2004年蕎麦栽培の記録
「東京蕎麦塾」
蕎麦栽培体験 in奥久慈2004


「東京蕎麦塾」塾生の有志がぜひ蕎麦栽培を体験したいと言う申し出があり「茨城奥久慈」に一反(300坪)の畑を借用することができた。場所は茨城県那珂郡大宮町、蕎麦通の間では有名な「常陸秋そば」の故郷「金砂郷町」の隣町とあって蕎麦栽培の盛んな所である。
塾生13名による、美味しい新蕎麦を堪能する日を夢見た「蕎麦栽培」の状況を報告します。


上の写真、左半分が今回借用した畑、約13m×105m 約1.3反(350坪)
  2004年 5月 栽培準備

借りた畑もこの季節草が茂ってきました。
地力もありそうな畑なので今回は肥料を
やらない事とし「ケイカル」を散布、草取
りも兼ねてトラクターで耕やした。
8月中旬まで草が生えないように何度か
耕しておけば播種準備OKである。

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2004年 7月 常陸秋そば種子購入

今までは前年度に収穫した蕎麦を種子
として使っていたが、今回は茨城指定
採種圃の証明書付き種子を金砂郷農
協から購入

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2004年 8月21日 播種

今年の猛暑、昨日は36度もあった気温
でしたが今日は秋をおもわせる様な陽
気で作業もはかどりました。
東京蕎麦塾メンバー8名で畑半分を手
播き、残りを新兵器「ごんべい」さんを
使い2時間で作業終了。

作業前の記念撮影

トラクターで畝切りその後を手播き

最初は慎重に

ちょっと疲れてきたかな

半分は「ごんべい」が活躍
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2004年 8月27日 播種後6日目

播種後3日目に機械播きが先に発芽
5日目には全面が発芽した。
下左写真は機械播き、右が手播きの
発芽様子であるが、どうしても手播き
のほうが厚くなってしまう。

機械播き

手播き
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2004年 9月4日 播種後14日目

小雨の中倒伏防止のための土寄せ
を行いました。
播種から2週間ぶりに始めて蕎麦と
のご対面、皆さんの話はもう新蕎麦
祭りの心配をしています。
これからの作業が大変なんですよ!

立派な蕎麦の芽に期待感

機械播きの列

手播きの列

機械での中耕

鍬を使っての土寄せ

土寄せ終了

間引いた芽はお浸しがグー
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2004年 9月12日 播種後22日目

日本に上陸した台風の被害も無く小
さな花が咲き始めています。
蕎麦は虫の力を借りないと受粉出来
ません。秋晴れの中、蜂が蜜を求め
に来ていました。
豊作になると良いですね。
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2004年 9月23日 播種後33日目

蕎麦の花が満開です。今のところ倒伏もなく畑一面蕎麦の花のジュータンです。
畑に入るとミツバチを中心とした色々な虫が受粉のために働いています。
都合のよいことに近くに蕎麦の蜜をとるために養蜂屋さんが来て写真のような
物を置いてくれるので収穫量アップが期待できます。


花のジュータン

蕎麦の実

ミツバチ

養蜂場
2004年 10月11日 播種後51日目

関東に上陸した台風22号は茨城県南
から太平洋に抜けたため被害は少なか
った。
全体的に伏せてはいるが今のところ平
年並みの収穫が期待できそうである。

ちょっと倒伏している

結実した蕎麦の実
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2004年 10月30日 播種後70日目

日本上陸記録更新の台風23号により
近くでは土砂崩れなどの被害が出たが
蕎麦畑はどうにか持ちこらえてくれた
ようである。
小雨の中栽培の重労働、刈取りを今日
行った。思いのほか実入りが良かった
ので張り切って作業を行い温泉で体を
癒しました。

作戦会議

刈取り開始

全伏は免れた

実入りが多いかな?

作業終了
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2004年 11月13日 播種後83日目

蕎麦栽培最終脱穀の日、雲一つない晴
天に恵まれました。
皆さん埃まみれになっていましたが何度
もの台風が来たわりには平均以上の豊
作、疲れも感じられませんでした。

昔ながらの方法(棒で叩く)

足踏み脱穀機

篩い作業

唐実でゴミを飛ばす

収穫した蕎麦と一緒に

収穫を終えた蕎麦の実(191Kg)

乾燥後の蕎麦の実(177Kg)
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2004年 12月18日  収穫祭

いよいよ待ちに待った収穫祭の日です。
台風が多いわりには大豊作でした。ひとえに西金砂神社のおかげと神社に豊作の
ご報告、身を清めてから石臼で製粉し収穫祭会場にて今年の蕎麦栽培の反省会
を行いました。
自家製粉した粉は数種類に篩い分けそれぞれの蕎麦の味を堪能し楽しい収穫祭
でした。

西金砂神社へ豊作御礼

丸ヌキを手石臼で製粉

自作電動石臼も活躍

収穫祭会場(里美ふれあい館)

収穫祭用の蕎麦打ちを開始

試食の蕎麦 

館内の厨房

大分盛り上がっています

施設の前で記念撮影

     「蕎麦栽培に参加された皆様ご苦労様でした」

慣れない畑仕事でさぞ疲れたと思いますが蕎麦を栽培する苦労が
少しでも分かっていただけたと思います。自分で収穫した蕎麦の味
を良く噛み締めて味わってください。


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