アカペラへの道 ハッピー・バースディ アカペラへの道 ハッピー・バースディ アカペラへの道 ハッピー・バースディ アカペラへの道 ハッピー・バースディ

アカペラへの道 ハッピー・バースディアカペラへの道〜
  第1話 ハッピー・バースディ
       (Happy Birthday)

アカペラへの道 ハッピー・バースディ初めて作ったオリジナル・ソングがこの曲です。初めての曲なので相当気合が入っていました。よせば良いのに何と20小節ものプチ・アカペラ・パートを入れてしまった。ご想像通り仕上げるのは、かなり時間がかかってしまいましたが、何とか完成にこぎつけました。

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【音域の問題】
地声ででるぎりぎりの音域に収まったのでがんばれば何とか歌えるという印象でした。最低音は、「F」、最高音は、「G」。調子が悪いと「G」は出ない時や声が裏返ったりするときがありますが、調子のいい時のテイクを残せば大丈夫です。問題は最低音。「F」は、出ることは出るといった感じで実際録音してみると「F」のところだけ音量は小さいし、他の音と釣り合いが取れません。マイキングで小さい音の時は近づけ、大きい音は少し離して歌うことで音量差が縮まるように努力しました。最高音の「G」を出すときも同じようなことがいえます。「G」を出すとメチャクチャ音量がでかくなるのでマイキングをうまくしないと不自然な感じになってしまいます。ところで最低音の「F」は一番最後のロングトーンでも使われます。これを歌うのはほんとうに苦労しました。2小節ぐらいロングトーンするのですが息が続かず途中で途切れたり、音程が不安定になってしまいます。ブレスがうまい人は、うまくコントロールできるんだろうなあと思いながら試行錯誤を繰り返しました。ロングトーンする直前に大きく息を吸い込んだり、弱めに声を出してみたり色んな歌い方を試しました。残念ながら今も、安定して「F」を出すことはできません。たまたま1回うまくいった録音を残すことで作品は完成させることができました。安定して低音が出せるようになるには地道に努力するしかないかな?最近腹筋を鍛えれば少しは進歩するような気がして寝る前にトレーニングすることを続けています。少し、続けてみようと思います。
【音程の問題】
大きくぶち当たった壁がこの音程の問題でした。最初はほんとにヒドイ出来で、何回か入れなおすうちに少しずつですがまともになってきました。ところが、ある程度まともになってからが長かった。入れ直すとOKかどうかスタジオでチェックしますが、スタジオでOKと思えても家に帰ってじっくり聴くと音程があきらかにおかしいところが2,3箇所ある。奇跡的に音程が安定したパートはそのまま残し、音程が変なパートを次回録音するのを繰り返し、なんとか最終テイクを作ることができましたが、低音パートは何回入れても音程が安定しません。低い声は出ないからといって気張って歌うとよけい音程が不安定になります。リラックスして歌わなくちゃと思ってもいざマイクを前にすると素人の悲しさ、どうしてもきばって歌ってしまいます。そういう試行錯誤を繰り返してやっとこさつくりあげたというのが正直なところなのでこれが1曲をとおしたアカペラ曲だったら一生終わらないんじゃないかと、悲観的になったりもしましたがまあ、始めたばかりです。地道に努力するしかないかなと思いました。
【アレンジの問題】
このアカペラパートは、作る前から確固たるイメージがあったのであまり悩まずに作ることが出来ました。コーラスのボイシングも始めたばっかりの時期だったので色々な試みをしてみました。1つは、半音でぶつかるボイシングを試してみたこと。「いつ(ま)で(も)げんきでね」の部分の()で囲まれたボイシングを半音でぶつけてみました。初めて録音したときは、ご想像通りヒドイ出来でした。片方のパートにつられて、音程が不安定になってしまい殆ど同じ音になり、気持ち悪いハーモニーになったりしました。が、これは慣れの問題のようで週に一度貸スタジオに通い歌い続けるようになると段々つられずに歌えるようになってきました。コーラスを始めた当初は、1声ずつ録音する時、他のパートはOFFして録音していました。他のパートを聴きながら録音すると他の音につられてしまうからです。でも今は平気。だから、楽しさは倍増。低音パートから順番に積み重ねパートが加わる毎にコーラスが構築されていく様を聴きながら録音するのは実に楽しいひとときです。

【その他の問題】
貸スタジオで録音した後は、家に帰って各声部やBand演奏の音量を調整して、Mixを作ります。プチ・アカペラ・パートの部分を調整していて1つ気がついたことがあります。CDで聴くアカペラとこのプチ・アカペラ・パートを比べると聴いた雰囲気がまるで違うのです。上の3つの課題がクリアされてもどうも解決されない気がするのです。注意深く聴いてみると余韻が違う。余韻?ふと、思いついてリバーブをかけてみます。リバーブは安物のアンプのリバーブぐらいしか経験がないのでエフェクトというものを初めて使ったに等しい状態でした。おお、ちょっと近づいたような気がする。色々調整すればアカペラのCDで聞くような余韻の効果を得られそうな気がしました。
 その後、色々なアカペラのCDを聴いてみましたが、リバーブは必ずかけてあると確信しました。それから、うまくリバーブをかける方法を探す毎日が始まりました。リバーブは沢山パラメータがあるのでいじっているうちにどうすればよいのかわからなくなってしまいます。リバーブ自体も色々な種類があるので余計混乱します。未だどのパラメータをどう設定すればどういう効果が得られるかわからずじまいです。試行錯誤の末、まあ納得できる設定を見つけましたがBestである自信はありません。
リバーブに関してはもう1つ悩みがありました。どういうことかというとリバーブを設定してこれでいいかなと確認して録音します。それを再生してみると録音する前の聴こえ方と明らかに違うのです。これでOKと思った音が録音してみると違って聴こえるというのはかなり深刻な問題です。一挙にやる気をなくしかねない状態になりましたが、ステレオでなくモノラルで録音していることが原因とわかりました。わかってしまえば、簡単な話ですがわかるまでにはかなり長い時間を要したので、判ったときはほんとに嬉しかったです。

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