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故穫鳥の夏
〜あらすじ〜
自律神経失調症の作家・関口巽が親友?の古本屋『京極堂』主人の中善寺秋彦に持ってきた「二十箇月もの間妊娠し続ける妊婦と密室から消失してしまった夫」の噂話。渦中に旧制高校時代の先輩、久遠寺牧朗が関わっていることを知る。
久遠寺涼子への淡い想いと、自分の過去の過ちに苦しみながら、ずるずると噂の渦中に引き摺り込まれて行く関口。常識では理解出来ない状況に陥った関口は、必死の想いで憑き物落しの顔も併せ持つ京極堂に助けを求る。
そして遂に、黒衣の憑き物落し・京極堂が不可解な事件の幕を引く為に重い腰を上げる。京極堂は語りはじめる。それは解決と同時に崩壊を招く呪いの語りであった。大雨の夜の惨劇のあとに姑獲鳥の夏は終わることになる。
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