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コンタクトレンズの死角
fujiTV スーパーニュース
●角膜が白濁失明!
●目を食う悪魔「アカウントアメーバ」が流行。

●さらにカラーコンタクトレンズにも注意信号が・・・

■白く溶けた黒目
1000万人とも言われるコンタクトレンズ人口。しかし、その便利さと裏腹にトラブルも急増。十代を中心に人気のカラーコンタクトレンズ。コンタクトレンズは使い方を誤れば失明する可能性がある。急増するコンタクトレンズのトラブルの核心に迫る!

■アカントアメーバ
黒目の部分が真っ白に溶けてしまっているコンタクトレンズで失明した人の目。その原因はアカントアメーバ。アカントアメーバとは、植物性のものではなく動物性のものでくっついたり、動きながら角膜を溶かし、どんどん眼球の奥に入っていく。いわば角膜を食べながら増殖していくのだ。 アカントアメーバに侵されると痛くて目があけられなくなる。アカントアメーバはもともと土や川に生息している。煮沸では死滅するが、コールド消毒ではやり方を間違えたり、ましてや水道水を使ったりするとアカントアメーバがコンタクトレンズに付着して目に感染するのだ。アカントアメーバに感染した人が20人いるとすると、そのほとんど人がコンタクトレンズの取扱いに何か問題点があったことが原因と専門医は指摘する。自己流の消毒の代償は大きい。
■アカントアメーバー菌


使い捨てコンタクトレンズ
’90年代前半に登場した使い捨てコンタクトレンズ。常に新しいものを使い続けるため清潔・安全といわれていた。しかし、実際には2週間使用のレンズを3週間、1ヶ月、ひどい人では3ヶ月使い続けている人もいる。使い捨てレンズは通常のソフトレンズに比べ、汚れが吸着しやすい。1週間も使うとほぼ全面が汚れてしまう。しかも、その汚れは洗浄しても落ちない。

●長期使用の問題
10年以上使用すると、ソフトレンズによる慢性の酸素不足が問題になってくるという。どんなに正しく使っていても、長年使い続けると問題が出てくるというのだ。人間の体の中で、唯一透明な組織である角膜には血管がない。ところが、慢性の酸素不足でないはずの血管が角膜に生えてきているのだ。いわば常に充血した状態である。もうひとつ言えることは、白目の血管も増えてくる。それだけではない。角膜の最も重要な組織である内皮細胞を死滅させてしまう。通常、角膜内皮細胞は1muあたり3500〜3000。この内皮細胞は一度死滅すると二度と増えない。さらに細胞数が減少し、700を切ると失明することもあるという。すべては酸素不足が原因である。
ソフトレンズの場合は、ハードレンズに比べ酸素不足になりやすいので、必要なときだけ装着する。休日は眼鏡を使用するのが望ましい。
■酸素不足で角膜に血管が・・・

カラーコンタクトレンズ
ファッション・アイテムとして使われることの多いカラーコンタクトレンズが新たな火種となっている。しかし、カラーコンタクトにも特有の危険が潜んでいる。


カラーコンタクトレンズは、
(1)レンズの外側に着色したもの
(2)レンズの中に着色したもの
(3)レンズの内側に着色したもの、という3種類がある。

カラーコンタクトレンズの問題点を学会で発表した渡邊潔先生(ワタナベ眼科)は、内側に着色したタイプのカラーコンタクトレンズで目が傷ついた患者が出ていることを指摘。また、渡邊先生は、カラーの場合、酸素を通す量が少ないのではないかと警告している。しかし、メーカー側は、カラーコンタクトレンズは他のレンズとくらべ遜色ないと主張。しかし、カラーコンタクトレンズは、使い方によるトラブルが多いのも特徴。気軽な気持ちで使用する人が多く、消毒もしなかったり、タンパク除去もしない人が多いと渡邊先生は指摘。また、なかにはカビの生えたレンズを使用している人もいるという。


「コンタクトが医療用具であるということを多くの人が忘れている。医療用の用具で茶目の上にのせるものだから、一番大事なも物。だから逆に失明に至ることもある。」と指摘する日本眼科医会常任理事・野近英幸氏は指摘している。


 2000年2月

ソフトコンタクトレンズで目の障害が多発
【ソフトコンタクトレンズ】ニッポン消費者新聞


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コンタクトの死角
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