トリニダー遺跡 (世界遺産)



南部の中心都市イタプア県の県庁が在るエンカルナシオン市から東にエステ市方向に向かい約40キロの地点にトリニダー遺跡があります。これは世界遺産に指定されており、ここを訪問する目的でパラグアイに来る方も居るそうです。アスンシオンからは少し遠いですが、イグアス観光をした後にでも訪問して欲しいものです。



(写真:遺跡正面・教会全景)

スペイン人が入植した当初、イエズス会が理想の社会をこの地に築こうと、現在のパラグアイ南部からアルゼンチン北部の一帯に元から住んでいたインディオの人達と共に多くの入植地を造り、敬虔な信者達による平和な豊かな暮らしがありましたが、それも長くは続きませんでした。当時の植民地支配に絶対を求めるスペイン王国は自分達の統治の及ばないイエズス会排除に乗り出し、この為イエズス会の理想郷は破壊つくされてしまったのです。現在植民都市の多くは深い密林の奥に埋もれてしまっているのですが、ここトリニダー遺跡はパラグアイ政府が保護に乗り出し、現在は広大な遺跡公園となっています。また、エンカルナシオンとエステ市を結ぶ国道沿いにあり、地の利も良く、パラグアイでも有数の観光地となっており、日本でも色々な番組(世界不思議発見等)で取り上げられて来ていますので、ご存知の方も多いでしょう。



(写真:教会-01)



(写真:教会-02)



(写真:教会の裏手)

遺跡内の発掘、整備が進み、広大な敷地の中に当時の建物が点在しています、この様子を見ていると、当時の様子を十分に想像出来ます。中央には大きな教会があり、それを囲むように様々な形の建物があります。教会はかなり破壊されてしまい、天井等はありませんが、その荘厳な雰囲気は今も偲ぶ事が出来ます。

トリニダー遺跡に行くには、特に観光用のバス等はありませんが、エンカルナシオンから頻繁に出ているエステ方面へのバスに乗り、1時間くらいで行くことが出来ます。(エステ市からは3時間程度)パラグアイに来たら是非訪問して欲しいスポットです。また同じ国道沿いにここから東に10キロ程行くとドイツ系のホテル、チロルがあります。宿泊はここがお勧めです。(幹線国道に沿いバスの便は良い)




(写真:住居部-01)



(写真:住居部-02)



(写真:住居部-03)



(写真:塔-01)



(写真:塔-02)



(写真:破片を整理している)



(写真:回廊)

ここは公園となっており、入場料が必要ですが、日本円にして100円足らずです。観光客はマバラとの事で、月平均で3千人程なのだそうです。夏の場合、朝は7:30から入れますので晴れた日の早朝がお勧めです。まだ草に朝露があるような時間を狙って訪問すると良いでしょう。外国人は日本からの観光客はまだ少なく、宗教の関係でしょうか、欧州の観光客が多いようです。

それほど古い遺跡ではありませんが、ロマンを感じる事が出来ます。周囲もそれほど開発が進んでおらず、往時をしのぶ事が出来ます。



(写真:トリニダー遺跡公園入り口)



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