フランス映画


私の好きなフランス映画だけをここに紹介。アメリカのようなスケールのでかい制作費が数百億?という作品はあまり見ないのですが、ありのままの人間の苦悩や焦り、戸惑い、性生活、恋愛、素朴な笑い、シニカルな笑いなどを題材にした作品は天下一品やと思うのがフランス映画です。
「ええでー。」(桂三枝口調)

LES CHORISTES 
[邦題・コーラス]2004年公開

+ あらすじ + 

舞台は1949年のフランスの田舎にある全寮制の寄宿学校。この学校は「池の底」というあだ名がつくくらいで評判はどちらかと言えばよくない。

この学校には夏休みになっても帰る家のない子供たちや面会の日にも誰も会いに来てくれる家族がいない、甘えたい時期なのに甘えることができない、または甘えることを知らない貧しい子供たちがいっぱい。

そんな子供たちは寂しさを紛らわせるためにいたずらをしたり問題を起こしたり。この学校の校長はそんな子供の態度の裏に隠れた寂しい心などは気づいているのか無視しているのか、体罰や極度の厳しさで指導。子供たちは更に心を閉ざし問題を起こしていく。

そんな時一人の音楽家あがりの教師助手が、音楽の授業を開始。最初はみんなこの先生を煙たがったりいたずらをして困らせたりしていたが、この先生の真摯な態度、子供たちに対する誠意ある態度、体罰を嫌いとことん話し合おうとする態度、みんなで何かを作り上げる喜び、達成感などをコーラスで合唱すると言う団体行動から学び、貧しく寂しい子供たちが心身ともに成長していくといったかんじかいな。劇中いろんな事件があったりして、見る価値あり。派手ではないが心になんかグッと来るものがあります。「ええでー。」(桂三枝口調)

 

LE DINER DE CONS  
[邦題・奇人たちの晩餐会]1998年度作品 

+ あらすじ + 

主人公は出版社を経営するリッチな男。この男にはあまり大きな声で誰にでも言えない、悪い趣味があった。

それは定期的に友人の家で行われる晩餐会。その名も奇人たちの晩餐会。毎回みんなが認めるほどあきれるオバカさん、変わった人物を同伴してきた人が勝ちという、えげつない企画の晩餐会である。

今回の晩餐会、主人公には自信があった。稀にないほどのオバカさんを見つけていたのである。このオバカさん、税務局勤めのマッチで有名な建物の模型を作る趣味の、ずんぐりむっくりの男。

晩餐会の当日、このオバカさんと家で待ち合わせている、その夜、主人公はぎっくり腰で動けなくなり、友人宅へ行けなくなってしう。そうこうしているうちにオバカさんと2人きりになってしまうのである。

ここからが主人公の悪夢のはじまりだった。このオバカさんは本物?だった。坂を転げ落ちるように主人公が豪華アパートの広い密室で、オバカさん、その友人のインテリクレージー税務局員、主人公の友人も交え、想像を絶する出来事が次から次へと、、、、。最初はオバカさんを馬鹿にする主人公をひどいやつだと思ってみていたら、途中からオバカさんに窮地に押しやられる主人公に同情。かなり笑えます。「ええでー。」(桂三枝口調)

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