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TVスペシャル「必殺仕事人2007」の設定を引き継いだ、最新のTVシリーズ!
「必殺仕事人2009」が、いよいよTVスペシャル&レギュラー番組として登場〜♪
新世代の仕事人、再び! 中村主水もレギュラーだ♪
概要 「必殺仕事人2007」に続く、新生「必殺」シリーズの第2弾…かな?
設定や話の流れは「2007」の後日談なので、前作を見ないとわからない。
今回は単発スペシャルではなく、レギュラー番組としての完全復活(?)だ!
第0話というべき「新春スペシャル」の後、毎週の1時間ドラマがスタート♪
見どころ 旧作ファンにとっては、中村主水のレギュラー化の功罪が気になるトコロ。
スペシャル版のゲストとして出る分は良いのですが、毎週のレギュラー版に
まで主水を出す必要があるのかどうかは、ちょっと微妙な感じです。
(現に、せんりつコンビもこうふくコンビとかぶるのか、SP以降登場せず?)
今のところ、元締とか知恵袋みたいな明確なポジションがないので、若手の
中に無理やり入り込んでるような気がして、余計に年齢を感じてしまいます。
「新春スペシャル」でのサプライズは、やはり玉櫛を早々に退場させたこと。
助っ人的な仕事人として仲間入りするかと思いきや、いきなりの殉死でした。
しかも、彼女の妹が入れ替わりに参入。ツンデレな姉の次は天然系の妹と、
なんとなくスタッフの妙な思い入れを感じさせる交替劇でした(笑)。
でも、今のスタッフにもキャラを死なせる勇気があることがわかったし、もしか
したらラストで涼次か源太あたりが…と、ハードな展開も期待しちゃいます。
音楽 OPを含めて、ほとんど旧作の流用がメインなのは「2007」と同じ。
特に「仕掛人」あたりの初期の懐かしい曲が、積極的に流用されています。
小五郎らのキャラクター・テーマは、前回の新曲が使われていますが、折角
新調された主題歌(エンディング)が、BGMとしてアレンジされていないのが
もったいないですね。やはり、殺しのテーマくらいは新録してほしかった…。
キャラクター ●渡辺小五郎
往年の主水と同じく、太刀で敵を斬り倒すスゴ腕の仕事人。
第二の主水というか、主水のパロディー的なキャラなので、二人が同時出演
してると、キャラがかぶってる感じが否めないです。同じ南町同心だし…。
強いはずなのに、後期の主水みたいな不意討ち戦法が多いのはナゼ?
●涼次
「新春スペシャル」の途中で、殺し技が変わりました。
仕込み針系の道具は「必殺」では多いので、毒殺の方が個性的で良かった
かもしれないなぁ…。相棒(?)も、玉櫛から如月にチェンジだ(笑)!
●源太
この人も、微妙に殺し技がチェンジ。刺殺に締め技もミックスされたみたい。
裏稼業に懐疑的で、精神的な脆さが目立っている。
第11話において、壮絶な殉死を遂げることに…!?
●匳(れん)
源太の替わりに登場した新メンバー。名前の漢字が、変換できない(笑)。
仕立て屋で、針に通した赤い糸を操った絞め技を得意とする一匹狼。
「悪たれ」と呼ばれるように、アウトロー的な言動が目立つ?
●玉櫛
段々と、仕事人の仲間になっていくエピソードが描かれるのかと思ってたら、
「新春スペシャル」で、まさかの殉死。結局、仕事人仲間にもならず仕舞で、
妹にポジションを譲る形での早期リストラになってしまいました(泣)。
●如月
「新春スペシャル」で殉死した玉櫛の妹。姉に替わり「スペシャル」のラストに
登場し、レギュラーとなる。今のところ仕事人組織とは全く関係がない、只の
天然系・お笑い担当(?)のマスコットキャラ。後で、仲間になるのかな?
