OVA版/冥王・ハーデス編
トップへもどる

いよいよ、新作のアニメ・シリーズとして制作が進行中の
「聖闘士星矢★冥王ハーデス・冥界編」!
キャスト交替など、大きな話題でファン界を騒然とさせて
いますが、はてさて、どうなることやら…。
ここでは、その「冥界編」の前作「ハーデス十二宮編」の
見どころなどを、ダイジェストにして紹介しています。
感想や所見は、一ファンとしてのさかみはらの個人的な
シュミによる記述が多いので、ご了承願います。
 
ハーデス十二宮編の続編・各章は、それぞれ、以下の専用のページにて特集しています!
 「ハーデス冥界編〜前章〜」はこちら!   「ハーデス冥界編〜後章〜」はこちら!

〜OVA版・ハーデス12宮編について〜
「ポセイドン編」を最後に、TVアニメが終了して10年以上が経過した今日。かつて、アニメ化の
企画が一度頓挫してしまったこともあって、ファンにとっては非常に嬉しい企画でした。
今回はTVシリーズというより、OVAとしてのビデオ&DVDセールスが中心となっているため、
見逃してしまっているファンもいるかもしれません。作画や音楽等は旧シリーズの流れを継ぎ、
満足のいく仕上がりとなっているので、一見の価値は十分あると思います。
最も大きな変更点…というか、旧作ファンにとって違和感を覚えるのは、やはりボイスキャスト
でしょう。ただ、旧作キャストをできるだけ起用しようとしている姿勢には好感が持てます。
私は、あまり声優さんには詳しくないのですが、気づいた点をいくつか列記しておきます。
 ●主役の青銅5とアテナは、全員お馴染みの旧作キャストです。違和感ナシ〜♪
 ●黄金勢は、シャカ、アイオリア、老師、デスマスク、アフロディーテが旧作と同じ。
 ●ムウ、サガ(カノン)は、旧キャストの引退等による事情で代役が立てられた。「スパロボ」
  などで代役実績のある山崎&置鮎氏の声は、比較的違和感が少なくて良い感じでした。
 ●ミロ、カミュ、シュラは全くの新キャスト。あまり旧作に似てるとは思えないキャスティング。
  前キャストが個性的だったこともあり、私なんかも、かなり違和感を感じてしまいました。
 ●アルデバランも代役と思われますが、ほとんどセリフがなく、新キャストは不詳?
 ●白銀は、おそらく全部新キャスト。ミスティやアルゴルは、旧キャストが豪華すぎたためか、
  やっぱり無理でしたね。もともと、原作では出番なかったし、仕方ないか(笑)…。
 ●シャイナだけは旧作通りで嬉しい。ザコ青銅も新キャストだが、あまり気にならない(笑)。
 ●一番スゴかったのが春麗。アニメ声な旧作から、いきなり普通の声(?)になってしまった。
  違和感、大爆発だ〜!いったい、何を基準にして配役を決めているのか疑問です。

…という感じで、時の流れを感じさせつつも、旧作ファンを満足させ得る体裁になっています。
なお、主題歌はOPとEDが新調されてますが、初代OP&EDも一緒に使用されてますね。
ちょっと乙女チックな新OPだけでは、イマイチ「星矢」っぽくないという配慮があったのかな?
(OPで、なぜか貴鬼が美穂ちゃんたちと一緒にいるのが、個人的に気になりましたが…)
劇中BGMは旧作の流用で、「ペガサス幻想」アレンジ曲などが懐かしいところです。
「ハーデス編」イメージCDからも何曲か使われており、音楽ファンをニヤリとさせてくれました。
作品カラー的に、不気味ムードの選曲が多いです。どうせなら、主題歌も使って欲しかった!
OVA用の新録BGMはないみたいですが、パンドラの奏でるハープ曲などは、イメージCDの
パンドラのテーマのニュー・アレンジなので、この曲だけはOVA用に新録されたのでしょうね♪
あと、タイトルとか難しい単語が多くて(逡巡とか矜持とか…)、子供向けじゃない印象ですね。
〜各話紹介〜
(DVD全7巻・全13話)
概要 ポセイドンとの聖戦後、ついにアテナの封印の効力が失われ、アテナの真なる
敵である冥界の王・ハーデスと108人の冥闘士が、永い眠りから復活した。
かつてない激戦を予感したアテナや黄金聖闘士は、星矢ら青銅5を戦線から
外すが、それでも星矢たちはアテナの聖闘士として戦い抜く道を選ぶ。
そして12宮を舞台に、ムウやシャカたち黄金聖闘士とハーデス軍との死闘が
幕を開けるのであった。アテナの命を狙うべく、ハーデス軍の刺客として甦った
シオンやサガたちの真意とは…?今、聖域に愛と慟哭の小宇宙が交錯する!
第1話
  
