水銀党本部1000HIT記念

Black Alice Prelude

 ――銀色の旋律――





CIAで対外軍事工作に従事する、高機動特装戦闘爆撃機・マーキュリーランプ。
彼女は第二次大戦中のドイツで天才科学者ローゼン博士によって作られ、後に米国の手に渡った幻の人型兵器ローゼンメイデンだった。
一九九四年、マーキュリーランプは凄惨な民族紛争が続く旧ユーゴスラヴィアに派遣される。兵器でありながら感情をもつマーキュリーランプは、米国が掲げる大義のもとに下される命令と戦場で目の当たりにする現実との間で苦悩する。
人々との関わりの中に仮初の居場所を築きつつも、悩み続けるマーキュリーランプ。
世界の闇は次第に彼女の心を蝕み始め、そしてもう一体のローゼンメイデンの登場が、仮初の安息に決定的な終止符を打つ・・・・・・

Black Aliceの外伝である本作品では、水銀燈がめぐと出会う7年前の世界を描く。
一九九四年・旧ユーゴスラヴィア、長きに渡る内戦で傷付き希望を奪われた国。
実在した戦場を舞台に繰り広げられる悲しみの叙事詩。

戦いの果てに、せめて幸せな記憶を





CONTENTS



PROLOGUE・・・・・・暁の空 black feather in the daybreak

「以前"マーキュリーランプ”という名の幽霊戦闘機の噂を耳にしたことがあります」



SCENE−1・・・・・・長い一日
one say she is demon, one say she is weapon, and one say she is angel


「私は戦うためにここに来た。あなたはお姉さんを守りなさい」



SCENE−1.5・・・・・・命令 old men’s selfishness

「だからこうして頼んでいるのだ、“存在しない”はずの戦力である君にね」



SCENE−2・・・・・・夢 give her happy memory, last at least

「これからみんなでピクニックに行かないか、マーキュリー?」



SCENE−3・・・・・・叛乱 contrived rebellion

「合衆国政府は、あらゆる犠牲を容認する」



SCENE−4・・・・・・死闘 the lies of April fool

「知性があって、永遠に生き続ける存在。それはもう、創造主である神と変わらなくなってしまう」



SCENE−5・・・・・・龍は目覚める the pride as Rozen Maiden

「足掻きましょう、最後まで。彼女がそう教えてくれました」



EPILOGUE・・・・・・二年後 fly at will

(H24/10/28完結)

あとがき


イラスト提供:hiro様


※小説の感想などございましたらどうぞ
こちらへお気軽にどうぞ。
水銀党本部の感想掲示板です♪

BACK