山行データー
1)日時 1998年(平成10年)5月23日〜24日
2)メンバー 荒川、井上、佐藤、墨、浜田、Kさん
3)コース 清水の民宿4:30〜桜坂登山口5:10〜6:10 5合目6:30〜7:00 6合目展望台7:15
〜7:45 7合目7:55〜8:30 8合目8:40〜9:40巻機山頂上10:10
〜12:10 6合目(昼食)12:40〜14:20桜坂登山口14:30 〜15:00民宿
4)山行日記 前日タクシーで清水村落まで行き民宿「雲天」に泊まった。
囲炉裏がきってあって素朴でいい宿だ。
ぜんまいやわらび等旬の山菜をオカズに飲む酒は美味しい。
見知らぬ同宿者がもう友達だ。
後で知ったことだが、この民宿のご亭主が村八分になりながらも、大手ゼネコンと不動産会社
の計画した巻機山スキー場開発に反対し、計画を撤回させたという人物である。
巻機山の麓清水村落に生まれ、清水と巻機山の自然を開発から守った大恩人であるようだ。
その彼を支えたのが建替前の雲天を定宿とし、今は各界のエキスパートとなっている有名
大学出身の山男たちであり、最後は賛同者が全国から集まり「巻機山を守る会」にまで
発展した。
山に生きる一人の自然観を持つた男と全国の山男達の熱意が、地域振興という名の錦の
御旗の下で繰り広げられる自然破壊を阻止したようだ。
その清水村落の中を通り桜坂の駐車場の登山口から井戸尾根を登り出す。
樹林と潅木の道を行き急坂を登り切ると5合目である。
6合目展望台から雄大な天狗尾根が眺められ天狗岩と割引岳がよく見える。
7合目で視界が開けニセ巻機山が見える。
ニセ巻機山に立つと、優美で女性的な巻機山がまだらな雪をいだいて眼前に横た
わっていた。
残雪の中を行き、乗越から丸太のなだらかな階段の道を登ると平坦な頂上である。
風が強く立っているのがヤットの状態である。
写真を撮って早々に下山開始。6合目で風を避けて昼食を摂る。
下山途中から小雨がぱらつきやがて本降りの中をほうほうの体で駆け下った。
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