トップへもどる
必殺シリーズ・殉死者特集
 
ここでは、「必殺シリーズ」の歴史の中で、非業の殉死を遂げた闇の殺し屋たちを
紹介しています。中には生死がハッキリしないキャラもいますが、
個人的に“逝ったな…!”と思うキャラは、すべて殉死扱いにしちゃってます(笑)。
「必殺」と言えば、やはり最終回とかの殉死エピソードが好きなものですから…。
昔、同人誌で特集した時にも、マニアックなファンには好評だったのですが、
「必殺」の魅力を再発見する上で、何かの参考になれば幸いです♪
1作「仕掛人」と2作「仕置人」では、レギュラー・キャラの犠牲者は出ておらず、3作「助け人」
で初の犠牲者が出ました。これ以降、最終話の解散劇で、仲間が一人二人犠牲になるのが
通例になっていったようです。
「助け人走る」
(第24話)
為吉
殺し屋ではなくいわゆる情報屋だが、「必殺」初の殉死者。
助け人の裏稼業を暴こうとする凶悪な役人に捕まり、過酷
な拷問の末に責め殺されてしまう。この事件を機に、残った
助け人たちも、奉行所に目をつけられることとなった。
「助け人走る」
(最終回)
レギュラー殺し屋としては、初殉死者。仲間達を追っ手から
逃がすために、捨て身の立ち廻りを演じた。
満身創痍の状態で、敵もろとも橋から川に落下!二度とは
浮かんでこなかったが、生死不明の可能性もある?
「仕留人」以降、殺し屋仲間だけでなく、裏稼業には無関係のハズの家族・友人にも犠牲者
が出るようになりました。今回の特集の対象にはなっていませんが、貢の妻・あや、政吉の
情婦・おまきなど、何も知らない縁者たちが、巻き添えをくらうような形で死んでいったのは、
裏稼業に生きる主人公たちの宿業を演出するためだったのかもしれません。
「暗闇仕留人」
(最終回)
糸井 貢
裏稼業に懐疑的になっていた彼は、殺しの相手を前にして
一瞬躊躇したことから反撃をくらい、致命傷を受けてしまう。
大吉の心臓マッサージで一度は蘇生したかに思われたが、
ひとこと言い残しただけで、そのまま息絶えてしまった。
「必殺必中仕事屋稼業」(最終回)
利助
情報屋的なポジションだが、実戦に対応できるだけの技も
持ち合わせている。おせいの命を狙う暴漢との立ち廻りで、
刺された傷が致命傷となり、殉死を遂げる。
「必殺必中仕事屋稼業」(最終回)
政吉
仕事屋の裏稼業を暴こうとする悪質な役人に捕まり、拷問
を受ける。仕事屋の全容を白状するよう執拗に責められ、
このままでは自分の母親であろう、おせいの身にも危険が
及ぶと察した彼は、おせいの目前で自刃して果てた。
「必殺仕置屋
稼業」
(最終回)
印玄
敵対することとなった裏稼業の闇組織に囚われたおこうを
救出に向かうが、乱闘の中で銃弾を受け、敵ともみ合った
あげく、共に屋根から転落して絶命する。
「必殺仕置屋
稼業」
(最終回)
おこう
主水に裏稼業の依頼を持ち込む、事務的な元締役。
同業の闇組織と敵対することとなり、囚われの身となった。
拷問を受けながらも黙秘を続け、市松らの手で救出されは
したものの、拷問で受けたダメージによって死に至る。
「必殺仕業人」
(最終回)
赤井 剣之介
手にかけた相手の縁者らが、仇討ちのような形で仕業人を
狙ってきた。敵に囚われて拷問を受けながらも、かろうじて
お歌とともに脱出するが、すぐに追っ手がかかり、乱闘の末
お歌ともども惨殺されてしまう。
「必殺仕業人」
(最終回)
お歌
敵に囚われた剣之介を救おうと、敵陣に潜入。
なんとか2人で脱出できたものの、剣之介の体はボロボロ。
大勢の追っ手に追いつかれ、逃げきれずに斬り殺される。
殉死者特集で忘れられないのが「からくり人」!なんと、殺し屋5人が全滅してしまうのです。
こういう展開は後にも先にもこの作品だけで、モチロン死亡率もダントツのトップ(笑)だ!
あと、「血風編」のおいねみたく、死んでもないのに本編から急に退場したキャラもいます。
「必殺からくり人」
(第1話)
壷屋 蘭兵衛
1話で、いきなり退場してしまった「からくり人」初代・元締。
ライバル殺し屋組織「曇り一家」によって暗殺されてしまう。
レギュラーというよりは、ほとんどゲスト扱いっぽいのだが、
設定的にも重要人物なので外せない。
「必殺からくり人」