新たなる
聖戦の
はじまり
ほぼ、原作に忠実なストーリー展開。ムウの前に現れた謎のボロ布男(笑)の
正体は誰か?そして、ハーデスの走狗と化した黄金悪役コンビ・デスマスク&
アフロディーテと、序盤の主役(笑)であるムウの戦いが始まる。ムウの戦闘や
必殺技の披露は、今回が初めて!その強さの前に、乱入してきた名ばかりの
主役(笑)星矢も、あわれ原作通りに、すぐさま退場させられるのであった。
デスマスクの変なセリフ(マンモスとかピッピッ〜♪)がないのが、やっぱり原作
ファンには悲しいトコロ…。とにかく、最初からテンション高いスタートで、週刊
ジャンプ連載時は、かなり燃えたものです。序盤は、ムウの主役度・120%!
第2話
 
慟哭の三人
星矢退場後、なおも続くムウVSデス&アフロ。二人がかりでも、ムウには遠く
及ばず、同じ黄金同士でもランク差が大きいことが明白となった。しかし、その
背後には、さらに強力な刺客達が?サガ&カミュ&シュラ…。今度の3人は、
さっきとはランクが違うぞ(笑)〜!そして、ムウのピンチに老師が登場する。
ボロ布男の正体も、教皇だったシオンであることが判明し、事態は風雲急〜!
また、青銅の出番を増やすために、原作には出てこない白銀の冥闘士が続々
登場してくる。まずは、変なドラ音を鳴らして現れた紫龍がアルゴルたち3人を
撃破。この時点で青銅5の実力が、既に白銀を超越していることを証明した。
第3話
 
蠢く者の影
怪しいハープの音と共に、パンドラ様初登場。同じく三巨頭のラダマンティスも
顔見せし、真の敵が姿を現し始める。瞬の描写も新しく挿入され、パンドラとの
関係をほのめかしている。紫龍同様、アルゲティら白銀3人組を一蹴し、なんと
辰巳ともバトルを…?アニメ専用の、タツミンの必殺技が見ものだ(ウソ)!
アルデバランは原作通りいきなり死んでます(泣)。ちょっとだけ、エピソードが
追加されてるけど、相変わらず強いのか弱いのかわからない扱いだ。今回は
原作通り長髪なのが良い感じ。あと、ラダのデス&アフロいじめが炸裂だ〜!
ラストは、謎の双子座・黄金聖衣の男とサガ達が対峙し、盛り上がりまくるゾ♪
第4話
 
半神の贖罪
たぶん、多くの人が予想したように、謎の双子座・戦士はカノンでした。ここに、
夢の兄弟バトルが勃発か…と思いきや、遠隔バトルのために戦闘そのものは
あっさり終わっちゃいました(泣)。原作ではアテナをかばって死ぬ(?)場面が
アニメ版ではなかったため、カノンの改心と参戦が、少々唐突に見えますね。
カノンへのお仕置きシーン(笑)は、ミロの唯一の見せ場なのかもしれない?
今回の青銅出演は氷河の番!例によって、ミスティら白銀トリオを難なく一蹴
するのだが、ここまでくると白銀たちがチョットかわいそうになってくるなぁ…。
なんか、「ハーデス編」のアテナ軍って、戦力をムダに消耗してる気がするぞ!
第5話
 
