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SSD延命策まとめ(Last Update:Jan. 08, 2015)

キーワード:SSD、寿命、延命、Windows7、RAMディスク、BUFFALO RAMDISK ユーティリティ、書き込みキャッシュを無効にする hiberfil.sys

<はじめに>
前回のUpdateから早、2年半が経過してしまいました。でも私のSSD搭載PCは3台とも元気に動いています。
飽きっぽい性格でも有り、もう余り、延命についてあれこれいじるのは止めようと思っていますが、過去記事についてはそのまま載せておきます。

「回りものは壊れやすい」という信念を持つ管理人が、最近購入するPCは専らSSD搭載機。
データは主に外付けのHDD2台に入れているので、PC自体のストレージ容量はそれほど必要ない。
ということで、手に入れたSSD搭載PC。弱点は寿命があること。それでいろいろと延命策を施してみました。これをまとめておきます(ちょこちょこ書き換え・書き足ししています)。延命策といいながら、気まぐれに無関係な話も出てきますので、その辺はスルーして下さい(最近、「無駄」話が多くて「無駄」に長くなってしまいました。そろそろ新しいページを作らないと…あっ、これも「無駄」でした)。
延命策で注意点が2つ。
リスクを伴う
パフォーマンスが低下する
これらの可能性がありますので実施に際しては自己責任でお願いします。
また、ここでは省エネに関しては配慮していません。
なお、管理人のPC環境ですが、3台のPCにそれぞれ
Intel SSD 320/160GB、X-25M/80GB、520/120GB
をシステムディスクとして使用しております。

OS は Intel SSD 520 の PC が Windows7 x64、その他は Windows7 x86(32bits)です。
これ以外の環境の方には役立たないこともありますのでご了承を。

※管理人が間違いを犯している可能性もありますので鵜呑みにしないで下さい。

<目次>
【01】SSDの寿命予測を調べる

【02】RAMディスクを作る

【03】電源のオプションを変更する

【04】「SSDのディスクの書き込みキャッシュを無効にする」は間違い

【05】ファイルのコンテンツインデックスをオフにする

【06】ページングファイルを無しに変更する

【07】デフラグは絶対禁止?

【08】Windowsのシステムの復元をオフにする

【09】レジストリを変更する

【10】リンク−SSDについてもっと詳しく知りたい方へ

【11】(付録)Intel SSD 320シリーズ ファームウェアアップデート

【12】(余談)Trim コマンドを有効にする

【13】(おまけ)CrystalDiskMark でベンチしてみた

【14】Process Monitor を使ってファイル書き込み状況を調べてみる

【15】市販のキャッシュソフトを使う

【16】(番外編)Intel SSD Toolbox で SecureErase ができない!<追記−2012/06/15>インテルSSD 520のマイナートラブル



【1】SSDの寿命予測を調べる

延命策を講じる前に、それでは実際の所どのくらいの寿命があるのか。ということでそれを調べてみました。
SSD Life という便利なソフトがあります。有償版とフリー版がありますが、とりあえず寿命だけ調べるのならフリー版で十分でしょう。
サイトは→http://www.ssd-life.jp/



管理人のPCではまだ9年もつ計算です。その前にさすがに買い替えるでしょ。ということで、この企画、余り意味がないかも…。でも、徐々に使用可能な容量が減っていくのを見たくもないし、PC壊れてもSSDだけ取り出して使い回しもできるし。ということで初志貫徹。

【2】RAMディスクを作る
SSDの寿命を長くするためにはとにかく書き込まないこと。そのためにテンポラリなファイルはRAMディスクを作ってそこに入れてしまいます。

※RAMディスクは本来パフォーマンスの向上を期待して導入するものですが、このコーナーではとにかくSSDの延命が目的ですので、RAMディスクによるパフォーマンス向上は期待していませんし、そのような設定もしていません。あしからず。

RAMディスク作成ソフトで現在出回っているものは次のようなものです(全部フリー)。
(1)RamPhantomEX LE
(2)BUFFALO RAMDISK ユーティリティー
(3)Gavotte Ramdisk
(4)Dataram RAMDisk
(5)VSuite Ramdisk


それぞれの特徴というか、管理人の勝手な意見を書くと次のように。
(1)RamPhantomEX LE
周辺機器メーカー I/O DATA 機器が作っているソフト。
有償版の RamPhantomEX もある。
ネットでは不具合報告が結構目立つので試していません。
(2)BUFFALO RAMDISK ユーティリティー
周辺機器メーカー BUFFALO が作っているソフト。
不具合報告がぼちぼち見られます。かなりのくせ者です。
BUFFALO製のメモリモジュールを搭載していないと、OS管理外のメモリを使えないらしいんですが、実際にはBUFFALO製以外でも使えるものと使えないものがあるようです。
NTFSフォーマットとは相性が悪いようです(FAT32がデフォルト)。
(3)Gavotte Ramdisk
比較的支持されているようですが、設定がいろいろ必要みたいでちょっと面倒くさそうです。ですので試していません。
NTFSフォーマットができるようです。
(4)Dataram RAMDisk
OS管理外のメモリが使えない。管理人の設定が悪かったらしく、再起動すると消えてしまった。
64ビット環境では上限4GBという制限があるものの、唯一フリーで提供されているらしい。
(5)VSuite Ramdisk
フリーではWin7対応版が出ていない。

結局選んだのは、これらのうち、(2)BUFFALO RAMDISK ユーティリティです。
PC搭載メモリモジュールはBAFFALO 製ではないのですが、なぜかOS管理外メモリを使えています。
〈追記-2012/05/04〉---------------------------------------------------------------------------------------------------
HDD搭載のデスクトップパソコンにSSDを搭載しました。こちらではOS管理外メモリは使えませんでした。ちなみにDIMMは管理外が使用できたものはキングストン製、Team Group Inc.製、だめなのはトランセンド製でした。メーカーによる違いなのかどうかは不明ですが。
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※OS管理外のメモリについて
管理人の環境ではOSが管理していないメモリ容量が1GB余りあります。ここはOSには管理できないけれどBIOSには当然認識されており、I/Fなど(GPU、PCI、チップセット等)にメモリが割り当てられているそうです。したがって、勝手にいじってはいけないと思われますが、一部のサイトではこのメモリ領域が無駄になっているという記述が見られます。
本当のところはどうなのよ、と、管理人も詳しく解らないのですが、OSが認識しているメモリを減らしたくないので(常時、物理メモリ+ページメモリで4GBくらい使われている)、このOS管理外メモリの一部(1 GB中の512 MB)だけを使用しています。

〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
もう少しいろいろサイトを当たってみましたが、グラフィックチップがチップセット内蔵のものだと OS 管理外のすぐとなりのメモリを使用するらしく、RAM ディスクとバッティングすることがあるようです。管理人の PC はすべてディスクリート GPU を挿していますのでそれでとりあえず問題なく動いているのかも知れません。ただ、新しい方の PC は GPU に NVIDIA を使用しておりましてオプティマステクノロジーなるものが使われています。それでたとえば IE9 では内蔵チップを使うようですので、今後トラブルが出る可能性があります。
内蔵チップセットのみの方は特にご注意下さい。
〈さらに追記〉
その後、後述のように容量不足を来してしまいました。それでちょっともったいないけど、買って数ヶ月しか経っていないノートPCに挿さっている 2GB×2枚のメモリモジュールを取り外し、新たに購入した 4GB×2枚のメモリモジュールに換装し、RAMディスクとして4096+512=4608MBを割り当てました。なお、OS管理外メモリを使えないと困るので、メモリモジュールは同じ Kingston の製品を購入しました。
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BUFFALO RAMDISK ユーティリティーは以下からDLします。
http://buffalo.jp/download/driver/memory/ramdisk.html