●お菊
元締と言うよりは、依頼人との交渉役。殺しにも参加していない。
最近の元締には、昔のような威厳や怖さが欠けている気がするなぁ…。
●中村主水
スペシャルだけのゲストかと思ったら、レギュラーでした。
1時間番組では、若手3人だけの方がドラマになりやすい気もするけど…。
「仕掛人」の音羽屋みたいに、あんまり前線には出て来ない元締役の方が、
年齢的にも合ってるのではないかと思えてくる、今日この頃…。
私見 始まったばかりですが、やはり作品カラーは「2007」と同じ感じですね。
若い役者さんによる「必殺」のリメイクみたいな雰囲気なので、過去の「必殺」
シリーズとは一線をひいて考えた方が良いかもしれません。
実際、冒頭の「必殺シリーズ」のアバン・タイトルもないし、サブタイトルすらも
ないみたいです。アイキャッチなど、従来の伝統的スタイルは全て一新され、
EDの主題歌もドラマの一部になっちゃってますね。
主水が出てないと、「必殺」のパクリ番組と間違えちゃうかも(笑)…?
放映日 「新春スペシャル」…2009年1月4日 / レギュラー版…1月9日〜6月26日
〜必殺仕事人・2007〜
各話・雑感
新春
スペ
シャル

(1/4)
「必殺仕事人2007」で仮結成された、新仕事人たちの後日談を描いた一作。
社会的弱者の老人たちが私利私欲に奔るワルに虐げられ、その怨みを晴らす!
ゴリさんが悪徳商人として出てたり、独自の正義感を持つ浪人(小五郎の旧友)が、
結局カネと権力の前に堕ちて悪側に回ったりと、殺され役の個性も悪くなかった。
何より、その浪人の裏切りで玉櫛が殺されたのが、本作一番のサプライズかな?
ラストで、いきなり櫛の妹の如月が登場するという、ヒロイン役の交替劇も見ものだ。
涼次と源太の殺し技は、そんなに急いで変える必要もなかった気がするケド…。
第1話
(1/9)
毎週の一時間・レギュラー番組としてスタートした第1回。
殺る相手は、情事をネタに、ユスリたかりや殺しを行う、悪徳ホストクラブの一団。
改心したかに見えた悪徳ホストが、結局は保身に奔って、小五郎に殺されるあたり、
意外と今までにないパターンだったかもしれない。
一方、姉の死を知らされた如月は、今のところ仕事人仲間との関わりは全くナシ。
主水の出演意義に疑問が出てきた矢先に、とうとう、せんりつコンビも出なくなった。
第2話
(1/16)
辻斬りなどの暴虐を尽くす、剣術道場の道場主親子&門弟一味に闇の裁きを下す。
善人かと思いきや、結局ワル側になっちゃった道場主役の目黒サン。
藤田さんに限らず、昭和期の時代劇名優の皆さん、やはり時代を感じさせるなぁ…。
主水はともかく、小五郎までが不意討ちやだまし討ちをするのは、チョット残念。
強いんだろうから、剣客VS剣客の真っ向勝負を見たかったのにねェ…。
ところで、せんりつに続き、如月まで出なくなったのは、どういうキャラクター・シフト?
第3話
(1/23)
既に病死していた人気浮世絵師の絵が、裏で偽の影武者絵師らによって代筆され、
その悪事に加担していた絵師が心変わりするや、口封じに消されていたという話。
最近の「ヤンジャン」とかによくあるだけに、H本の袋とじには笑っちゃうなぁ(笑)。
お菊は元締というより、昔の“なんでも屋の加代”みたいなポジションになってきた?
今回も出番のなかった、せんりつコンビや如月は、セミ・レギュラーなのだろうか?
ヤラレ役の西田サンも、昔の特撮ヒーロー物期と比べて、年月の経過を感じさせる。
第4話
(2/6)
阿片で大儲けしているワルの旗本、そして暗闇奉行と名乗る奉行所の同心が標的。
悪企みを探索していた若き同心も、結局、罠に嵌まって惨殺されてしまうのだった。
暗闇奉行なんていう大層な敵が出るので、役人の小五郎や主水が大活躍するかと
思ったら、単に手裏剣投げが得意なだけのセコイオヤジを退治しただけとは(泣)!
