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お笑い芸人誕生 I'm A Celebrity Get Me Out Of Here

帰って来たネイチャー・ボーイ Nature Boy Is Back!

ジョン・ライドン関連PRESS/MEDIA

これからのジョン I'm A Celebrity...以降


「世の中には、’こうでなきゃいけない’っていう事はないんだ」 by John Lydon aka Johnny Rotten






I’m A Celebrity Get Me Out Of Hereとは、ジョンにとって何だったのか? 2004.2.7


歌う。踊る。尻を出す。駝鳥につつかれる。怒る。暴れる。放屁する。鼻糞をほじくる。人間ケーキになる。ジョニー・ロットンことジョン・ライドンが、番組開始前には誰も予想していなかったほどの活躍を見せた10日間だった。今回の番組出演で、ジョン・ライドンは英国中に天性のお笑い芸人としての才能を見せつけた。

セックスピストルズ及びPILに影響を受けた文化人たちは、こぞってジョ ンの同番組出演を嘆き、或いは嫌悪し、ピストルズを知らない世代の若者たちは、毎日テ レビの前でジョンの一挙一動に笑い転げ、パブで、電車の中で、ウェブサイトのBBSやチ ャットルームで、彼のおかしさについて熱く語り合った。

元セックスピストルズのマネージャー、マルコム・マクラレンは、ジョンの同番組出演についてコメントを求められ「彼ももう終わったな」と答えている。確かに、セックスピストルズのジョニー・ロットンは、今回の番組によって完全に死んだと言えるだろう。自殺成功である。だが、どうもその代わりに、ジョン・ライドンという英国を代表するコメディアンが誕生しつつあるようだ。

そもそも、パンクとお笑いとは、最も類似した芸である。なぜなら(一流の)パンクとお笑いは、時代の仇花でなければならないからだ。パンクもお笑いも、愚か者又は道化者の系譜を受け継ぐ芸でなくてはならないからだ。中途半端なパンクバンドの楽曲を聴くよりも、モンティ・パイソンの映画のひとつでも観た方がよほどパンクなものに触れた気がする所以がここにある。

モンティ・パイソン、フォルティ・タワーズ以降、英国のコメディー界からアナーキーな笑いが消えている。今回のB級セレブ・サバイバル番組出演中のジョン・ライドンを見て、英国コメディー界に再びアナーキーな風を起こす新旗手を見たと感じた人は少なくない。

本件を総括した新聞コラムはこちら


ジョン番組降板後の反応

I’m A Celebrity Get Me Out Of Here番組関係者
「ジョンは暴言、奇妙な行動、不機嫌な態度などで、最も視聴者を楽しませたセレブだった。彼は番組に緊張感とユーモア、そして口論をもたらせ、時には助言まで与えてくれた
(The SUNより)

ジョンのエージェント
「番組の裏話を売って欲しいとコンタクトして来ているマスコミがいる。ジョンはもう金は必要ないんだ。金は要らないんだけれども、でもやっぱり売るかもしれない
(The DAILY MIRRORより)

若者たち
「ジョンが駝鳥と戦った時の一言。檻に入る前、ジョンの目にゴーグルを装着していた男性に”Are you OK?”と聞かれて、ジョンが”Nooo. Look at my eeeeeeeeaaars.”と答えたシーンを思い出すと、学校でも道端でも噴き出してしまい、他人から白い目で見られる」

「2月7日付のザ・サン紙にジョンの自叙伝の一部が掲載されている。奥さんは14歳も年上らしい。ジョンの愛人になりたい」

「ロックンローラーでもコメディアンでも嘘つきオヤジでも何でもいい。彼は国家の宝だ
(Digital Spy のJOHN LYDONスレッドより)

ニュース番組のヘッドライン
「ジョンのいないジャングルはPretty Vacant」
(SKY News)

本人
偉大で素晴らしくてキュートで思わず抱きしめたくなって、たまらなく魅力的。それが俺だ
(ジャングルから出て行く前に)




