ニ コ 動 ・ ピ ア ノ 演 奏 集 (ミルお気に入り) 特 別 編

@ジャム……愛してる。ニコニコ東方ピアニストの中でもダントツ好きです。
           なので勝手ではありますが、系譜を記すことによって愛の度合いを刻んでおきたいと思います。うんそう、自己満足。


第一期。自己主張をまったくしないのに演奏は超技巧派。『千年幻想郷』の発狂部は伝説となる。
反面指摘されるようなミスも多く、同時期にニコニコ動画にアップしていたピアノ演奏者と比較されることも多い。
原曲に限りなく近いアレンジのピアノ演奏をするため、原曲ファンはその再現率に大抵は驚く。
それを可能にするのは限りなく正確なリズム感とそれを再現する技術(むしろ技術よりもそのリズム感を評価されるべきだと自分は思います)。

茶目っ気たっぷりな衣装での演奏もこの時期に確立。甚平、スティッチ、中国服、サンタ服……

最大の欠点とも言えるのが音質の悪さ。ヘッドフォン・イヤーフォン派はこの演奏は正直キツい。
特にこの第一期は大幅な音質改善に乗り出す前の動画なので、視聴の際はスピーカーで聞くことをオススメします。


全部お勧めなんですが、ミル的にはまず『千年幻想郷』、『明治十四年の上海アリス』、そして『御伽の国の鬼が島』です。
特に『鬼が島』はジャムさんの真髄であるリズム感の天才っぷりが際立っていて最高です。

『千年幻想郷』と『プレインエイジア』は他の演奏者の方も弾かれているので、そちらも聞き比べてみると尚一層楽しめます。
他の方々も素晴らしいと思いますが、『千年幻想郷』の発狂は誰も超えられない、そう思います。










第二期。2008年10月期の『少女綺想曲』から微妙ながらも音質の改善がみられる。そしてその数日後『月まで届け、不死の煙』で極端な音質改善を実現。
反面、音量が極端に低下。同時にカメラに演奏時の遅延が起こり、演奏動画としては致命的な臨場感が欠損する。
遅延と音質の確保の実験的動画と推測されるのが次動画の『さくらさくら』。遅延の程度は改善されたものの未だ遅延は起こり音量は低いまま。

ここから動画を2ヶ月、3ヶ月ほどの間を置き更新。また東方以外の演奏動画もアップするようになり、ジャム動画信者の深化に成功する(笑)。

第一期ほどの再生数を稼がなくなったので特定の層によって支持されるようになってくるが、それを良しとするのがジャムクオリティ。
音質はだんだんと改善されてくる。音量は低いままだが自分で上げろという話。

音質が改善された『ネクロファンタジア』や『幽雅に咲かせ、墨染の桜』は音質改善したジャム動画の本気が垣間見える。
また副次的な効果としてジャムさんのテクニックの凄さ=強弱の使い分けが際立つようになった。
特に左手の驚異的な持続力と正確さに視聴者は驚く。










第三期。2009年9月期。極端に音質がよくなった時期。これまでは思いついたかのように(わざと?)音質が悪いバージョンで更新することも多かった。
音量は相変わらず低い。東方以外の音楽を弾くことも多くなり、ガチャピンの服をひいてクラシック(一部違う)で3連動画は視聴者の度肝を抜いた。
また以前の動画で要望が出ていた『天空のグリニッジ』を演奏することによりファンの心をさらに掴む。
さらにカリスマ感溢れる『神さびた古戦場』をカリスマたっぷりに弾くことでミルの心を完全に鷲掴み握りつぶす(笑)。もう泣くわ俺。

……ていうか要望に答える率が高いです。『信仰』も『ネクロ』も『ボーダーオブライフ』も演奏してくれてます。すごい。
左手は回を重ねるごとに神懸っていきます。








◆最後に私見。


何よりジャム動画の素晴らしいところは、技術的云々よりも演奏者感・プレイヤー感を強く出しているところだと個人的には思います。
「どうだい?俺上手いだろ?」とかじゃなくて「ここまでやってみましたけど何か文句でも?」みたいな感じ。
そこで少しばかり失敗してるところがすごく親近感湧きます。目の前でピアノ弾かれてるようなそんな心地です。
単に完成形の録音物として考えるならジャム動画は凡百なのかもしれませんが、これをプレイとしてみるなら凡百には見れませんよ。
こんなドキドキさせてくれるプレイヤー自分は他に知りません。

いやマジでコンサートあるなら行きます。万単位出してもいいよ。この人のプレイにはそれだけの価値がある。