かりそめの
再会
デスマスクがいないので、無人のハズの巨蟹宮だが、そこでサガ達を襲う謎の
幻影?ムウに変わって、今度はサガが主役のような視点で物語が展開する。
彼らを翻弄する、強大な小宇宙の持ち主は誰か?…そうです、最も神に近い
男・シャカ様の登場です〜!私はシャカびいきなので、この辺からのストーリー
展開は、「星矢」全編の中でも一番好きなんですよね。もう、燃えまくり〜♪
原作にない一輝の乱入も、ファンには嬉しいトコロ。しかし、紫龍との内輪もめ
というのは、すでに内乱劇に食傷気味の視聴者にとって、いかがなものか?
必死に出番を確保し、主役をアピールする(?)星矢が何ともいじらしい(笑)。
第6話
 
古の闘士
原作通り、老師(童虎)とシオンのバトルが中心となって、ストーリーが進展!
原作では、青銅の中で1人目立った印象の紫龍でしたが、今回のOVA版では
星矢たちもチョコチョコ出しゃばってるので、あまり突出した感じがしませんね。
邪武たちを率いたシャイナのアネゴぶりも、アニメでは一層強調されてます。
神々の秘法“ミソペサメノス”の封印を解いて18歳に若返った童虎のセリフは、
声優サンも変わっているとはいえ、「ワシ…」とかのセリフは、思わず笑っちゃう
感じ(笑)。自分で、「童虎、聖衣装着ゥ〜!」って叫んじゃってるし…。
かくして、対等の条件になった二人の、第2ラウンドのゴングが鳴るのだった!
第7話
 
黒き衣の
群れ
パピヨンとムウの戦闘が主軸となって話が進行する。原作との大きな違いは、
星矢も乱入していることかな?戦力にはなっていないのが泣けるけど(笑)…。
ギガント相手にすら苦戦してしまう、星矢の実力って一体…?
アニメで見ると、モスラなパピヨンの異色さも、一段とアップしている感じです。
サイキック・バトルの特殊効果などは、画面的にかなりハイグレードなムードに
仕上がっていて、見ている方も思わず力が入るというもの〜♪
それにしても、12宮には抜け道や近道がないのが強調されているが、カノンが
どうやってミロたちに気づかれずにアテナ神殿まで行けたのか不思議!
第8話
 
逡巡の刻
ここで、ようやく青銅4が合流。原作とは違って、サガたちにやられた冥闘士の
死体を発見&解説する役になっている。出番が増えて、ヨカッタネ(笑)!
前半は、獅子宮でのアイオリアの戦いが描かれ、VSライミ戦が原作に忠実に
描かれている。後半は、処女宮でのシャカの戦いの序盤部分が描かれるが、
原作と違って、ギガントが裏切者(サガたちの変装)を怪しむくだりがない。
シャカの技は、アニメで見ると原作以上に、正義の味方っぽくない感じカナ?
三ツ矢サンの声の演技は、なんとなく歌舞伎調で、一輝と良い勝負だ(笑)♪
ちなみに“逡巡”というのは、“ためらう”というような意味らしいですけどネ…。
第9話
 
矜持の果て
タイトルからして、アダルト(変な意味じゃないよ〜!)なムードのお話。
仏陀が出てきて宗教論を説いたりする様は、もはや子供向け番組ではない。
“矜持”というのは、この場合、シャカやサガたちの互いの信念みたいなものを
指しているのだと思いますが…。シャカの数珠の設定に関連して、原作よりも
キチンと冥闘士の数がカウントされているのが、芸が細かい感じでGOOD!
イメージCDの曲も使われていて、黄金の究極対決図を盛り上げてくれます♪
私的には、ひいきキャラ・シャカの主役回ということで、とても印象深いです。
シオンと童虎以外の黄金では、やはりシャカが最強か…と思わせる戦いぶり。
聖闘士の究極裏技“アテナ・エクスクラメーション”を受けたシャカの運命は?
第10話
 
