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  2011年5月:大連 II
5月8日5月9日地図

【5月8日(日)】瀋陽→大連

今日が瀋陽最後の日、一度も利用したことのなかったホテル一階のレストランで朝食。12元(約156円)。
バイキング形式で、並んでいるのは中国の食べ物が多い。味は可も無し不可も無し。

突きあたりがホテルのダイニングルーム。

今朝の朝食。

10時過ぎにチェックアウト。
ホテルの前で流しのタクシーを捕まえる。瀋陽北駅の高速バスターミナル「遼寧省快速汽車運站」、何故かドライバー氏の『分かるよ』の一言が心強い。
瀋陽大学の前まで来た時に、タクシーの窓越しからもそれと分かる白い綿毛が道路一面に舞い上がっているのに気づいた。タクシーの運転手に聞いてみたがこちらの言っていることが伝わったのか伝わらなかったのか、なんだか知らないという。
帰国してから調べてみたら、イヌコリヤナギ(犬行李柳)の種子で中国ではこの木を毛泊楊と言うらしい。白い綿毛を柳絮(リュウジョ)と言いこの時期の北京や瀋陽の風物詩になっているそうだ。
タクシーはバスターミナル前まで14元(約182円)。

遼寧省快速汽車運站の横を走る恵工街。

タクシーを降りてバスターミナル内に入るまでの通路の両側に『大連、大連!』や『長春、長春!』を連呼する切符売りと思われる人が並んでいる。ダフ屋かと思ったがそうではなく、長距離バスを運行している各バス会社が高速バスターミナル内の切符売り場を通さずに直接切符を販売しているらしい。

バスの利用者はターミナル内で切符を買うよりもいくらか安く切符を買うことができ、バス会社は切符の販売委託料をターミナル側に払わずに済むということらしい。

バスターミナルに入ると切符売り場は大変な込みようだ。
5月3日に瀋陽に着いた時に思いつきで切符を買っておいて好かった。大連までの高速バス料金は129元(約1,677円)。

荷物検査を受けてバスの待合所に入る。列車の待合所と間違えてしまいそうな待合所は人、人、人だ。

バスの本数が多いので席は直ぐに空く。

バスの待合所で見かけた二人の女性、別れを惜しんでハンカチを噛んでいるように見える。実は牛乳の袋を口にしているだけ。鞍山でも同じような牛乳袋を見たことがある。

ハンカチならぬ牛乳袋を口に。

発車15分くらい前になるとドアの前にドアの前に列が出来る。高速バスは全席指定になっているので慌てる必要はない。5分前になるとドアが開いて職員が乗客の切符を確認する。切符と一緒に身分証明証の提示を求められる乗客が沢山いたが、学生割引切符の利用者みたいだった。ドアの前に出来た列はあっという間にバスに吸い込まれて行く。

バスの乗車ゲート。

バスの切符をよく見ると乗車日や出発時刻、座席番号、改札口に並んで「服務費 2元」や「燃油付加 18元」が打たれている。盤錦から瀋陽まで利用したバスの切符には「燃油付加」は書かれていなかったから、バス会社によって徴収項目が違うのだろう。

燃油付加が航空券みたいだ。

12時10分、バスはきっかり定刻で出発。車内は一列三席のリクライニングシートでゆったりしている。

一列三席のゆったりした車内。

隣の席は女子大生のようだ。こちらをチラリと見て緊張した様子なので『你好』。
彼女からの『日本人デスカ』の質問は日本語だ。彼女の友人が二列前の席にいるのが分かったので、『席を替わりましょうか』と聞いてみたら替わらなくてもいいという。

バスが走り始めると直ぐに大きな箱を開く彼女。何事かと思ったら甘い香りが立ちのぼるピザをどうぞと勧めてくれた。せっかくなので一切れ頂いた。トッピングはドライフルーツや果物の缶詰。どうりで甘い香りがしたわけだ。初体験のフルーツピザ、中国だけの物かと思ったら自分が知らなかっただけで日本にもあるようだ。

甘いフルーツピザ。

彼女の自己紹介によると実家が瀋陽にあって大連の外国語大学で日本語を専攻しており、卒業後は大学院で経営学やビジネス・マネージメントを学びたい、卒業まであと一年あるけど、勉強がなかなか進まないなどなど。

