平30年07月01日掲載
                                                    
 
  
  高野山は山岳霊場である吉野と熊野、それを結ぶ古道と共に
  世界遺産に登録されています。 

  世界に類のない宗教都市高野山は海抜900メートル山上の盆地に弘法大師空
  海が開いた高野山真言宗の浄土なのです。

  20才の時、仏門に入った空海は延暦23年30才の時、最澄らとともに遺唐使として
  中国に渡りました。

  唐の都、長安の青龍寺の恵果和尚から真言密教のすべてを学び2年間で習得し、
  帰国後、嵯峨天皇の信任を受け43才で高野山に道場を開いたのでした。

  幕末の頃には寺院の数が700近くありましたが、度重なる火災などで今は117寺。

 
                                                                                    
              真言密教のメッカはどんな所だろうと、訪ねました。   確かに山上の寺院都市の
壮大さに驚き、感激は言葉では表現出来ないほどでした。


 
 
                     大門
 
 
 
 

      高野山山上の入り口は、朱塗りの大門で高野山随一の山門で重要文化財です。

      道路が整備されるまで、参拝者は町石道という古道を登り、登りきった地点に大
      門が建てられたのです。

      高さは約26m、重層の楼門形式で屋根は入母屋造り、左右には運長作の金剛
      力士像が安置されています。

      あまりに大きいので、全景写真が撮りきれません???でした

 
 


                       
金剛峯寺
 
 
 

     日本全土に3600寺ある高野山真言宗の総本山であり、高野山一山の総称です。

   青厳寺と呼ばれていましたが、幾度もの火災にあい焼失した。

   豊臣秀吉が青厳寺を再興し、隣に興山寺を建立、両寺を合わせて現在の
金剛峯 寺と名づけられたと云います。

   今も真言密教の修行道場として,約千人の僧侶が修行に励んでいるよし。

   大広間を狩野探幽、柳の間を狩野探斉の障屏画が飾られ、柳の間は別名「秀次
   自刃の間」、大主殿(本堂)の裏手に空海の甥の真然の廟があります。




 
   蟠龍庭と名付けられた石庭は、勅使門より雲海に見立てた白い砂に 雌雄一対の龍が青い花崗岩で表現されている。
 
 
             
                    六時の鐘 
                                                   
 
 
                           

   金剛峯寺の入口の高い石垣の上にあり、元和4年に福島正則が父母の菩提を
   祈って建立したといわれ、鐘銘の仮名まじり文が有名です。
  
   現在も、午前
6時より午後10時までの偶数時に、時刻を山内に知らせています。

 


 
壇上伽藍
 
    
    総本山金剛峯寺の南西にあり、空海が修禅の地として最初に開いた所。

    高野山の伽藍は、密教教理に従って、金胎両部の根本大塔と西塔の二基の
    塔が中心であり伽藍の西北の隅にあります。

 
 



            大塔


  

 

   密教の根本道場としてこの大きな朱塗りの塔を建立され、根本大堂、根本大塔
   とも呼ばれています。

   内部は中央に大日如来像が置かれ、四方に金剛界の四仏が配されており、
   16本の円柱には菩薩の絵が色鮮やかに描かれています


 
                      
 
                     金堂
 
 
 
 
  高野山の総本堂で、
壇上伽藍の中央にひときわ大きく建ち、高野山での主な年
  中行事や法会はここで行なわれます。

  堂内の壁画は木村武山の書かれたもの、本尊は薬師如来です。

 
 
                      不動堂
 
 
 
 

   高野山の中で最古の建造物で、国宝に指定されている。

   平安時代の住宅様式を取り入れた仏堂で、不動明王(本尊)とその使者の
   八大童子像が安置されています。

 
 



                       西塔
 
 
 

  空海が根本大塔と対をなす塔として構想していた塔です。

  高さ27.27メートルの多宝塔で、本尊は金剛界大日と胎蔵界の四方仏が安置さ
  れています。


  現在の建物は、天保5年(1834)に再建されていますが内部は非公開です。


 
 