スリネタで久々に如月が出たけど、只のトラブルメーカー兼お笑い役に終始してる。
小五郎と涼次が対立しても主水は知らん顔だったり、主水の隠居度が高くなった?
第5話
(2/13)
大仏建立を名目に、手抜き工事や商い税導入で僧侶や寺社役人が大儲けを企む。
それに気付いて訴え出ようとした大工一家が口封じに消され、その怨みを晴らす!
今回も、平サンとか往年の時代劇名優が、敵側の悪役で出てるのが嬉しいトコロ♪
せんりつコンビが出ないので、主水はすっかり番屋での相談役になってしまった。
ラストは小五郎がボス敵を倒してエンディング→こうふくコンビとのお笑いオチ…と、
定番のパターンが確立したようだ。ちなみに、如月は今回出番ナシ。
第6話
(2/20)
インチキ治療で金儲けをする悪徳医師と陰陽師。さらに、善良な寺社役人が病床の
妻を救う金欲しさに悪の仲間入りをし、小五郎は苦い思いで一刀を振るうことに…。
今回は、主水が出ないのかと焦った(笑)。あれじゃあ、ほとんどチョイ役だよねェ。
もっとも、昔の「仕置人」みたいに、主水が全く出ない回というのもアリかもしれない。
第7話
(2/27)
米の買い占めで相場を操り、庶民を苦しめる悪徳豪商。涼次と如月が知り合った侍
も、その一味にいいように騙されたあげく殺されてしまう。久々に如月が登場。
こうふくコンビのやってるコトは従来のせんりつコンビのリメイク的コントであるので、
「そういえば、以前こういう話もあったなぁ…」と、懐かしい余韻が心地よい(笑)♪
第8話
(3/6)
粗悪な偽小判を鋳造し、私腹を肥やそうと企む一味が殺しの的。主水の旧知のスリ
の一家が、偶然その偽小判の見本をスリとってしまい、それが災いして抹殺される。
主水と名人スリの間柄は、銭形とルパンみたいなものだったのだろう(笑)。
スリがからむ話だったので、てっきり如月も出るかと思ったら出なかったなぁ…。
第9話
(3/13)
裏で不正入学がはびこる名門学問所。不正への加担を拒んだ清廉な講師が、陰謀
によるモンスターペアレントの餌食となり、遂には自害に見せかけて殺されてしまう。
不正入学の話は「必殺」では珍しくないが、怪物親は流石に平成ならではのネタだ。
それにしても、小五郎の家に保護されてた、あの子供はいったい何だったんだろう?
第10話
(3/20)
今回は、かなりの異色作。黒頭巾なるサイコ無差別斬殺魔の母が、息子を庇うべく
下男を身代わりに仕立てた上で家臣に殺させるが、それをネタに家臣にはユスられ
るは、息子の狂気は続くはで、どうしようもなくなって息子達の殺しを仕事人に依頼。
結局、最後は息子かわいさに叛意した依頼人もろとも始末することになってしまう。
「仕切人」1&2話以来の、まさかの“次回に続く!”エピソード。4月に終わった場合
は、この前後編が最終回だったと思われるような、危機的内容がてんこもりである。
白昼に黒頭巾相手に立ち回り、殺しのエモノを人目に晒した涼次は、叛意した依頼
人に殺しの現場を見られながらも口封じできず、仕事をおりていた小五郎に尻拭い
される結果に…。更に源太は、トドメを刺しきれなかった相手に逆襲され、棒切れや
大石を振り回すという仕事人とは言えない様な稚拙な殺しをした上、小五郎の同僚
の同心に、その場を見られてしまう。その時、彼らの背後に忍び寄る小五郎は…?
