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超極私的2004年BEST!MOVIE編

 2004年は、劇場で鑑賞した作品が延べ91本(ただし、複数回鑑賞している作品があるので、実数は82本。また、2004年よりも前に既に鑑賞し、2004年に劇場にて再見した作品等を除くと、初見の作品は79本)。2004年の年頭に、劇場で150本鑑賞という目標を立てたものの、2月から4月にかけてバタバタしてしまい時間を取れず、それと同時に映画に対するテンションがやや下がり気味だったこともあって、サイトの更新を一時停止したりした結果、結局は久しぶりに劇場での鑑賞本数が100本にも届かない年となった。
 そんな年ではあったけど、2003年同様、"「KILL BILL」 の年"であったことは間違いない(笑)。ちょうど「KILL BILL Vol.2」 の公開に合わせるかのようにサイトの再開をしたように、この作品がなかったら、下手するとサイト自体の閉鎖の可能性もあった。いや、今だから言えるけど、実際のところ真剣にそれも検討した(汗)。てなわけで、2004年のBEST選出に当たっても、この作品はやはり別格(笑)。この作品について語りだすと字数がいくらあっても足りないので(笑)それは省略し、"Champion"ということで各部門のノミネートからは外しての選出であるということを始めにお断りしておく。

作品賞

Champion KILL BILL Vol.2

ノミネート作品(50音順)

オアシス
しあわせな孤独
スクール・オブ・ロック
父と暮せば
ラブ・アクチュアリー

 上から順に、韓国、デンマーク、アメリカ、日本、イギリス・アメリカ合作、と、微妙にバラバラ(笑)。「オアシス」 は、一般社会から見れば"外れ者"、だけどあまりにも愛おしいふたりの関係に、感動したとかの陳腐な言葉ではなく、本能的に心の奥底が揺さぶられてしまった。「しあわせな孤独」 は、痛くて哀しくて辛い人間の"性"に心を痛め、すべての登場人物に感情移入せずにはいられない作品。鑑賞から1年近く経過している今でも、心の中にその余韻を引きずっている。「スクール・オブ・ロック」 は、ジャック・ブラックの存在そのものが"ロック"と言わんばかりの、ロックに対する愛情が満ち溢れている熱い作品。心からロックが好きでよかったと思える作品だ。「父と暮せば」 は、これも「オアシス」 同様、感動などという言葉では言い表せない、死んだ者だけではなく、生き残った者の心にまで残る戦争の傷痕。胸塞がれる思いと引き裂かれるような痛みを覚えて涙が止まらなかった。「ラブ・アクチュアリー」 は、普段あまり恋愛モノを観ないようなあたしでさえ、「この世に必要なのは愛だよ、愛!」と思ってしまった完全無欠のラブストーリー(恋愛だけではない様々な形の愛)の傑作。

そして、最優秀作品賞は・・・。













↓を反転させてくだされ。

スクール・オブ・ロック

 正直なところ、最後の最後まで「ラブ・アクチュアリー」 とどちらにするか真剣に迷いに迷った。それほどこの2作品は甲乙付けがたい、共に素晴らしく、あたしにとって大切な作品だったから。そして、結局"愛"よりも"ロック"を取ったってことで(笑)。また、この作品は、"ロック・ファン"だけでなく、普段ロックを聴かないような人、ロックに詳しくない人たちにも大いにアピールしたということで、普遍的な魅力を持った作品であるということも特筆したい。





















 というわけで、最優秀作品賞が決まったところで、2004年のBEST10+α。ちなみに、2004年は劇場での鑑賞本数が少なかったため、例年のようなBEST20までの選出は難しいと判断し、BEST10までの選出と次点扱いとした。

2004年MOVIE BEST10+α

Champion KILL BILL Vol.2
1.スクール・オブ・ロック
2.ラブ・アクチュアリー
3.しあわせな孤独
4.父と暮せば
5.オアシス
6.ロスト・イン・トランスレーション
7.殺人の追憶
8.誰も知らない
9.インファナル・アフェア 無間序曲
10.オールド・ボーイ

次点(50音順)

