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★ 渡辺美里 My Revolution 〜『そして音楽が始まる』TVレポ ★


渡辺美里関連のテレビ放送のレポートです。なるべく忠実に書きおこしましたが、出演者のコメントなどは、意味がわかりるように、多少語尾をつけたした部分もあります。一語一句同じではありませんが、ニュアンスは伝わるようになっています。また映像部分の説明文はこちらで、感じた事を書き込んでいます。 「Stage 1」などの区切りは、わかりやすいように、こちらで付けたものです。敬称は一部を除き略させていただきました。


『そして音楽が始まる』〜感動を呼び起こす音楽がある〜

テレビ東京系 2003年6月15日(日) 22時54分〜23時24分 放送




★渡辺美里シングル『My Revolution』(1986年の楽曲)

★『My Revolution』 Stage 1

[都会の雑踏に行き交う人たちの映像]
ナレーション:1986年、今から17年前『My Revolution』は生まれた。渡辺美里は初めてこの曲を聴いた時、衝撃を受けたという。
[レコーディング・スタジオで椅子に腰掛けている、現在の渡辺美里が映る。]
美里コメント:うわ〜っ!て、鳥肌が立って、体中に!この曲は歌いたい!と思いましたね。
ナレーション:この曲の作曲は、当時まだ無名だった小室哲哉。彼はこの曲に賭けていた。
小室コメント:作曲家としてワンステージ上がりたい!この曲でなんとか、しっかりとした評価をもらいたい!という気持ちが強かったですね。

テロップ:『歌の力が生まれるとき〜My Revolution』
[当時の、ホールでのコンサート映像が映し出される]
(黒い衣裳に身を包んだ、美里が『My Revolution』を歌ている。若い!髪の毛が微妙な長さで、少しだけ後ろで結んでいる。大きな瞳!眼光にキレがある!すごく強い目をして歌っている。CDとはまた違う臨場感が伝わる。)

[CM]

[東京・目黒の街並の風景]
ナレーション:1985年10月、2ndアルバム制作のため、渡辺美里はスタジオにこもっていた。そこへまだ無名の複数の作曲家からのデモテープが届く。小室哲哉もその一人だった。小室哲哉は直接スタジオへ訪れた、自らピアノに向ってこの曲を弾いて聴かせた。まだ『My Revolution』というタイトルはついていなかった。仮タイトルは『m〜3』。

[楽譜に書かれた音符、タイトル欄に『m〜3』と書かれた映像が映る]
[レコード・エンジニア伊東俊郎氏がスタジオで機材に向う映像が映る]
伊東コメント:待っている時に、美里の声と小室くんのピアノが聴こえてきましたからね。お〜!いい曲じゃん!って言ったのを鮮明に覚えていますね!

[美里のスタジオでの映像]
(きれいなウッド系の木の匂いがしそうな(しないかも?)明るい雰囲気のレコーディング・スタジオで、美里は黒っぽい服装で椅子に掛けていました)
美里コメント:このスタジオ、こんなにちっちゃかったかな?丁度この辺で、ポロロンってピアノで弾いてもらって、声でついていったんですね。うわ〜っと、鳥肌がたって、体中に!この歌うたいたい!と思いましたね。

[小室哲哉の映像]
(小室さんは、相変わらずの感じで、どこかの一室におもむろに入ってきて、ブック形パソコンの前に腰掛けていました。)
小室コメント:自分で歌って聴かせたんですね。♪ラララ〜という感じで、決して素晴らしくはなかったですが、伝わってくれ!みたいな、絶対これでいいはずだから!これに美里さんが歌って音になれば、必ずうまく流れるはず、出来上がりの絵をイメージしてくれ!と思っていました。

ナレーション:この曲に渡辺美里のハミングをのせたテープが、作詞家のもとに届けられた。川村真澄は作詞家として、デビュー半年の新人。川村に渡辺美里の歌声が響いた。
[川村真澄さんの仕事場と思われる机が、映し出される。iMacや小物などが置いてある。]
(初めて見る川村さんは、穏やかな感じのやさしげな女性でした。iMacユーザーなのでしょうか?)
川村コメント:最初からこの子は歌声がスゴイと思ってましたから、ゾクゾクしました。
ナレーション:川村は強い印象を与える言葉をあえて選んだ。
川村コメント:美里さんとは、どこか似ているという話をしたことがあります。感じ方とか共通点があったようです。
[川村さんの作詞のためのノートと思われる映像が映る]
(えんぴつ書きの『My Revolution』の歌詞、一部は発表されたモノとはちがう言葉になっている。「非常階段」が「らせん階段」になっていたりするので、たぶん作詞の制作過程のものだと思います。ノートには美里のイメージを箇条書きに言葉にしてあった。『工事中、一通、らせん階段、ユーモア、月の光に身をしずめてみる・・・』などの文字が列挙されている。)
川村コメント:美里さんのイメージは、『ひとりで自分で決めてやっていける子。夜の街の中を、ひとりで走り抜ける!ちょっと背中に寂しさを受けながら』というイメージでした。
(・・ということは、この詩は最初から美里をイメージして作られたんですね!)
ナレーション:この3人が出逢い、曲が誕生した。

