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単発シリーズ(非主水系)
“主水シリーズ”や“短期物シリーズ”以外の、レギュラー・単発シリーズの紹介です!
必殺仕掛人
概要 記念すべき、必殺シリーズ・第1弾!原作があるのが特徴…かな?
見どころ 梅安に代表される、プロ意識の高い殺し屋のストーリーが中心で、“闇”とか
“陰”のイメージが強い。最終話では、掟に厳しい仕掛人の組織性も見られ、
自由奔放で“陽”のイメージの強い次作「仕置人」などとは、かなり対照的!
放送禁止回が存在するあたり、お茶の間向けとは言えないトコロがある。
音楽 パターンが完成されていない分、選曲上でも色々な使用例が楽しめる。
スコア自体は「必殺」音楽の顔とも言うべきテーマ曲“パラパ〜♪”をはじめ、
ギターのOPテーマなど、“これぞ必殺!”という名曲がズラリと揃っている。
今なら「サントラ全集」で、ほとんどの曲を聴くことができますよ〜♪
キャラクター 藤枝梅安、音羽屋・半右衛門、西村左内、千蔵、万吉、おくら。
元締+殺し屋2人+アシスト2人のパターン。
レギュラーでも、梅安以外は出たり出なかったり、なぜか揃うことが少ない。
私見 再放送で見たので、「仕置人」とか「仕事人」の後に見てしまいました〜!
特に印象深いのは、大奥への潜入ミッションを描く、11話「大奥女中殺し」。
“旅モノ”で、天知茂が一人二役のゲストを演じた、第12話「秋風二人旅」。
津川氏演じるライバル仕掛人の組織と対決する、第15話「人殺し人助け」。
また、第1話(結成劇)や最終話(解散劇)も、必殺シリーズでは必見です!
放映期間 1972年9月〜1973年4月放映。全33話。

       <岬の千蔵、死す…?!>
    第30話「仕掛けに来た 死んだ男」より
 
この回は、敵に拉致された千蔵が、音羽屋への見せしめに
拷問で責め殺されてしまう。しかし、梅安の針治療で奇跡的
に蘇生したのだ。本来、殉死者1号は、彼だったのかも…?
また、この回では音羽屋もおくらも、ヒドイ目に遭っている。
助け人走る!
概要 必殺シリーズ・第3弾!単独シリーズだが、なぜか主水のゲスト登場も…?
見どころ 最初の殉死者を出した、記念すべき(?)シリーズ。「仕掛人」や「仕置人」を
別格にするならば、以降のシリーズの流れを決めた作品なのかもしれない。
後半に、新メンバー(龍)の加入があるなど、特有の設定がポイント高い♪
「仕事人」系を除けば、シリーズの中でも長寿の部類に入る作品だ。
音楽 必殺らしい良質の音楽が揃っており、前作の流用曲もバランス良くミックス。
個人的には、特にスキャット系の美しい楽曲群がマル…かな♪
「サントラ全集」にかなりの楽曲が収録されているが、挿入歌(?)らしき曲の
アレンジ音楽や日常曲など、未収録の素材も多いのが残念だ。
キャラクター 中山文十郎、辻平内、清兵衛、龍、利吉、為吉、お吉。
龍やお吉の加入、為吉や龍の殉死など、メンバーの交代劇も魅力!
私見 これも再放送で見たので、見た時期は遅かったです。「仕置人」が過激すぎ
て、タイトルからも「必殺」を外したとのことですが、その実、「必殺」らしさは
失われてません。むしろ、殉死者が出たり、役人と対決したりと、ハード通な
熱いエピソードが多く、マイナーながらも、お気に入りのシリーズなんです♪
おススメの話としては、主水のゲスト出演がイカス、第12話「同心大疑惑」。
初の犠牲者(為吉)を出した、前半の解散劇ともなる第24話「悲痛大解散」。
助け人を逆恨みする、凶悪な敵組織との対決をシリアスに描いた、第35話
「危機大依頼」!真の最終回であり、龍が殉死(?)する「解散大始末」など。
放映期間 1973年10月〜1974年6月放映。全36話。

