恋のランチェスター戦略

 「ランチェスター戦略」って聞いたことある?20代の人は、ほとんど知らないだろうな。
 これは、元もとイギリスのランチェスターっていう技術者が作った、作戦の立て方に関する理論なんだけど、戦後、田岡信夫という経営学者が体系化して独自の経営戦略理論にまとめたもの。現在では、田岡氏の奥様が代表になって、ランチェスター協会(http://www.jla.ne.jp/index.html)というNPOがその普及活動をしている。
 この理論には2つの大きな柱がある。それは「強者の戦略」と「弱者の戦略」と呼ばれるもの。簡単に言えば、強いものと弱いものでは、ケンカの仕方が違うということ。その戦い方を間違えると、強いものでも、弱いものにコロッとやられちゃう。
 ベトナム戦争では、圧倒的に強いはずの大国アメリカが、戦略を間違えたために、ベトコンに負けちゃった。
 オレは、恋愛も戦いだと思ってる。だから、どう攻めるかっていう戦略が必要。行き当たりばったりなら、強いものが勝ち、弱いものが負けるに決まってる。
 恋愛戦争での「戦力」とは、男性・女性のそれぞれの魅力がこれにあたる。まともに戦ったら、魅力という戦力に乏しい人が、魅力のある相手、あるいは自分のライバルに勝てるわけがない。
 オレはもちろん魅力に乏しい弱者だから、弱者の戦略理論に基づいて行動する。弱者の戦略の主要な原則は、次の3つ。
 @ 戦力を集中的に使う。
 A 物量戦ではなく、一対一の白兵戦、ゲリラ戦に持ち込む。
 B 陽動作戦で相手を攪乱する。
 マルビの弱者は、すべてにケチケチするから、ますますもてなくなる。一点豪華主義でどーんとプレゼントしたり、印象に残るデートを演出しないから、お呼びじゃなくなる。たまには、ババーンとやらないとね。
 次に、自分が魅力に乏しかったら、自分の誇れるチャームポイントだけで勝負する。葉加瀬太郎なんて、どう見てもいい男とは思わないけど、彼のバイオリンを聞いたら、しびれちゃう女性はたくさんいるはず。自分の得意な領域に相手を引っ張り込めれば、勝てる例だ。
 陽動作戦とは、「なーんちゃって」という、はったりをかませること。北朝鮮がよくやるでしょう。これは、しょっちゅうやると効かなくなるけど、要所、要所で使うと効果的。
 これ以外にも、ランチェスター戦略を応用できる技はたくさんあるけど、企業秘密を公開することになるので、今日はこれまで。なーんちゃって。

アンタまさか作戦も立てずに、恋愛してるんじゃないだろうね?