仙台一・二高硬式野球定期戦
〜杜の都の早慶戦〜
仙台一二高は百年以上の伝統を有する学校であり、また、いつの時代も仙台の北と南のライバル校ということもあり、定期戦のも多々あります。その中でも、硬式野球定期戦は、春の仙台の名物行事とも言え、別名「杜の都の早慶戦」と呼ばれています。 一・二高の定期戦の種類
毎年5月、フルキャストスタジアム宮城(昔は県営宮城球場)で「仙台一二高硬式野球定期戦」が行われます。明治33年の仙台二高創設当時から続く戦いで、テレビ放映されるぐらいの大きさです。野球自体も見ものですが、両校の応援合戦もその1つです。両校とも新入生は1ヶ月余りの間、朝・放課後など応援団幹部の指導のもと、応援練習を行ってきました。十曲以上ある応援歌を練習してきたこともあり、バリエーションに富んだ応援を繰り広げます。 試合の前にはPR行進(一高ではアピール行進)ということで仙台市内の商店街を行進し、西公園に集結、応援合戦を行います。また、優勝した学校は、凱旋行進を行いながら学校に戻り、キャンプファイヤーを行いその周りで勝利の歌を歌いながら、喜びます。また、負けた学校の応援団長は、その場で髪を切ります。 |
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PR行進(一高では「アピール行進」) それぞれの学校の応援歌や、相手校の野次などを飛ばしながら、一番丁商店街を行進します。毎年恒例で、応援団を中心に仮装をしたりのぼりを持ったりしています。両校とも、定期戦に向け新入生は朝や放課後など応援練習をやっています。伝統校と言うこともあり、応援歌は10曲近くあり、アーケードにとどろかせながら、普段の練習の成果を発揮します。 |
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オープニング 試合が始まる前に、応援の先行権をかけたアトラクションをします。生徒や先生、一般の人も巻き込み行います。また、球場には美術部がつくった絵やオブジェも展示され、華を添えます。 |
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試合 試合もさることながら、応援も見ものです。応援歌や演舞など巧みな組み合わせで応援をしていきます。また、ランナーが2塁に進むと、リーダー台と呼ばれる台に上がり、一心不乱に応援します(通称「ベニーランド」)。水がかけられるので、最前列にいるとかけられます。 |
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