

【初めてLipsを聴いてみた】
或る日の銀座パナシェ。いつものようにTuesday Gangのメンバが集まりジャズを奏で夜が更けていきます。ステージ合間に塩田さんが聴いて欲しいとMDをもってきました。Lipsの演奏だというのでワクワクしながらイヤホンを耳にあてます。初めて聴くLipsのサウンドです。
【聴くのが久しぶりだったコーラス】
ベース・ラインライクなピアノのイントロが始まりました。へえ、ブルースの進行だアと聴いているとコーラスが聴こえてきます。「If you ever plan to ....」おっ、「ルート66」だ。知っている曲なので親しみが湧きます。そういえば昔大好きだったマンハッタン・トランスファも暫く聴いていません。考えてみるとジャズ・コーラスを聴くのはかなり久しぶりだということに気がつきました。コーラス好きといっているくせに最近まったく聴いていなかったんですね。ルート66はマンハッタン・トランスファもやっていますがアレンジの観点から行くとLipsのアレンジのほうが好みかも。
【僕ってコーラスが大好きだったんだ!】
久しぶりに聴くジャズ・コーラスは心地よく僕の耳に入ってきます。人の声で奏でられるハーモニーというのは一種独特の響きがあり心惹かれます。いつも思っていたことですが思うだけでそう感じるのが本当に久しぶり。今まで一体何を聴いていたんだろう?原点に立ち戻ったよというのがその時感じた正直な気持ちでした。Lipsのアレンジもなかなかいかしてるなアと感じました。コーラスもなかなかパワフルで迫力があリ久しぶりにコーラスを堪能した感じです。うん、いい線いってる。
【コーラスのスタイルって?】
塩田さんがちょっと古臭いでしょ?と訊いてきたのでかっこいいじゃんと問い返す僕。スタイルは古いかもしれないけどこういうスタイル自身僕は好きだよと付け加えました。昔誰かに古臭いサウンドだとけなされたことがあるのでしょうか??とか要らぬ心配をしてしまいます。世の中色んな音楽スタイルがあります。マンハッタン・トランスファはお洒落ですがそれが一番いいかというと違う気がします。いくら好きでもそればかり聴いていると飽きてしまいます。違うスタイルは大歓迎。優劣を競う必要はないし新旧にもこだわる必要もなく色んな音楽スタイルがあっていいと思うのです。昔の音楽だから古臭い。これほど型にはまった不自由な表現はありません。時代なんてくそ食らえです。聴いて良いと感じたら時代なんて関係ないよね。僕の場合は古臭いというよりその時代特有の匂いが感じられるような気がしてかえって好ましく感じることもあります。そう感じられるのは年のせい?どうでしょうか。
【思い出した若かりし頃】
久しぶりに聴いたコーラスでした。昔若い頃マンハッタン・トランスファを聴いて僕もこんなコーラスをやりたいと思っていた頃のことを色々思い出してしまいました、僕の夢は叶わず悔しい思いをしたことも含めてね。そうなんです。悔しいこととか嫌なことって意外に頭に残っているものです。ひょんなキッカケで思い出して「チェッ」と思ったりすることはたまにあったりします。皆さんもそういう経験ありませんか?
【密かに抱いた憧れ】
実はこの時何とかしてLipsと実際にコーラスすることはできないものだろうか?という無謀な考えが思い浮かびました。でもこの時は具体的な策も思い浮かぶわけではなくまあ思いはすれど無理だろうなあと漠然と思うに過ぎませんでした。ところがひょんなことで一緒にコーラスできそうなキッカケが生まれます。それは次回のお楽しみ、それではまた!
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