〜主水シリーズ〜
こちらでは、「必殺」の顔とも言うべき“主水シリーズ”を、年代順にご紹介します!
なお、“仕事人”系はシリーズが多いので、別のカテゴリーに分類しました。
必殺仕置人
概要 必殺シリーズ・第2弾!記念すべき、主水シリーズ・第1弾でもある秀作だ。
見どころ どちらかと言うと“陰”のイメージが強かった「仕掛人」に対し、痛快アクション
時代劇に近づいた感のある本作は、“陽”の殺し屋・ストーリーが楽しめる。
描写は過激だが、マニアックな「必殺」ワールドを更に広げた功績は大きい。
“闇の仕事師”と言うより、“アウトロー”という言葉が似合う“漢”たちです♪
音楽 ストーリーのパターンが完成した分、魅力ある定番曲が続出した。
後の作品でも頻繁に流用されており、悲哀曲、殺しのテーマなどが秀逸♪
今なら「サントラ全集」で、一部を除いてほとんどの曲を聴くことができます。
必殺音楽を語るには、必携のシリーズの一つと言えるでしょう〜♪
キャラクター 後年、続編も作られるほど、キャラクターの魅力は大きかった。
中村主水、鉄、錠、半次、おきん、小六と、メンバーも個性派揃いです。
私見 再放送で見たので、実は「新・仕置人」の後に見てしまったんですよね〜。
特に印象深いのは、サスペンス系の傑作回・第15話「夜が牙むく一つ宿」。
怪力の巨漢相手に鉄&錠が大苦戦する、第8話「力をかわす露の草」など
もオススメ。もちろん、結成劇(第1話)と解散劇(最終話)も必見でしょう!
放映期間 1973年4月〜10月放映。全26話。

     <雲衛門VS念仏の鉄>
      第8話「力をかわす 露の草」より
 
第1ラウンドでは、怪力の巨漢・用心棒“雲衛門”に敗北して
しまう鉄。骨ハズシの通用しない強敵出現というのは、漫画
チックな展開で斬新でした!第2ラウンドでは、錠とのタッグも披露。「Gメン’75」のムキムキ男の時代劇版ですね(笑)。
暗闇仕留人
概要 必殺シリーズ・第4弾!“主水モノ”が第2弾として、早くもシリーズ化した。
見どころ おきんや半次の続投も含め、「仕置人」世界を継承した続編。
新メンバーの2人も、実は主水の親戚(義兄弟?)なので、その辺の設定を
生かした話も多い。中村家の家系設定を知るための、重要な一編となった。
幕末という世界観も、作品カラーとして活用されている。
タイトルから「必殺」が外れたこともあり、少し大人しいイメージがあるかな?
音楽 アクション系の流れを変えた、バラード調の殺しのテーマが、特に印象的♪
悲しみのテーマや日常のテーマなど、「仕事人」の後期などに、突然大量に
流用されるようになり、オールドファンを楽しませてくれた♪
今なら「サントラ全集」で、一部を除いてほとんどの曲を聴くことができます。
キャラクター 中村主水、糸井貢、大吉、半次、おきん。
続投メンバーは、前作「仕置人」の設定とまったく同一です。
私見 中盤で貢の妻が殺されたり、殺し屋以外のレギュラーが犠牲者になる珍しい
パターンが導入された。これを機に、貢の殺し道具が変わったのも面白い。
それゆえ、その第17話「仕上げて候」や第18話「世のためにて候」などは、
一つのターニング・ポイントとして見逃せないエピソードだろう。
最終話では「助け人」の流れを受けて、貢が主水チーム初の殉死者となる。
放映期間 1974年6月〜12月放映。全27話。

「実は…金の無心を願いたい!」
「何だとォ?…てめェ、物盗りか!?」

         第1話「集まりて候」より
 
主水シリーズでは、仲間になる新メンバーと主水が、最初は
対決するのがパターン。貢VS主水は、その魁といえます。
必殺仕置屋稼業
概要 必殺シリーズ・第6弾!まさに“主水モノ”が「必殺」の代名詞となる第3作。
見どころ 「仕置人」「仕留人」と続いた流れが、ここでリセットされ、レギュラーも一新。
沖雅也が“棺桶の錠”とは全く違うキャラクターで主水との再共演を果たし、
お互いの新たな魅力を引き出すことに成功している。
正統派の時代劇的な貫禄も十分で、必殺ファンならずとも楽しめるだろう。
音楽 曲数はかなり多いようで、いかにも時代劇っぽい安定した名曲が多い。
「サントラ全集」で、代表曲のほとんどを聴くことができるが、サスペンス曲や
アクション曲などに、未発掘らしきスコアが多いと思われるのが残念…。
キャラクター 中村主水、市松、印玄、捨三、おこう。
殺し屋3人+アシスト+元締(つなぎ役)という、代表的な構成パターン。
私見 最初から最後まで、主水VS市松という一貫した人物構図が楽しめる秀作。
よって、その発端と結実である第1話と最終話は見逃せない名エピソード!
各キャラの過去を描くエピソードも興味深い。その他のオススメは、剣之介
のプロトタイプのような渡世人が出る第20話「一筆啓上・手練が見えた」や、
渋い強敵との対決が描かれる第19話「一筆啓上・業苦が見えた」など…。
山田五十鈴ゲストの第15話「一筆啓上・欺瞞が見えた」も貴重な一編だ!
放映期間 1975年7月〜1976年1月放映。全28話。