渡辺美里『My Revolution』(1986年)のプロモーションビデオにのせて、曲が流れる。
美里コメント:それぞれに運命的な出会いをしていますが、その一つが『My Revolution』でした。私は人との巡り合わせに、本当に恵まれていると思います。
[CM]


★『My Revolution』 Stage 2

[ホームベースのアップから、緑のグラウンド、観客席〜西武ドームの映像]
ナレーション:渡辺美里は西武ドームでのコンサートを17年続けている。
美里コメント:レコーディングではいいけれど、ライブでは表現できないという事がないようにしたい、 ライブでより良さがでるように、日々精進したいと思っています。
ナレーション:西武ドームで渡辺美里にとって、忘れられない出来事があった。14年前、雷でライブが中止になったのだ。
[プロデューサー小坂洋二さんの映像]
小坂コメント:雨より雷がいたるところで落ちて、どんどん近づいて来るのがわかるので。はじまって1時間もたたずに中止がきまりました。本人はそのつもりはなくても、スタッフに引きずられるように中止になりました。「雨のバカヤロー」と言って終わりましたね。

ナレーション:1989年7月26日、夕方から雨、激しい雷のために中止が決定された。
[1989年7月26日、嵐の西武球場(当時)の渡辺美里ライブ映像]
(激しい豪雨、バックに落雷の音が響く。白いレインコート姿で満員の観客席が、雨の激しさでかすんで見える。きらびやかなステージ上には、どう見ても不釣り合いな、地味な男性スタッフが、マイクを取ってコンサート中止の事情説明をしている。その横に立たずむ、真っ赤な衣裳の渡辺美里。雨に打たれてびしょ濡れ、短い髪の毛がシャンプーしたみたいにクシャクシャだった。もう雨粒なのか、汗なのか涙なのかわからないけれど、確かに美里は激しく泣いている。顔を押さえようとする手が、ガタガタ震えるくらいに号泣していた。髪の毛をかきあげながら美里が話し出す。「この状況の中です。一番・・、一番歌いたいのは・・・、一番歌いたいのは私なんだけど、わかってくれる?」)

[ここで画面は、いったん現在のスタジオでの美里へのインタビュー映像に切り替わる]
美里コメント:(少し困ったような、脱力系の声で)・・ぅ〜ん・・・、そうだなぁ。その日のために、たくさんの準備をして、気持ちの面でもそうだけど、スタッフもたくさん動いていて、とにかくいいライブをやるぞ!という熱が上がっている、一番いい時に、バサッと切られる感じが、嫌で仕方なかったですね。でもお客さんに雷でなにかケガでもあったらいけない、すごく悔しかったですね。

ナレーション:バンドメンバーがステージを降りたあとも、渡辺美里はひとり残って『My Revolution』をアカペラで歌った。
美里コメント:なんで歌ったのかは、わからないです(笑)。計画も何もなく出てきたんじゃないでしょうか?

[嵐の西武球場ライブの映像に切り替わる]
(客席のファンからの「misato」コールが繰り返される中、渡辺美里がゆっくりと、力強く、噛み締めるように歌いはじめた。「♪さよなら Sweet Pain 頬づえついていた 夜は 昨日で終わるよ 確かめたい 君に逢えた意味を 暗闇の中 目を開いて・・・」いつもとは明かに違った、突き刺さるようなバラードになっていた。歌い終わった瞬間、向きを変え、ふっ切るような美里の表情が、すごかった!「気」というのかオーラがすごい!
私はどこかでこんな表情を見た気がした、それは貴乃花です!(爆)足をケガしてサポーターを巻きながら相撲をとって勝利した後の、見栄をきるような気合いの入った表情!小泉総理が「痛みに耐えてよく闘った!感動したっ!」と大声で叫んだ時の、あの感じです!まさに勝負士の顔です!)(笑)

[CM]



