| 言葉は、確かに生きている。だから時代とともに意味や読み方が変わっていく。ちょっと気がつく言葉の変化を考えてみよう。
漢字の誤読が認知された例
・「独壇場」(どくだんじょう) 正しくは「独擅場」(どくせんじょう)であったが、擅の字を「だん」と読み間違えて壇とした。独擅場(どくせんじょう)→どくだんじょう→独壇場
当て字から作られた言葉の例
・輿論(与論)→よろん→世論→よろん/せろん
誤解から生まれた言葉
・「カステラ」は何故カステラなのか。オランダ人の持っていたカステラを何という物かと尋ねたところ、カステラと聞こえた。実はカステラの入っていた箱にお城の絵が描いてあり、オランダ人はお城のことを聞かれたと勘違いしてcastleと答えたという。この話は子供の頃に聞いた話であり真偽は不明である。広辞苑には、[カステラ【Castilla】(もとカスティリアで製出したからという。オランダ人が長崎に伝えた)
小麦粉に鶏卵と砂糖・水飴とをまぜて焼いた菓子。カステーラ。]とあるが、私の話の方が面白いと思いませんか。
・オーストラリアにもこれと似た話がある。「カンガルー」である。かつてオーストラリアに侵入した入植者(多分英国人)が、あの妙な動物を見て、原住民(アボリジニ:aborigine)に何という名の動物か尋ねた。そのアボリジニは“カンガルー”(アボリジニの言葉で「何を言っているのか分からない」)と答えたが、それを聞いた入植者は、その動物の名が「カンガルー(kangaroo)」だと勘違いし、その名が生まれたという。これはオーストラリアへ行ったときに聞いた話である。
Japanese English
先ほどタレントの話が出たので、Japanese
Englishについて触れてみたい。
かつて夕方から始まる野球放送でナイターという言葉が盛んに使われていた。英語であるナイトゲーム(Night
game)が使われるようになったのは比較的最近のことである。われわれも知らず知らずのうちに沢山の和製英語を使っている。
昔からのハード、ソフトは言うに及ばず、身近なところではパソコン/ワープロがある。もちろんPersonal
Computer/Word
Processorのかたかな表記をつめたもので、欧米では通じない日本語である。テレカ、ハイカ、ドタキャン・・・、日本人は言葉を作るのがうまいと言うべきか。日本でおなじみのバイキングもそうだ。これについては後述する。 |