殺しのエモノを衆目に晒し、あまつさえ仕事の目撃者を見逃してしまった涼次。
仕事人らしからぬ粗暴な殺しをし、更にはその場を役人に見られてしまった源太。
二人ともミスの連続で、小五郎に至っては“ドジを踏んだ仲間”と“目撃者たる同僚の
善人同心”2人をどう始末するのかという、「必殺」的タブーにまで挑戦する事に…!
6月までの放送延長が決まってるのでアレだけど、処理の仕方によっては「2009」
の評価を大きく左右する一篇になりそう。主水が歳のせいか、仲間に対する制裁が
甘い分、逆に小五郎のハードさが目立ってる感じ。タブーを超える傑作となるか?!
第11話
(4/10)
10話の続き。尋問する同心から逃げようとする源太。その背後には、二人とも抹殺
しようとする小五郎の粛清の刃が光る。…が、主水が上手くごまかした事でひとまず
場は収まり、確執を残しながらも波乱の一夜は終焉する!そして、心乱れる源太を
襲う次なる試練。凶悪な詐欺師一党が、彼の母を騙り、その悪事に利用しようとして
いたのだ。奇しくも、その悪事は作太郎によって露呈し、仕事人への依頼となった。
だが、自分の母を名乗った女に対する慕情を捨てきれない源太は、彼女に自首する
ことを勧めた。そして、女の演技に騙され油断した源太は、致命傷を受けながらも、
最期の力を振り絞って女にトドメを刺す!仲間達の見守る中…源太は火葬に…?
放送延長が決まったのに、番組中盤で敢えて源太を殉死させたのはサプライズ!
ただ、殉死シーンに時間をかけすぎたのが仇となって、演技力の未熟さが目につく。
「必殺」というよりは、「太陽にほえろ」の殉死みたいになっちゃった気がするなぁ。
最後のB級ホラーみたいなオチも意味不明? まさか、どっかの宇宙戦艦の艦長の
ように、“死んだことにして治療中だった”なんてコトになるんじゃあるまいな(笑)?
そう言えば、展開的に新メンバーが「助け人」の龍の如く加入してくるかと思ったら、
予告を見る限り、そんな気配はないみたい。如月じゃ無理だろうしなぁ…。
最初の主水の陳腐なゴマカシも無難すぎて、残念ながらポイントはマイナスかな?
あと、殺しのシーンでは主水&小五郎の婿殿タッグが実現したんだけど、もっと二人
揃ってハデに斬りまくってくれれば良かったのに…。
総評して、期待していた“掟破り”な展開も見られず、タブーは超えられなかった。
また、実の妹相手でも仕掛ける梅安なんかを知ってる旧作ファンにとっては、源太の
殉死劇に仕事人らしさを感じられない点も否めない。
6月の“真の最終回”がどうなることか…。こうなったら、涼次も死なせちゃうとか?

      <源太…死す!?>
              第11話より
 
母を騙った女詐欺師のだまし討ちで致命傷を負い、最期は
刺し違える形で散っていった源太。それは、仕事人の殉死と
言うよりは、仕事人になり損ねた青年の哀しい末路と言った
方が良いのかも…。火葬シーンでの、ホラー演出は謎?
第12話
(4/17)
大盗賊とつるんだ奉行所の役人が殺しの的。その黒幕は、上辺では名奉行を演じる
南町・新奉行だ。そして、出来心から盗みを犯した貧乏浪人が大盗賊の身代わりに
でっち上げられ、極刑に処されてしまう。4人の的の内、主水・小五郎・涼次が3人を
仕留めるが、最後の4人目は、小五郎を出し抜いた謎の人物に殺されるのだった。
展開からして、最後に新メンバーが登場しそうだと思ったら、本当にそうだった(笑)。
なんとなく、秀の初登場時を思い出す。シルエット登場だが、その正体は一体誰だ?
 @炎の中から蘇ったフェニックス源太 A源太ソックリの双子の弟・源二
 B十年後の未来から来た作太郎 C実は如月 …なんて、妄想・大爆発中(笑)!