「かんたん設定」と「詳細設定」がありますが、ここでは「詳細設定」を選びます。



「合算して使用」、「OS管理外のみ使用」、「OS管理内のみ使用」のいずれかが選べます。「OS管理内のみ使用」以外の項目がグレーアウトしていたら、残念ながら相性が悪かったと言うことになります。
ここで「OS管理外のみ使用」を選択し、使用メモリを最大値では少し不安なので512MBとしました。はじめは256MBとしましたがちょっと不足かなと思い、結局この数値に落ち着きました。不具合が出たらまた変えるかも知れません。

〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
その後、動画を見ているときに容量不足の警告が出てしまいました。それで思い切ってメモリを 8GB に換装して、4096+512=4608MB を RAM ディスクに割り当てました。
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次はバックアップです。
RAMディスクはメインメモリ上に作られますから電源を切ったり、再起動したりするとその内容が消えます。このため、この手のソフトは大抵RAMの内容をバックアップして、起動時にRAMディスクに書き込む機能を有しています。これは使うかどうか、好みの問題ですが、エラーを起こしやすいのがこの部分かと思われます。また、バックアップ時にSSDにデータが書き込まれるのもいやです。このため、管理人はバックアップ機能は使わず、消えてもいいデータのみを移しています(後で詳述します)。

以上のような設定後、RAMディスクを作成します(なおドライブレターは R としました)。



ここで、このソフト、ほとんど
バグと思われることをしてくれます(最新バージョンでは改善されたという噂も…)。なんとこのソフト、毎秒数回という頻度でログをファイルに書き込みやがります。これを知って見てみたら、すでに数百MBのファイルサイズになっていました。あるサイトではこれが8GBくらいになっていたなんていう報告もありました。そもそもこのソフトを使う理由はディスクへの書き込みを減らすこと。それなのに、毎秒数回ファイルを更新していたらまるで逆効果。フリーソフトだから許されるというレベルではないと思うんですけど。っと、かなり怒りを感じてしまいましたが、ぐっとこらえます。対策法です。
この糞ファイル(おっと、思わず汚い言葉を使ってしまいました)は
C:\Users\Public(エクスプローラだとC:→ ユーザー → パブリック)にできる
BRDUtilTrayLog.txt
というファイル。
もう一つ
BRDUtilLog.txt
というファイルがありますが、こちらは恐らく起動ごと(終了ごとかも)に更新されるようですので、両方あわせて対処しましょう。
まず、エクスプローラなどでこれらのファイルのある、前述したフォルダを開き、デスクトップに右クリックD&D(コピー)します。



ファイルを開き、記述を全て消して上書き保存。その後右クリック⇒プロパティから属性を書き込み禁止(読み取り専用)にします。



最後にこれらを再び元のフォルダに右クリックD&D(移動)して上書き。
以上でとりあえずファイルへの書き込みは無くなります。
しかし、書き込みを指示している状態は変わらないため、CPUの無駄な仕事は止まりません。これに対処します。
C:\Program Files\BUFFALO\BFRD4G 内の BRDUtilTray.ini が BRDUtilTrayLog.txt を書き換える命令書。同じフォルダ内の BRDUtil.ini というファイルが BRDUtilLog.txt の書き込みの命令書というわけ。この内容を変更します。



これら ini ファイルはテキスト形式ですので、メモ帳(ノートパッド)などのテキストエディタで開くことができます。先ほどの要領(デスクトップにD&D)で、このファイル内の
Level=
の値を0にします。ini ファイルの方は書き込み禁止(読み取り専用)属性を付ける必要はありません。



これでバグに対処できました。PC再起動後に有効となります。
なお、書き換えを拒否された場合はファイルのプロパティ→セキュリティからアクセス許可を編集して下さい。

さて、ファイル・フォルダをRAMディスクに移す準備がやっと整いました。
移すファイル・フォルダは
[1]インターネット一時ファイル
[2]テンポラリフォルダ
[3]インデックス
[4]DLファイル

です。

[1]インターネット一時ファイルを移動する
ここで解説するのは IE だけです。FireFox などは使っていないので解りません。他のサイトを当たって下さい。
さて、これらのファイルを移動するのは BUFFALO RAMDISK ユーティリティの詳細設定でもできるんですが、容量の設定はできないのでそこでは設定せず、インターネットオプションから行います。



「全般」タブ→「閲覧の履歴」→「設定」をクリック。



使用するディスク領域は推奨の最大値250MBを選択しました。ここはご自由に。ただし、RAMディスクの容量を考慮して。
さらに「フォルダーの移動」ボタンをクリックしてRAMディスクを選択します。
「現在の場所」でRAMディスクに変更されているのが確認できます。
〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
この 250MB は使用領域の最大値ではありませんよね。必要なだけ肥大します。以前から思っていたのですが、HDD のときはあまり気にしませんでした。でも RAMディスクにしてからは容量不足を起こすようになってしまいました。その際はRAMディスクが目一杯使われていて、空き容量は0。それでRAMを8GBに換装し、値は250MBのままとして現在様子を見ています。
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[2]テンポラリフォルダの移動
テンポラリファイルはソフトが一時的に作るファイルで、テンポラリフォルダに作られますが、ソフト終了後不要になっても削除されないものもあります。ソフト終了後は原則不要となるので、これも移してみます。
但し、この操作、ソフトのインストール/アップデートの際に不具合を起こすことがあります。起動することすらできなくなるソフトもありますので、支障を来す場合は RAMディスクに移すのはやめておいた良いです(OS終了時に RAMディスクの内容をバックアップする機能を使用する場合は大丈夫と思いますが、これはこれで、OS起動が遅くなったり、いろいろトラブルの原因になることもあります)。
コントロールパネルからシステムのプロパティウィンドウを開きます。これがどこにあるかわからない方はコントロールパネルから「環境変数」を検索すると環境変数のウィンドウが直接表示できます。



「システム」の「システム環境変数を編集」をクリックします(ここで「環境変数を編集」をクリックするとシステム環境変数が編集できません)。
「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。「詳細設定」タブ→一番下の「環境変数」ボタンをクリックすると「環境変数」ウィンドウが開きます。



ここで「ユーザー環境変数」、「システム環境変数」のいずれも同じ作業になります。
「変数」から「TEMP」および「TMP」を選択し、それぞれ「編集」ボタンを押します。
変数値を R:\temp などに変更します。



たいして重要なことではありませんが、これら環境変数が RAMディスクにあると Windows エクスペリエンスインデックスが測定できなくなります。これを測定する際は、すべてのテンポラリファイルをシステムディスクに戻して下さい。システムディスク内であれば元々の位置ではなく、たとえば
C:\temp
などでも構いません(むむ、何なんだ、このメモリパフォーマンスの低さは。DDR3 だというのに DDR2 の PC に遥かに及ばない…)。



