キハ40、47形一般形
キハ40、47形一般形気動車は昭和52年に老朽化の著しい狭幅の 10系気動車の置き換え用として投入された。車体は九州に投入されたキハ66、67をベースにしている為、運転台が近郊形のキハ45形よりやや高い。機関もこれまでのDMH17系にかわり、181系やキハ65形で開発されたDML30HS系をベースに小出力化したDMF15HSとなり、17系よりもやや出力がアップした。両運転台のキハ40をはじめ暖地用のキハ47や寒地用のキハ48がラインナップされた。昭和54年にマイナーチェンジが有り、車内のインテリアが寒色系から暖色系になった。寒冷地用はエアサス台車だが、暖地用は従来のコイルばね台車となつている。昭和57年までに888両が製造された。
四国には昭和55年に初投入され、現在、徳島と松山に配属されており、主に予讃線の松山以西や徳島地区全線で運用されている。
キハ47 1086-キハ47 114
国鉄色にリバイバル 高松駅にて
キハ47 0番台
松山駅にて
キハ47 500番台
徳島駅にて
キハ47 1000番台
阿南駅にて
キハ47 1500番台
板野駅にて
キハ40 2000番台
桑野駅にて
車内(キハ47) 車内(キハ40)
キハ32、54形ローカル用
キハ32、キハ54形気動車は特急用のキハ185系気動車とともに国鉄の民営化直前に投入された。投入にあたっては当時の四国の利用状況や国鉄の財政状況を考量して、これまでの車両(キハ47等)
とは違ったタイプになった。
まず、キハ32は全長がわずか15mというレールバスのようなスタイルとなり、乗降口のドアもバス用に開発されたものを採用している。製造先の富士重工製と新潟鉄工所(現、新潟トランシス)製では前面のライトの形や窓枠の色が異なっている。
キハ54は山岳区間での単行運転を考量して2機関となった為、全長は従来どおり20m級となった。軽量化の為車体はステンレスとなった。当形式は他に北海道仕様の500番台もラインナップされた。
両形式とも直結式のエアコン付きで、車内はロングシートとなった。
尚、JR化後にトロッコ列車用としてキクハ32-500台を2両を投入して185系気動車とペアーを組んでイベント運行している。
キハ32(富士重工製)
伊野駅にて
キハ32 11(新潟鉄工所製)
阿波川口駅にて
キハ32(富士重工製)他2連
多度津駅にて
キハ54 5
阿波池田駅にて
キハ54 6
松山駅にて
車内(キハ54) キクハ32-501
「大歩危トロッコ」号
キクハ32-502
「瀬戸大橋
アンパンマントロッコ」号
車内(キハ32)
1000形 1200形一般形気動車
1000形気動車は平成2年に徳島地区の老朽車の取替えと普通列車のスピードアップを目的に投入された。
車体は121系電車と同じステンレス車体の20m級だが、ラッシュ時や
閑散路線のワンマン運転等、どちらでも対応できるように乗降口は前後片開き、中央のみ両開き、更に車内は一方はロングシートでもう一方はボックスシートという、当時他のJRの車両では見られなかった変則的な構造になっている。後の7000系電車にもそれが反映された。機関は2000系で採用された小松製の400psのものを採用しており、変速機も3段式となり、加速性能が近郊型電車並となった。
平成4年にも増備があり、高知地区にも投入された。平成9年まで
に56両が投入され、高徳線、徳島線、牟岐線(徳島−阿南)、
土讃線(土佐山田-窪川)土佐くろしお鉄道(ごめん・なはり線)のワンマン列車を中心に活躍している。
平成18年度にはその改良形である1500形が新製され、徳島区の一部の車両は1500形に併結出来るように改造され、1200形となつた。
1001号(20年3月徳島より転入)
土佐くろしお鉄道(ごめん・なはり線)
のいち駅にて
高知駅にて 吉成駅にて 1200形1231号
徳島駅にて
1200形1256号
阿南駅にて
車内(1000形) 車内(1256号)
1500形一般形気動車
1500形気動車は、老朽化の著しいキハ58系やキハ65形を置換える目的で、平成18年に8両が登場した。
基本的には1000形と同様だが、車体は裾をしぼった為、幅が少し
広くなり、座席も5000形(JR西日本223系)と同じ転換式クロスシートとなった。乗降口は中央も片開きとなり1000形と同様、ワンマン対応となっている。機関は450PSにパワーアップしたが、NOxの排出量も 1000形に比べると60%削減するなど、環境にも配慮した構造になっている。エアコンは電気式となり、連結器も電車と同じタイプの電気連結器付き密着式となっている。(1000形についても併結する車両は連結器の取替えと、半自動時のドアの開閉スイッチを新設をおこない1200形に改番)
平成18年6月より、高徳線、徳島線、牟岐線(阿南まで)の普通列車で運用されているが、平成20年には7両が、平成21年にはアイドリングストップ機能が備えられた1551号が増備されている。
1500形3次形(1551号)
高松駅にて
1502号
徳島駅にて
1508-1506-1501号3連
引田駅にて
1515号(2次形)他2連
高松駅にて
車内
(準備中)