「殺しの数は…オレの方が上だぜ!」
     第1話「一筆啓上、地獄が見えた」より
 
あまりにも有名な、主水VS市松のワンシーン!背後を取ら
れたかに見えた主水だったが、同時に市松の脇腹へ、刃を
突きつけていた。数ある対決シーンの中でも、最高にカッコ
良く、主水にとって最大のライバルがここに誕生した(笑)!
必殺仕業人
概要 必殺シリーズ・第7弾!「仕置屋」の続編にあたる、主水シリーズ・第4弾。
見どころ “主水モノ”と“単発モノ”が交互に放映されてきたパターンを破って、ついに
主水シリーズの2連発!独特の乾いた空気と、ハードさがお気に入り〜♪
「仕置人」〜「仕留人」の流れと同じく、前作の設定を生かした傑作。
後年の「仕事人」系がお茶の間向けとするなら、本作はマニア向けかな?
音楽 カネを最優先にする、ドツボの人たちが中心なので(笑)、BGMもチープな
編制のものが多い。しかし、シュールな作品世界にマッチした名曲揃いで、
個人的にもかなり好き♪「サントラ全集」で、代表曲の数々を堪能しよう!
挿入歌の「西陽のあたる部屋」も、作品のカラーにピッタリの名曲だった♪
キャラクター 中村主水、赤井剣之介、又右衛門、捨三、お歌。アダルト系のシブイ構成。
私見 再放送で見たので、「仕事人」とかが始まった後に見てしまいました。飽きの
こないストーリーで、どの回も新鮮な気持ちで楽しめる…なぜか、お気に入り
のシリーズです。第1話と最終話以外で、特に印象深い話を挙げますと…。
5百両の大仕事に挑む、オチ必見の第8話「あんた、この五百両どう思う」。
放映200回・記念作品で、梅安や錠たち懐かしの旧作キャラが、チョイ役で
特別出演してくれた娯楽大作、第24話「あんた、この替玉をどう思う」。
主水家の大ピンチをシリアスに描く、第27話「あんた、この逆恨をどう思う」。
放映期間 1976年1月〜7月放映。全28話。

「中村主水って男を、知らないか…?」
「…中村…!? …知らねェな!!」

    第1話「あんた、この世を どう思う」より
 
市松から主水のコトを聞いていた剣之介に対し、最初はトボ
ける主水。貢との初見時と同じく、カネをせびられる(笑)!
新・必殺仕置人
概要 必殺シリーズ・第10弾!最高傑作との呼び声も高い、主水シリーズ5作目。
見どころ 仕置人の復活(…と言っても、鉄だけだけど)。「虎の会」という、殺し屋組織
の設定。特に、殺し屋同士の対決は燃える!虎の必殺技(?)ホームランも
必見だ。最終話では、鉄の死&巳代松の再起不能と、凄絶な結末が待つ!
私的には、「必殺」全シリーズを総括した最終回だと言っても過言ではない。
タイトル的に「仕置人」の続編だが、「仕業人」の続編でもあり、色々な設定
が融合している点からも、これまでの主水シリーズ・総決算と言えるだろう。
音楽 最高傑作にふさわしく、音楽も最高レベル!殺しのテーマである“あかね雲”
のアレンジ曲も、私的に「仕掛人」の“荒野の果てに”アレンジと並んでベスト
1です。今なら「サントラ全集」で、ほとんどの名曲を聴くことができますヨ♪
主題歌の「あかね雲」も、“これぞ必殺!”という、珠玉の必殺ソングです!
キャラクター 中村主水、鉄、巳代松、正八、おてい、虎、死神。
アダルトなファンをも唸らせる、まさにシリーズ最強のメンバーでしょう!
私見 私が本放映で本格的に見たのは、これが初めてでした(ラッキー♪)。世評
通り、ストーリーも設定も最高峰。今でも1番好きなシリーズです。特に印象
深いのは、死神や虎の最期も描いたラスト2作!「愛情無用」「解散無用」。
鉄や巳代松の末路は、ファンにとってトラウマとなるのは間違いなし(笑)!
主水の“第3の男”的な秘密兵器ぶりも堪能できて、もう満腹状態〜♪
主水が、鉄と巳代松に殺されそうになる、第8話「裏切無用」もオススメです。
放映期間 1977年1月〜11月放映。全41話。