最終回まで、ずっとシルエットだけだったりして…。これで、ギャラの問題も解決だ!
オープニングからは源太(如月も?)が消えてるけど、なぜかEDのキャストには…。
新仕事人(?)の殺し技が、源太に似た締め技らしいのも、謎を深める演出かな。
作太郎の退場など描写不足の部分もあるが、今回もワクワク感を残した続き方だ。
ちなみに、謎の人物に殺された盗賊役は、なんと「仕舞人」でお馴染みの本田氏!
第13話
(4/24)
前回の続きからスタートする、新キャラ・匳の登場エピソードである。定額給付金ネタ
がさっそく使われており、実際にありそうな悪企みだけに笑いゴトじゃないかも(笑)。
その公金を不正受給し、それに利用した帳外れ達を用済みになるや口封じに虐殺。
この被害者の世話を見ていた匳が、小五郎の裏稼業を知った縁で、仕事の加勢を
依頼してくる。匳のキャラについては、もうしばらく様子を見ないと何とも言えない。
新人登場時の通過儀礼として“小五郎VS匳”の対決っぽいシーンもあるが、通常は
互角の勝負をするところを、今回は小五郎が一方的にアドバンテージをとった感じ。
おかげで匳が弱い印象が残るが、「2009」が小五郎ヨイショ作品だという証拠かも?
匳の正体判明にもっと時間をかけるかと思ったら、意外とあっさり名乗り出て残念?
BGMがアレなのは、やはり坊主頭と赤い糸が印象的だった左門へのリスペクトか。
第14話
(5/1)
ストーカーに狙われた町娘を助けた同心が、いつの間にか自分自身がストーカーと
化してしまい、娘を拉致した挙句に殺害するにまで及ぶ。その娘の友人役に如月が
出るが、やはり仕事には関わってこない。匳も何気に仲間入りしており、今回は的の
数が少ないということもあって、悪の岡っ引きを“涼次&匳”のタッグで仕留めた。
関係ないけど、ストーカー描写のミステリーBGMの使い方が、なかなか凝ってる♪
第15話
(5/8)
涼次が悪になってしまった昔の女を始末する話。悪女一味は、一流料亭を乗っ取る
ために玉の輿を利用し、亭主もろとも家族を次々と消していく。源太とかと比較して、
恩人でもある昔の女を、特に躊躇もなく始末するあたり、涼次のドライさが目立つ。
逆に、さりげなく匳が人の良いところを見せており、好感度がアップしたかな(笑)?
第16話
(5/15)
毒小豆の処分に困った某藩重臣が、小豆屋や医師と組んで致死量に至らない配合
を施したブレンド小豆を売るという、食品偽装に通じるような社会風刺ネタなお話。
サイコっぽい小豆屋番頭のせいで死者が出るあたりに、ミステリー物な要素もアリ。
匳もヤンキー仕事人のキャラを確立させつつあり、涼次とのコントが良い味を出して
いる。しかし、死ぬかもしれない毒小豆の試食を、笑顔で騙して匳にさせた涼次は、
シリーズのレギュラーの中でも凶悪度ナンバー・ワンと言えるだろう(笑)。
第17話
(5/22)
ゴミ屋敷をカモフラージュに始末屋(死体処理の裏稼業)をしている主水の昔馴染み
の女が、盗賊団の隠していた5千両で捨てられた年寄りの面倒をみることになった。
だが、盗賊団の襲撃を受けて年寄り達共々惨殺され、その怨みを晴らすことに…!
匳も相変わらず、社会的弱者には親切というキャラクターを生かしている。
いきなり「助け人」のBGMが出たり、主水の殺しが「X」になったりと選曲が楽しい♪
第18話
(5/29)
小五郎が誤解から殺しの的にかけられるお話。昔、小五郎を慕っていた茶屋の娘が
白骨死体で発見され、その妹が「犯人は小五郎である」と勘違いしてしまう。
真犯人は小五郎とも面識のある役人で、義父殺しの現場を娘に目撃され、口封じに
始末したのだった。結局、妹も同じ悪一味の手にかかり、その怨みを晴らすことに!
