コピーCD・DVD 
                                      2006年11月12日更新
上海物語 Home

中国は偽物天国・・・・信じられないような物まで偽物が氾濫しているのが中国、この中で一番ポピュラーな物がCD/DVDだと思います。上海に来て感心したのが「スイカとCD/DVD」の安い事でした。偽者CD/DVDは問題ですが、もし偽物CD/DVDが無くなれば中国の電子産業にも影響するのではないかと思うくらい、大きな市場となっています。
 
コピーCD/DVD路上販売
中国で一番手っ取り早い商売は路上販売です。果物・野菜・日用品・食べ物・・・・なんでも有りですが、その中で一番多いのがCD/DVD販売だと思います。
  @一番規模の小さいのは「一箱販売店」 これで商売が出来るのか? 
  A次は「リヤカー販売店」 機動力がないので逃げるのが問題です。
  B最後はキチンとした店構えの販売店です。 これは裏金を払って商売しているのでしょう。

文廟路は「一箱CD屋」が多い

3枚で10元 上海で一番安い?

これは本物CD
 

ど演歌もあります
アダルトVCD/DVD
中国にはアダルト物は無い・・・と思っていたら、実はそうでもありませんでした。古北の道端CD屋に顔を出すと、だいたい「スケベービデオ」とか言って声を掛けてきます。値段は普通の2−5倍くらいで、話をすると裏の方へ連れて行き現物を見せてくれます。

もう一つは裏街の話。狭い路地裏を自転車で回っていると、おばあちゃんがCDをすっと差し出します。自転車の上から一瞬だけど「アダルトビデオ」の絵が見えていました。自転車に乗っていて話を聞く事が出来ませんでしたが、スケベービデオは市民の中まで入り込んでいるいるという事でしょう。

写真がないのが残念です。この手の写真は相当に嫌われるので、危険防止のために写さないようにしています。
 
偽物DVDは字がおもしろい

日本のDVDで、表面を見て明らかに偽物とすぐ判るのものがあります。 

もしかしたら冗談か? 日本語(特にカタカナ)のタイトルとか曲名が間違っているので判ります。右のテレサテンのDVD「テレせ・テソ」になっていますが、裏側の日本語の曲名なんか全滅状態!! でも画質は全く問題ありません。これが9元(120円)だから買得です。

 このDVDはオリジナル版は日本製、裏側のバーコードは49***になっています。テレサテンのCD/DVDで日本製の偽物は珍しく貴重品です。
 

偽物
 

本物
闇販売の本物CD
 テレサ・テンのCDではありませんが、ときどき豫園近くの文廟路などで、日本製のCDやDVDが見つかります。最近見つけたのは高橋真梨子のCD/DVDセット20元(約300円) 堀内孝雄のCD1枚30元(約450円) 高橋真梨子のはケースに鋸の切込みが入っていました。堀内孝雄のはサンプル盤、どうしてこんなに安いのか? どうしてサンプル盤が流れ込むのか? ふしぎな話です。

原版とは「本物」のことらしい

切り込みCD 

切り込みDVD
  

これはサンプル品
中国にはビデオテープがない
中国にはビデオテープがない・・・・と言ったら嘘になりますが、一般的には使われていません。理由は3つあります。
一つ目は、発展した時代はテープの時代でなく、デジタル時代だった事。
二つ目は、わざわざ時間とお金をかけて録画するようなテレビ番組がない事。
三つ目は、コピー版が安く手に入るので、わざわざ録画する必要がありません。

6年間、初めて上海に来た時に教育用にビデオデッキを探しましたが、どこにもありませんでした。 結局PAL/NTSC共用のテレビを中国で買い、ビデオデッキは日本から持って来ました。
なぜか? と考えた時に結論がこの3つでした。次の時代はDVDレコーダの時代ですが、同様に流行らないのではないかと思っています。


日本のDVDを中国で見る
日本のDVDソフトが中国で見れるか? 
まじめに製造されたDVDマシンでは見られませんが、一般的な中国のDVDマシンであれば見られます。

DVDにはリージョンコード「rejion code」というコードがあります。世界に8種類のコードがあり、DVDソフトとマシンに設定されています。そのコードが合わないと再生する事が出来なくなっています。当然、日本はまじめに対応していますが、中国のメーカはほとんどがリージョンフリーとなっているため、どこのDVDマシンでも再生出来るようになっています。

逆に中国のソフトを日本に持って帰って見れるか? 当然ソフトがリージョンフリーになっているため、日本でも見る事ができます。しかし、パソコンについているDVDマシンでは再生できないソフトが多くありますが原因不明です。

我が家のDVDマシンは中国panasonic製ですが、日本のDVDを見る事ができません。仕方ないので、中国メーカのDVDマシンを一台買って見ています。 panaさんは中国で販売しているDVDマシンも国際規格に準拠させて作っているわけです。
 
インターネット情報
2004.11.24 Shanghai Explorerより

 海賊版CDの取り締まりに力を入れているようにいわれているが、まだまだ上海でも巷に溢れている。23日に上海で開催された世界税関組織知識財産権保護シンポジュウムにて、国家工商総局などが今年末までにさらに取締りを強化することで一致した。特に深刻化しているのがパソコンのソフトウエア関係の海賊版で、パソコンショップによってはパソコンを購入してもWINDOWSなどのソフト代を取らないことがすでに一般化している。
 2003年に全世界で発売されたCDのうち、三分の一が海賊版といわれている中、上海でもCDの海賊版率が70%に達している。一方で、法的規制がまだ甘いことも問題になっている。現在の中国の法規制では、海賊版を販売しても個人なら5万元以下、法人なら20万元以下なら罰金で済まされるため、刑事事件として立件できない。そのため、道端で海賊版CDを販売するケースが改善しないというわけだ。


上海で70%がコピー版・・・・ ほとんどがコピーかと思っていましたが・・・・
 

2006.11.10  Shanghai Explorerより
海賊版一掃運動、370万枚を上海で押収 
3ヶ月以上に及ぶ上海市の海賊版一掃運動は、11月10日でもって終了した。期間中、370万枚の海賊版DVDなどが押収された。これまでにのべ55731人の検査人を投入し、パソコンソフトやDVDなどの海賊版を販売した店23385軒、製造工場5000軒などを取り締った。
 今後、海賊版一掃のモデルエリアを定めて、管理を強める。今回定められたエリアは、南京路・淮海路・虹橋地区・四川路・陸家嘴エリアとなった。


おかげで、近くのDVD屋はどこも休業状態でした。取締りが終わればゾロゾロと出て来るのが中国、偽物がなくなるには5年から10年くらいかかるでしょう。所得が上がり、企業のモラルが上がり・・・・「衣食足りて礼節を知る」状況にならないと無くならないと思います。と言いながら私達もコピーDVDの恩恵に預かっています。