二十四節気(にじゅうしせっき)


太陰太陽暦(旧暦)では平年での1年の日数は354日で、太陽暦の365日とくらべると11日季節が早まってしまいます。このまま続けると3年で1ヶ月余の誤差が生じてしまい、農作業をするうえで支障をきたすため、季節感を正確につかむことができるように二十四節気が考え出されました。
二十四節気は冬至から冬至までの間を24等分したもので、春夏秋冬にそれぞれ6っずつが配置されます。また、それらは「節気」と「中気」にわけられ、各月にはかならず「節気」と「中気」が入ることになっています。しかし32ヶ月〜33ヶ月たつと「中気」が入らない月がでてきます。こうした「中気」の入らない月を「閏月」としました。「閏月」は前月の月名の前に「閏」をつけて月名にします。たとえば「閏月(中気の入らない月)」の前月が4月の場合は「閏4月」という月名になります。


名称 節・中気 新暦換算 意  味
立春
りっしゅん
正月節気 2/4頃 春に入る日だがまだ寒さはきびしい
八十八夜、二百十日などはこの日から数え始める
雨水
うすい
正月中気 2/20頃 気温が上昇して雪やあられが雨となって降るようになる
農耕の準備が始まる
啓蟄
けいちつ
2月節気 3/9頃 冬眠していた虫たちが目覚めはいだすようになる頃
春分
しゅんぶん
2月中気 3/20頃 立春から立夏までの中間で、昼と夜の長さが等しい   彼岸の中日で太陽は真東から出て真西に沈む 
清明
せいめい
3月節気 4/4頃 春のすがすがしい季節
草木の花が咲き始めお花見が盛んにおこなわれる頃
穀雨
こくう
3月中気 4/20頃 穀物の発芽をうながす春雨が降る頃
立夏
りっか
4月節気 5/5頃 夏に入る日
新緑が目立ち始め夏の気配が感じられるようになる頃
小満
しょうまん
4月中気 5/21頃 山野が緑に満ちて田植えの準備が始まる頃
芒種
ぼうしゅ
5月節気 6/5頃 芒種は麦や稲のことをいう
麦の刈り取り、稲の田植えを始める頃
夏至
げし
5月中気 6/21頃 1年で昼が一番長くなる
梅雨空の下で花しょうぶがきれいな頃
小暑
しょうしょ
6月節気 7/8頃 暑中に入る日だが、この頃ははまだ梅雨が明けていないため暑中という感じはあまりしない
大暑
たいしょ
6月中気 7/23頃 梅雨が明け最も暑い時期
夾竹桃の花が咲き、せみの声がにぎやかな時期
立秋
りっしゅう
7月節気 8/9頃 秋に入る日だがまだまだ暑さは厳しい
この日からは残暑見舞いになる
処暑
しょしょ
7月中気 8/23頃 処暑は暑さが止まるという意味
残暑は厳しいが、朝夕かすかに秋を感じる頃
白露
はくろ
8月節気 9/7頃 草木の葉の先に露が残る頃
日中はまだ暑さが残るが、朝夕めっきり涼しさが増してくる
秋分
しゅうぶん
8月中気 9/23頃 彼岸の中日で太陽は真東から出て真西に沈むため、昼と夜の長さが等しくなる
寒露
かんろ
9月節気 10/9頃 寒さが感じられるようになってはきたが、まだまだすごしやすい時期
農家では収穫期で大変忙しい頃
霜降
そうこう
9月中気 10/24頃 日増しに気温が下がって、紅葉が山から里に下り、初霜の降りる頃
立冬
りっとう
10月節気 11/7頃 冬に入る日だが、まだ晩秋の気配が色濃い頃   日脚が短くなって日によっては厚手の上着がほしく感じることがある
小雪
しょうせつ
10月中気 11/23頃 高山は雪で覆われ、里には木枯らしが吹き始める頃
大雪
たいせつ
11月節気 12/8頃 日の暮れるのが早くなって、本格的な冬の訪れを感じる頃
冬至
とうじ
11月中気 12/23頃 1年で昼が一番短い日で寒さが増してくる
この日にゆず湯に入り、かぼちゃを食べる習わしがある
小寒
しょうかん
12月節気 1/6頃 寒の入りで、節分までの間を「寒」という
寒さがかなり厳しくなる時期
大寒
だいかん
12月中気 1/23頃 寒さが最も厳しい時期
梅の開花が始まり、どことなく春の気配を感じる頃

参考: 旧暦で読み解く日本の習わし
旧暦はくらしの羅針盤



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