勝ってしまいそうでヤバイから降りた 釈明インタビュー 2/5



オーストラリア現地時間で2月5日正午過ぎに「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」のキャンプから出て来たジョンが、英国時間で5日午後9時から放映された同番組の中で、突然の降板に関する釈明インタビューに応じた。

久しぶりにまともなシャワーを浴び、顔をツルツルに輝かせながら、もはやトレードマークともなったカラフルな短パンを履いて現れたジョンは、司会進行役のコメディアンの顔を引きつらせるほどの雄弁ぶり(人の話を聞いちゃいない呆け老人のような有様。正味の話)で、言いたい放題の暴言を吐き続けた。

ジョン・ライドン降板の理由(本人による)

「勝つとヤバイからさ、やめたんだよ。第2のDes O'Connorにはなりたくないからな」

一日目から俺が優勝していた。King Of The Jungleとかさ、そういうタイトルは俺は要らないんだよ。そんなのが欲しくて参加したわけじゃないし」

「俺は勝たなくていいんだ。自分の頭の中で自分の価値は知っているから。誰も俺を打ち負かせない」

「怠け者の阿呆どもに飯を食わしてやるぐらいしかする事なかったぜ。ゆで卵の作り方も知らない阿呆どもが」

(「ジョンは追放者になって恥をかくのが嫌で自分から出て行った」と話す巨乳タレントをビデオで見て)「こいつが一番怠け者で最低だった。シリコン・バレー女」

「俺は自然が好きでここに来た。俺は自然をプロモートする。だけど、セレブリティーのゲームには興味ねえ。それは来る前からはっきり言っていたはずだ」

(女性セレブの一人が最初は本気でジョンを怖がっていたと聞いて)「みんな最初はそう思うんだよ。本当の俺を知らないから。そういう意味じゃ最高の番組だったな。無料で俺のプロモーションをしてくれた。はっはっはっ」

俺は世界を二度変えた。そしてこれから、三度目を開始する。俺はサバイバーだ

一方、番組のプロデューサーたちはジョン・ライドン降板後、番組の視聴率急降下を防ぐための緊急会議を開いた。本人も豪語している通り、これまで番組を盛り上げてきたエンターテイナーはジョン一人だっただけに、ジョンが去ったセレブリティーたちのキャンプは急に退屈になってしまった。シリーズ三回目となる今回の放送は、エリザベス女王(!!)も観ているほどの国民的人気番組となり、シリーズ始まって以来の高視聴率を獲得していた。

ベッティング・ショップでは、降板直前までジョンがオッズ・オンの優勝候補となっていた。




速報 ジョン、いきなりの降板 2/5



ITVのデジタルチャンネルでオーストラリアから生中継が行われている「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」11日目、ついにジョン・ライドンが荷物をまとめてキャンプから出て行った

英国時間で5日午前3時頃、ジョンは他のセレブたちを一人ずつ抱きしめた後、いきなり自分のリュックを担いでキャンプを後にした。

これまでも幾度か逃亡の企てを行ってきたジョンなので、しばらくは又キャンプに戻るのではないかと言われていたが、ついにITVが同番組のオフィシャルサイトで正式なジョン降板のニュースを発表。

ジョンは現在、ジャングルのそばのホテルにいると伝えられており、記者会見の予定等はまだ発表されていない。

優勝候補と考えられていたジョンが、番組のフィナーレとも言える週末の決勝を前に降板したため、番組関係者も混乱状態のようだ。

一方、セックスピストルズの「Never Mind the Bollocks」が現在英国のアルバムチャートを急上昇中であり、今週末のチャートではベスト40入りする模様。




キャンプ爆破の脅迫 2/4



いよいよ二週目も中盤にさしかかった「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」だが、英国では昨日のジョンの放送禁止用語「C**TS」発言が新聞、ニュース番組などで大きく取り上げられ、ITV幹部が正式に謝罪声明を発表した。

