平30年06月01日掲載
                                                    

     福島市を訪ねて
 
         
 
 
 
     天王寺   (臨済宗妙心寺派 )                       福島市飯坂町字天王寺11 
  
 
 


     飯坂温泉を過ぎ、のどかな山村に天王寺温泉があり、寺は山の麓にあります。

     
聖徳太子の令旨により約1500年に開基されたと伝えられ、日本4天王寺の
     一つという古刹であり、飯坂氏の菩提寺となっています。

     
聖徳太子の作といわれる毘沙門天を祀った観音堂には聖観音像が祀られ、
     奥州三十三観音の第十一番札所となっており、
ぼけ除け延寿観音石像
     建てられています。

     又裏山には700年近く前の板碑なども見られ、鎌倉時代の供養石塔婆、亀甲
     石などがあり,明治32年に発見された経筒は、承安元年(1171)と銘書あり
     国の重要文化財です。

 
 
 
  

      医王寺   (真言宗)                                  飯坂町平野字寺前45
 
 
 
  
         
 

     天長3年(826)空海によって開山されたと伝えられ、その後佐藤基治が菩提寺
     として再興したといいます。

     源平合戦で活躍した佐藤継信、忠信公ら佐藤一族の墓所が広い境内奥の
     薬師堂のまわりにあります。

     弘法大師作の薬師如来は鯖野の薬師ともよばれ、病を癒す仏として親しまれ
   てきました。

   宝物殿には、源義経に随従した佐藤兄弟は戦死しましたが、兄頼朝に追われ
   た義経一行が立ち寄ったとを伝える義経の太刀、弁慶の笈、佐藤兄弟の遺

   品などが残され、境内には芭蕉の句碑もありました。

 
 

          
    中野不動尊
                                 福島市飯坂町中野字堰坂28 
 
 
 
 

   山を切り開いて造られた大日堂や不動の滝、洞窟めぐりなど派手な朱色で
   インパクトあります。

   800余年の歴史を持つ本堂は、恵明道人が山神のお告げにより不動明王を
   祀り、そこに不滅の聖火をともしたのが初めとされ、日本三大不動尊のひとつ。

   厄除け、 眼守、三ケ月の三不動が祀られ、中野のお不動さんと呼ばれ、
   どんな願いも叶えてくれると伝えられている。

 
 
 



                  
      満願寺     (臨済宗)                               福島市黒岩字上ノ町43 
 
  
            

   阿武隈川を見下ろす景勝の地にある満願寺は、黒岩の虚空蔵様として親し
   まれ、境内の裏手には十六の羅漢像が並んでおり、その表情は、多々で心
   に残ります。

   また、元禄年間(1690)に作られた天女の姿が彫られている国指定重要美
   術品のいぼなし鐘や、赤い帽子をかぶったなで丑などみられます。


 
 

                

  大蔵寺      臨済宗                               福島市小倉寺字拾石7 
 
 
 

 

      山の中腹に建つ宝城山大蔵寺は、弘仁8年(817)坂上田村麻呂が徳一上人
   に命じて東北鎮護のため開基したと伝わっている。

   本堂裏の山肌に観音堂、多宝塔、地蔵堂そして本尊の千手観音を保管し
   てある収蔵庫などがあり、国の重要文化財に指定の千手観音は高さ4m、
   カヤの一木造りで力強い顔立ちをしています。

   他に十一面観音像、地蔵尊、四天王、金剛力士像など安置されていますが、
   中には痛みのすすんだ像もありました。

   境内は梅や桜の名所でもあり、地蔵堂の横に3mほどの大わらじが吊されて
   いたのが印象深く残っています。

 




  文知摺観音(安洞院) 曹洞宗                 福島市山口字文知摺前70 
 
 
 

  
 

   阿武隈川を渡り、相馬街道にそって東に進んだ山間にある、散策を楽しむ
   公園のような雰囲気の中に観音堂があります。

   観音堂には行基の作だという本尊の観音像が祀られており、その近くには、
   すばらしい色彩の多宝塔(県の文化財)が建ち、五智如来が納められ、
   他に足止めの地蔵尊など古来を偲ばせています。

   文知摺石は、3m大の花崗岩で、この地方の絹地の文様として、自然石の
   石紋と綾形を利用した名残の石で、古くは小倉一首にも読まれ芭蕉も訪れ
   て一句詠み、句碑が建てられていました。


 
 




   土津神社                                          耶麻郡猪苗代町
      
     
 
 
 

   猪苗代湖を見下ろす高台に徳川家光の弟で、初代会津藩主となった保科
   正之を祀った神社で土津 「はにつ」 と読みます。

   延宝3年(1675)に創建された時は、東北の日光と称えられたほどの壮麗さ
   でしたが戊辰戦争の戦火で焼失してしまい、現在の社殿は明治13年に
   再建されたものです。

   会津藩主松平家の墓所や、保科正之の履歴を刻んだ石碑(日本で最大)な
   どあり静かな落ち着いた見応えのある神社でした。


 
 
 
         

   ご覧頂きまして、有り難う御座いました。

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