(第12話)
夢屋 時次郎
恩人である蘭学者の仇討ちをするため、単身、大物相手の
仕事に挑む。結果は、想定外のアクシデントによって失敗。
もとより死は覚悟の上であったため、全身に火薬をまとい、
身元がわからないように自爆して散った。
「必殺からくり人」
(最終回)
藤兵ヱ
曇り一家との全面戦争に突入後、最初の犠牲者となる。
だまし討ちに始まり、大勢の刺客を相手にしての水中戦!
挙句の果てに短筒で撃たれ、奮闘むなしく倒れてしまう。
「必殺からくり人」
(最終回)
天平
敵の奇襲による火薬の暴発で失明。眼が見えない状態で、
敵の本拠地に自爆覚悟で乗り込む。転んだ拍子に自爆して
しまったように見えるが、後日、スペシャル「仕事人大集合」
で再登場&再爆死したところを見ると、生きていたのかも?
「必殺からくり人」
(最終回)
花乃屋 仇吉
蘭兵衛の跡を継いだ「からくり人」の二代目・元締。
天平の自爆によって修羅場と化した敵アジトに駆けつける。
最後は、短筒を構える敵首領・曇りに対し、バチを投げつけ
応戦。刺し違えることとなった。
「必殺からくり人
血風編」
(最終回)
直次郎
悪友の裏切りで裏稼業がバレてしまい、役人たちを相手に
大乱闘。かろうじて逃走したものの、深手を負い、仲間らに
遺書を残しつつ息絶える。
最終回の解散劇としては白眉ともいえる「新・仕置人」。鉄や虎の最期はモチロン、精神的な
死人になってしまった巳代松の描写は、殉死以上のインパクトを与えてくれましたっけ。
「新・必殺仕置人」
(第40話)
死神
厳密に言えば、死神や虎は“仲間”ではないが、レギュラー
殺し屋として外せないキャラクター。最期は、悲運の最期を
遂げた恋人の後を追って、自らの命を絶ってしまうのだが、
ファンとしては、鉄や主水との決闘シーンも見たかった。
「新・必殺仕置人」
(最終回)
元締・虎
虎の会の腹心が裏切り、外道仕置人によって暗殺された。
天平と同じく、「仕事人大集合」で再登場&再殉死してしまう
のだが、虎の場合は、完全にパラレル設定だと思われる。
「新・必殺仕置人」
(最終回)
念仏の鉄
裏切り者の仕置人たちの計略に嵌り、拳を焼かれてしまう。
最後には宿敵と刺し違えるのだが、致命傷を負いながらも
遊郭に赴き、女遊びをしながら絶命するという、その死に様
こそが、彼の全てを物語っているのだろう。
「新・からくり人」は、最終回ではなく、途中回の7話で殉死者(塩八)が出ています。
また、「商売人」最終回では、主水の家族(生まれたばかりの赤子)が衰弱死(?)してしまう
ことに…。「富嶽百景」では殉死者は出ていませんが、葛飾北斎が犠牲者になってますね。
「新・必殺からくり
人」
(第7話)
塩八
悪党の悪巧みを調査中、いきなり銃撃を受けてしまう。
すでに致命傷を負いながらも、役人の目を引きつけるため
決死の思いで舞台に上がり、最期の噺を披露する。
やがて力尽きた彼は、そのまま壇上の露と消えた。
「必殺商売人」
(最終回)
新次
闇組織の裏切り者の陰謀によって、おせいの命が狙われる
ことになった。そして真実を突き止めた新次は、単身、敵陣
に乗り込み、裏切り者たちを仕留めるが、急所にくらった矢
が致命傷となって絶命する。
「翔べ!必殺うら
ごろし」
(最終回)
おばさん
記憶を取り戻し、生き別れた息子の所在を思い出したのが
裏目に出た。ようやく探し当てた息子の育て親一家を、ワル
一味の謀略から救おうとして、敵の手にかかる。
最期は、正十に看取られながら落命。
「仕事人」の途中回で情報屋の半吉が犠牲になりましたが、以降TVシリーズでは、ほとんど
犠牲者が出なくなりました。この頃は、番組やキャラの人気が高まり、あまりハードな殉死者
エピソードは敬遠されてしまったようです。「旋風編」の殉死も、「必殺」らしくない結果に…。
ちなみに「仕事人」最終回では、左門の妻・涼が、事件に巻き込まれて犠牲になっています。
「必殺仕事人」
(第26話)
半吉
幼馴染の娘の役に立とうと張り切るが、すべてはその娘が
出世するための謀略で、道具として使われただけだった。
結局、邪魔者となった半吉は娘の仲間によって惨殺されて
しまい、秀の依頼で仇討ちをすることになる。
スペシャル
「仕事人大集合」