四半世紀前にもセックスピストルズのメンバーとしてBBC出演中に放送禁止用語を連発して話題になったジョンが、いい歳をして若い頃と全く同じことをしているというような趣旨の記事が多い。しかし、当時ジョンや他のメンバーが口走った所謂F言葉(FUCKですね、要するに)が現在では普通にテレビで使われていることを考えれば、今回ジョンが使ったC言葉(C**T)も、時が経てば放送禁止用語でなくなるのは間違いない。

又、10日目の午前中機嫌の悪かったジョンは、勝手にキャンプの隅で焚き火を起こすなどして番組スタッフに注意されたが、「黙れ」と女性プロデューサーに怒鳴りつけ、「この火の上に屁をこいてキャンプ全体を爆破してやる」とスタッフを脅迫した。

ジャングル滞在10日目のジョン・ライドン発言集

「詩人とかさ、アーティーなタイプは退屈な奴が多いんだよ。そういう奴らはだいたいニューヨークにいて、真っ黒な服着て歩いてる。LAではさ、みんなカラフルで陽気な半ズボンさ。最高だね」

(元Atomic Kittenのメンバーと日本について語りながら)「日本には屋内のジェットコースターがあるらしいんだ。人工で波が起こる屋内の海(シーガイアのことか?)とかさ。行ってみたいなー」

ロッド・スチュアートはいい奴だよ。本気で」

「水虫が悪化してるんだよなあ。濡れると痒い」

「ここに来てから顔の皺が50本増えた」

(ライスプディングの作り方について語りながら)「クリームが少ないなら、最初に水でライスを炊いて、それからクリームと砂糖を入れればいい」(普段料理していない人は到底考えつかない知恵です)




ジョン、人間ケーキになる 2/3


オーストラリアのジャングルから生中継されているB級セレブ・サバイバル番組「I’m A Celebrity Get Me Out Of Here」9日目の今日、視聴者投票の結果、二人目の追放者となったのは元オリンピック陸上選手の女性セレブだった。比較的ジョンとは気が合っていた彼女は、キャンプから出て来た直後のインタビューで「ジョンに勝って欲しい」と発言した。

視聴者投票の結果が発表される際、昨日同様「ジョン、あなたまだここに残ります」と言われたジョンは、FUCKINGよりも悪い、現代でも放送禁止用語とされているC**TSを口走り、即座に司会役のコメディアンが視聴者に謝罪するシーンも。

さらに、元Atomic Kittenのメンバーで、ポップグループWESTLIFEのメンバーの一人と結婚している女性セレブの一人が、今日は子供の一歳の誕生日だと落ち込んでいたところ、ジョンが髪に蝋を塗り頭に蝋燭を一本立てて人間ケーキのような状態になって「ハッピーバースデイ・トゥー・ユー」と歌いながら登場する場面も。女性セレブは涙ぐんでジョンの頭の蝋燭の火を消し、「ありがとう」とジョンを抱きしめた。

ジャングル滞在9日目のジョン・ライドン発言集

「ここを出て、何て呼ばれるかが問題だよな。‘ナイス・ボーイ’は拷問だな。‘ネイチャー・ボーイ’もちょっとなあ。世間というのはいつも何か形容詞を必要とするんだよな。それがその人物を適切に表現しているかどうかとは関係なく」

(「赤ちゃんみたいな髪の毛ね」と女性セレブの一人に言われて)「そうなんだよ。無理矢理立てておかないとふわふわになる

(インタビュー小屋でカメラに向かって)「おかげで夕べは全然眠れなかったよ。寝床はスポンジみたいにびしょ濡れだ。怒りだけが現在俺を生かしている

「食い物は俺は我慢できるよ。ただ、食い物の文句ばっかり言ってる奴の隣で食うのが耐えられない」

(ジョンの嫌いな巨乳タレント、ジョーダンがキャンプで歌い始めたのを聞きながら)「このキャンプにはひどいシンガーがいっぱいいるなあ。それもまた、ひどいバージョンを何度も何度も歌うし。いったいどこであんな白痴になることを学んで来たんだろうなあ」