「コイツとは、古い“なじみ”だ…!
  殺るのは、オレしかいねェよ!!」

         第8話「裏切無用」より
 
先走った行動が裏切りだと誤解され、鉄や松からフルボッコ
される主水!ここまでボロボロになるのは、初めての事だ。
必殺商売人
概要 必殺シリーズ・第12弾!「新・仕置人」の続編となる、主水シリーズ6作目。
“江戸プロフェッショナル”という副題が付いているあたりもシブイ!
見どころ 虎の会の消滅や仲間の離散で殺し屋廃業という、大きな節目を迎えた主水
の新たな必殺ストーリーが描かれるのだが、「新・仕置人」&「仕事人」という
2大タイトルに挟まれて、イマイチ目立たない作品となった。
りつの懐妊など、大きな事件も起こるが、番組の方向性に悩んでる気も…?
音楽 平尾氏から完全に離れた森田氏の音楽世界が構築され、とても印象深い。
平尾音楽に勝るとも劣らない名スコアが並び、一聴の価値アリと言える♪
「サントラ全集」で代表曲は聴くことができるが、未発掘曲も少なくない。
主題歌が渋いせいか、殺しのテーマなどのアレンジ関連も渋いのが多い。
キャラクター 中村主水、おせい、新次、正八。メンバーはコンパクト(必要最小限)になっ
たが、主水シリーズと「仕事屋稼業(おせい)」のコラボを窺わせる部分も?
私見 前作での達成感からか、新しい方向性を探して色々試している感じがする。
“主水&正八”VS“おせい&新次”の対立図式は、テンション高くてグッド♪
二派が対峙するという緊迫感は、後に「新・仕事人」でも味わうことが可能。
印象的なのは、おせい達の過去を描いた、第3話「むかし夫婦いま他人」!
中条きよしが悪役で出てたりするのは、例のゲスト⇒レギュラーのパターン。
最終話が、新次の死とりつの流産というあたり、やはり「必殺」的なのかな?
放映期間 1978年2月〜8月放映。全26話。

「どんなバチが当たるんでェ…?
後学の為に聞かせて貰おうじゃねェか」

     第1話「女房妊娠、主水慌てる」より
 
誤解から対決する、主水と新次&おせい。二刀流で二人の
前に立ちはだかる主水は、最高にカッコ良かったです♪

各シリーズ紹介
 
「必殺」全シリーズを、“主水シリーズ”、“仕事人シリーズ”、“非・主水系シリーズ”、
“短期物シリーズ”、“劇場版&TVスペシャル”の5つのカテゴリーに分類し、
それぞれの作品について、ご紹介していきます。
レギュラー・TVシリーズに関しては、とりあえず全作品を取り上げております。
なお、“主水シリーズ”以外は、それぞれ以下の別ページにてご覧くださいませ♪
また、最新シリーズの「必殺仕事人・2007」や「2009」等は、専門ページで特集しています。
 
●仕事人シリーズ ●非・主水系シリーズ ●短期物シリーズ ●劇場版&TVスペシャル
新作スペシャル「仕事人・2007」専門ページはこちら! ●必殺仕事人・2007
最新シリーズ「仕事人・2009」専門ページはこちら! ●必殺仕事人・2009
最新SP「仕事人・2010&2012」専門ページはこちら! ●必殺仕事人・2010&2012
「必殺」名物の“殉死者”特集ページはこちら! ●必殺シリーズ・殉死者特集
必殺シリーズ・エンディング画像集(試聴曲入り)はこちら! ●「仕事人・総進撃?!」
さかみはらの創作「必殺」シリーズである「必殺死売人」の紹介はこちら!
 ●「必殺死売人」&「新・必殺死売人」作品&サントラ音楽集紹介
 ●「必殺死売人・紅蓮編」作品紹介&音楽(サントラCD)解説
 ●「必殺死売人」シリーズのイメージ・イラストはこちら!
 ●必殺シリーズ・同人誌紹介のページはこちら!