金色の激突
シャカ入滅!アルデバランが気の毒(笑)になるくらい、最期のシーンは丁寧に
描かれ、全員でシャカの死を悼みまくるのだった…。オープニングでもわかる
ように、12宮編でのシャカの重要度の高さは、アニメでも再現されています♪
そして、アテナもシャカの辞世のメッセージを前に、その覚悟を決めた…?
いよいよクライマックスに突入した12宮の戦いは、乱入のミロを加えたムウ&
アイオリアのトリオと、サガ達3人組による黄金の団体戦!星矢たち青銅4が
見物する中、怒涛のアテナ・エクスクラメーションの撃ち合いになだれ込む!
結局、アニメ版でもミロは、冥闘士を倒す見せ場を与えて貰えないのか(泣)?
第11話
 
震撼の聖域
原作では、黄金トリオ同士の対決に紫龍一人が立ち会っていたが、アニメ版は
青銅4が揃っていたので、原作にないアドリブ(?)が多く見られるのが特徴♪
カミュと氷河、紫龍とシュラの対面などは、旧作ファンにとっても感慨深い。
青銅聖衣が小宇宙の高揚で黄金に輝くという設定も、ここで活用されている。
星矢ら青銅4が、擬似アテナ・エクスクラメーション(?)で黄金6人の小宇宙の
拮抗を破るというのは、アニメ特有の“主人公の出しゃばり演出(笑)”を上手く
利用していると思います。アイオリアがシュラをアテナ神殿に運ぶシーンでは、
「アイオロスは…」などという、原作にない問題発言も飛び出しましたケド…。
気絶した星矢が、ハーデスとの決戦をイメージで垣間見る…というサービスも
嬉しい。おかげで、神聖衣のカラーリングが水色系だというコトがわかったぞ。
そして、アテナの自刃にうろたえる青銅4に、シオンが衝撃の事実を告げる!
第12話
 
女神の聖衣
シオンによって明かされる、サガたちの真意と“アテナの聖衣”の秘密とは?
男泣きが大爆発する、車田マンガの真骨頂とも言うべき展開がヒートアップ!
星矢いわく…“デスマスクやアフロディーテまでが…”。ありがとう、君達の迫真
の演技がなければ、ハーデス軍の目をごまかす事はできなかっただろう(笑)。
“そーゆーコトは、先に言えよ!”的な展開ですが、まぁ、それは言いっこナシ。
原作との大きな違いは、アイオリアたち黄金3人とラダマンティスの戦闘が長く
描かれていること。ただ、ラダが一方的に強いだけなのが残念(泣)…。
原作にあった“ハーデスの結界のおかげで、聖闘士たちは実力が出せない”と
いう設定もウヤムヤになっているので、よけいラダが強く感じてしまう。
ついでに言うと、アテナの血の加護で進化した青銅聖衣のおかげで、星矢たち
だけは、ハーデスの結界に縛られずに動けるという設定もオミットされている。
第13話
(最終話)

 
決意の朝
黄金VSラダマンティスの戦闘に青銅4が乱入するのも、アニメのオリジナル。
でも、やっぱり役立たず?…ってゆーか、ラダが強すぎなのは変わりない。
原作では顔見せをした、バレンタインたち(ラダ配下の冥闘士・4人衆)も出て
こないので、彼らの分まで、ラダマンティス一人が頑張ってる感じだなぁ…。
ゼーロスのセリフも若干変わっていたりして、カゼもひかなかったようだ(笑)。
アニメでは氷河はカミュの直弟子でない(?)ためか、会話がちょっと淡白…。
パンドラと瞬の一瞬のデジャヴー(?)とかも、今後の展開が既にわかっている
アニメ版ならではのシーンで、以後のストーリーを予感させる嬉しい演出だ。
童虎&シオンによるエイト・センシズ等の説明も新しく挿入され、盛り上がった
トコロでシリーズ終了!…後の責任も、ちゃんと取ってよ〜東映サン(笑)♪

我ら車田演技賞!