ジョン、再び不機嫌に 2/2


ついに二週間目に突入したITV系B級セレブ・サバイバル番組「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」は、今日からいよいよ視聴者投票によるセレブのEVICTION(追放)が始まった。一人目の追放者となったのはラジオDJの男性セレブ。

一方、ジョン・ライドンは、八日目夜半に雨が降り出すと再び不機嫌になり、いきなりインタビュー小屋に乗り込んで行って、「寝床がびしょ濡れじゃねえか。舐めてんじゃねえ」とカメラに向かって怒りを爆発させた。

そのままふてくされて雨の中で寝袋にくるまって寝たものの、視聴者投票の結果を発表するために翌朝司会進行役のコメディアンたちがキャンプに現れた際には、ジョンはまだ寝床に横になったままで、焚き火のそばで輪になっている他のセレブたちにも参加せず終始非協力的。

進行役のコメディアンが、セレブたち一人一人の名を呼び結果を告げる時にも、「ジョン。あなたはまだジャングルに残ります」と言われて「Fuck off。俺は帰る」と反抗的な言葉を吐いていた。

ジャングル滞在8日目のジョン・ライドン発言集

(視聴者の票稼ぎのためか、デイビッド・ベッカムとも関係したことがあるなどとほのめかし始めた巨乳タレント、ジョーダンについて)「あいつ、くだらねえ」

(同じくジョーダンについて他の女性セレブと語りながら)
女性セレブ「あの人は自分の欲しい物をきちんと知っていて、必ずそれを手に入れる人」
ジョン「それはいいんだよ別に。ただ、それをするには人を傷つけることもあるってことだな」

(「そんなに一人で働かなくともいいのよ」とあるセレブに言われて)「俺はじっと座っていると病気になる。だからやってるんだ」

(差し入れのシャンペンを飲みながら)「Pretty, Pretty Vacant. I don't caaaaaaaaaareeeeeee(とPretty Vacantを絶唱する)」

(追放されたセレブがジャングルから出て来た直後のインタビューでジョンについて)「時々本当に頭がおかしくなったのかと思うときがあるけど、彼にとってはあれがガス抜きなんだ」




ジョン、妻からの手紙に涙ぐむ 2/1


B級セレブ・サバイバル番組「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」出演中のジョン・ライドンが、妻ノーラ(61歳:元スリッツのメンバーの母親)からの手紙に涙ぐんだ。

ここ数日、ジャングルからの逃走失敗、数度の行方不明事件、インタビュー小屋での暴力行為などを起こし、鬱屈していたジョンの心が、妻からの優しい手紙で癒された。

ちょうどジャングル生活が始まってから一週間目にあたる今日、各セレブの家族からの手紙がキャンプに届けられ、それぞれの手紙が焚き火のそばで読み上げられた。

ジョンへの手紙の番になると、ジョンは最初の数行を聞いて「ノーラだあ」と叫び、涙目でいかにも嬉しそうに笑った。

相変わらずグラマータレントのジョーダンとはそりが合わない様子ではあるが、徐々にジャングルの植物や生物との触れ合いの中に安らぎを見出しているようであり、番組リタイアの危機は脱したようだ。

ジャングル滞在7日目のジョン・ライドン発言集

(ジャングルの環境について語りながら)「今まで田舎というのは都会から都会に行く間に通り過ぎる場所でしかなかったけれども、誰もが一度はこういう場所で寝泊りしてみるべきだ。緑が一番好きな色になった

「神に答えてもらいたい疑問は沢山あるが、こういう自然の中にいると、感謝すべきこともあるなあと実感する」

(他の男性セレブがジョンについて)「ジョンが一番いろいろ考えている。このメンバーの中で最も深く物事を考えているのは彼だ」




ジョン、ついに暴れ始める 1/31


オーストラリアの熱帯雨林でITV系B級セレブ・サバイバル番組「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」に出演中のジョン・ライドンがついに(誕生日にも拘らず)ぶち切れた