テンポラリファイルを移すことで他にも影響が出ることがあるかも知れませんが、発見したら追記していきます。

〈追記〉--------------------------------------------------------------------------------------------------------
ソフトのインストールやアップデートの際、OS再起動を要求するものの中にはテンポラリフォルダを使用するものが有り、その際に、インストールやアップデートに失敗することがあります。最近では一太郎2012バージョンアップ版でトラブルが発生しました。それで一旦Cドライブ(SSD)にテンポラリフォルダを移して事なきを得ました。→インストール後にTempをラムディスクに戻したらやっぱり起動しません。2010年版の一太郎では問題なかったのに仕様を変更したようです。今はユーザー一時ファイルはCドライブ(SSD)上というトホホ状態です。
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[3]インデックスを移動する→(追記)インデックスを削除する
ファイル検索を高速にするために様々なファイルにインデックスが作られますが、これを移動します。インデックスはPC起動時にもつくられるので、RAMディスクに置いても差し支えないです。管理人の環境ではインデックスファイルの合計は80MBくらいあるのでインデックスをすべて削除するという手もありますが、とりあえず問題が起きるまでとっておきます。インデックスの詳細についてはマイクロソフトのサイトからどうぞ。
方法はコントロールパネル→全てのコントロールパネル項目を開くと、「インデックスのオプション」という項目が見つかると思います。これをクリックするとウィンドウが開きます。



ここの「詳細設定」ボタンを押すと詳細オプションのウィンドウが表示されます。



ここで、「新しい場所の選択」ボタンからRAMディスクを選択します。

〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
その後、ファイルのダウンロード時にディスク容量不足が発生してしまったため(これについては次項を参照して下さい)、インデックスのほとんどを削除してみました。でも RAMディスクに置いたインデックス用フォルダの容量がまったく変わりません。相変わらず 80MB くらいを占領しています。
そこで「Windows Search」を無効にすることにしました。これを無効にしても検索自体ができなくなるわけではありませんが、インデックスが作成されなくなります。方法です。
コントロールパネル→「すべてのコントロールパネル項目」→「管理ツール」の「サービス」を選び、「サービス」ウィンドウを開きます。
この中に、「Windows Search」という項目がありますので、右クリックメニューからプロパティウィンドウを表示させます。
「全般」タブの「スタートアップの種類」という項目の右にプルダウン形式のボタンがありますので、そこから一番下の「無効」を選びます。



PC を再起動すると RAMディスクの中のインデックス用のフォルダが見事に消えて、RAMディスクの空き容量を増やすことができました。
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[4]ファイルのダウンロード先を移動する(IE限定)
以下の手順で行います。
(1)IE上で、[Ctrl]+[J]キーを押す。
(2)ダウンロードマネージャーが起動(タイトル名は「ダウンロードの表示」)。



(3)左下のオプションをクリック。
(4)規定のダウンロードフォルダーをRAMディスクに変更。

なお、この変更を行った場合、動画など大きなファイルをDLするとRAMディスクに収まりきらず、失敗する恐れがあります。ご注意を。

〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Windows Update を行った場合もここの設定が適応されるようです(たぶん)。アップデート中に RAM ディスクに「Downloads」という読み取り専用属性の付いたフォルダが自然に作成されました。管理人の環境ではアップデートファイルが多数あったときに、RAM ディスクに収まりきらず、一部アップデートできなかったことがありました。
IE から、通常のファイルを DL する場合はフォルダを自由に選択できるんですが、Windows Update のときはフォルダを選択できないんですよね。やはりシステムに関わることは安易に変更されるとまずいので、こういう設定になったんでしょうけど、ちょっと不便。
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以上で終了です。現在の状態は以下の様になっております(前述の通り、後日、「インデックス」フォルダは削除しました)。
これ以外にソフトによってはテンポラリファイルの場所を変更できるものもあるようです。



★RAMディスクソフトをアンインストールするときの注意
最後に大事なことを記しておきます。
RAMディスクソフトをアンインストールするときは事前に以下のことを必ず実行して下さい。これをしないとうまくアンインストールできなかったり、システムが不安定になる恐れがあります。順番通りに行って下さい(途中でPC再起動が入ります)。
(1)RAMディスクにおいたフォルダを、設定をし直してSSDにすべて戻す
(2)RAMディスクの設定画面で「RAMディスクをつくらない」設定とする
(3)RAMディスクが無くなっていることを確認の上、アンインストールする

【3】電源のオプションを変更する
コントロールパネル項目に「電源オプション」というのがありますが、これを変更します。



「電源プランの選択」の「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」で「電源オプション」ウィンドウを開きます。



さて、PC終了時の選択枝として、シャットダウン、ハイバネート(休止状態)、スリープ(スタンバイ)という方法があります。スリープにはさらにハイブリッドスリープというのもあります。
これらの詳細は省きますが、一般的に電力消費量は

シャットダウン=ハイバネート<スリープ

といわれています。
しかし、実際に測定したサイトを当たってみると電源ケーブルをコンセントに繋いでいる限り、
これら 3 つにはほとんど差が出ていないようです。さらに、シャットダウンやハイバネートでは PC 起動後に大量の電力を使うそうですから、頻繁にPCを起動、終了するなら、返ってスリープの方がトータル電力量が少なくなる可能性もあります。
スリープを行う際、よく使うソフト( ブラウザ、オフィスソフト など)は起動したままにしておきましょう。これらの起動にも電力は消費されます。

ということで、いままではもったいないという理由でシャットダウンをしていましたが、現在はスリープにするようにしています。

さて、延命策ですが、ハイバネート、ハイブリッドスリープは SSD に大量のデータを書き込みますので、これらを止めます。
電源ボタンを押そうが、ノートパソコンのカバーを閉じようが、すべてスリープに設定します。ハイバネートは設定を 0 分にすると OFF になります。
当然ながら、電力供給が無くなるとデータは全部消えてしまいますので、スリープにする前にすべてのデータを保存しておきましょう。

〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
上記の方法を行えば無駄な書き込みはずいぶん減るわけですが、それでも PC を起動するごとにハイバネート用のファイル hiberfil.sys が作成されてしまいます。滅多に PC を再起動することはないのですが、このファイルは 2GB 以上もありますので無駄に作られるのを見過ごすわけにはいきません。それで、このファイルを削除するようにします。
この操作は DOS窓(コマンドプロンプト)から行います。\Windows\System32 フォルダにある cmd.exe を管理者として実行するか、あるいはスタートメニューの「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」から管理者として実行するかして、コマンドプロンプトを表示します。
そして powercfg.exe /hibernate off リターンとすると、めでたく hiberfil.sys が消えてくれます。
特に「削除しました」のような通知は出ず、次の行に新たなコマンドプロンプトが出ますので、exit などと打ち込んでリターンキーを押してウィンドウを閉じます。



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【4】「SSDのディスクの書き込みキャッシュを無効にする」は間違い
「SSDのディスクの書き込みキャッシュを無効にする」とよい、というサイトを多く見かけますが、これ、たぶん間違いです。精通していないので絶対的自信はありませんが。
コントロールパネル→システムとセキュリティ−→「デバイスマネージャー」で「デバイスマネージャー」ウィンドウが開きます。「ディスクドライブ」ツリーを展開してSSDを選び、右クリックメニューからプロパティウィンドウを表示させ、「ポリシー」タブ→「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする」にチェックが入っているかどうか確認して下さい。これを無効にしても恐らくパフォーマンスを落とすだけで意味がないです。
ディスクの書き込みキャッシュはSSDに搭載されているDRAM上で行われており、SSDのフラッシュROM自体がキャッシュになることはないはずです(でないとキャッシュの意味がないし、そもそもフラッシュROM自体に書き込むのであればそれは既にキャッシュでない)。
プチフリを起こすような古いSSDではキャッシュメモリ(DRAM)を搭載しないものもあったようですが、最近のものはすべて搭載されているはずです(DRAM非搭載なら、これを「有効」と設定しても有効にならないと思います)。
〈追記〉
インテルのサイトで確認したところ、やはり書き込みキャッシュはコントローラの DRAM 上にあるとのことです。したがって、少なくともインテルの SSD に関しては管理人の考え通りでした。書き込みキャッシュは有効のままとしましょう。もちろん、突然の電源断やリセット時のリスクはありますが。