彼女の名前は劉静波さん。
話し方が控えめで未だたどたどしい日本語だが、一生懸命に話しかけてくる。彼女が見せてくれた携帯電話は最新型のiPhone、パソコンもMacBookだという。彼女の周囲では10人に1人がMacBookを使用しており、親しい友人もMacユーザーだという話を聞いて、その数の多さが意外だった。

話題は日本の芸能界のこと(ただ聞くだけだった)、SMAPが大好きだということ(彼女よりもだいぶん上の世代だと思うのだが)、学校生活のこと(寮生活だそうだ)、旅行の話、中国経済の歪みのことなどなど。特に貧富の差が大きいこと、社会の底辺で生きる人達にステップアップしてゆく機会が非常に少ないないことを憂えていた。

一度だけサービスエリアで休憩。

瀋陽→大連の高速バス。

日本のサービスエリアと変わらない光景。

中は食堂と休憩所のようだ。

立派な休憩所だが入って行く人がいなかった。

大連駅前に5時過ぎに到着。バスを下りると身体がブルッとするくらいに気温が下がっている。バスの前で劉静波さんと前の席に座っていた友達を撮影、写真をメールで送る約束をして二人と別れる。

劉静波さん(右)と彼女の友人。

ホテルまでのタクシーがなかなか捕まらない。徐行しながらこちらを見ているタクシーがあったので、ホテルの名刺を見せて知っているかどうか聞いたら、暫く眺めていてオッケーしたので、荷物を後部シートに入れて前の席に乗ろうとすると、荷物はトランクに入れろ言う。

後の席は空いているのに珍しいことを言うなと思ったが、この時はその理由に気づかなかった。ドライバーの隣に座ってドアを閉め、走り出したとたんに50元(約650円)だという。

『メーターを倒せ! ここからこのホテルまではそんなにしないぞ!』
『いや50元だ、こんなに混んだ時間帯にあそこまで行くタクシーはいないぞ!』

走りながらしばらくこのやりとりが続いた。さらに、相乗り客を捕まえるつもりでいることに気づいた。途中で下りて重い荷物を引きずり出し、別のタクシーを探すのも面倒になったので、ホテルまで行ってもらうことにした。
途中、二度ほど乗り合い客を乗せようとしたが、大声で『駄目だ、駄目だ』と怒鳴ってやめさせると、ドライバーは文句タラタラ。50元も払うんだから客は一人で十分だ、と言ってやった。

クラクションを鳴らしながら、シフトアップ・ダウンを繰り返し、アクセルをふかしっぱなしの神風運転だった。ヒヤヒヤさせられたが無事ホテル前に到着。大分回り道をしたようだ。料金は約束の50元(約650円)。
今夜のホテルは今回の旅行初日に停まった格林豪泰大連王家橋酒店。チェックインして荷物を置き、すぐに夕食に出る。

格林豪泰大連王家橋酒店。

4月30日に夕食に入った「四季焼烤特色快餐」に行ってみた。
相変わらず混んでいる。店員に、寒いから外で食べたくないというと手を振って店内には入れという。店内を覗くと満席。空いている席が無いと店員に言うと、三人で飲食しているテーブルに割り込ませてくれた。座ったとたんに『您是不是日本人?』

三人の内の一人が名古屋の自動車の部品工場で働いていたことがあると自慢気だった。忘れかけている片言の日本語を繰り出して話しかけてくる。

前回と同じ皿に総菜と白飯を盛ってもらって6元(約78円円)、瓶ビール4元(約52円)、羊肉串焼き5本/5元(約65円)の合計15元(約195円)。
この三人と噛み合わない会話を楽しみながらの食事は、前回よりも塩味がおさえられていて美味しかった。それともこちらの身体が疲れていたのか?

右側手前の席に同席させてもらった。


同席したテーブルの上。

名古屋にいたことがあるというお兄さん(右)とそのお仲間。

ホテルに戻ってネットワークに繋げようとしたが上手く繋がらない。コネクター部分に貼ってある指定IPは既に使われているというメッセージが出るので、指定されている番号から適当に数字をとばしてIPを変更していったら繋がる番号があった。この辺もいい加減だな。

前回よりもいくらか広い部屋。

明日は早く出たいので、9時前だったがベッドに入った。

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