優勝候補と見なされ、視聴者の人気も急上昇しているにも拘らず、当の本人は巨乳女性タレント、ジョーダンのことが反吐が出るほど嫌いらしく、あいつを何とかしないのであれば俺はもう番組を降りる、キャンプに放火してやる、などの暴言を吐き、特設されたインタビュー小屋ではカメラを蹴り倒すなどの軽い暴力行為を行った。

このインタビューの後、ジョンは再びジャングルの中で行方不明になっていたが、現地時間で日曜日の早朝、ぶらりとキャンプに帰って来た。

ジョンは本当に番組を降りるのではないかという危惧も高まっており、今後の動向から目が離せない状態である。

ジャングル滞在6日目のジョン・ライドン発言集

BBCの王室担当リポーターである非常に品のいい女性セレブと並んで日光浴しながら)
女性セレブ「セックス・ピストルズってどの位活動したの」
ジョン「一年(爆笑)」
女性セレブ「たった、一年?」
ジョン「そう(爆笑)。俺の人生の中の、ほんの小さな欠片
女性セレブ「でも、一年で伝説になるものなの?」
ジョン「あんたは、だって、ピストルズなんて聴いたこともねえだろ(笑)」
女性セレブ「どれがどの曲かって言われたらわからないけど、知ってるわよ。シド・ヴィシャスってどんな人だった?」
ジョン「面白くていい奴だったよ。そのうち自分のイメージに支配されてしまったんだ。俺たちがもっと気をつけてやるべきだった。・・みんな自分のことで精一杯だったからな」

(大嫌いな巨乳タレント、ジョーダンについて)「あいつは皆に火を炊いてもらって、水を飲ませてもらって、飯を食わせてもらって、楽しませてもらって、何でもかんでもしてもらうことを当たり前だと思っている。何も貢献してねえじゃないか。あいつは寄生虫だ。ふざけんな。Bollocks. Fuck off. Fucking bollocks(この種の語彙が増えて来ましたね)」

(さらにジョーダンについて)「俺は風船みたいな乳さげたページ3ガールの下男じゃねえ。ふざけんな」(と言ってインタビュー小屋のカメラに蹴りを入れる)

(日光浴をしている若い男性タレントに)「日光浴かい?確かに君は少し色をつけた方がいいな。何色でもいいから。ちょっとほら、君はニュートラル過ぎるもん」




ジャングルに飽きはじめたジョン 1/30


ITV系B級セレブ・サバイバル番組「I’m A Celebrity Get Me Out Of Here」に出演中のジョン・ライドンが、5日目にしてついにジャングルからの逃走を計画。

しかし、キャンプと外界の境界となっている橋の上でスタッフに捕まりかけ、仕方なく川べりに逃げ込む。あまりにもセレブたちのコミュニティーに帰って来ないため、夕方近くにセレブの一人がジョンの捜索に出かけたところ、川辺でぽつねんと大型蜥蜴(ラリーと名付けたらしい)と語り合っていたジョンを発見。あえなく連れ戻される。

これまで歌ったりおどけたりで他のセレブを楽しませてきたジョンだが、5日目には、疲れてきたのか過激な発言が増え、「もうたくさんだ。帰りたい」と呟く場面も。

ジャングル滞在5日目のジョン・ライドン発言集

(大嫌いになったらしい巨乳女性タレントについて)「あいつ何もしねえじゃないか。怠け者にもほどがある。目の前で焚き火の火が消えていくのを黙って見てやがる。乳がでかいかなんか知らんが、とんでもないビッチ(雌犬)だ」

(その女性タレントに向かって)「ハロー。いつになったら君も何かをするのかなあ?」

「飲み水が切れてるじゃねえか。焚き火は消えてるし。俺がちょっと寝てるとこの有様だ、bollocks!」(あんな風に怒りに目を剥いてbollocksなんて言われると往年のファンはどきりとします)