カレンダー・ガールズ
コニー&カーラ
スイミング・プール
25時
レジェンド・オブ・メキシコ

 1位から5位までの作品については既にコメント済みなので、6位以下の作品及び次点作品について簡単にコメントしておく。6位の「ロスト・イン・トランスレーション」 は、東京という街の本質の断片を、見事に切り取って描いたソフィア・コッポラ監督の手腕と、主演ふたりの寂しさと孤独感を抱えた胸の内が鮮やかにこちらに伝わってきたその演技力が素晴らしかった。7位の「殺人の追憶」 は、未解決の実際に起こった事件を、力強い語り口で描いたその語り口の見事さと、観ているこちらにもこの事件が"追憶"の対象となってしまうかのようなエンディングがお見事。8位の「誰も知らない」 は、何ともやり切れない物語ではあるのだけど、是枝裕和監督の子供たちに対する優しく、温かい視線に救われる気がした。9位の「インファナル・アフェア 無間序曲」 は、今年のGW公開の最終章への期待を繋ぐ、緊張感溢れる男たちの哀しいドラマ、そしてその生き様にクラクラ(笑)。10位の「オールド・ボーイ」 は、韓国という国でこのような作品が作られた、そのことに対する衝撃と戦慄、そして途中でネタバレしたにも拘らず、これまた緊張感溢れる展開でグイグイと引っ張っていくその構成力がお見事だった。
 続いて次点扱いの作品について。「カレンダー・ガールズ」 は、笑いと涙とほろ苦さとともに元気をもらえる作品。ここで描かれる女性たちの何とも素敵なことよ!「コニー&カーラ」 は、小品ながらも歌って踊って素直に理屈抜きに楽しめる小粋な作品。「スイミング・プール」 は、フランソワ・オゾン監督の世界にまたしてもドップリと浸かってしまった、ミステリアスでエロチックな作品。シャーロット・ランプリングとリディヴィーヌ・サニエの対照的なふたりのキャラクターの描写も秀逸。「25時」 は、原作のニューヨークを舞台にして、それと"9.11"の傷跡を絶妙にリンクさせたスパイク・リー監督の想いとエドワード・ノートンの真骨頂ともいうべき渾身の演技に酔いしれた。「レジェンド・オブ・メキシコ」 は、"ロドリゲス隊隊長"としては外せない(笑)、"マリアッチ3部作"のラストを飾る"ロドリゲス節"炸裂の作品だ。やっぱり「スパイキッズ」 のような作品よりも、彼にはこういう作品を撮ってもらいたいなと。こうしてみると、上半期に公開された作品と秋以降に公開された作品に印象に残る作品が多かったように思える。まあ、夏は不作だったからね〜。

監督賞

Champion クエンティン・タランティーノ/KILL BILL Vol.2

ノミネート(50音順)

黒木和雄/父と暮せば
是枝裕和/誰も知らない
ソフィア・コッポラ/ロスト・イン・トランスレーション
フランソワ・オゾン/スイミング・プール
ポン・ジュノ/殺人の追憶

 黒木和雄監督は、この作品こめられた彼の"想い"が痛いほどに伝わってきて、今一度この件に関する問題提起というには大袈裟かもしれないけれど、あらためて考える切っ掛けを与えてくれたことに対して。是枝裕和監督は、ともすると、お涙頂戴、"誰が悪い"などという短絡的な作品になってしまいそうなところを、淡々と日々の事象を描き、観る側に考えさせるような作りにしたことと、子供たちに対する優しく温かい視線で描いてくれたことに対して。ソフィア・コッポラ監督は、この作品の題材と東京の街が絶妙にマッチしている、日本人も感じている東京という街の本質を見事に切り取り、提示した、その慧眼に。ここまで東京という街を理解しているというのは凄いことだと思う。フランソワ・オゾン監督は、めくるめく"オゾン・ワールド"へまたしても誘ってくれたなんとも個性的で唯一無二の存在に対して。ポン・ジュノ監督は、「ほえる犬は噛まない」 とも違う、何とも緻密で力強く、時にはユーモラスでリアリティに溢れた傑作を撮ったことに対して。

そして、最優秀監督賞は・・・。











↓を反転させてくだされ。

ソフィア・コッポラ/ロスト・イン・トランスレーション

 やはり、何度も言っているように、楽しさと同時に何でも上滑りするかのような寂しさ、哀しさ、そして孤独感を感じさせる東京という街の本質を見抜き、それをこのような題材に見事にマッチさせて描ききったという、その手腕に感嘆する他はない。いや〜、お見事!






