48歳で逝ったあなたへ

今あなたの女性らしい絵手紙を見ています。

添えられた俳句も八年間書き続けられたものですね。

先日、受取人であるあなたの大切な友人と久しぶりにお会いし、
あなたの思い出を新たにしました。

もうすぐ一周忌、
最近では夢の中であなたとお会いすることは少なくなりましたが、
思いではまだまだわき出てきます。

あなたの形見分けの洋服、着物なども
いつかそでを通させていただきますね。

あなたの歌をあなたを知る人たちに見ていただき、
あなたをしのびました。

とても優しくてあなたらしい歌です。

絵もとてもすてきです。
アネモネが   のんびりあくび    昼さがり

トマト苗     ちゃんとならんで   出荷待ち

咲きのこる   
カンナ一輪      いとおしく

いくたびの   出会い別れに    
ありて
あなたの体のことを心配されながら先に逝かれた
お父さま、おばあさまとは出会えましたか?

あなたの大切なご主人、お母さま方の
ご健康とお幸せを見守ってあげていてくださいね。


2000年10月6日愛媛新聞30面(投稿・みもの)「へんろ道」から転写

筆者も「あなた」も私と同年齢で、3人はほとんど同時に同じ職場に就きました。
「あなた」は、平成10年3月、筆者は翌11年3月と相次いで40歳代で退職し、
私が長期入院した平成11年7月・8月は、二人揃って見舞ってくれた。
そして、「あなた」は、間もなく同じ病院で亡くなった。
みんなに遠慮して、「誰にも伝えないで」と言い残したお葬式の参列者は、
家族を除くと男性の私が一人、伊予郡内の保健婦が8人だけだった。
「あなた」が、おそらく事前に用意した遺影は、
白黒ではなく、
真っ赤な遺影だった。
そんな「あなた」の生き様をほとんどの人は知らない。






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