第19話
(6/5)
玉の輿を利用して、大店を乗っ取ろうと企む悪女一味。女には姉がいて、幼少の頃
自分を虐待していた父親を殺めたのだが、その罪を被ってくれていた姉をも邪魔者
として消してしまう。そして、姉の方と仲良しになっていた如月が、今回の頼み人に。
ようやく如月が仕事人に絡み始めてきたが、最後に涼次たちの正体に気付くのか?
放送も、残り僅かになってきて、また何か大きな動きがあると面白いのだけど…。
ところで、安すぎる仕事料にグチらない主水って、なんか物足りない気がする(笑)。
第20話
(6/12)
藩金着服の罪を2人の家臣それぞれに陰謀で擦りつけ、お互い糾弾させあった上で
斬り合わせた。一人は生き残って出奔するが、殺された方の娘が仇討ちに現れる。
そして、二人は恋仲だったことから裏の陰謀に気付くが、あえて仇討ちの場に臨む。
だが、仇討ちの場は邪魔者を抹殺する悪一味の罠であり、二人は共に斬殺された。
武家の哀しい性に殉じた犠牲者たちの怨みを、仕事人がやるせない想いで晴らす。
第21話
(6/19)
“最終章”ラスト・エピソードの前編。予告の巧妙な編集に騙された感もアリ(笑)…?
大老暗殺を企む過激派老中の組織に潜入していた大老派の間者が小五郎の剣の
恩師だったことから、仕事人が権力争いの渦中に巻き込まれる。スパイがバレた男
は非情にも大老に見捨てられ、自ら小五郎に介錯を依頼して果てるが、その直前に
謎の仕事人に老中の殺しを頼んでいた。だが、その鬼面仕事人は善悪の見境いが
ない外道集団だった。その外道仕事人の乱行と、老中が自分を狙う仕事人狩りを始
めたことから、江戸中の不審者が密告により捕縛され拷問されるという事態に陥る。
小五郎は一人残された恩師の妻に仇討ちの仕事を頼まれるが、いざ仕事に臨んだ
最中に謎の鬼面仕事人が乱入!混戦の中で肝心の老中を仕留めそこなった上に、
お菊を逃がすためにオトリとなった涼次が、敵の手に落ちてしまうのであった。
果たして、涼次の運命や如何に…? そして、謎の鬼面仕事人の正体とは〜?!
中盤の源太殉死編で免疫があるものの、さすがに“最終章”だけあってテンションが
高めの前後編。特に謎の鬼面仕事人を加えた三つ巴の対決は「必殺」では珍しい、
ガンダムみたいな展開でGOOD♪ その鬼面仕事人の正体が気になるところだが、
何らかの伏線があるのだろうか? もしかして、さりげなくゲストの火野正平(笑)?
一番の問題は、囚われて拷問を受ける涼次の末路。さて、どうなることやら…?
 @仕置人パターン…涼次の救出に成功。一同は解散し、それぞれに旅立つ。
 A助け人パターン…涼次が責め殺され、残ったメンバーで仇を討つ。
 B仕事屋パターン…仲間の秘密を守るため、涼次は壮絶な自刃を敢行。
 C仕置屋パターン…救出劇の中で、匳が憤死!結局、涼次も死んでしまう。
 D仕業人パターン…涼次は如月と脱出するが、二人とも仲良く惨殺。
 E新・仕置人パターン…涼次は再起不能、匳も戦死。主水&小五郎が仇を討つ。
如月がからみそうなので、Dあたりだと面白そう。でも、@っぽい気もするなぁ…。
お菊の過去話も、鬼面仕事人の頭の正体とかに帰結すると興があるのだけど…。
あと、最終章とはいえ、公然の場で刀を抜こうとキレる小五郎、大勢の目前で殺しを
してしまう匳、ラストの特攻涼次など、ややヤケクソ的な行動が気になったかも…。
何かとリアクションがイマイチな主水に不満が積もる一方で、愛想が良くなった匳は
好感度が急上昇。次回作のことを考えると、やはり殉死するとしたら涼次しかナイ?