主演男優賞

Champion デビッド・キャラダイン/KILL BILL Vol.2

ノミネート(50音順)

エドワード・ノートン/25時
ジャック・ブラック/スクール・オブ・ロック
ソル・ギョング/オアシス
チェ・ミンシク/オールド・ボーイ
ビリー・ボブ・ソーントン/バッドサンタ

 エドワード・ノートンは、彼には常にこういう役を演じてもらいたいという、原作とは異なる新たなモンティ像を何の違和感もなく演じきった、彼の真骨頂ともいうべき渾身の演技が素晴らしかった。作品としては文句なく面白いんだけど、彼の演技、キャラという点では、「ミニミニ大作戦」 が彼の汚点になりそうな気がするな〜(爆)。ジャック・ブラックは、多くは語るまい。彼の存在そのものが"ロック"だ。ロックを愛するということがどういうことなのか、身をもって体現してくれたことが嬉しい。ソル・ギョングは、一般社会から外れた人間なんだろうけど、その中に存在するどうしようもなく純粋な心。その存在感がとてつもなく愛しい。チェ・ミンシクは、15年に渡る監禁の果ての復讐に燃える男の生き様。そこで直面する事象に対して見せる様々な表情、貫禄十分だ。ビリー・ボブ・ソーントンの演じる"不良サンタ"は、酒浸りでドスケベで子供が大嫌いで、思い切り彼のハマり役。ここまでハマると彼以外の俳優は想像できない。

そして、最優秀男優賞は・・・。











↓を反転させてくだされ。

ジャック・ブラック/スクール・オブ・ロック

 これも、作品賞同様、ソル・ギョングとどちらにするか、最後の最後まで迷った。しかし、やっぱりロックを愛する者としては、彼のキャラクターに共感し、自分がどれほどロックを愛しているか、自分は死ぬまでロックを聴き続けるんだということを再認識させられたという点で、こちらに軍配を上げた。






主演女優賞

Champion ウマ・サーマン/KILL BILL Vol.2

ノミネート(50音順)

ケイト・ブランシェット/ヴェロニカ・ゲリン
シャーリーズ・セロン/モンスター
チョン・ジヒョン/僕の彼女を紹介します
宮沢りえ/父と暮せば
ムン・ソリ/オアシス

 ケイト・ブランシェットは、ここ数年であたしの中でも評価が高まった女優なんだけど、ヴェロニカ・ゲリンという実在のジャーナリストに成りきったかのような、力強い演技が印象深かった。シャーリーズ・セロンは、まさに"体当たりの演技"という言葉がそのまま当てはまる、これまた実在の連続殺人犯アイリーンを、その心の中に巣食う哀しさも交えながら表現したことに。チョン・ジヒョンは、単なる好みの問題(爆)。作品の完成度という点では「猟奇的な彼女」 の足下にも及ばないけれど、彼女の魅力という点ではこちらの方が素敵。なんたってこの作品は、彼女の魅力"だけ"を前面に出す、それこそ彼女のプロモーション・ビデオのような作品だから。それにしても、時間の経過とともにますますキュートになったなと(大バカ)。スイマセン、マジでそれだけです(爆)。宮沢りえは、自分も幸せになりたいのに、その一方で戦争で生き残ったことに対する後ろめたさをずっと抱え、自分は幸せになってはいけないのだというその葛藤に苦しむ心情を鮮やかに表現した点を特筆すべきだろうし、彼女がこんなにもいい"女優"になっていたのかということに驚いた。ムン・ソリは、これはもう、言葉で語るのがもどかしい、実際に彼女の演技を観て、そして感じてもらいたい、圧倒されるしかないその存在感と、ソル・ギョング同様、その愛しさに。

そして最優秀主演女優賞は・・・。











↓を反転させてくだされ。

ムン・ソリ/オアシス

 これはもう、ホントに言葉にできないくらいの存在感に圧倒され、ただただひれ伏すのみ。それと同時に、「浮気な家族」 で観せたような、まったく異なるキャラクターを演じられるという懐の広さにも感嘆。陽春公開の「大統領の理髪師」 も楽しみだ。






助演男優賞

Champion マイケル・マドセン/KILL BILL Vol.2

ノミネート(50音順)