【5】ファイルのコンテンツインデックスをオフにする
SSDのプロパティ→「全般」タブの一番下に「このドライブ上のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスを付ける」というのがありますが、ここにチェックが入っていればそれを外します。



これはファイル検索の際、パフォーマンスの低下に繋がる可能性があるのですが、かなり容量を喰っているので管理人はチェックを外しています。
これを適用すると別ウィンドウが開き、インデックスを削除し始めますが、途中で拒否されてストップします。ここで「すべて無視」ボタンを押すと、最後まで処理が進み、自動終了します。

【6】ページングファイルを無しに変更する
PCはメインメモリの容量が不足した場合、メモリ内容をページ単位でディスクに退避させるページングというシステムを採り入れています。 これを止めるとSSDへの書き込みが無くなり、延命に効果的。
まず、「システムのプロパティ」ウィンドウを開きます。
「マイコンピュータ」の右クリックメニューから「プロパティ」を選びます(コントロールパネル→システムとセキュリティ−→システムーと進んでも可)。



ウィンドウの左の帯に「システムの詳細設定」という項目が見つかります。これを選ぶと「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
システムのプロパティ→「詳細設定」タブ→「パフォーマンス」→「設定」ボタンで「パフォーマンス オプション」ウィンドウが開きます。ここで「詳細設定」タブ→「仮想メモリ」→「変更」ボタンと進めると、「仮想メモリ」ウィンドウが開きます。



このウィンドウの一番上に「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」にチェックが入っており、中間がごっそりグレーアウトしています。ここのチェックを外します。SSDのドライブを選択し、「ページングファイルなし」に設定します。更にRAMディスクを作成しているならばここにページファイルを設けます。
実は管理人はこれを行っていません。ページングファイルは常時書き換えられているので是非実行したいところですが、物理+ページメモリが3〜5GBくらいになっているので、ページファイルを止めるとメモリ不足に陥る可能性があるからです。

 
愛用のフリーソフト「メモリの掃除屋さん」(左右で大きく異なるのは違うPCだからです)

メモリを8GBくらい積んでいる方は行ってみてください。8GB積んでいてRAMディスクを作成しているならばRAMディスク容量を大きくして、ページファイルをそこにおくか、あるいはRAMディスク容量を少し小さくしてページファイル無しにするかのどちらかですね。
〈追記〉
ページファイルの本体はルートディレクトリにある pagefile.sys という隠しファイルです。ページングをなしにする場合はこのファイルを最後に削除する必要があるらしいです(未確認→追記 PC 再起動で勝手に消えました)。ただし、一部のソフトではこのファイル、というか仮想メモリの存在を前提にしているものがあり、これがないとインストールや起動に失敗することがあるらしいです。
〈さらに追記〉------------------------------------------------------------------------------------------------------------
RAM ディスクを換装後、Cドライブ(SSD)のページファイルを OFF とし、RAMディスク上に設定しました。値は初期サイズ16MB、最大サイズ2048MBです。なお、再起動後は pagefile.sys が Cドライブから勝手に消えてくれました。
これで不具合が出るようなら再び追記します。
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【7】デフラグは絶対禁止?
デフラグはHDDだからこそ有効な機能。ランダムリードが速いSSDでは意味がなく、大量のデータ書き込み/消去が行われるので、寿命を縮めるだけともいわれます。
ただ、SSD をデフラグしないで使い込んでいくと、ライトについては速度低下を来す恐れがあるようです。
延命が目的ならば意味はないのですが、ちょっと気になったので、Defraggler というフリーソフトを使ってライト機能が改善するか試してみました。



空きスペースだけのデフラグ(断片化を許容)を行ってみました。メニューの「アクション」から「拡張」→「空き領域のデフラグ(断片化を許容)」を選択します。
デフラグの直前と直後でライトの性能を、CrystalDiskMark を使って比べてみましたが、効果はまったくありませんでした。まぁ、断片化率が低く、総書き込み量が 1TB に満たない状態でしたので、無理もないでしょうが。
書き込み性能が劇的に改善したなんていう報告をしているサイトもありますので、今後、総書き込み量が増えて、ライト性能が極端に悪化したときにまた試してみることにします(あまり繰り返すと延命には逆効果ですしね)。
それにしてもデフラグって、SSD のメモリコントローラが行うウェアレベリングと競合したりしないんでしょうかねぇ。OS からはデフラグが解消されているように見えるけど、実際にはメモリコントローラが適当にデータを振り分けているなんてことがあったりして。
この辺、また折を見て調べてみます。

なお、SSD にも最適化されているデフラグツールもあるようですね(これとかこれ)。でも実際の所どうなんでしょうか。
管理人はちょっと様子を見ることにします。

さて、ウィンドウズ標準のデフラグツールを止めるには以下の手順で行います。
SSDのプロパティ→ツール→最適化する→でデフラグツールが起動しますので、ここでスケジューリングされていたらストップして下さい。スケジュールの構成→「スケジュールにしたがって実行する」のチェックを外します。

【8】Windowsのシステムの復元をオフにする
システムの復元のためのデータを作らないようにすれば多少SSDへの書き込みは減ると思いますが、文字通りトラブル発生時にシステムを復元できなくなりますので推奨しません。
コントロールパネル−システムとセキュリティ−システムと開き、左側のシステムの詳細設定を選ぶとシステムのプロパティウィンドウが開きます。ここの「システムの保護」タブをクリックし、「構成...」ボタンを押すと復元やら無効にするなどのラジオボタンが表示されますので、ここで「システムの保護を無効にする」を選べばよいです。繰り返しますが、推奨しません。

【9】レジストリを変更する
※ここからの設定はリスクを伴います(今までの設定にリスクがなかったわけではありませんが)。レジストリを下手にいじくるとウィンドウズが起動しなくなったり、動作が不安定になったり、様々な恐ろしいことが起こる可能性があります。またどの程度の効果があるかも定かではありません。したがってよい子の皆さんはスルーして下さい


レジストリの変更はレジストリエディタを使います。
レジストリエディタはスタートメニューにある、「ファイル名を指定して実行...」から行います。
ここで「regedit」と打ち込みます。



よい子の皆さんが悪戯しないようにこの「ファイル名を指定して実行...」という項目はデフォルトでは表示されません。
表示されるようにするには以下の操作をします。
(1)ツールバーを右クリック
(2)プロパティを選ぶと「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」ウィンドウが開きます。
(3)「[スタート]メニュー」タブ−「カスタマイズ」ボタンをクリック
(4)[スタート]メニューのカスタマイズウィンドウが開くのでここから「[ファイル名を指定して実行]コマンド」にチェックを入れる

こうすると「ファイル名を指定して実行...」という項目がスタートメニューに現れるようになります。

後で気づいたんですが、「プログラムとファイルの検索」枠に直接 regedit と打ち込むとレジストリエディタが起動しました。
したがって上記の操作は無意味でした(^_^;)