       <助け人VS中村主水>
        第12話「同心大疑惑」より
 
助け人の裏稼業を探る主水(ゲスト出演)が、助け人たちと
対決するという、シリーズ・ファンにはたまらないエピソード。
しかも文十郎との激突シーンでは、秀みたいな空中戦まで
演じ、見事な体術と若さ(笑)を披露してくれました〜♪
必殺必中仕事屋稼業
概要 必殺シリーズ・第5弾!放送局の変更など、何かといわく付きの名作?
見どころ 緒形拳が“梅安”とは全く違うキャラクターで再登場。プロの殺し屋の典型で
あった梅安とは逆に、どこか危なっかしい若葉マークの殺し屋を演じた。
初の女元締・おせいと、実は親子である政吉との関係も危なっかしく、ストー
リーまで危なっかしいので、全編にわたってテンションが高いのが特徴?
音楽 「必殺」らしい曲が多いせいか、後のシリーズでの流用度が高く、主題歌の
アレンジ系以外は、かなり頻繁に耳にする。特にサスペンス系のBGMは、
代表的な名曲が多い。挿入歌アレンジの“殺しのテーマ”も、出色の出来!
今なら「サントラ全集」で、代表曲のほとんどを聴くことができるハズ…♪
キャラクター 半兵衛、政吉、おせい、利助。メンバー数は、必要最小限という感じ…?
おせいは、後の「商売人」のおせいと同一人物という説も根強い。
私見 まるで「カイジ」みたいな、ギャンブル漫画的な展開が楽しい第20話「負けて
勝負」は、例によって敵役の津川キャラの魅力も堪能できて、オススメです。
また、誤解が元で政吉がおせいを殺そうとしたり、半兵衛の裏稼業がお春に
バレたりと、最終話直前でテンパりまくってる第25話「乱れて勝負」も必見!
続く「どたんば勝負」では最終回の慣わしで、政吉と利助が殉死してしまうの
だけど、だんだんメンバーの死亡率が上がってきたような気がするぞ(笑)?
放映期間 1975年1月〜6月放映。全26話。
翔べ!必殺うらごろし
神の怒りか
仏の慈悲か…
 
