
『ヘブライ語のかたち』
山森みか 白水社 200 4年 本体1 300円 ミニCD付き
ISBN4-560-00641-5
白水社の「ことばのかたち」シリーズの一巻です。文法事項には触れず、ただヘブライ語の文字をどんどん読んでみようという趣旨で、メニューや看板、成績表といった日常的なアイテムを推理しながら読んでいきます。
「まえがき」
ヘブライ語がわかると何が読めるのでしょう。聖書? ユダヤ教の文献? もちろんそういうものも読めます。わたし自身も聖書ヘブライ語からヘブライ語を習い始めたので、最初はそのようなテキストを辞書をひきひき読んでいました。 2004年 著者
でも日常生活で使われている現代ヘブライ語の世界に入ってみると、それはわたしたちがよく知っている外来語や、値札やメニューのような実務的な事柄も表せるとても身近な言語だと気づきました。子どもたちが授業中にこっそり回すメモも、学期末に渡される成績表もヘブライ語です。昔ながらの筆ペンで書いたような字体だけでなく、ポップな字体、また早く書くのに便利な筆記体もあります。現代ヘブライ語を使っているのは、わたしたちと同時代に生きている、ふつうの人たちなのです。
宗教的文書から新聞広告まで、ヘブライ語の文字がわかると読めるものはたくさんあります。ヘブライ語の楽しみ方はバラエティに富んでいます。
生きたヘブライ語の味わいを、ひとりでも多くの方と分かち合えれば幸いです。