[1]プリフェッチ機能、スーパーフェッチ機能を無効にする
インテルSSDツールボックスというソフト(日本語化されていませんが、インテルのサイト に説明があります→追記 かなり日本語化されたバージョンがその後出ました)を使ったところプリフェッチ/スーパーフェッチは無効にした方がよいようです(SuperFetch については PC が HDD か SSD かを見分けて勝手に ON/OFF してくれるという記事もありましたが)。これらはメインメモリ上で行われるのかと思っていたら、どうやらフェッチ(先読み)されたデータは SSD に書き込まれるようです。
それでこれらを無効にしました。この操作はレジストリをいじらなくてもこのソフト上でできます。
レジストリエディタから変更する場合は
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters と進んでいくと「EnablePrefetcher」と「EnableSuperfetch」という項目があります。ここの値(REG_DWORD)を 0 にします。
Superfetch だけについてはコントロールパネルからも変更できます。
すべての項目を表示させ、「管理ツール」を選択します。その中から「サービス」を選択すると、いろいろなサービスの名前がABC順に表示されます。そこから Superfetch を選択し、「サービスの停止」をクリックします。
下の絵で、Superfetch/Prefetch の Status(状態) が Disabled(無効) となっており、current setting(現在の設定) が optimal(最適) だと表示されています。
蛇足ですが、デフラグは「するな」とも書いてありますね。




2011/10/27 に Intel SSD Toolbox のバージョン3.0 がリリースされました。かなりの部分が日本語化されましたが、機械翻訳の様な変な日本語も見られます。機能も増えるどころか、SMART の項目が減ってしまいました。
〈追記〉
2011/11/04 にバージョン3.0.1 がリリースされました。前バージョンでは SSD のモデル名が間違って表示されることがあったそうです。
2011/12/21にバージョン3.0.2 がリリースされました。説明ファイルの内容は変更されていないようです。
2012/04/19にバージョン3.0.3がリリースされました。
ダウンロードはここからどうぞ
同じページから説明ファイル(PDF)も DL できます。マルチランゲージになっています。日本語の説明は 61ページからです。




上では System Tuner という項目を表示しています。「設定」の Superfetch/Prefetch では これら機能を OFF にしていると、「状態」で「機能は最適化されています。」になるようです。
Defragmenter は「デフラグ(のスケジュール)」、「Disk Defragmenter を実行しないで下さい。」は「デフラグは不要です。」くらいにすればいいのに、などなど突っ込み要素満載です。


[2]8.3形式ファイル名の自動生成、NTFSの最終アクセス日時の更新の2つを無効にする
※この項目は某サイト様から勝手にお知恵を拝借しました。
遠い昔、マイクロソフト製のOSが8.3形式のファイル名しか扱えなかった時代がありました。この当時のソフトを使うときに恐らく使われる 8.3 形式ファイル名の自動生成。Windows7の時代にも未だにこんな機能があります。これはさすがにいらないだろうと思います。ただ、このためにどれだけ容量を喰うかは不明なので、どのくらい延命に有効かは量りかねます。ということで積極的には推奨しません。ちなみに管理人は実行しています。
さらにNTFSの最終アクセス日時の更新機能。通常PCを使う上では必要ないと思いますが、これもどの程度延命に貢献できるかは不明です。
ちなみに管理人は上記2つを実行しています。不具合があったら止める予定で。
やり方ですが、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrnetControlSet」→「Control」→「FileStstem」と進みます。
この中の「NtfsDisable8dot3NameCreation」と「NtfsDisableLastAccessUpdate」の(REG_DWORD)の値のデータをそれぞれ1(1:無効、0:有効)とします。ちなみに管理人の環境では後者ははじめから1になっていました。

【10】リンク
●元麻布春男の週刊PCホットライン
既に鬼籍に入られた人気ライター元麻布さんの記事(合掌)
ちょっと古い記事だけど(09年4〜5月)SSDについての詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
古い順に並べます

SSDの寿命
SSDの寿命を長持ちさせるには
SSDの現状とチャンス
SSDに関するWindows 7の3つの特徴
もう1つのSSD
Windows 7のSSD対応追加情報
IntelがSSDを手がける理由

●USBメモリーは10年もつか
フラッシュメモリーについて、基礎的なことから詳しく説明されています。USBメモリー…という題ですが、SSD についての方が詳しいです。

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/basic/20091109/1020283/

【11】Intel SSD 320シリーズ ファームウェアアップデート

安くて速いという評判を聞いて手に入れた G3(第3世代)SSD の「320シリーズ」でしたが、2011年夏に不具合(俗に「8MB病」といわれています)が見つかり、9月1日よりインテルからファームウェアアップデートプログラムが提供されるようになりました。
このファームウェアは X25 や X18 といった、以前の SSD にも対応しているとのことです(これらの SSD に不具合があるかどうかは知りませんが)。
アップデート方法を記載しておきます。なお、これらを行う前にインテルでは
データのバックアップをしておくことを推奨しています。
[1]インテルのサイトから バージョン1.92(ファイル名:0911036202M388208850.iso)をDLする
[2]空のCD-R/CD-RWを用意して、このファイルをイメージファイルとして書き込む
この方法ですが、単なるコピーではダメです。ブータブルディスクを作成しなければなりません。といっても、Windows7ではこの機能が組み込まれているので簡単です(実体は C:\Windows\System32 内の isoburn.exe )。
デスクトップなどにDLした、このISOファイルを右クリックすると「Windows ディスクイメージ書き込みツール」というメニューが現れますのでそれを選べばよいです。私の環境では以下の様に選べました。
もし、この項目が現れなかったら「規定のプログラムの選択...」を選び、先ほどのフォルダにある isoburn.exe を指定します。



これを行うとISOイメージを書き込んだブータブルディスクができあがります。
[3]このディスクをCD/DVD-ROM ドライブに入れ再起動させるとBIOSの画面のあと、ウィンドウズではなく、このディスクが起動します。
なにやら英語がたくさん出てきてややこしいですが、基本的に(y/n)のところで y リターン とすれば問題ありません。
書き換えが終わると、最後に A:/> というコマンドプロンプトが表示されます。

以上で終了です。ディスクを取り出した後、PCを再起動してウィンドウズを起動させます。
アップデートが成功すると、ファームウェアのバージョンが 4PC10302 から 4PC10362 になります。



X25-M(G2)でもファームウェアアップデートを行ってみました。
ファームウェアのバージョンが 2CV102HD から 2CV102M3 に変わりました。
ついでに SSD Toolbox をインストールして最適化もしてみました。



この X25-M をもう一度 SSD Life を使って見てみたところ、寿命は変わりませんでしたが、健康状態が 99% から 100% に改善しました。ファームウェアアップデートのおかげか、最適化したおかげかはわかりません。