(君は働き者だね、と言われて)「俺は怠け者だけど落ち着きがない

「子供の目って、燃えてるだろう。物凄く正直で、力強くて。最高だ」

(顔、耳、首、頭皮などにチャコールを塗りたくりながら)「これで蚊も寄りつかんだろう」

「飢え死にするところを見たいセレブリティーは、いっぱいいるよな」

(食料として与えられた鶏の毛をむしりながら、嬉しそうに)「いいなあ。夜更けにジャングルで鶏の毛をむしるなんて、最高に楽しいなあ」

月曜日の放送開始から、16歳から34歳までの英国民の50%以上が同番組を観ているらしい。ベッティング・ショップでは相変わらずジョンが優勝候補と目されており、オッズが1.5倍に引き下げられている。




ジョン・ライドン再び(お笑いタレントとして)大ブレイクか?第三 弾


ジョン、苦労話を始める

英国ITV系B級セレブ・サバイバル番組「I’m A Celebrity Get Me Out Of Here(オフィシャルサイトへ)」に出演し、人気急上昇中のジョン・ライドンが、ついにおどけるだけではなく、しみじみ過去の苦労話まで語り始めた。詳細は以下の通り。

ジャングル滞在4日目のジョン・ライドン発言集

(昔ジョンのファンだったという女性セレブに)「セックス・ピストルズの後PILを始めた時には、気が狂いそうな状態だった。Death Discoという曲があるんだが、これは母親の死についての歌なんだ。母親がさ、自分が癌で死ぬことを知っていて『歌に書いてくれる?』なんて言うもんだから、『そりゃあ大変な課題だなあ』と思ったよ」

(ジョージ・ベスト・・・往年の伝説的サッカー選手。アル中で幾度か生命の危機があった・・・の別居中のセレブ妻に)「ジョージは、うちの母親が病床にあった時、わざわざ会いに来てくれて、母親にサインもくれた。俺はその時のことがあるから、ジョージのことは死ぬほど好きだね。母親は物凄くそれが嬉しかったんだ。ジョージは凄くいい奴なのに、誰もその点を評価しない」

(Los Angelsの自宅の厳重な警備について語りながら)「俺はロック(注:ROCKではなくてLOCK)フリークだ。俺に煉瓦を投げつけることを職業にしてる奴らもいるからな」

(健康について語りながら)「俺はもう一年飲んでない。ドラッグは金と時間の無駄だ」

ジョンの同番組出演について、相変わらず大手新聞のジャーナリストは「traitor to a generation(ある世代への裏切り者)」などという表現を使っている。ザ・ミラー紙の記者に、元セックス・ピストルズのマネージャー、マルコム・マクラレンは「彼ももう終わったな」とコメントしている。

しかし、終わらないことには何も始まらないのではなかろうか。
MM氏はきっと高齢のため、27年前自らPRしまくったパンクのコンセプトを忘れてしまったのだろう。

関連エッセイへ




ジョン・ライドン再び(お笑いタレントとして)大ブレイクか?第ニ弾


ITV系で放映中のB級セレブ・サバイバル番組「I’m A Celebrity Get Me Out Of Here(オフィシャルサイトへ)」の続報

思ったとおりジョン・ライドンの人気が沸騰している。英国内のベッティング・ショップでは、ジョン優勝の掛け率が二倍に引き下げられ、現在はっきり言ってオッズ・オンの状態だ。ITVのデジタル・チャンネルの方のライブ中継を見ていると、視聴者からの携帯メッセージが画面下方に表示されるのだが、「John to win」「Go, Go, Johnny 」「Marry me, John!!」などと、次々にジョンへの激励メッセージが出てくる始末。