鹿蔵
「仕事人」本編では、中途退場したまま消息不明だったが、
「仕事人V」の第0話にあたるスペシャル「大集合」で復帰。
異国の殺し屋集団の手によって暗殺されてしまう。
おりくとの縁も見え隠れするが、正史とするかは微妙?
「必殺仕事人X
旋風編」
(最終回)
西 順之助
仕事は無事に終わったものの、引き上げる途中の舟上で、
持っていた火薬に、火事の火の粉が引火してしまい暴発。
銀平もろとも海中に沈むが、銀平と違って死に際の描写が
なかったので、あるいは生死不明の可能性もある。
「必殺仕事人X
旋風編」
(最終回)
銀平
順之助と一緒に、誤爆した舟から水中に投げ出される。
順之助と違い、助けようとする政の手が届かないまま海の
底に沈み、二度と浮かんでくる事がなかったので、あのまま
溺死したものと思われる。
TVシリーズで殉死者が出なくなった反動か、同時進行的に公開されていた映画版の方で、
シリーズ後期の重要キャラたちが次々と殉死することになりました。しかも、「主水死す」では
ついに中村主水までもが…。ただし、最新作「仕事人・2007」での再登場の件に鑑みると、
映画「主水死す」はパラレルとして、“なかったコト”にしておいた方が良いみたいです(笑)。
また、最新作「仕事人2009」の新春スペシャルでも、玉櫛が早くも殉死してしまいました。
さらに、放送中盤のヤマ場となった10+11話の前後編では、源太も壮絶な殉死を…?!
映画「必殺!V
裏か表か」

実質、「激闘編」の最終話的な映画・第3作で殉死。
主水の窮状を救うべく、仲間と共に巨悪に挑むが、最後の
決戦における敵の殺し屋たちとの死闘で、仲間達の血路を
拓くべく大立ち回りを演じた末、力尽きて斬殺される。
映画「必殺!V
裏か表か」

竜・参と同じく、映画・第3作で殉死。
主水の窮状を救うべく、敵組織のアジトに殴り込みをかける
が、多勢に無勢の中で満身創痍となりながらも相手の骨を
砕き、壮絶な最期を遂げる。
映画「必殺!V
裏か表か」

竜・壱と同じく、映画・第3作で殉死。
主水の窮状を救うべく、秀・政・竜・壱と共に巨悪に挑むが、
追いつめられる中で敵に捕らえられ、見せしめに晒し首に
されるという、ショッキングな最期を迎える。
映画「必殺!5
黄金の血」

不死身の政も、ついに映画・第5作で殉死することに…。
作中でも、仕事人としての生き方への悩みが噴出しており、
それ故か、ラスボスの赤目と刺し違えることになった。
そして、彼の予言(?)した通り、次作では遂に主水も…!
映画「必殺!
主水死す」

中村 主水
新作「2009」で、何の説明もなく復帰している主水さん。
タイトル通り、この映画のラストで、昔の女に刺された上に
ラスボスもろとも爆死したように思われていたんだけど…。
パラレル扱いなのか、生き延びていたのか、詳細は謎?
新春スペシャル
「仕事人2009」

玉櫛
最新作「2009」での、直近の殉死者となった玉櫛。
信用していた浪人に裏切られ、斬殺されてしまう。
彼女の場合、仕事人仲間とは言いがたいが、オープニング
にも出てることだし、殉死者にカウントすることにした。
「仕事人2009」
(第11話)
源太
放送延長されなかったら、おそらく最終回だったと思われる
11話で、なんと源太が壮絶な殉死を遂げることになった。
母を騙った女詐欺師の騙し討ちが致命傷となるが、最期は
その女を仕留めて相果てる。火葬シーンに謎が残るが…?
この他にも、映画版やTVスペシャル&ワイド版では、一回限りのゲスト仕事人たちが犠牲に
なってますが、数が多い上に“ヤラレ役”的な扱いなので、今回は割愛しています。
「2009」のラストでも誰か死にそうだったけど、結局、涼次も如月も無事でしたね(笑)。
そういう訳で、とりあえず「2009」終了時点での殉死リストは、これにて完成版となります。