蓬莱峡



六甲山の裏側にある蓬莱峡は、
有馬街道からこのような奇岩の光景を見ることができる。
高速でない一般道路を通って三田から30分で行ける所に、
こんな渓谷があるとは驚きだ。


白く尖った岩は風化した花崗岩で、
大小の岩塔が空に向かって突き出た光景は、
この世のものとも思えない風情で息をのむ。
風化した花崗岩が複雑に削り込まれて、
鋭く尖った岩が林立して稜線を成している。


「知るべ岩」バス停近くの路肩のわずかなスペースに駐車して、
「座頭谷」バス停近くの鉄の扉の右端から中へ入る。
比較的広い道の両脇に不思議な石像が一対立っている。
そこから100mほど行くと左に下りる狭い道がある。
キャンプ場跡の電車(寝台車を部屋代わりにしていたらしい)
を置いてある場所まで行くと行き過ぎ。その手前で左へ下りる。
しばらく行って階段を下り大多田川の石伝いに対岸へ渡る。
石にマジックで矢印が書かれていてそれに従って進む。
堰堤を左から越えると広場に出る。

剣のような白い岩が空に向かって林立しているという
このような信じられない風景が映画やテレビドラマのロケ地となり、
黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」もここで撮られたそうだ。










岩にばかり目を奪われて、紅葉の写真がないので、
次に1枚位、山の紅葉も入れておきましょう。



これは、先に書いたキャンプ場跡から撮ったが、
手前の茶色の岩は小屏風岩。
屏風岩の所へは広場を抜けて右側の小道を行く。

下の2枚の写真は、小屏風岩と大屏風岩。



これらの屏風岩は岩登りをする人達の格好の練習場となっている。


この屏風岩の所でどこかの山友会の元会長という人と出会った。
知り合いが来ているかと様子を見に来てみたが居ないからと、
ハイキング姿の我々にいろいろ興味深い話をして下さった。
かつては白馬の山小屋の管理人もされていたそうで、
遭難した人の救助の様子など別世界の話も聞けた。

この日も岩登りの練習をしている人達がたくさん居て、
門外漢の我々に岩登りの話もたくさんして下さった。
調子に乗っていろいろ写真を撮らせてくれと言う私に、
岩登り用のつま先が硬い靴の裏側まで見せて下さったり、
こんな小さな取っ掛かりでも靴を引っ掛けることができると、
少し登って実演までして下さって何とも気の良い人だった。
もっとも、興味深い人に出会ったらただでは帰さない
こちらの好奇心にあきれられていただろうけど…。


座頭谷の奇岩へ続く



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