地蔵平の女の子
俺の山紀行・番外編(当ページは保存)

2007、04、15 6名にて

「事実は小説より奇なり」。 
西丹沢の山中深く、今は無くも地蔵平に集落があった。
今を遡る48年前、その集落に三人の山岳部高校生が山行途中に宿泊地
を求めて訪れた。そこで当時小6の女の子に出会い知り合ったのである。
歳月が流れた48年後、とうの昔に集落は姿を消したにも関らず
何故か以後、音信の無かったその二人がここに再会するのである。
これは奇跡であり、ドラマなのである。
その主人公のお二人さん。監督のS−OKさん。縁結びのY−Kさん
進行係のOさん。俺は賑やかしのオマケである。
西丹沢の某地にドラマを成した人々が集い
思い出話に花を咲かせたのである・・。
「誰も知らない丹沢」岡澤重男著。風人社出版。
これを書店、山用品店にて買い求め読んでいただきたい。
そしてHP「ようこそ!山へ!」、HP、「yamanoko」を、また「風人社の窓」
読んでいただきたい。すればこのドラマの経緯が分かるのです。
今日のこの一枚。
上の写真、奥に立つお二人がドラマの主人公である。
左の男性が「若き高校生だった○内さん」。右の女性が
「小6の乙女だった○崎さん」。手前のお二人、左が縁結び役
○藤さん。右は監督の○澤さん。右手前の立っている男性は
進行役「風人社」○森さんである。(俺は写る資格ナシ!)

1 地蔵平へと進む途中に立派なダムが出現する。 2 他の沢から導水しまた他の地にある発電所へ送水するのだ。
3 その名も可愛い「千鳥橋」。佇む主人公のお二人・・。 4 良いロケーションにひっそりと立つ集落の神様。
5 お社の中は綺麗になっている。長く放置されている状態では無い。ちゃんと管理している人達がおいでなのだ。 6 右手の植林地は昔は無く、人家や飯場等が立っていたという。
7 災難等による犠牲者の慰霊碑が立っている。 8 お地蔵様。(今日の良き日をありがとうございます・・)
9 今日はいつもの単独の訪問では無いのだ・・。 10 今は開けた空間のみ・・。ここに人家が並び、小学校もあったとは・・。

あとがき 地蔵平に座り、お二人の語られる昔ばなしを心地よく聞いていく・・。正にドラマである。
山奥の集落。都会の少年など来るわけもないところ・・。テントを張って野営をする若人を純粋な部落の子等が放っておく訳がない。
三人の子等がテントを訪問したという。若人は紅茶をいれ、クッキーを子等に与えたのだという・・。
子等にはとんでもなく嬉しかったことに違いない。話は続くがここでは省略。
世間に於いて「私の趣味は登山です。丹沢にも良くいきます」と云う人がいる。その丹沢の山は大山であり、鍋割山であり、搭ノ岳である。
そして健脚の人は丹沢山、檜洞丸、蛭ヶ岳がプラスされる。探究心のある人はその上に大室山、畦ヶ丸、菰釣山と登るだろう・・。
その範囲が一般的であり常識である。
そこで地蔵平に行かれた事はありますか?水ノ木には?と聞いてもそれは聞く方に無理がある。釣屋さんならいざ知らず、一般の人には
用の無いところなのだ・・。偉そうにそういう俺も4年前に「誰も知らない丹沢」に出会うまでは、俺には関係の無いところ・・!と
決め付けていた。林道歩き2時間!とんでもない!と思っていた。
「誰も知らない丹沢」にはまってしまった俺は狂ったようにS−OKさんのコピー山行をした。嫌でも西丹沢が出てくる・・。
二本杉峠、千鳥橋、地蔵平・・。大栂、富士見峠、織戸峠、椿丸・・。東丸、水ノ木、馬印、丸尾山・・。
聞きなれない、訳の分からない名前に困惑した。笹漕ぎ、茅漕ぎ、獣道、ダニ・・。ナニそれ・・!
引き返しの利かない俺は突き進んだ・・。前記に揚げた地に皆行った・・。場所によっては2回、3回・・。
この地蔵平にはいろんな方向から5回入っている。西丹沢に於いて一番親しい地になったのである。
今日の俺は本来の俺ではない!単独でヘルメットとピッケルを担いだ、むさ苦しいオジンの姿でないのだ・・。
目の前には尊敬する「師匠」(勝手に)さんがおいでだ。○藤さん、○森さん、ドラマの主人公のお二人・・。

夢と現実の織り交ざったドラマを目の前にしながら、何とも楽しい正に夢を見ているような一日であった。

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