【12】Trim コマンドを有効にする
管理人の環境ははじめの方で述べたように Win7 ですので、XP の方はここの項目を飛ばして下さい。
Trimコマンドについて少し取り上げます。
Windows7 を使用していて SATA2/3 環境であれば AHCI(Advanced Host Controller Interface)モードになっていると思われますが、XP ではデフォルトで Standard IDE (SATA1.0)になっていますので、Trim に対応するにはちょっとした工夫が必要なようです。なお、AHCI モードになっているかどうかは BIOS画面で確認する必要がありますが、これについても他のサイトを当たって下さい。
Trim について、の前に SSD というか、フラッシュメモリについて簡単に説明をします。
フラッシュメモリはその特性上、直接データの上書きができません。そのため、一旦メインメモリに上書き前のデータを、それを含む数百KBのブロックごと退避させ、その後、そのブロック全体を消去(フラッシュ)するという動作をします。これがフラッシュメモリという名前の由来です。
一方、メインメモリ上に移されたデータは直接上書きされます。そして、この上書きされたデータを含むブロックをフラッシュメモリに書き込みます。
この際、このブロックの中には破棄されたデータの断片などが含まれている可能性があります。しかし、フラッシュメモリにはそのデータが不要なものかどうかは解りません。その結果、不要なデータであってもせっせと書き戻してしまいます。こんな無駄なことはありません。無駄なのは時間だけでなく、フラッシュメモリは書き込むほど寿命が短くなるわけですから良いことはまるでないわけです。
これに対応するのが Trim という機能です。これは Windows から SSD に対して、データが不要なものである場合にそれを通知してくれるというコマンドです。
さて、上の SSD Life の絵の中で「トリム:対応」と書かれています。Windows7 では普通、特に何もしなくても Trim 対応になっているようです。
Trim 対応かどうかは SSD Life の様なソフトで確認することができますが、Windows7 でも標準でこれを知る手段があります。
これは Windows\System32フォルダにある fsutil.exe という実行ファイル。これを使うと Trim に対応しているかどうかだけでなく、Trim を有効化/無効化することもできます。
fsutil.exe は DOS窓(コマンドプロンプト)から起動します。
同じフォルダにある cmd.exe というファイルを右クリックし、出てきたメニューから「管理者として実行」を選びます。スタートメニューの「アクセサリー」から「コマンドプロンプト」を選択して、「管理者として実行」してもいいです(こちらの方が簡単でしたね)。
なお、同じフォルダにある COMMAND.COM というファイルでDOS窓を開くこともできますが、「管理者として実行」というのを選べないようになっています。
DOS窓(コマンドプロンプト)が現れ
C:\windows\system32>
と表示されますので、これに続けて以下の操作を行います。
●trimを無効にする
fsutil behavior set DisableDeleteNotify 1
●trimを有効にする
fsutil behavior set DisableDeleteNotify 0
●trimの有効/無効の確認
fsutil behavior query DisableDeleteNotify で
DisableDeleteNotify = 0 と表示されれば有効
DisableDeleteNotify = 1 と表示されれば無効

某サイトにもありましたが、「消去(Delete)」を「通知(Notify)」する機能が「無効(Disable)」かどうかを「問い合わせ(query)」て、「0(偽:FALSE)」なら 二重否定となり「有効(Enable)」という意味になりますね。そうするとリンクの西麻布さんの記事は違ってきます。(でも今となっては伝えようがありません。)



たいした話ではないので(余談)としました。


【13】(おまけ)CrystalDiskMark でベンチしてみた
HDD、SSD、RAMDISK を使って CrystalDiskMark でベンチマークを取ってみました。
延命策とは無関係なのであくまで「おまけ」です。
いずれも Windows7 Home Premium SP1(32bit)です。
HDD はシステムファイルが HDD にあるデスクトップ PC。デフラグ無し。容量 500 GB、SATA1(1.5Gbps)です(M/BはSATA2対応ですが、HDDが未対応のようです)。
SSD はシステムファイルが SSD にあるノート PC。INTEL SSD 320 160GB、SATA2.5(3Gbps)です。
RAMDISK は上のノート PC 上に「BUFFALO RAMDISK ユーティリティ」を使って作成したものです。RAMDISK は 512 MB しか作成していないので容量を 100 MB にしています。他は 1,000 MB で測定しています。





SATA2.5 では 上限 300MB/s なので SSD のシーケンシャルリードはまずまずの値と言えますね。
ライトに関しては、まあ、こんなものかと。
しかし…、RAMDISK は爆速ですね。当然と言えば当然なんですけど。

ついでに INTEL SSD X-25M(2Gen)でも調べてみました。ちなみに X-25M と 320 はともに同じコントローラーチップを使っているらしいです。(ソースはこちら



容量が違うので単純比較はできませんが、SSD 320(3Gen) 160GB のデータと比べると、リードでは 512KB ランダムなんかむしろ勝っており、遜色ないのですが、ライトの性能はずいぶんと違います。着実に進化していると言うことでしょうか。

〈追記 - Intel SSD 520 を買ってみた 2012/05/04〉-------------------------------------------------------------------
HDDのみ搭載しているデスクトップパソコンの起動が異常に遅くなってしまったため、SSDを搭載してそちらから起動するようにしました。
Intelの新しいSSDはコントローラーがSandForce製なので、本当はプレクスターのPX-M3/M3P当たりが欲しかったのですが、このPC、古い機種なもんで、チップセットがAHCIに対応していません(ICH7)。trimが働かないのでインテルのToolBoxのOptimizerを使うしかないと思ったわけです(他のメーカーでも似たようなソフトを作っているかも知れないのですが、良く知らないので…)。
AHCI未対応の上、SATA/300ですからSSDの十分な効果を発揮できません。でも、1年くらい我慢してPCを買い替えるつもりなので、先行投資と割り切り、購入した次第です。




コントローラーがSandForce製なので 0 Fill も測定してみましたが、予想通りの結果です。writeの差が激しいです。NCQも効かないんで、QD32も惨憺たる結果。まあ予想していたとおりなんですが。SandForce製のコントローラーはある程度使用していると速度が低下すると言われており、実際、実験サイトでは低下を認めているので当サイトでもウォッチしていきたいと思います(延命策とは無関係(^_^;)。
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【14】Process Monitor を使ってファイル書き込み状況を調べてみる
Process Monitor という(MS公認の?)ソフトがあります。
MS のサイトから DL できます。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896645

このソフトは「プロセスが行った処理 (ファイル システム、レジストリ、プロセスおよびスレッドの活動) をリアルタイムで表示するツールです」とのことですが、ここではこのソフトを使って、どのようなファイルに書き込みが起こっているかを調べてみます。頻繁に書き換えられているファイルがあればそれを何とかしたいという趣旨です。
DL 後 Procmon.exe を実行します。
「License Agreement」 のウィンドウでは 「Agree」 を選びます。
するとそのままソフトが起動します。



必要なのは Write File のみなので、フィルターをかけます。
メニューの 「Filter」 → 「Filter...」を選択すると、次のようなウィンドウが開きます。



「Architecture」と書かれているプルダウン形式のボタンを押して、「Operation」 を選択します。
となりの「is」はそのまま。
そのとなりには空欄のプルダウンメニューがあるので、ここから「WriteFile」を選び、最後に「Add」ボタンを押します。あとは「OK」ボタンを押して終了です。ウィンドウは次のように変化します。



WriteFile のみが表示されるようになりました。
メニューの「Edit」から「Auto Scroll」を選ぶとファイルが書き込まれる度にウィンドウが自動スクロールします。
管理人の環境の話で恐縮ですが、書き換えを起こしているプログラムのうち、特に目立つものとしては以下の様なものがあります。
●sidebar.exe
これは言わずと知れた サイドバーガジェット(ファイル名は Vista と同じですが、Windows7 ではデスクトップガジェットと言っていますね)。そう、管理人のデスクトップにはリアルタイムモニターをぺたぺた貼りまくっています。これがちょくちょく書き換えを起こしている。なんか見ていると心穏やかではいられませんね。それも、書かれているのはユーザープロファイルの中。ユーザープロファイルを移動させるのはかなりややこしいらしいので、今のところ解決策は未実施。ちなみに Yahoo Widget は RAMディスク内のインターネット一時ファイルフォルダに書かれるので問題ないです。
〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
その後、ファイルをちょこっといじってみました。このプログラムが書き換えているのは
C:\Users\<USERNAME>\AppData\Local\Microsoft\Windows Sidebar\Settings.ini
というファイル。それでこのファイルを思い切って書き込み禁止にしてしまいました。
そしたら見事に sidebar.exe が現れなくなりました。ガジェットも普通に動いてます。
後で不都合が生じるかもしれないという不安もありますが、少し様子を見ることにします。
〈さらに追記〉
この Settings.ini というファイル。PC を再起動すると書き込み禁止属性が勝手に外れてしまいます。それで現在は、起動するたびに 属性を変更するというトホホな状態です。
それとこのファイル、ガジェットの情報が書かれているので、表示するガジェットを変更したり、ガジェットの設定や位置を変えたりしたときは書き込み禁止属性を外す必要がありますので、お忘れなく。
《さらにさらに追記》
この「トホホな状態」を少しでも和らげるべく、簡単なソフトを作ってみました。こんなの簡単にバッチファイルでできるのかも知れませんが、DOS 時代以来バッチファイルとは縁がないので、にわかには作れないと諦め、仕方なく作りました。といっても、ソフトなんて言うのもおこがましいようなものですが。
よかったらここから DL を。
対応はデスクトップガジェットですから Win Vista/7 のみです。それとガジェットが書き換える Setting.ini というファイルのあるフォルダは
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Windows Sidebar
で決めうちしているので、もしフォルダが違っていたら使えません。
ソフト名は
『ストップ!ガジェット書き込み』、ファイル名は SetReadOnly.exe というベタな名前。
ソフトを実行すると現在の読み取り属性の有無を示します。それを変えるかどうか「はい」か「いいえ」ボタンを押すだけです。