また、ジャングルでもジョンは、アウトサイダー的立場から、いつの間にかセレブたちの中心的存在となり、積極的に焚き火の火起こしを行ったり、セレブたちの輪の中心に座ってひょうきんな発言をするようになっている。歌ったりおどけたり、持ち前のエンターテイナーぶりを発揮して皆を楽しませ、はっきり言ってジャングルは今、ジョンの独壇場。

大手新聞社Guardian, Times, Independentの記者たちが、ジョンの同番組出演に関して、「パンクは何処に行ったのか」「パンクのプリンスの死」「恥を知れ」「騙された」などとおもむろに嘆く記事を発表し始めた(現在、第一線で活躍している記者たちは、年齢的にジョンやピストルズに思い入れの深い世代なのだ)。しかし本人は、もしかしたらこうした嘆き・罵声を聞きたくてやっているのでは、と訝りたくなるほど、からっとジャングルライフをエンジョイしている。

以下はジャングル滞在三日目のジョン・ライドン発言集

「俺は政治家には興味あるね。あいつらみんな嘘つきで詐欺師でクソだけどもよ。根掘り葉掘り人に詮索される職業についているという点は凄いな。そのくせ金の隠し方はよく知ってるし」

「ずっと睨みつけるというのは、それはそれで疲れるんだ。目がフィジカルな労働をしているわけだから」

(あるセレブに「君はウィットに富んでいるな」と言われて)「よくは知らんが、あれだな、野放しの理論というやつだな、俺のウィットは」

「蚊が俺を狙って来るんだ、あいつら俺が好きなんだ、異様に」

(整形巨乳で有名な女性タレントに)「何だそりゃあ。デカ過ぎるよ。デカ過ぎて揺れもしないじゃねえか。そんなの俺の知ってる乳じゃねえ」

(早朝、煙草を吹かしつつ青空を見上げて)「見ろ、煙草から生気が吸い取られて行くのを。ジャングルってのはそういう所なんだ。全てのものから生気を吸い取りやがる」

「俺は哲学は好きだが心理学は嫌いだ。人間なんてみんな気狂いなんだよ。それなのに各人がどんな風に気狂いかなどという200ページのレポートなんか作成してどうする。それも又、作成してるほうも気狂いなんだから、これ以上の阿呆はない」

「面白いからと言って鼠を殺したりするのは嫌いだ。俺はできるだけ殺生はしたくない」




ジョン・ライドン再び(お笑いタレントとして)大ブレイクか?


ITV系人気番組「I’m A Celebrity Get Me Out Of Here( オフィシャルサイトへ)」(米国もやっとるらしいがオリジナルはこちら)の三シリーズ目が1月26日から毎晩放映されている。この番組、B級セレブリティー(これまでにユリ・ゲラーやトーヤなどが登場)10人を二週間オーストラリアのジャングルの中に閉じ込めて生活させ、視聴者が好きななセレブリティーに投票し、投票の少なかった者から一人ずつ追放になって、最後に残った人物が優勝するというもの。

それがなんと、今回のシリーズには、ジョン・ライドンが出ているのだ。まさかジョンがそんなメインストリームの番組に・・・ 、とショックを受けないこともなかったが、私のゴッドを見ないわけにはいかんと思いながらも、初回はつい仕事で見逃してしまった。しかしながら非常に視聴率の高い番組だけに、翌朝新聞などが初回の模様についていろいろ報道しており、読んでみればジョンが「非協力的」と皆に嫌われている様子。

これは案外面白いのでは、と思って二回目を見てみた。いきなりジョンが過酷なチャレンジゲームをさせられることになっていた(最初の一週間は、視聴者投票によるセレブ追放はなく、視聴者は過酷なチャレンジゲームをさせたいセレブに投票する。つまり、初日の視聴者投票から、ジョンが一番「嫌いなセレブ」に選ばれたということだ)。

このチャレンジゲームというのが、駝鳥の餌を体中に塗りたくって駝鳥の檻の中に入って行き、地面数箇所に埋めてある駝鳥の卵の中から星型の置物のようなものをゲットするというもので、ジョンがゲットした星の数だけ、セレブたちに食事が与えられる。つまり、ジョンが星をゲットしなければ、皆が飢えるというわけである。