エド・ハリス/僕はラジオ
ジョニー・デップ/レジェンド・オブ・メキシコ
ビル・ナイ/ラブ・アクチュアリー
ベニチオ・デル・トロ/21g
ロバート・カーライル/家族のかたち

 エド・ハリスは、久しぶりの"普通"の人&素敵なモミアゲ(笑)。ラジオと真っ直ぐに向かい合う、その姿。ジョニー・デップは、こうした"チンピラ・キャラ"(笑)も飄々と演じてしまうところがさすがだ。ビル・ナイは、様々な愛の形が描かれる中、スパイス的な役割を果たすその存在感が素晴らしい。ベニチオ・デル・トロは、宗教にすがりながらも救われない己の魂、内なる苦悩の叫びが、観ているこちらもあまりにも痛く哀しい。ロバート・カーライルは、ダメ男ここに極まれり(笑)。何とも愛らしい。そして、STATUS QUOを聴きながらノリノリになる姿が何ともイカしてる(笑)。

そして、最優秀助演男優賞は・・・。











↓を反転させてくだされ。

ビル・ナイ/ラブ・アクチュアリー

 なんたって、「ラブ・アクチュアリー」 は元々彼観たさに観に行ったようなもので(笑)、オープニングでいきなり彼のアップが出てきただけでもう満足、悶絶(意味不明)。「スティル・クレイジー」 もそうだったけど、落ちぶれた元スターの悲哀をユーモラスに演じるその様、上手い具合に物語全体のスパイスとなり、溶け込んでいる。こういった存在感を出せる役者って素晴らしいよね。実はあたしの中では陰の主役だったりする(笑)。






助演女優賞

Champion ダリル・ハンナ/KILL BILL Vol.2

ノミネート(50音順)

クリスティーナ・リッチ/モンスター
シェール/ふたりにクギづけ
パトリシア・クラークソン/エイプリルの七面鳥
YOU/誰も知らない
リディヴィーヌ・サニエ/スイミング・プール

 クリスティーナ・リッチは、無意識なんだけど実は一番残酷なセルビーのキャラに背筋が凍る。シェールは、ここまで自虐的に落ち目の"本人"を無表情に演じるというその心意気が素晴らしい。パトリシア・クラークソンは、残り少ない自分の命とエイプリルとの不仲に葛藤するその心情が静かながらも伝わってくる。YOUは、一歩間違えば憎しみの対象にしかならない無責任な母親像を飄々と演じてしまうところがスゴイ。リディヴィーヌ・サニエは、シャーロット・ランプリングとは対照的な、何とも奔放なその姿が眩しい(笑)。

そして、最優秀助演女優賞は・・・。











↓を反転させてくだされ。

YOU/誰も知らない

 子供たちを捨てて男の元に走るという、あまりにも無責任なのに、その辺を嫌味なく飄々と演じてしまうところがスゴイ。彼女じゃなかったら、「母親が悪い。」という、この作品の意図するところとは異なる通り一遍の一言で済まされてしまったかもしれない。これで映画初出演だというのだから恐れ入る。






脚本賞

Champion KILL BILL Vol.2

ノミネート(50音順)

オールド・ボーイ
殺人の追憶
SAW
ミスティック・リバー
ラブ・アクチュアリー

 「オールド・ボーイ」 は、確かに途中で結末の予測は付いたけど、そんなことはお構いなしにグイグイとこちらをストーリーの中に引きずり込む緊張感溢れる構成が素晴らしい。「殺人の追憶」 は、これまた緊張感を保ったまま力強く緻密に描かれるその語り口。「SAW」 は、確かに粗い部分もあるのだけど、それでもあっと驚く驚天動地の着地点。やはり映画は金かければいいってものではなく、アイディアが大切であるということを実感した。「ミスティック・リバー」 は、確かに作品全体としてはその非の打ち所のなさにかえって物語の中に入り込めないよそよそしさを感じたのだが、それでも脚本としては2時間20分の長尺をまったく長いと感じさせることなく一気に観ることができたという点は評価に値するだろう。「ラブ・アクチュアリー」 は、多数の登場人物を混同することなく、それぞれの物語をしっかりと印象付けながら共感をもたらしてくれた点が素晴らしい。

そして、最優秀脚本賞は・・・。











↓を反転させてくだされ。

ラブ・アクチュアリー

 それぞれの登場人物のそれぞれの物語、男女の恋愛だったり、夫婦愛だったり、親子愛だったり、姉弟愛だったり、小さな恋の物語だったり、パートナーとしての愛だったり、親友の新婦への想いだったり、どれもが皆生き生きと、実体を持って伝わってくる。すべての愛に乾杯!






