黒後家蜘蛛の会
―幻の6巻中心―

1.「黒後家蜘蛛の会」6巻というのは

日本では「黒後家蜘蛛の会」として1〜5までが創元推理文庫から出ています。各巻12話、計60話。
5巻出版後、92年の逝去までの間にアシモフはあと6篇このシリーズを書いているのですが、6篇では本として体裁が整わないということなのか、長らくこの6篇は書籍化されませんでした。
ところがアメリカで2003年に”The Return of the BLACK WIDOWERS”としてこの6篇を含む本が出版されました。日本でもこの6篇を何らかの形で読みたいということで(雑誌掲載はされたことがあるようですが一般には入手困難)、今「復刊ドットコム」経由で出版お願い投票をしています(未投票の方、よろしければぜひご協力を)。
つまり「黒後家蜘蛛の会6」というのは今現在存在しない本です。

2.紹介する内容

このページでは、6巻が出版されることがあればその元本になるであろうこの”The Return of the BLACK WIDOWERS”を紹介したいと思います(私が購入したのは2005年のペーパーバック版)。
とはいえ管理人の英語力(楽しむ程度には読めるという程度です)のみならず著作権の問題があるので、全文紹介や翻訳をアップするわけではありません。本の構成、ストーリー展開、ヘンリーの見せ所等を感想を交えつつ紹介することになるかと思います。
私としては5までを出している創元社様が同じ体裁・同じ翻訳者で6巻出版という英断をしてくださることを待っているのですが、このページはそれまでのヘンリー禁断症状の一時緩和対策です。

3.”The Return of the BLACK WIDOWERS” 目次(リンク下線が出ている項目は記載済みです。クリックするとジャンプします)

TABLE OF CONTENTS

Foreword by Harlan Ellison

THE BEST OF THE BLACK WIDOWERS
The Acquisitive Chuckle
Ph as In Phony
Early Sunday Morning
The Obvious Factor
The Iron Gem
To the Barest
Sixty Million Trillion combinations
The Redhead
The Wrong House
Triple Devil

HOMAGE
“The Men Who Read Isaac Asimov” by William Brittain

THE UNCOLLECTED BLACK WIDOWERS(ここが未訳のというか未収録の話の部分)
Northwestward
Yes, But Why?
Lost in a Space Warp
Police At the Door
The Haunted Cabin
The Guest’s Guest

ONE MORE, JUST FOR HARLAN
The Woman in the Bar

COMMEMORATION
“The Last Story” by Charles Ardai

Afterword: Birth of the Black Widowers
(2006/3/3)