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  2009年4月:バンコク
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チャオ・プラヤ川ワット・プラケオ王宮ワット・ポーワット・アルン

【4月22日(水)】ワット・アルン

ワット・ポーを出てワット・アルン(Wat Arun)への渡し船が出ているター・ティアン(Tha Tian)船着場に向かう。
近道をしようとマハラト通りに並ぶコーヒーショップや土産物店の間に見つけた薄暗い露地を入った。

マハラット通りに並ぶ商店。

チャ・プラヤ河に向かって進んで行けば船着場の辺りに抜けると思い路地をドンドン奥に入っていく。
進むほどに中は迷路のようになり、干しエビと干物が混ざったような匂いが溢れる薄暗い干物市場のような所に迷い出た。

干しエビと干物が混ざった匂いが溢れる通路。

やっとたどり着いたチャ・プラヤ河の岸に船着場はなく、そこはでは河で獲れたのだろうカワハギくらいの大きさの魚を干していた。

河岸に出たら魚を干していた。

こちらの人は一枚一枚丁寧に並べていた。

河岸伝いに船着場まで進むことはできない(通路が無い)ので暗い路地に戻りマハラト通りを目指す。
細い通路は碁盤の目のようにはなっていなかったので当てにならない勘に頼って角々を曲がりながら川上に向かう。
道を聞きたくても人が歩いて来ない。

両側の戸は閉まっており、人も歩いていない。

後で調べたら、細い路地で囲まれたこの薄暗い一帯はどうやらター・ティアン市場のようだ。

一度マハラト通りに戻ったおかげでター・ティアン船着場は直ぐに見つかった。
知らない所で近道をしようとして却って遠回りしてしまったが、その分見過ごしてしまうような場所を覗くことができた。

ター・ティアン船着場で下船して来た観光客。

船着場の横にルア・ハン・ヤーオ(乗合船)がもやってあったので覗いてみた。白波を長い尾のように引いて河面を滑るルア・ハン・ヤーオの船尾に鎮座する黒い固まりは、剥き出しのエンジンそれも自動車のエンジンらしい。

スリムな船体のルア・ハン・ヤーオ。

ルア・ハン・ヤーオの船尾に載る剥き出しのエンジン。

ター・ティアン船着場からワット・アルンがあるチャ・プラヤ河の対岸まで、渡し船代は3THB(約8円)。

出港した船からのター・ティアン船着場。


チャ・プラヤ河。

ワット・アルンも2006年9月以来の再訪になる。その時の繰り返しになるが、ここは三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台になったことでも知られる寺院だ。

河岸近くに聳えるワット・アルンの仏塔。

船着場からワット・アルンへの入場券売り場までの途中に龍型の船や柱飾りのようなもの並べられていた。祭りがあるのか終わったのか、それとも補修中なのか?

無造作に置かれている龍や柱飾り。

仏塔の周囲にはタイの寺院に特徴的な緑と赤の屋根が載った付属建物も並んでいる。

緑と赤の屋根の上に見えるワット・アルンのシンボル、大仏塔。

入場料は50THB(約140円)。

ワット・アルンのシンボル、大仏塔はヒンドゥー教の破壊神シヴァが住むカイラーサ山を模したと言われている。周囲には大仏塔と同じ造りの小さな仏塔が4基建っている。

周囲が234mある大仏塔の台座とその周囲を巡る通路。

仏塔の周囲は陶器で飾られているがワット・ブラケオの装飾に比べると少々粗っぽく色も褪せて傷みもあるようだ。

仏塔の台座を支える鬼達。

中央の大仏塔は高さが75m、台座の下に来るとその高さが強調され文字通り天をつく印象になる。中段にある回廊まで登ることができる階段がついているが、その階段もかなり急だ。

大仏塔の中段に急な階段が見えるだろうか。

階段は一段一段が高く手摺り無しには上ることが難しい。

階段を上りきると回廊になっている。ここまで登る間に汗ばんだ背中が河から吹いてくる風にあたって気持ちいい。

大仏塔中段の回廊。

回廊の壁に嵌め込まれたレリーフ。

回廊からは目を遮るものがないので周囲をぐるりと見渡せる。

東はチャオ・プラヤ川。対岸はター・ティアン船着場周辺。

チャ・プラヤ河の下流方面。

寺院の屋根が並ぶ西側。

さして広くもないワット・アルンを見るのに小一時間あれば十分、そろそろ対岸に戻ろうと船着場で渡し船を待つがなかなかやって来ない。
さいぜんからこちらを伺っていたらしい地元の小母さんと小父さんが『何処まで行くの?』と近づいて来た。サトーン(Sathorn)船着き場に戻るのだというと、ここから直行便があるという。そんな便があるなんて聞いたことがないとあしらうと、あのボートだと指さした先にもやってあるのは例のルア・ハン・ヤーオ(乗合船)。

Sathornまで400THB(約1,120円)だという。
『3THB(約8円)払って対岸に渡ればSathornまで13THB(約36円)で行かれるよ。それにしても、渡し船来ないねぇ。』
通じたかどうか知らないが諦めて離れていった。それにしてもだ、ホントに渡し船が来ない。

陽射しを避けて木陰に入いって休んでいると対岸のター・ティアン船着場を離れてこちらに向かい、やや離れた船着き場を目指している渡し船に気づいた。何と船着き場を間違えて待っていたのだ。いくら待っても来ないわけだ。

さきほどの小母さんと小父さん、こちらが渡し船を待っているのを知っているのに船着場が違うことを教えることもせず、何度も私の目の前を行ったり来たりしているのだった。

二つの船着場の間にあった象と馬。

公園の売店に並んでいたタイ舞踊の冠。

無事ター・ティアン船着き場に渡り、間もなくやってきたサトーン船着き場行きの船に乗り込む。

Tha Tian船着場の桟橋。

船内は上流からの乗船客で船はほぼ一杯。
乗船してから一つ目の船着き場で手摺り際が空いたので体を入れ手摺りにつかまった。

公園か寺か売店か?

すれ違うエクスプレス・ボート。

手摺りから身を乗り出して対岸を見回していたら『今過ぎた船着き場はNo. 6ですよ。』と声をかけてくれたのはイギリスで地理学を専攻しているという女子大学院生。船を下りるまで就職難だとか旅の話をしているうちにサトーン船着き場にに着いた。
船着き場でさよならを言った彼女の名前は聞き忘れた。

地理学専攻の女子大学院生。

サトーンで見かけたタイ風屋形船。

朝とは逆のルートでホテルに戻り着いたのは5時半を過ぎた頃だった。シャワーを浴びて写真の整理。

夕飯はホテル近くの Soi Yu Charoen 角の食堂(レストランじゃない)で汁有りのセンミーを頼む。
言葉が全く通じないので、へたくそな中国語で麺が食べたいと繰り返していたら、材料を並べているところ(調理場にあらず)を指さして、見てこいと言うので実物を見て注文。
センミーは麺好きには頼りないがサッパリ味で30THB(約85円)。
帰りに食堂の向かい角にある7-Elevenで缶ビールを買う。CHEERS Beerが22THB(約62円)でBeer Changが25THB(約71円)。

タイの缶ビール。

今日はよく歩いた。万歩計の表示は21,307歩。

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