怨みが呼んだか
摩訶不思議
合点承知の
 
必殺供養!
概要 必殺シリーズ・第14弾!「必殺」が大きな転換期ゆえに生み出した怪作?
見どころ シリーズ屈指の問題作…というか異端児的作品。もちろん、一つの時代劇と
して見れば非常に面白いのだが、「剣劇人」同様、これまで築き上げてきた
殺し屋の定義やブランドから逸脱してしまったのも事実。
サイコ時代劇…というのか、こういうジャンルって、とっても貴重だと思う。
音楽 「商売人」と並んで、平尾氏の手を離れたことから独自の音楽世界を構築!
曲数は少ないが、ミステリーな作品世界にマッチした秀曲が揃っている。
この作品の中でしか聴けず、特に主題歌とサブテーマのアレンジが多い。
今なら「サントラ全集」で、ほぼ完全に聴くことが可能〜♪
キャラクター 先生、おばさん、若、正十。メンバーもスゴイことになっている(笑)!
先生の超人的アクションと若の剛拳は、今や伝説として語り継がれている。
私見 怪談…というのとはまた違う、むしろサイコの先端を行く感じだったのかな?
当時はキテレツだったが、今リメイクしたら、逆にイケるんじゃないかと思う。
再放送の機会も少なく、残念ながら全話見れていないのですが、第1話とか
ラスト2話「死人が知らせた金のありか」「悪用した催眠術!勝てるか先生」
あたりはオススメ!最終話では、なんとおばさんが死んでしまうことに…!
放映期間 1978年12月〜1979年5月放映。全23話。
必殺仕切人
概要 必殺シリーズ・第22弾!あの勇次が、ついに仕事人から主演コンバート?
見どころ 勇次の出る「仕事人」でありながら、主水のいない「非・仕事人」という微妙な
位置にある本作。メンバーの豪華さは「激闘編」と並ぶが、勇次のキャラが
イマイチ決まらない印象を受ける。お国らが相手では、持ち味の悪態(?)が
つけない(笑)らしく、やはりライバル・主水や加代の不在は大きかったか?
音楽 当時、「必殺」が番組として一番クローズアップされていた時期だったことも
あり、サントラがリリース!その需要からか、本作でも新曲が多く作られた。
「仕事人」シリーズよりも、「仕舞人」系の曲風が多く見られる気がする。
今なら「サントラ全集」で、ほとんどの曲を聴くことができるので安心〜♪
キャラクター 勇次、お国、新吉、勘平、龍之助、お清、日増。必殺常連のベテランが多い
のが特徴。特定の元締は置かず、殺し屋5人+アシスト2人という超豪華な
大所帯!惜しむらくは、全員が揃う機会が少なかったことかな…?
私見 第1話のラストで、いきなり“スキゾーの運命は?!”とか、テロップが入って
次週に続いたのにはビックリした!シリーズ唯一の続き物なんじゃないか?
印象的なのは、メンバーとアクションの多さからくる“殺しの場面”の長さと、
ターザンやら狼男やら、「仕事人」以上にお遊びが強烈だったことかな?
最終話の、ニセ“仕切人”の登場なんかも、マンガチックで面白かったです。
放映期間 1984年8月〜12月放映。全18話。

      <仕切人VSニセ仕切人>
第18話「もしも、ソックリの殺し屋が現れたら」より
 
最終話は、見た目も殺しの技もソックリというニセ仕切人が
登場!漫画チックなネタが多い「仕切人」ならではの話で、
勘平なんかも、かなり苦戦してましたね。スキゾー&お清の
ニセモノのヤラレ方は、思いっきり“お笑い”でしたが(笑)♪
必殺まっしぐら!
概要 必殺シリーズ・第26弾!勇次に続いて、あの秀の主演作が登場だ!
見どころ 話数的には12話と短く、短期シリーズに入れるべき作品なのですが、先の
“勇次=仕切人”と並ぶ「仕事人」の番外作品として、こちらに分類しました。
二大闇組織の紛争を背景に話が進むあたり、「からくり人」を思い出させる。
最後にはドンデン返し(?)のラスボスが登場!この強敵に、メンバー全員が
ボロボロになりながら立ち向かっていく様は、まるで「聖闘士星矢」(笑)…!
音楽 主題歌「ゆれる…瞳」のアレンジが2〜3曲ある程度で、ほとんどが流用曲。
それでも、秀とヒロイン・若紫の甘い恋(笑)の描写にはピッタリだった♪
キャラクター 秀、東吉、お銀、綾麻呂、宗右衛門、さぶ。
私見 「仕切人」の勇次に較べると、秀の主役としての目立ちっぷりが際立つ。
公認(?)のヒロインや、刑事ドラマの上司みたいな元締、慕ってくれる後輩
と、完全に彼を中心とした人物構図が出来上がっているのが勝因だろう。
破格の仕事料といい秀の性格といい、「仕事人」とは別世界ができている。
最終回で、秀とヒロインが手を取り合って逃走(笑)していくラスト・シーンが、
この作品のすべてを物語っているような気がしてならない(大笑)!
放映期間 1986年8月〜10月放映。全12話。

      <大魔王VS秀パーティー>
     第12話「相手は江戸の大魔王!」より
 
なんと、ラスボスの正体はミョルニルハンマーを使う大魔王
であった(笑)!攻略のポイントは、仲間を上手く壁にしつつ
接近して簪をブスリだ。見事クリアすれば、若紫姫を救出!
二人で愛の逃避行というエンディングが待ってるゾ(笑)♪