樹脂パネルの黄ばみ、変色を取り除く

 中古のパソコンの樹脂部分、特にパネルは、使い込まれたぶんだけ変色して黄色くなっている。
この黄ばみは、太陽光線に含まれる紫外線によるものや、樹脂から水分が抜けることによる変質化
で黄ばみがおきているそうである。
ネットで探してみるとそれなりに説明がされているので興味のある方は、探してみてください。
 これらの黄ばみを取り除く方法として説明がなられている情報では、過酸化水素水を樹脂にかけて紫外線を当てる事で黄ばみが緩和されるとのこと。
早速やってみようと思ったが、過酸化水素水を薬局で購入することから始まる。
印鑑を用意し購入理由などを書いて頼まなければならないようで結果が見えない状況ではそこまでしたくない。
もう少し調べると過酸化水素を含んだ洗剤がある情報を得たのでこれで代用をしてみる。



 何をどうやればいいのかわからないのでとにかくやってみる。

原液を霧吹きに詰めて樹脂に吹き付ける。
スーパーの袋に入れて乾燥を防止してみた。


結果
加工前                             加工後



 明らかに差を確認できます。

 スタンド部分の比較です。



 まとめ
 この洗剤は1.5から2倍に薄めてつかったほうがいいようです。
吹き付けた後の気泡は禁物です。気泡がレンズ効果を起こし点々と白くなるむらが残ることがあり ます。(日の強い日には)

レジ袋は厳禁です。洗剤が乾燥したところとレジ袋が触れて乾燥していないところでむらができます。
塗装部分も要注意です。漂白成分が塗装の色を変色させることがあります。
思うように戻らなかったらまた時間をかけて作業するだけです。やりすぎるとどうなるかはやったことがないのでわかりません。
適当に切り上げてきれいに洗剤を洗い落として乾燥させます。
樹脂表面の油分がなくなりさらさらになっているので私はシリコンスコート剤をスプレーしています。
車のダッシュボードなどを保護するものです。

洗剤の成分に含まれていると都合が悪いものもあるようなのでまねをして失敗をしても責任は取れませんのであしからずご了承ください。
私、私的な作業報告です。

あらかじめスポンジにクレンザーを含ませて軽く表面の油分を取り除き洗剤を吹き付けます。
普通の晴れの日に7時間放置してみました。

最初に比較写真を撮っておけばよかったのですがCDドライブのベゼルと比較をすると効果がわかると思います。
近々にベゼルも加工してみます。

洗剤を吹き付けて、乾いてきたら水と洗剤を交互に吹き付けると一番きれいに仕上がりました。
お金に余裕のある方は大きな入れ物にたっぷりと洗剤を注いで樹脂を漬け込んで太陽にあてるといいでしょう。
時間がかかる作業ですが元の色がよみがえったときは感動します。

これから先は、時に任せて処置をした例を公開します。


日光が強くあたるような場所には置いていなかった
のですが表面がかなり黄色くなっていました。
艶出しのためにシリコンオイルを塗ったからかな。


以前にご紹介したFMVです。もちろん中身は
26P9134です。


Mint Wave のMPC3です。


オークションで落札をしたものです。
かなり黄ばんでいることは落札前から判っていまし
た。どのくらい黄ばみが取れるか楽しみです。


台の部分も黄ばんでいます。


5月6日、雨でした。
天気のいいひだとむらができたので曇りの日に作業
をしてみましたが1日では思うように黄ばみがとれ
ませんでした。洗剤100%で約5時間行いましたが
黄ばみ取れず。少しはとれました。
やはり晴れていないとだめです。(紫外線がないと)

5分もすれば洗剤が乾くので水ををスプレーしてこれが乾いたら今度は洗剤と交互にスプレーをしました。
他のサイトでは本格的な取り組みが行われているようですが、私の場合は、一般で手に入るもので黄ばみをとろうと試行錯誤しています。
この乾きについては、片栗粉を入れて湯せんにかけてとろみをつけようと考えています。
これで塗った面に厚みができるのと(洗剤を蓄えておける)同時に塗った表面が乾き、水分の蒸発防止になる
のではないかと考えているところです。
「とろみ」の具合にもよりますが、霧吹きでは無理っぽいですね。


5月9日、はれたのでまとめて黄ばみ取りを行う。


ここで強い助っ人登場です。
先日買っておいたのですが使ってみるのを忘れて
いました。オキシドール、その成分は。


過酸化水素が成分です。
成分的にはぴったりですが、3%でどうなるか。
とりあえず水の変わりに、これと洗剤を交互に使って
みることにします。

今日現在、オキシドールが効果的なのかわ実証が取れたわけではない。
たが、黄ばみを取る主成分である、ただ薄いだけ。
これを吹きかかけていて気づいたのだが、吹きかけて水分が蒸発してまた吹きかける事の繰り返し、水分が蒸発
するということは成分が濃くなっていくのではないか。
そうなると気温が高く蒸発しやすい天候のほうは効果的なのか?
黄ばんだものを探したが、こういうときに限って見当たらない。目の前に少し黄ばんだキーボードがあるがこれを使うとしばらく続きがかけなくなってしまう。
せっかく条件が整った天候なので「Z」のキートップを外して実験をしてみることにする。


同じ日ではないので周りの明るさで雰囲気が変わっ
てきます。裏面は何も行っていません。


写真自体が明るく撮れてしまいましたが黄ばみはほぼ
取れています。納得できる結果です。
こちらは洗剤です。


黄ばみ除去前の「Z」キー


黄ばみ除去後の「Z」キー


元々があまり黄ばんでいなかったのですが、周りの
キーより白みが蘇っています。

考察
黄ばみを取るには晴れた日、実施をしたのは5月ゴールデンウイーク中。この季節の晴れた日の太陽光の下で4時間でほぼ納得の行く黄ばみが取れることが判った。
洗剤は水分が乾燥すると粘りを起こしあまりよろしくないように思う。
キーがオキシドールだけで白くなるので、これだけで効果はありそうだ。
ただ、洗剤の漂白成分がどれほど効いているかが実証できていない。
これは同じ素材に洗剤とオキシドールを塗り結果を比較すればいいのだが手ごろな材料がない。
また、漂白成分があることで、シルク印刷などがはがれる、色が薄くなることがある。ほとんどが薄くなる。
オキシドールの場合は経験が少ないので詳しくはかけないが、キーではそのようなことはおきなかった。
オークションなどでこれらのものを出品される方は高値が期待できるかも。




それでは、一日がかりで黄ばみを取った成果をご覧ください。


ノート用のCDドライブを装着してみた。こちらのベゼル
も黄ばんでいるようだ。


問題発生。黄ばみがひどかったところ、または樹脂
の材質により黄ばみが取れた後に変質化が発生。


黄ばみが化学作用で取れたその代わりに樹脂の
表面が砂漠化して白くなった。
拡大鏡で見るとほかのところは樹脂面にシボがあってもつるつるしているが、白いところはざらざらしている。
これはシリコンスプレーで補える。