ただのメッセージボックスです(^^)

PC 起動時はたいてい読み取り専用属性はついてないので、スタートアップフォルダにショートカットを入れておくと良いです。
デスクトップガジェットの設定やら位置やらを変えたり、表示するガジェットを変更したりした場合は、しばらく読み取り専用を外しておいた方がいいです。でもしょっちゅう書き換えられているので、1分もしたらまた読み取り専用にした方がいいでしょう。

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●svchost.exe
これはネットワークに関連するものらしいのですが、ネットワークモニターのガジェットが原因かもと思い、ガジェットを一旦OFFにしてみました。書き換え回数は確かに減ったのですが、それでも結構現れてます。
このプログラムで書き換えられるファイルは様々ですが、多いのはログ関係のファイル。したがって対処法はあるかもしれません。
あと、後述する lastalive1.dat も時々書き換えられている。こちらは対処が可能です。下のリンクを参考にして下さい(書き込み禁止にしただけでは無視されます)。
●その他
常駐ソフトが時々書き込みをします。たいてい、ソフトと同じフォルダです。SSD 以外にドライブが使える方はそちらにインストールし直すというのもいいかもしれません。ただ当然ですが、あまり重いソフトを移すと PC 起動が遅くなってしまい、SSD を搭載した意味が薄れてしまいます。

※FireFox を利用している場合は lastalive0.dat(または lastalive1.dat)が頻繁に書き換えられているようです。こちらの解決策は以下のサイトからどうぞ(ちなみに Process Monitor というソフトを知ったのも以下のサイトからです。多謝)
Windowsスマートチューニング 81

〈追記〉-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
この【14】を作成したあと、PC 再起動後にトラブルが発生してしまいました。ショートカットが壊滅状態に。起動すると壁紙は真っ黒。タスクバーにピン留めしたアイコンはすべて真っ白。ポインタを当てるとリンク先を示すのですが、クリックしても見つからないとのつれないメッセージ。スタートアップに登録してあった常駐ソフトも大部分が消去されるという始末。
リンク関係はいじったつもりがないんですが…
Setting.ini をいじったのは関係ありません。なぜかデスクトップガジェットだけはしっかり表示されていましたから。Yahoo Widget はだめでしたが。
スマートチューニングで行ったレジストリの変更が原因とも思えません。プロが書いていますからね。
すると RAMDISK 内の Temp が原因?でも今までは問題なかったんだけどなぁ。
ショートカットをいちいち作り直して、今は見た目には通常通り動いているように見えます。
※数ヶ月経った2012/06/09現在、その後同様のトラブルは発生していません。
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【15】市販のキャッシュソフトを使う
メインメモリの一部を SSD のキャッシュとして利用するソフトが市販されています。
●SSD革命(SSD革命/SpeedAdvance Ver.1 Hi-Grade)
●TurboPC(またはTurboPC EX)
●マッハドライブ
●プチフリバスター(快速SuperDrive『プチフリバスター Duo drive』)
などの製品があります。
フリーソフトでは
●OpenFlashFire(FlashFire とも言っていますが、最近ではこちらが正式名称のようです。さらに以前は Flash Point とも言っていたようです)
というのがあります。
これらはシステムドライブへの書き込みを、メインメモリ上に作成したキャッシュに対して行うことで、読み書きが高速になるとともに、SSD への書き込みが減って結果的に SSD の寿命に効果的とのことです。
管理人はまだ試したことがないので、あまり偉そうなことは言えないのですが、調べたところでは以下の様な問題点もいくつかあるようです。
●メインメモリをキャッシュとして使うため、当然ながらその分のメモリ容量が減少する。キャッシュ以外にもファイルのインデックスにメモリを消費するものもある。
●パフォーマンスが著しく低下することがある。SSD革命ではメーカーサイトに明記されています。
●環境によっては使えないことがある(たとえばプチフリバスターのV3.1ではソースネクストのウィルスセキュリティZEROと併用できない)。
●Trim コマンドが無効になることがあるらしい(RAIDと誤認されるのが原因だとか)。

管理人の外付け HDD にはTurboPC が添付されていたので、使えるかと思い、やってみたのですが、外付け HDD に対しては有効になりますが、内蔵の SSD では有効にできませんでした。

OpenFlashFire というソフトはフリーソフトですが、海外を含めて情報が少ないです。少ない情報の中では、Trim が効くなら必要ないとか、プチフリを起こすような遅い SSD なら試してみても良いのでは、など、余り積極的に勧めている記載が見当たりません。
バージョン0.99はここから、バージョンf0000(XP 専用かも)というのはここの FlashFire for Windows: Source Code Download から DL できます。

その他はすべて有料なので、使うにはちょっとためらいがあります。
お金をかけずにする方法もサイトによっては紹介されていますが、どれも管理人には敷居が高いです。
それで管理人はしばらく様子見します。

【16】(番外編)Intel SSD Toolbox で SecureErase ができない!(2012/06/08)
-(以下、少し無駄話があります。スキップして下さい)---------------------------------------------------------------------------
  デスクトップPCの起動があまりにも遅くなったため、 Intel SSD 520 を購入し、Windows をクリーンインストールして運用していましたが、ひと月ほど使ったところでPSU(電源ユニット)がまずい状況になってきました。TV がまともに見られなくなってしまったのです。いやぁ、TVチューナーとかグラボに問題があるわけではありません。以前からPSUの調子が悪かったので、いよいよ寿命のようでした。安いPC(×××コンピュータのです)はこういう所で安物を使っているので注意が必要だとあらためて思いました。まだ買ってから3年経っていない(;_;)
  それで、PSUだけ交換しようとあれこれ探したのですが、なにせ筐体がスリムケースという特殊事情から選択枝があまりにも少ない。いくつか見つかったのですが、どうも大きさが合わない。突然死はSSDに悪いんじゃないかと不安になり、勢い余って新たにPCを購入してしまいました(今度のは100−1のやつ。無駄に電源容量の大きいものを選んでしまいました)。
  システムが HDD のものを購入し、それまで使っていた Intel SSD 520 を SecureErase した後、HDD から SSD へシステムを移行すべく行った顛末を以下に記します。延命には無関係な内容なのであくまで「番外編」です。
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  Intel SSD Toolbox 3.0.3 で SecureErase しようとしても「選ばれたドライブは Security frozen であり〜」と警告が出て実行できない。frozen 状態を解除するには「SSD への供給電源を一旦止めてから再開するようにしろ」などという無茶なことを言ってくる。
  えぇ、やりましたとも。PC 起動中に SSD から電源ケーブルを引き抜き、再び挿し込むというやつを…ですが、これをやると SSD が PC から認識されなくなる。で、失敗。デバイスマネージャーで再スキャンして再認識させてもダメ。



