1200形 (旧京急700形)
新生ことでんのエース、1200形は京急の4扉車700形をベースに平成15年より投入されたことでん初の4扉車です。
京急700形は昭和42年から46年にかけて84両が投入され、主に本線の各駅停車を中心に活躍したあと、大師線での運用を最後に平成17年に引退しました。
ことでんの入籍においては、京急時代Mc-T-T-Mcでありしかも出力が150kWである為、運転席側は付随台車、内側は電動機のついた台車という、変則的なMc-Mc'と
なっています。又、バリアフリーに基づいて運転席側後部
右側には座席がなく、車椅子のスペースとなっています。
尚、1201Fはイルカのキャラクター仕様車「ことちゃんこんぴら号」、1205Fはこんぴらさんの広告電車となっています。
平成16年秋にも2編成(1207F 1209F)、平成17年度にも7月に2編成(1211F 1213F)が、更に8月には1編成(1215F)増車され、これにより琴平線は100%冷房化(旧型の1062号が事業用としてのこる)達成しました。
又、平成18年6月には長尾線にも1250番台として4両が投入されました。
1201-1202 平成15年
(705-706) 昭和42年
川車(1201)東急(1202)製
ことちゃんこんぴら号
1203-1204 平成15年
(727-728)
昭和45年東急車輛製
「新屋島水族館」
広告入り
1205-1206 平成15年
(731-732)
昭和45年東急車輛製
しあわせさんこんぴらさん
広告入り
1207-1208 平成16年
(733-734)
昭和45年東急車輛製
四電エナジーサービス
広告入り
1209-1210 平成16年
(737-738)
昭和45年川崎重工製
ヴィスポことひら広告入り
1213-1214 平成17年
(703-704)
昭和42年川崎車輛製
ユニバーサルホーム広告入り
1215-1216 平成17年
(723-724)
昭和45年川崎重工製
1211-1212 平成17年
(701-702)
昭和42年川崎車輛製
1100形 (旧京王5000形)
全編成平成9年入籍
1100形はことでんの冷房化率を最低ラインの60%にするべく、京王の5000形の車体に京急1000形の台車を組み合わせて、平成9年に4回に分けて投入されました。
車体色は昭和44年の1020形で採用された、クリームとピンクのツートンカラーにかわって、白地に関連の百貨店のイメージ色(当時)のエメラルドグリーン、窓周りは黒という
パリの地下鉄の新型車のようなデザインになりました。
このデザインは志度、長尾線の600形700形にも採用されました。
1101F 1103Fは京王時代は中間車で京王重機にて先頭車改造を行い、1105F 1107Fは制御車で電動車化されました。
尚、1100形で採用されたデザインは琴平線の他の電車には採用されず、1100形も1200形と同じイエローとクリーム色のツートンになりました。
京王5000形は、京王では全車引退しましたが、ことでんの他、隣の伊予鉄や一畑電鉄等で活躍しています。
1101-1102
(5023-5073)
昭和44年東急車輛製
1103-1104
(5022-5072)
昭和44年東急車輛製
1105-1106
(5772-5722)
昭和44年東急車輛製
1107-1108
(5771-5721)
昭和43年日車製
1080形 (旧京急1000形)
琴平線の主力車1080形は昭和63年から平成3年のまでにかけて6編成12両が投入されました。
ベースとなった京急1000形は昭和33年から53年までの20年間に356両が製造され、京急の主力車両として各駅停車から快特まで幅広く活躍し、都営地下鉄浅草線に乗り入れ、さらに京成線や北総線にも乗り入れました。
新600形や新1000形の投入で廃車がかなり進んだが、後期形を中心に現在でも大師線で活躍しています。
ことでんに入った12両は、昭和34年から35年にかけて落成した2次車で落成当時は前面2枚窓の「湘南タイプ」
でありました(後に貫通化、更に40年代に冷房化)
ことでんの入籍において、関連の京急車両(現 京急ファインティック)4両固定編成であった為、一部の車両は中間車にその編成で解体される予定の先頭車の運転台を取り付けるという、変則的な改造となりました。またマスコン類はHLタイプの旧型のものを使用しているが、台車制御機等足回りは種車のものをそのまま使用しています。
ただ弱め界磁を使用しない為、京急時代に比べると性能はやや劣っています。又、80km/h以上になるとリミッターが作動するようになっています。
平成3年以来増車はなかったが、今後100%冷房化、長尾線にも大形車投入の関係で、現在増備中の1200形(700形)とともに、2編成が投入されましたが、足回りなどの違いから琴電形式は1300形となっています。
これまでのピンクにかわり、1200形で採用されたイエローと明るいクリーム色の新塗装に変わっています。
平成22年6月には、1083Fが本地でロケされ7月公開の警察犬「きな子」にちなんで、期間限定にて車体がラッピングの上、車内もそれにちなんでデコレーションされました。
1081-1082
(1011-1012)
昭和34年東急車輛製
昭和63年入籍
1083-1084
(1019-1020)
昭和34年川崎車両製
警察犬「きな子」PR車
1085-1086
(1023-1024)
昭和35年東急車輛製
平成元年入籍
1087-1088
(1027-1028)
昭和35年東急車輛製
平成2年入籍
1091-1092
(1043-1044)
昭和35年
東急(1092)川車(1091)製
平成3年入籍
1089-1090
(1047-1048)
昭和35年東急車輛製
平成3年入籍
1070形 (旧京急600形)
昭和59年12月、ことでんでは初めての冷房車として投入された1070形は京急の600形をベースにしています。
京急600形は昭和31年、京急初の高性能車として又2扉のクロスシート車としてデビューしました。
主に本線での最速列車でもある「快特」に使用され、昭和57年に2000形が登場し、増備されるまで活躍していました。
ことでんは当時、瓦町駅での曲線ホームでの乗降の安全を考え、2扉の冷房車を探すべく当車に白羽の矢??が当たったようです。
入籍に当たっては、他車の混結を考慮して、前面は貫通化され、運転台周りも旧形車と同じものに改めました。ただ足回りは1053形の実績もあったため、種車のものをそのまま利用しています。そのため、性能面で余裕があり過ぎるため、弱め界磁は使用せず、80Km/h以上出せないようにリミッターも装着しています。
昭和61年と62年にも1編成ずつ増備されました。
一時は準急にも使われ、ことでんのニューフェイスとして期待されましたが、3扉車や4扉車の投入で現在は予備車的存在になっています。
1071-1072
(605-608)
昭和32年東急車輛製
昭和59年入籍
1073-1074
(613-616)
昭和33年東急車輛製
昭和61年入籍
1075-1076
(609-612)
昭和32年東急車輛製
昭和62年入籍