★『My Revolution』 Stage 3

ナレーション:『My Revolution』が誕生してから17年が経った。時代と共にこの曲も変化している。
美里コメント:どういうアレンジでも、私なりの歌をうたえるようになりたいと、思うようになりました。11年前『My Revolution〜第2章〜』を作ってから以降はね。
[1992年にリリースされた『My Revolution〜第2章〜』(ゆっくりしたオーケストラ・バージョン)の曲が流れる。映像は「うたの木」コンサートのオーケストラとの数点の写真スナップ]
伊東コメント:最初のオリジナルは走っている感じ、つらい事があっても、前に傾いて走っている歌。でも『My Revolution〜第2章〜』は、ゆっくり歩いてもいいんだよ。そう聴こえるんですね。今のステージで歌っているのは、立ち止まってもいいじゃない、頑張ればいいだろうという風に聴こえる。これは自分が年をとったせいかもしれないですが(笑)でも飽きていない、美里自身も飽きていない証拠ですよね。
美里コメント:「きっと本当の悲しみなんて 自分一人で癒すものさ」とうい歌詞も、当時はわからなかったんだと思います。今は少し大人になって、確かにそうだなと思う、時間が解決してくれる事もあるし。今歌うから言葉の輝きが増す事もある。変化して来ていると思いますね。

[2003年5月31日、大宮ソニックシティーでの『渡辺美里 うたの木〜CAFE VOYAGE〜』のコンサートで、新たなアレンジの『My Revolution』を歌う映像]
ここからはナレーションがなくなる。この映像を見れば、言葉よりもっと伝わるでしょう。
(バイオリンの音がメインに聴こえる前奏から、徐々に他の楽器が加わりタンゴのようなアレンジに。歌い出す渡辺美里は、笑顔でやさしく客席を見つめている、表情がすごくいい!番組冒頭のライブ映像とは違う良さが、一段と感じられた。艶があって、温かさがあって、笑うと目尻に少しだけ浮かぶ小ジワも、すごくいい年の取り方を感じさせる。そして変わらない、大きな瞳に涙がにじむ。歌が大きく深くなる。)


[エンドロールが流れはじめる]




★『オフィシャルサイト』で下記の『My Revolution』をはじめとするCD、DVDのジャケットが見られます、
楽曲の試聴もできます!聴きくらべてみてください!こちらです!
『My Revolution』原曲の試聴『My Revolution−第2章−』試聴(渡辺美里オフィシャルサイト)
★『My Revolution』の歌詞(うたまっぷ)を参照。


■[シングル] 『My Revolution』
1986.1.12 Release ESDB3034 税込価格¥1,020
c/w みつめていたい Restin' In Your Room
■[アルバム] 『Lovin'you』
1986.7.2 Release ESCB1161〜2 税込価格¥3,873
『My Revolution』ほか 全20曲収録
■[シングル] 『My Revolution −第2章−』
1992.4.22 Release ESDB3290 税込価格¥1,020
c/w 恋したっていいじゃない(ロミオとジュリエット篇)
■[アルバム] 『HELLO LOVERS』
1992.7.8 Release ESCB1300 税込価格¥3,059
『My Revolution-第2章-』ほか 全12曲収録
■[VIDEO&DVD]  『Misato BORN 4〜愛と青春の超青春ライヴ〜』
2001.11.21 Release ESBL2081 税込価格 \3,990
1989年11月、東京ドームにて行われた「live SUPER Flower bed BALL'89−史上最大の学園祭−」の模様を収録の他、1989年7月に西武スタジアムにて行われ、豪雨のため中止になった伝説のライブから「パイナップル ロマンス」「すき」「My Revolution」の映像を収録。
■[VIDEO&DVD] 『うたの木 Welcome』
2000.12.6 Release VHS:ESVU 540 DVD:ESBB 2040  税込価格¥6,195
「20世紀の星くずを21世紀に伝えたい」という渡辺美里の強い願いから始まった「うたの木」コンサート。'99年に行われたオーケストラとのジョイントコンサート「うたの木」(春と冬)のベストテイクを収録。「My Revolution」「卒業」「桜の花咲くころに」「悲しいね」他。
■[VIDEO&DVD] 『She loves you born9  10th anniversary video collection 1985-1995』
2001.11.21 Release ESBL2087 税込価格 \3,990
デビュー10周年に突入した渡辺美里の10年間に渡る映像全てを凝縮したビデオ。クリップ、ライブ映像、TVスポット、さらに未公開映像も収録した盛りだくさんの内容。「GROWIN'UP」「My Revolution」「サマータイム ブルース」「虹をみたかい」などを収録。


『My Revolution〜秘話』
『misto HISTORY 1986』
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