「三丁目」はまだそこにある





 先日高松に行った際に出会った、旧い旧い車両の数々。



■国鉄キハ181系

 製造初年昭和43(1968)年。国鉄→JRの特急車両では現役最古参の部類に入る。加減速度は低い一方、最高速度は電車にも引けをとらないため生き残っている。混雑する臨時列車に駆り出されているのは、輸送力の大きさが重宝されている証といえよう。第二線の列車に充てられているうえ、両数がまとまっているため、置換される気配は当面ない。

 キハ181系 明石にて



■国鉄115系

 製造初年昭和38(1963)年。JRの急勾配路線ではまだまだスタンダード。特異な性能ではないとはいえ、いちおうは急勾配に対応して性能強化した車両であるゆえに、大都市圏からの玉突き配転ができるかどうか。ちなみに、背後に見える 381系振子特急電車は、製造初年昭和48(1973)年。

 115系 岡山にて



■国鉄キハ65

 製造初年昭和44(1969)年。キハ 181系よりも新しい形式というのは、少々意外な感じもする。今はほぼ絶滅した急行のパワー・サプリメント車両で、当時としては頭一つ性能が飛び出た車両ではあった。

 キハ65 高松にて



■国鉄キハ58

 製造初年昭和36(1961)年。気動車は本質的に、エンジンの老朽劣化が進みやすいため、今まで生き残っていることじたいが不思議である。単独での性能は明らかに劣る車両で、キハ65のアシストがなければもたなかったかもしれない。なお今度のダイヤ改正で、高松からは撤退すると伝えられている。

 キハ58 高松にて



■京急1000系

 製造初年昭和34(1959)年。このページの中では最も旧い車両。オンボロ電車を一掃し、ようやく「近代化」を果たしたように見えながら、実は経年40年以上の車両を未だ大量に抱えているわけだから、コトデンの進む先は「日暮れてなお道遠し」の観がある。

 京急1000系 片原町にて





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