てめぇコラ、金返せ!賞

ノミネート(50音順)

IZO
スパン
箪笥
ビッグ・バウンス
みなさん、さようなら

 「IZO」 は、とにかく観てて疲れました(トホホ)。ただ斬りまくればいいもんじゃないと思うんだけどな〜。まあ、夏樹陽子演じる教師と子どもたちのシーンは、"民主主義"、"国家"に関する本質を突いていたと思うけど。「スパン」 は、どこが"ガラクタでも輝いてた3日間"なんだか。ただ単に"ガラクタはガラクタに過ぎない3日間"でしょ。あと、IRON MAIDENの名曲"Number Of The Beast"を聴くも無残な形にしやがった音楽センスもサイテー(怒)。せいぜいハマってたのはロブ・ハルフォードの"カマ坊主"くらいだな(爆)。「箪笥」 は、2003年のてめぇコラ、金返せ!大賞の「ボイス」 同様、まったく怖くもない退屈な作品を"ホラー"として宣伝するのはどうかと。金輪際二度と韓国産ホラーは観ないと決心した記念碑的な(?)作品ということで。「ビッグ・バウンス」 は、やっぱりキャストが豪華でも脚本がヌルヌルだと意味がない、映画の基本は脚本にありということを思い知らされた退屈な作品。「みなさん、さようなら」 は、この作品とはさようなら、みたいな(爆)、登場人物の誰ひとりに対しても共感も感情移入もできなかった。いくらアカデミーで外国語作品賞を取ろうが、あたしにとっては関係ない、ダメなものはダメってことで。

そして、てめぇコラ、金返せ!大賞は・・・。











↓を反転させてくだされ。

スパン

 繰り返しになるけれど、マジで、どこが"ガラクタでも輝いてた3日間"なんじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!"ガラクタ連中のガラクタなダメダメな3日間"にすぎないじゃん、みたいな。ヤク中のジャンキーたちが主義主張もなくのんべんだらりと日々を過ごすなんて退屈極まりない。は〜、時間が勿体無い。残ったのはどうしようもない虚脱感のみ。マジで金返せ!(怒)






番外編

拾いモノ大賞

ニューオリンズ・トライアル

 題材としては好きな部類に入るものの、正直さほどの期待をしていたわけではなかった。しかし、アメリカの陪審員制度を巡るスリリングな虚々実々の駆け引きに手に汗握り、最後に待ち受ける爽快感。期待以上の満足感を得ることが出来た。脇を固めるジーン・ハックマンとダスティン・ホフマンが静かに火花を散らすあのシーンも名場面だと思う。たまにこういう作品がポッと出てくるところが映画を観る醍醐味のひとつだと思う。






期待ハズレ大賞

スパイダーマン2

 あたしのレビューをキチンと行間含めて読んでくださっている方ならあたしが言いたいことが分かると思うんだけど、決して貶しているわけでも、大作だからどうこう言っているのではない。なんたって、前作は心の底から理屈抜きに楽しめたんだから。だから、この作品についてもどれだけエンターテインメントに徹してくれるのか、マジで大いに期待をしていた。ところがどっこい、蓋を開けてみればこの有様。もしかしたら原作をなぞっているのかもしれないけれど、こういう作品はエンターテインメントに徹してくれなきゃその存在意義がないと思っているあたしのような人間にとっては期待ハズレも甚だしい。何度でも言うけど、レビューにあるように理屈を差し挟む余地を与えてしまったところにこの作品の大いなる"欠陥"がある。あたしはこんなものを観たかったんじゃないんだよ。トホホ・・・。






 というわけで、劇場での鑑賞本数は前年を大幅に下回ったものの、ランキングには登場しなかったけれど優れた小品を含めた多くの印象深い作品に出会えることが出来た点、BEST10の過半数がアジア映画であった点など実り多き1年であったと思う。今年も楽しみな作品が続々と公開される見込みで、公私のバランスを取りながら、映画鑑賞を楽しみたいと思う。でも、「KILL BILL」 が完結した今、なんか気が抜けちゃったというのも正直なところだったりして・・・(苦笑)。




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