「おまえら、飢える覚悟をしとけ」と皆に言い残してゲームに挑んだジョン。ジョン・ライドンVS駝鳥の群れ。物凄い構図である。しかし、私はこの構図にいたく感動した。ジョンが駝鳥につつかれながら、真面目に地面を掘りくり返しておるのだ。ぶーぶー文句を連発しながら、体が傷だらけになっても、最後の最後まで掘っていたのだ。

途中で駝鳥にゴーグルを奪われても、「駝鳥に失明させられたくはねえ」と新たなゴーグルを要求し、黙々と掘り続けたジョンは、結局星を6個獲得。すぐに川に入って体を洗っていたが、背中や腕が、12羽の駝鳥につつかれた傷で真っ赤に腫れていた。

全然「非協力的」じゃないではないか。確かに他のセレブが輪になって喋っていたり、誰かが泣き出したりして皆で慰めあったりしていたりするようなシーンでは、きまってジョンは一人離れたところで面白くなさそうに寝ていたりするが、自分のせなならん事はちゃんとやっている。コミュニティーに積極的に参加してはいないが、その一員としての責任は果している。真面目な人なのだ。私は今まで知らなかったジョン・ライドンの一面をこの番組で見せつけられているような気がする。

この番組、毎晩9時から一時間枠でダイジェスト版を放映しているが、実はITVのデジタルチャンネルの方では、オーストラリアから生放送で現在起こっていることをぶっ通しで流している。これが滅茶苦茶面白い。ジョンの変な癖(この人、汚れた下着やソックスを臭う癖があるようだ)とか、物凄い鼾で他のセレブを夜中に飛び起きさせているところとか、腹を抱えて笑ってしまうような何気ない発言とか、もう盛りだくさんで目が離せない。この人、ピストルズ時代からその傾向は強かったが、存在自体がお笑いである。

一時間枠のダイジェスト版では、セレブの各人を掘っ立て小屋に入れてインタビューも行っているが、他のセレブが「チョコレートが食べたい」とか「スパイスの効いてない米や豆ばかりでは耐えられない」などと食料への不満をぶつけ始めたのに対し、ジョンは「俺はよー、あいつらが食い物のことばっかり文句言ってるのが一番腹立つね。食うか死ぬかだったらよー、俺は黙って食う」と発言。硬派である。

この番組、セレブに野宿させたり、所謂入浴・排泄等も全く自然の環境でさせ、毎日味付けも何もない米と豆ばかり食わせるわけだから、さすがにセレブの演技も持たなくなり、素の人間性が露わになるケースが多い。従って、最初からマイウェイを突っ走っているジョンのようなセレブはもしかしたらかなり強いのではなかろうか。

現に、ジョンとは同世代でありながら、パンクムーブメントとは全く縁のなかった私の連合いまで「こいつ、一番自然でいいやん。優勝するんやない?」などと言い出した。駝鳥の檻での健闘ぶりや、数々の笑いを誘う(しかしながら哲学的な)発言により、視聴者の好感度もうなぎ上りのようなのだ。

この番組に優勝するB級セレブは、だいたい番組放送終了後ブレイクする。レギュラーのテレビ番組を持ったり、バラエティーショーの司会を始めたり、急に忙しくなる。もしかすると、ジョン・ライドンもそのコースを辿るのか? この番組に出るまで、英国の若者の殆どがジョン・ライドンを知らなかった。もしかすると、この番組でジョンが再びブレイクするのか???

Clashのジョー・ストラマーが悲劇的な死を遂げてから一年、Sex Pistolsのジョン・ライドンはB級セレブの一人として「もはや恥辱そのものとも言える(町蔵ならきっとこう言うだろう)」ミーハーなTV番組に出演し、世間に笑われている。

だが、しかし、私はそんなジョンが好きだ。はっきり言って、昔以上に好きである。