カリブ海のアフリカ系黒人
20世紀に入るとイギリスとアメリカの企業が中米
のカリブ海岸地帯に大規模なバナナプランテー
ションを展開、労働者をイギリスの植民地であった
ジャマイカで募集したため、多数の黒人がコスタリカ
のリモン地方に移住した。中央台地のスペイン系
白人とは全く異なる人々で、カリビアンイングリッシュ
を話し、カリプソを歌い、パームオイルを使った料理
を食べる。 つい最近まで人種差別があり、黒人は
サンホセには近寄れなかったが、現在はその壁も取り
払われ、各界で活躍する黒人も出始めている。カリブ
海諸島と中米南米のカリブ海岸は黒人が多く独特な文化を形成している。
先住民 インディオの金細工 “禿げ鷹”
支配階級の墳墓から発掘された。
コロンブスのアメリカ大陸発見以前の時代・・・プレ コロンビア時代という。
6−7世紀 から 15世紀の遺物。
その当時の金細工はスペイン人が略奪して溶かしてしまったので、ほとんど残っ
ていないという。 彼らは金そのものにしか関心がなかったから。
この模様の装身具はコスタリカの先住民の特徴で、禿げ鷹だという。
禿げ鷹は動物の死体を食べるから、宗教的に彼岸とのつながりのシンボルらしい。
また、金は支配階級の権力のシンボル。
全般に動物の模様が多い。禿げ鷹、ジャガー、蛇、猿、蛙、ツカン.......
見ていると当時がしのばれて面白い。
(コスタリカ博物館所蔵)
Greta グレタ という名の透き通った羽の蝶
体長は29〜30mm位
一般的に蝶と蛾の違いは
1.蝶はきれいだが、蛾は汚くて、気持ち悪い。
2.蝶は昼間花の蜜などを吸っているが、蛾は
夜、灯りに向かって飛んで来る
3.蝶は羽を閉じてとまるが、蛾は羽を広げてべタッととまる。
4.蝶の幼虫は青虫だが、蛾の幼虫は毛虫だ。
などと言われていますが、必ずしもそうではないようだ。
*グレタが森の中を飛んでいても羽が透き通っているので、
姿を見失いやすい。
La Paz ラパス自然保護区にて・・
ハミングバードが ぶんぶん 飛んでいた!
Hummingbirdは休みなく飛んでいるように思いがちだが、こんな風にゆっくりと休憩するひと時もあるんだよ!
大きさは 10〜13cm、くちばしの3倍もある長〜い舌で花の蜜を吸う。
後方に飛べる唯一の鳥。
ホバーリング 1800回/1分。
また、夜は体温を17℃〜28℃に下げて仮死状態で眠るという・・。
La Pazラパス自然保護区は Poasポアス火山の東側にあり、
標高1,400〜1,500mほどのところにある。
昼間の気温は 27〜29℃くらい。
高地の熱帯雲霧林には1年中
霧や霞がかかっていて幽玄そのもの・・
少し歩くと体がびしょびしょに濡れるほど。
ヤドクガエルはそんな雨林、霧林の落ち葉の下などに隠れて棲んでいることが多いんだよ。
毒をもっているカエルで確認されているのは、100種類以上いるカエルのなかで、
7〜8種とも、9〜10種とも言われ、大変 希少なんだ。
近年、Monteverde に生息していた
“Golden toad:黄金色のヒキガエル” が数年前から見られなくなってね、絶滅したのかもしれないと言われているんだ。
“ Motmot モットモット ” という名の美しい
鳥にニカラグアの山中で会えたよ!
まるでボクに、こんにちは!と言ってくれているようだった!
尾が長くて全長30cm以上ある。
尾は真ん中で二本の細い線になり、先っぽでまた尾の形になる、昔あった小型飛行機のような。
密生した森林の樹木の間を敏捷、かつ たくみに飛び交う。
コスタリカには6種の Motmotがいる。 乾燥低地を好む。
警戒するときは、長い尾を振り子のように前後に動かす。
ペアーは一生相手を変えない.......そして土中に巣をつくる。
Motmotは Nicaraguaの国鳥、ニカラグアではグアルダバランコといい、コスタリカではボボと呼ぶ。
“ナマケモノ” との遭遇・・・ INBioにて
こんな風に枝を渡り歩く。
地上へ降りてくることはきわめてまれで、
しかも今日みたいに良く動くこともめったにないんだ。
毛深いので、体の線はぜんぜん見えない。
このナマケモノくんは 3本指で、昼行性。
“2本指のナマケモノ” もいて、夜行性。
いずれも草食。 このときも好物の“グアルモ” の葉をムシャムシャと食べていたよ。
真下から撮っていたので、首が痛いのなんのって!