            東塔
 
 
 
 

   根本大塔を中心にして西塔と東塔は、あたかも大塔を守るかのように建っている。

   内部には塔建立の発願者の白河上皇の像と本尊の不動明王が置かれています
   が非公開です。


 
 
                    御影堂
 
 
 

   宝形造りの木造桧皮葺、七間四面の優美な建造物で、堂内に真如親王が描い
   たとされる空海の御影や、外陣には空海十大弟子らの肖像を安置されている。


   御廟と共に、山上で最も尊厳を尊ぶお堂です。
   御影は秘仏ですが、旧暦3月21日の命日だけ内部が一般公開されます。
 
   毎年9月から12月にかけて毎朝、修行僧による伽藍巡拝が行われています。


 
 
                       御社
 
 
 

   朱塗りの鳥居は、高野山鎮守の地主神を祀った鎮守社で「明神さん」と呼ばれ
   空海を高野山に導いた狩場明神を祀る社で、大永2年(1522)に再建されたもの。



 

境内には三鈷の松、弁天島など多くのお堂があり、聖地の趣があります


                 

                                                    奥の院             
 
                    参道
 
 
 

   
   一の橋から御廟まで、約2キロの参道石畳の両側には戦国武将大名家
   墓など、歴史的な人物、名士、企業、富豪など大小の墓石や石塔など10万
   基を超す供養塔が並んでいます。

  
 辺りは樹齢数百年の杉木立のトンネルが続き、昼でも薄暗く霊気が漂って
   いるように感じる聖地です。


 


                       英霊殿
 
 

   姿見の井戸、汗かき地蔵など、秘話に関係した見所も多く、水向地蔵で水を
   かけて身を清めて御廟の橋をわたります。


   奥の院を創建したのは空海の意を継いだ真然大徳、拝殿を建立したのは藤原
   道長で現在の堂は承和39年に再建されたものという。

    
  「ここからは撮影禁止です」の声をききながら、 御廟の橋を渡ります。

   杉木立の先の石段を上がった場所に灯籠堂があり、
堂の裏手側に空海の御廟
   があります。
   堂内は寄進された多くの灯籠が吊され、空海が入定してから今日まで幻想的な
   灯りの世界が広がっています。




                     灯籠堂 
                                      
                                    
 
                    弘法大師の廟

  空海は承和2年(
835321日に没していますが、遺言によれば死んだのではなく
  入定とした。これは永遠の瞑想状態になったのだといいます。

  高野山では空海はまだ生きていると信仰され、生きている人と同じに食事もお茶も
  三度供えられている。


  灯籠堂の回廊を裏にまわると、そこは御廟に一番近い場所で焼香台があり絶えず
  香煙が上がり参拝者が絶えません。

  「南無大師遍照金剛」の唱号が、堂内の各所で聞こえます。
  この遍照金剛とは、空海が中国で授かった号です。



 
 
 
 
 
                  金剛三昧院
 
 
 

 

   境内の山肌に数百本のシャクナゲが咲く寺として知られていますが、国宝の宝庫
   としても有名です。

   建暦元年(1211)北条政子が、源頼朝(鎌倉幕府三代将軍)の菩提を弔うために
   建立したと言われています。

   国宝の多宝塔は息子、実朝の菩提を弔うために寄進したもので、五智如来座像

   が安置され、日本三名宝塔の一つに数えられています。

   本尊の愛染明王座像は鎌倉時代の運慶の傑作で煩悩をすぐさま取り除いて
   くださるという有り難い仏さまです。

    
                   
  
野山には未だ紹介しきれない寺院や見どころがたくさんあります。
                      
          霊宝殿、大師教会本部、常喜院(赤地蔵尊)、宿坊など写真にまとめてみました。
                   
                山内に旅館やホテルなどありませんので、宿泊設備を備えた寺院が53軒もあるそうです

 

         

   ご覧頂きまして、有り難う御座いました。

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