  引き抜き、挿し込みを「素早く」やれとのことだったので都合10回くらいやりましたか。コツを掴むと結構素早くできるようになるもので、測ったわけではないけれどおそらく0.1〜0.2秒くらいでできました。この技に満足したものの、結果は「いくら早くてもダメ」。
結局…、あきらめました(解決法は数行先)。
SecureErase はあきらめ、インテルの移行ソフト(正式には Intel Data Migration Software といいます。中味は Acronis True Image ですが)を使ってデータを移行するべく、インテルのサイトからダウンロードしました。
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?lang=jpn&changeLang=true&DwnldId=19324
このページから日本語のやつを DL しました(日本語ページなのに日本語対応版が一番上にないという不親切さ!)。
なお、上記のように、Acronis True Image なわけで、これは以下から30日間の無償試用版が使えますので、これならインテルの SSD ではなくても OK でしょう。
http://www.acronis.co.jp/homecomputing/products/#tryorbuy

で、実はこのソフト、Intel SSD Toolbox にある Secure Erase と同じ機能を持つ Acronis DriveCleanser なるものが含まれております。



このクレンザーでゴシゴシ洗うと(この機能を使うと)、Security frozen 状態でも問題なく SecureErase が完了します。
クレンザーの方法では選択枝がたくさんありますが、1回だけの書き換え(0Fill)で十分でしょう(余りたくさんやると寿命に影響しそう)。

ちなみに、Intel SSD Toolbox でうまく行かなかった原因ですが、あとでBIOSを覗いてみたら SATA の Hotplug が Disabled になっていたのでそれが禍したのかもしれません(検証していないので詳細不明です→その後、ネットの書き込みでこれを指摘している人を発見しました)。

BIOSの画面です

また、最初に Toolbox で SecureErase しようとしたとき、パーティション(最近はボリュームというみたい)を削除するように促されました。これはコンピュータの管理→ディスクの管理から行えます。Acronis のやつでは以下の様に聞いてきますので、OK とするとソフトが自動でやってくれます。こっちのほうが使い勝手が良い!



  SecureErase 後、同じソフトを使ってデータを移行します(といってもクローンを作るわけですが)。
1.Data Migration Software の「⇒開始」ボタンをクリックして、HDD から SSD にデータをコピー(3つ上の絵参照)。
2.一旦 PC をシャットダウンし、電源を OFF にしたあと、HDD から出ている SATA ケーブルか電源ケーブルを引き抜き(これはやった方が良い)、PC を再起動。
3.BIOS で認識に問題ないか確認しWindowsを起動。
4.でまたシャットダウン、SATA ケーブルを HDD←→SSD で付け替えて(下でBIOSを操作するなら不要)PCに再び電源投入。
5.再びBIOSをチェックした後(SATA ケーブルの付け替えを行っていなければここで起動順序を変更する必要があるかも)にWindowsを起動。
6.元のHDDをフォーマット(必ずしも必要ない)。
これでめでたく完了しました(といっても途中で何か注意やら確認やらのダイアログが出たかも知れませんが、テンパっていたので記録できていません。たいてい「OK」とか「はい」ボタンを押していたような)。

なお、この Migration 機能ですが、SSD→HDD とか HDD→HDD へのコピーもできます。

-(ここからまた無駄話です。スキップして下さい)-------------------------------------------------------------------------------
  上で「めでたく完了しました」と一旦書きましたが、実はあまり「めでたく」ありません。
元々それほど使っていない SSD だったので、Secure Erase してもパフォーマンスにそれほど変化無いのではないかとは思っていたのですが、CDM を回してみたら、唖然…。
えぇーっ!何でこんなにライトが遅いの〜?
意味ないかとも思ったのですが、Intel SSD Toolbox でオプティマイズしてみました。でもやっぱり変化なし。


アライメントがずれているのかしらん?と思って、サイトをいろいろと当たってみたのですが、Lansen 様のサイトを見ると、どうもずれてもいないらしい。


パーティション#0では開始オフセットが1,048,576バイト(Offset=2048)で正常、パーティション#1では29,360,128バイトでこれは「4096の倍数であれば(大体)OK 」とのことなのでクリアーしてます。

Toolbox で Secure Erase していれば違ったかも、なんてのも考えたんですが、それほど使い古したわけでもないのでそれもやっぱり違うような…。
システムで使っているからこんなもんかもしれないし、体感できるほど遅いとも思わないので(リードは十分速い)、しばらくこのまま様子を見つつ、もう少しネット漁りをしていきたいと思います。新たな情報があったらまたアップします。
<追記>
後日、もう一度CDMを回してみました。今度はライトが若干改善していました。アイドル時間が長かったのでGCが効いたのかも。ついでに SandForce お得意の 0Fill も試しましたが、こちらはライト性能が非常に優秀でした(シーケンシャルも512kランダムも400台後半)。
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<追記−2012/06/15>インテルSSD 520のマイナートラブル
インテルによると、Intel SSD 520に使用されているSandForce製コントローラーにバグが見つかったそうです。
http://communities.intel.com/message/158716#158716
SSD 520はAES (Advanced Encryption Standard) 256ビット暗号化のサポートを売りの一つとしていますが、それが有効にならず、SandForceに対し改善を求めたとのことです。このバグはファームウェアのUpdateでは解決せず、コントローラーを作り直す必要があります。
既存のSSDがサポートしているのは大抵128ビット暗号化までで、SSD 520においてもこれについては完璧に機能するそうなので、一般のユーザーには余り大きな影響では無いですが、256ビット暗号化を使いたい場合は買い値で引き取ってくれます(2012年7月1日までに買った人←まだその日付になっていない)。

いやぁ、インテルさん、またやってくれましたね。まぁ、今度はSandForceの問題ですけど、でもそれを採用しちゃったわけですからね。510の実績があるのだから、素直にMarvell製を採用していれば良かったんじゃないの?なんて思ったりしてしまいます。




とりあえず調べ上げたものを掲載しました。最初に述べたように間違っている記述が含まれている可能性があります。くれぐれもご注意下さい。


おわりに:INTEL SSD 320シリーズは 5xx シリーズより下位扱いですが、Intel 唯一の25nmプロセスルールで作られており、こっちの方が最先端♪などと無邪気に喜んでいたんですが、そう、喜んでばかりもいられないようですね。
プロセスのシュリンクによる電子のリークは DRAM や CPU に比べてシビアなようです。おまけに書き込みエラーも増えていくといった問題も抱えています。
最近何だか SSD 価格の下落が鈍化している気がしていたんですが、こういうことも影響していたわけですね(2012/06/09追記−最近は下落が著しい)。
SSD の更なる機能向上/価格低下を期待している管理人としては是非ともベンダーの方には頑張ってもらいたいものです。OS の更なる改良も必要でしょうから MS さんにも力を入れて欲しいところですね。
ただ、長い目で見ると SSD という規格は過渡期のものかも知れませんね。
逆に過渡期のものと思われた HDD の方は GMRヘッドの改良なんかで、まだ伸び代がありそうです。
こうなると次世代MRAMとか呼ばれている新しい不揮発メモリに期待するしかないのかなあ。でもそれが普及するのは何年先になることやら。自分の寿命の方が気になってきたりして(^^)


もし間違ったことを書いていたらメールください。でも
件名:嘘書いてんじゃねぇぞ
みたいなのはご容赦を。凹みますから。

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