年に移転して出来た。

    本殿、拝殿と幣殿、中門と透かし塀
これらは共に重要文化財に指定となっています。

 
 


寺町寺院群
                                           
 
寺町台と呼ばれる所で、各宗派がいりまじり約70もの寺がある。

元和2年(1616)に三代藩主の前田利常の命により、各所にちらばった寺を
集めたもので、いざの時の城の防備も兼ねていたといいます。




   雨宝院  高野山真言宗                   千日町8-5    
                                  
 
 
 

   文禄4年(1595)に大和の雄勢上人が伊勢神宮での千日参籠をへて
   この寺に入り、中興したらしい。

   本尊は鎌倉時代の大日如来座像。

   境内は狭く、門前にある「まよひ子ここへもて来べし」と刻まれた
   迷い子石は、文政10年(1827)頃の大飢餓で捨てられた迷い子を
   救うために建てられたもの。


   文豪の室生犀星が幼少のころ、貰われて育ったお寺として有名です。

 
 
                 

   妙立寺  日蓮宗                     野町          
      
 
 
 
 

    忍者寺として有名で、その複雑な内部の造りは隠し部屋や逃げ穴、
           望楼などのカラクリが巧みに配されています。

     二代藩主利常が創建、前田家の祈願所として寛永20年(1643)に
            建立され本堂、庫裏、淨行堂や経堂、月審堂、 
                    鐘楼など備えています。
   
    庫裏が23の小部屋、29の階段、のぞき部屋、ドンデン返しや迷路など、
  まさに忍者屋敷さながらで、
当時は砦の機能を持っていたといわれています。




妙立寺の全景

 
 




   妙慶寺  浄土宗                  野町           
      
 
 

    本尊、運慶作の阿弥陀如来像

    もとは後醍醐天皇の第8子、宗良親王が越中に安養山極楽寺を創建。

    のちに前田利家の家臣松平康定が利家から地領をいただき、堂宇を
    再建し、生母の追善菩提にちなんで寺名を改称したという。

 
  
   松月寺  曹洞宗                     寺町         
                        
 
   
 
   
    この寺も越中にあって転々と経て元和元年(1615)当地に移されました。

    土塀のところにある樹齢500年の大桜(又は御殿桜とも呼ばれ)は
    高さが15mもあり、小松城内から移植した木で満開の時は
さぞや見事なものでしょう。

    藩政時代には、藩主の行列でさえ、樹下を通る時には
槍を倒して通過したそうです。


 
 
                     
   伏見寺  真言宗                       寺町         
 
  
 

   行基が阿弥陀如来像を彫りお堂を建てたのが始まりというが詳しいことは不明。

この阿弥陀如来像には金沢の地名の由来になった芋掘り藤五郎の
伝説が残されている。


その伝説は、兼六園の中にある清水が湧いている沢で、砂金を見つけた
籐五郎が、砂金を洗ったというもの。

本尊は阿弥陀如来像(平安初期のもので高さ21cmの金銅仏、国の重文
指定)ほかに不動明王像、多聞天像、持国天像などあり、
芋掘り藤五郎の墓などもある。

 
                   
 
 
                       
   立像寺  日蓮宗                         寺町     

 
 
   
  

天正11年(1582)蓮蔵院日治が創建、篠原出羽の守の開基といい
市内より移転してきたという市内最古の寺

12世日輝は学僧として名だたく青年僧の訓育と数学の発展につとめ、
寺は日蓮宗
近世数学の発祥地といわれていま。

   本堂、庫裏、書院、経蔵、鐘楼など備えキリシタン灯籠(寺宝)和算学者
   関孝和、6代目横綱阿武松六の助の墓がある。

 


   大円寺                  寺町                 
                            
1624年に創建され、元禄年間に今の場所に移建されました。

  
この寺には、かつて無縁仏を弔うために作られた地蔵尊があり、
  人骨延命地蔵尊とよばれ
色鮮やかな衣を身にまとい、
  高さは4mを超える大きな像で
その顔や両手両足は
   砕いた
人骨が塗り込められたものといいます。

  
 大円寺3世住職が誰にも供養される事のない無縁仏を
     哀れんで建立したものです
                                                             
                            
    
             
                      六斗広見                                   



            

   真成寺  日蓮宗                    東山           
 
 
 
 

   4年(1647)三代藩主利常により小松に建立し、のちに移転をしながら
卯立山の地に移築しました。

本尊の鬼子母神像は利常からの仏像で右手にザクロの実を持ち、
左手に赤児を抱き、卯立の鬼子母神さんとして親しまれています。


又、本堂の横に人形供養のために建てられた鞠をつく子や、人形塚が
あり人形寺とも呼ばれ、毎年
429日には人形供養会が行われ
子授けや安産を願う参拝者で賑わいます。

加賀蒔絵の祖五十嵐道甫の碑や、歌舞伎の
初代中村歌右衛門の墓もある。


     兼六園 日本三名園のひとつ                        金沢駅                      
                                     
                                                   
       
        

六つの優れた景観「六勝」を兼ね備えている所から名付けられた。      もてなしドームと呼ばれそっと笠を差し出す心を意味している



   ご覧頂きまして、有り難う御座いました。

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