今回はエンディングも見せ場のためか、スタッフ・ロールがなぜか底の横流れ(笑)。
最終話
(6/26)
いよいよ、最終回。“さらば、仕事人!”(笑)。
囚われの涼次は仲間の情報を白状するよう過酷な拷問を受け、やがて如月も共に
責めを受けることになる。そして、生き残った老中は仕事人をあぶりだすため瓦版を
悪用して情報操作を行い、仕事人の評判を地に落としていった。そんな中、自身の
保身に執着する大老の手の者によって、小五郎の恩師の妻も口封じに消され、その
口から最後の仕事が依頼される。罠と承知の上で、涼次の救出とやり残した仕事を
完遂すべく、仕事人たちが決起。最後の的は、老中と大老、悪徳瓦版の版元、猟奇
拷問人だ。老中の屋敷に討ち入る一党だが、そこには謎の鬼面仕事人達も乱入!
修羅場と化した場で、小五郎は鬼面仕事人の正体が、お人よしの同僚同心であった
事を知る。表の法の番人としての無力さを嘆いた男は、いつしか偏見的な法で悪を
裁く闇の仕事人に堕ちていたのだ。目前で力尽きる同僚の最期をやるせない想いで
見送る小五郎達は決死の覚悟で次々と的を仕留め、拷問で深い傷を受けた涼次も
また、拷問人を討ち果たして九死に一生を得る。最後の仕事は終わった…。如月と
共に江戸を後にする涼次。何事もなかったように日常に戻る主水や小五郎たち…。
結局、涼次も如月も拷問でダメージは受けたものの生還。誰も殉死しない、ハッピー
エンド的な結末という感じ。涼次は失明っぽい演出もあったけど、一時的なものか?
如月も、どこまで仕事人の正体を知ったか明言されてないけど、流石にあの状況で
気がつかないほどオバカじゃないよね(笑)。
むしろ一番のサプライズは、あの伝七が鬼面仕事人の頭だったこと。今まで前兆が
なかっただけに驚きだ!10話の目撃者だけでなく、こんな大役まで用意されていた
とは…。その分、唐突なこじつけ感は否めないけどね。問題は、弱すぎること(泣)。
小五郎とコンビで敵を殲滅し、最後に一騎討ちするぐらいの大物なら良かったのに。
火野正平も、ただの(?)ドSな猟奇的拷問人だったか。主水との対面もナシ!
「新・仕置人」ラストを彷彿とさせる涼次と如月だが、「必殺」的な悲壮感は無かった。
最後なのに、せんりつコンビが揃わなかった点も寂しい。
他にも、小五郎が無敵の大量破壊兵器すぎて、的だけを暗殺するのが信条である
「必殺」道から外れ、違う時代劇みたいになっちゃったのも気になるかなぁ…。
本作が小五郎ヨイショ番組とはいえ、チョットねェ…。主水にも見せ場が欲しかった。
少なくとも、この「2009」は“主水シリーズ”と言うよりは“小五郎シリーズ”だよねェ。
残念ながら殉死者もなく、ハードな終焉を期待していた人には甘い結末だったかも。
私も、初見が「新・仕置人」だったファンなので、どうしても巳代松や鉄と較べちゃう。
涼次の正体に感づいたはずの如月の反応も、「仕事屋」あたりと比較するとサッパリ
しすぎてるよね。そう言えば、お菊の過去も放置されたまま。せめて、2時間枠なら、
鬼面仕事人側の描写も含めて、未消化な部分にも触れられたのだろうけど…。
色々と不満な点もあるけど、総じて新しい「必殺」ワールドの第1歩としては成功した
のではないだろうか。匳も良い方向にキャラが立ってきたし、次回作の可能性アリ!
新情報の予告とかはなかったけど、「仕事人2010」は実現するのだろうか?