身長 60cm前後、 体重 3.5kg 〜5kgくらい、意外と軽いのよ。
サンカルロス河・・
下流にサンフアン河がある・・
この河は サンカルロス河
乾季でこれだから、雨季に入ると洪水になる。
3mは水位があがるのではないかな。
ポアス方面から流れ、ニカラグアとの国境近くを流れる
大河サンフアン河に注ぐ.........そしてカリブ海へ。
ロスチレス村を流れる河はリオフリーオで、この河は
ニカラグア湖に注ぐ.........
いずれも 国境に向かって流れている河。
コスタリカの珍鳥 “ツカン”
ニカラグアとの国境付近の大自然の中で
夜10時を過ぎると山小屋風のロッジの灯りは消え、月明かりだけ。
目が慣れると、山や木々の姿がくっきりと浮かび上がってくる・・・。
一晩中、カエルと虫の合唱が賑やかで、夜明け前 4時ごろから、
様々な鳥の鳴声がしてコンゴーザルの野太い遠吠えの声が加わる。
他にはなんの音も聞こえない...........
早暁5時前に撮影したから あたりがまだ暗い。
愛らしい毒ガエル
昼は眠っていて、じっとしているが、
なにか、気配がすると、赤目を開く、大きさはほんの2〜3cmの可愛らしさ。
攻撃したり、いじめたりすると、毒を出す。
そっとしておけばおとなしく、じつに可愛いカエルです。
*人間が珍しがって捕まえて飼ったりするので、今、絶滅の危機に瀕しています。
名前:red-eyed leaf frog (赤目の緑ガエル)
学名:Agalychnis callydryas カリドリアス
もうボクたちを食べるのはやめて、ネ!
恐竜の生き残りと言われているイグアナ。ところによってはそのオスを“ガロボ”と呼ぶ。
木の上、岩の上での どっしり構えた威容は、亜熱帯の河の“大王”といえる。
敵を威嚇するときは、顎の下の袋を膨らませ、バサッバサッという音が聞こえるくらいに
頭を激しく上下に振る。
この姿は実に迫力満点! 今にも噛みつかれそうな気がするんだ!
しかし、その威容とツラ構えに似ず、菜食主義者の 小心者で、臆病者。
きっと先祖代々、肉食動物と成り果てた人間に、殺されて食べられたからなんだろうね。
見かけ倒しというやつかな?
それだけに憎めない奴だよね!
“マンサナ デ アグア” は
花も実も濃いピンクで美しい・・
去年の大晦日の朝、庭を散歩していて ふと、何気なく上を見ると、ピンクの大きな花がたくさん咲いていた。
以前、送ったが、まるで 鳥が梢にとまってるみたいに成っていた あの マンサナ デ アグアの花。
・・ということは 自然の二毛作か?
これから雨季に入る・・ そして、どんどん実が大きくなっていく・・・。春たけなわといえる。
いつ、どこで見ても・・ ブロメリアの
環境適応力には脱帽!
日中は35度以上にもなる このカリブの低地でも
ブロメリアが元気はつらつと生きていられるのはね、
涼しい木陰と80%以上の湿度があるからなんだよ。
標高3500メートルの涼しいラムエルテ(La Muerte)峠にも、また海抜ゼロメーターの熱暑のドミニカル
Dominical海岸にも、
そしてこのカリブ海側の熱帯低地にも生息していて、
しかも生き生きとしているんだよね。
つまり、自然とともに生きているんだよ。
サンフアン河畔にある
ロッジからの眺め・・
サンフアン河は川幅が100m近くある大河。
インディオ マイス自然保護区にあるバルトラの原生林に 山小屋風の木造のロッジがあった。
周りには河と森林しかないせいだろう、逗留客はゼロで、従業員2〜3人がなにをするでもなく、
ポケ〜ッとしていた。
サンフアン河の悠久たる流れのリズムと調和するね。
ときたま予約が入れば、部屋を掃除して、エルカスティーヨの町まで行って、食材を手当てするという
悠長さ。
蚊が多いから 昔懐かしい蚊帳がつってあった。
部屋には蛇やさそりが出現するというから、くわばら、くわばら。
これはそのロッジのロビーとでも言おうか、パルマ(棕櫚)葺きの小屋。