数多いシリーズの中でも、特におススメできる傑作シリーズを、独断でご紹介します!
主水シリーズ
第1位 新・必殺仕置人 これを見ずして、真の「必殺」は語れない、シリーズ最高峰の傑作!
第2位 必殺仕事人 前半はハード路線、後半はお茶の間路線で、幅広いファンを持つ。
第3位 必殺仕置人 「仕掛人」は視聴者を選ぶかもしれないので、初心者向けかも…?
第4位 必殺仕業人 こちらは主水系ではマイナーだけど、個人的な好みからオススメ♪
第5位 新・必殺仕事人 後期の「必殺」のカラーは、これを見れば一目瞭然…だと思います。
非・主水系シリーズ
第1位 必殺仕掛人 キャラもストーリーも渋い。ハード路線を極めたい方は必見の1作!
第2位 助け人走る! ちょっぴりマイナーなシリーズだけど、個人的な好みからオススメ♪
第3位 必殺からくり人 各キャラの個性が光っていて、短期物シリーズの中ではイチオシ!
劇場版&TVスペシャル
第1位 映画・必殺!V 殉死者続出で、映画版の中では一番ハード!こういうの好きです♪
第2位 仕事人・大集合 10周年・記念スペシャル。懐かしの仕事師たちのゲストが嬉しい!
第3位 恐怖の大仕事 テンションの高さは特筆モノ!上位2作と同様、ハード系の傑作だ。
2012年2月21日(火)
必殺シリーズ&時代劇・ニュース

久々のTVスペシャルとなる、「必殺仕事人2012」が放送されました!完全に中村主水から
離れた新生「仕事人」ブランドの混迷振りが露になりましたが、評価は二分されているようで
失望する人、好意的な人様々…。またレキュラー・シリーズもあるかもしれませんが、旧作の
縛りから脱け出して、新しい役者&スタッフならではのドラマ作りに期待したいと思います。
例によって、また詳細を専門ページに追加しましたので、ご興味のある方はご覧くださいね。
今回の「2012」は自分的にはちょっと残念な出来だったので、コメントもちょっと辛口です。
好きな人には気に障るかもしれませんが、旧作ファンの個人的見解なので、ご了承下さい。
       「必殺仕事人2010&2012」の専門・紹介ページはコチラ!
昔に出していた、必殺同人誌についてのお問い合わせがありましたので、新設コーナーにて
ちょっとご紹介しています。詳細は、こちらの専門ページにてどうぞ!
         必殺シリーズ・同人誌紹介の専門ページはコチラ!
必殺関連商品の「必殺DVDマガジン・仕事人ファイル」は、セカンドシーズンまで20巻が
発売されましたが、まだ未紹介のシリーズもあるハズ。第3シーズンはいつになるのかな?
「主水シリーズ」と銘打ったテレ玉の再放送も「激突!」にて終了。今は逆に「仕掛人」などの
非主水系のシリーズを順にやってますね。ただ、地デジになった影響で、ウチのパソコンは
画像のキャプチャーすらできないんだよねェ(泣)。新作の画像の更新とか、できないよ〜!
「必殺」が新たに動き出した記念に、ご好評頂いた「音楽集3部作・割引キャンペーン」も、
またまた復活させました。しかも、新しい音楽ソフトを入手したので、これまでの楽曲の多くを
リメイクし、新曲もプラスして再編集しました。作曲技術や音質的な面でも、旧盤よりグレード
アップしていると思いますヨ。価格も更にお手軽にして、全3作品のリニューアル・リリースを
完了いたしましたので、必殺音楽ファンの皆様は、是非ご一聴くださいね〜♪
    「必殺死売人・紅蓮編/イメージ音楽集」の専門・紹介ページはコチラ!
      「必殺死売人」&「新・必殺死売人」の専門・紹介ページはコチラ!
「必殺」関連で当HPを訪問してくれる人も多く、私の拙い紹介文なんかでも多少の参考には
なるみたいで、新規の「必殺」ファンが増えたり、旧作品にも興味を持ってくれたりするのは、
昔から永くファンをやってる我々にとっても、非常に喜ばしいことなんですヨ♪
また「別館」には、必殺ファン向けの“お楽しみ・アイテム”として、「新・仕置人」に続く第3弾
“「必殺仕事人」自作DVD用ジャケット”をUPしています!どうぞ、ご利用くださいマセ。

お気に入りドラマの中でも、「必殺」シリーズは
特に好きだったし、シリーズも長いので、特別に
独立コーナー化させています!
独断によるシリーズ解説や、見どころ、それに
最新情報等も、アップしていきますね。
私の自作版・オリジナル「必殺」音楽集もありますので、サントラ・コーナーをご参照ください♪
なお、イラストやプリント画像はウチの昔の同人誌からの引用です。(プリントは、放映当時に
TV画面を直接旧式のカメラで撮影したものなので、かなり画質が悪くてゴメンナサイ…)

必殺シリーズ・コーナー
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