最後の涸沢貴族

涸沢貴族、初めてこの言葉に接したのは山歩きを始めた当時、新田次郎の小説だと思います。 今回、本物の涸沢貴
族、山岳会RCC神奈川の石山さんに登場していただきます。

北アルプス穂高連峰登山のベースキャンプ涸沢カール、ここを拠点に一夏約40日間にわたり毎日岩登り、全ての時間
を山登りのみに費やす、まさに貴族です。                                       
    



              筆者  Q氏(RCC大阪 無所)
S氏    K氏  
期 間
昭和47年7月26日〜9月13日
メンバー
S氏・K氏
RCC神奈川・Uクライマーズサロン同人 石山氏(当時22才)
装備一覧(総重量130Kg 個人装備含む)
天幕
冬用天幕6〜7人前後室・フライ付きメインテント
一張り
食料倉庫用天幕
一張り
登攀その他装備用テント
一張り
会員・友人用天幕
一張り
ザイル
11mm*40m
3本
9mm*40m
3本
フィックス用 10mm*50m
1本
登攀具(ガチャ)
 カラビナ40枚 ハーケン20枚 ボルト30個 ジャンピング2個 キリ10個 ユマール2セット アブミ6個 
 テープ・シュリンゲ他
食料
主食14日分 行動食 ホエーブス3個 スイスメタ5個 コッフェル3個

食料少ないと思ったがS、K氏いわく後から入山する会員が補充する、知り合いの山岳会合宿の残った食料を頂くことにする。実際に帰るときは、かなりの米等を涸沢ヒュッテに上げてきた。

  

メンバーは最年長のS氏、料理、裁縫はプロ級の腕前、もちろんクライミングはサル級いやプロ級
K氏は私のクライミングの先生、愛峰登高会からRCC神奈川創立メンバーへ、全身入れ墨のクライマー
故・池学氏を山へ引きずり込んだ張本人。

S氏、K氏、私の三人が涸沢に定住し、各会員、友人らが時間を調整して各自入山する。
丹沢どんぐり山荘にて準備を進め、7月26日新宿発23:20の夜行でいざ松本へ。