アメリカにおける統合医学 〜日本に統合医学を実現しよう!〜

        現代西洋医学 + 補完代替医療 = 統合医学 (ホリスティック、全人的)
   欧米を中心に日本の誇るべき伝統療法霊氣(レイキ、REIKI)は普及し、10余年前から西洋医学を補完代替する形で、
   総合病院やクリニックで活用されています。なかでもアメリカは、国を挙げて霊氣療法を研究し、ホリスティック(全人的)な
   医療の実現に向けて霊氣や鍼治療(ハリ治療)を生かしています。このページでは、日本の10年先を進む統合医学先進
   国アメリカの経験を、霊氣療法の適用の面からまとめ、学んでいきたいと思います。報告資料はアメリカ国立衛生研究所
   (NIH)
( 医学研究の拠点)のホームページ(英文)から引用します。
          → コチラ *(注意)理解を助けるために日本語訳は私が行っていますが、正確な理解は原文の英語で確認してください。 (2015.1.10)

     1.医療のホリスティック化(全人化) → コチラ Department of Nursing Informatics, Abington Health,PA(ペンシルベニア州)

   医療従事者とりわけ看護師たちの間で、患者のケアと看護師自身の体調管理のために、ケア・ヒーリングを推し進め
   ようという関心が高まっています。医療環境は人間を思いやる場です。ホリスティック(全人的)看護師たちは、現代の
   医療機関が全人的な治療の場に変わっていかなければならないという方向性に大きく貢献しています。様々な実践
   と同様、レイキの実践も病院が全人的な治療の場に変容していくことを助けてくれます。

   ペンシルベニア州アビントン市にあるアビントン記念病院(AMH)は、統合医療サービス省の指定医療機関です。アビ
   ントン記念病院の統合医療スタッフは、レイキなどの全人的な実践を通常の患者ケアに導入して統合することに
   焦点を当てています。アビントン記念病院におけるレイキの提供は、レイキ実践者/看護師の努力とともに、レイキ
   ヒーリングが患者の心と身体と魂を癒すことによって治療を促進すること、また、看護師自身の体調管理にも使える
   ことを目指して10年前からスタートしました。

   アビントン記念病院における継続的なレイキプログラムには、患者と医療関係者、更に地域の人々へのレイキトリー
   トメントと講習会が含まれています。このプログラムはレイキを習得した看護師や他のスタッフの誰もが、病室で患者に
   レイキトリートメントを提供できるよう監督するため、方針を掲げ毎年能力を高めていけるように進化してきました。

     2.化学療法中の副作用の軽減(1) → コチラ The University of Texas at Arlington, TX(テキサス州)、
          Reiki Spirit and Life, Pittsburgh, PA(ペンシルベニア州)、University of Pittsburgh School of Medicine,
          Pittsburgh, PA(ペンシルベニア州)、The University of Texas at Arlington, TX(テキサス州)

   この研究は化学療法中のQOL(生活の質)、気分、および苦痛症状の改善に、レイキ療法と付添い人サービスがどの
   ような効果を持つのか試験的になされました。36人の乳がん患者が、化学療法中に通常のケア、あるいはレイキ、あるいは
   付添い人サービス(話相手、お手伝い)を提供されました。

   まず、通常のケアを受けている患者からデータを集めました。つぎに、患者は化学療法中にレイキまたは付添いを受け
   るように無作為に抽出されました。QOL、気分、苦痛症状、およびレイキ受容性を評価するアンケート調査は、基準値
   (化学療法前?)と化学療法セッション1、2、4の時期に実施されました。レイキは、副作用のないリラックスを与えると
   評価されました。レイキと付添いを受けたグループは、通常ケア群(抗がん剤治療のみ)よりもQOLと気分が大きく改善
   したと報告されました。

   レイキまたは付添いのような化学療法中の介入治療措置は、実行可能であり、許容可能であり、副作用を低減する
   ことができます。

     3.化学療法中の副作用の軽減(2) → コチラ Department of Anesthesiology, University of Pittsburgh, Pittsburgh,
          PA 15206 (ペンシルベニア州)   

   目的:がん点滴センターで、レイキトリートメントを受けた患者が体験した利点を評価します。
   方法:6か月間に亘る、レイキボランティアによるヒーリングを受けた大学病院の大人の患者たちを対象に、レイキの効果を
   検証するために、郵便によって回答を求めました。痛み、気分、苦痛、睡眠、食欲の変化(改善)について、効果なしから
   大きな効果ありまでの5段階で評価してもらいました。

   結果:145人の患者がレイキトリートメントを受けました。その内訳は、がん点滴センターの患者さんが47名、他地域の病院
   患者が98名でした。調査の回答率は34.5%でした。レイキは「ポジティブな体験だった」と評価した患者は、がん点滴センター
   で94%、その他の病院で93%でした。「追加のレイキセッションを受けたい」という患者は、前者で92%、後者で86%でした。
   症状の改善は、がん点滴センターとその他の病院の患者共に同様の結果が得られました。大きな効果あり(評点5段階)と
   回答した患者は、「リラックスできた」で89%と86%、「不安や心配が軽くなった」で75%と75%、「気分が良くなった」で81%
   と78%、「睡眠が改善した」で43%と35%、「苦痛が軽減した」で45%と49%、「孤独感や寂しさが軽減した」で38%と43%、
   「態度(または姿勢)が改善した」で75%と63%、「食欲が改善した」では、30%と30%でした。

   これらの回答は、マッサージや他のタッチセラピーの影響がない形で、実施されました。
   結論:一般的ながん関連症状の改善を含む、広い範囲の症状にレイキは有効であるという結果が得られました。

     4.自己治癒力の強化、炎症の軽減、痛みとストレスの解消 → コチラ School of Health, Namik Kemal University,
          Tekirdag, Turkey (トルコ テキルダ市) *全文はコチラ *全文の要旨をまとめてみました(文責:森 泰人)

   腫瘍学における症状管理において、レイキがもたらす効果について。レイキは軽くタッチしたり、まったく触れなかったりしますが、
   宇宙エネルギーにアクセスすると信じられるエネルギー療法の一形態です。自己治癒力を強化したり、炎症を軽減したり、
   痛みとストレスを解消したりできます。おそらくレイキのリスクは低いと思われますが、今のところレイキにはライセンスがありま
   せん。レイキは一般的に安全であると思われ、重篤な副作用は報告されていません。さて、この記事では腫瘍学臨床に
   おいていかにレイキが活用されるのか、その適用範囲についてお話しします。    

     5.ホスピス(終末期ケア)でのレイキ → コチラ Hospice of the Valley, Phoenix, Arizona(アリゾナ州)

   トムは非常に攻撃的な癌と診断され、一時しのぎに過ぎない放射線と投薬を受けました。診断の時点で、彼の症状は、
   非常に限られた余命であるといわれました。レイキと彼の意志でもって、彼は痛みを固定化し、腫れからの解放と長期的な
   安定性という目標を達成することができました。トムは快適さとQOLを飛躍的に向上させて、癌とうまく生活しています。
   レイキは多くの患者にとって劇的な結果を残しています。レイキトリートメント中の患者の意思の重要性はいくら強調して
   もしすぎることはありません。

   レイキで見られるいくつかの一般的な傾向は次のとおりです。自分の人生の最後の日を楽しむために安定した期間を与えて
   くれる。死が差し迫っている場合には、平和で穏やかな経過を得られる。痛みや不安、呼吸困難や浮腫を軽減してくれる。
   レイキは、患者の寿命末期の旅に、残された日数のQOLを高める上で、患者を支援する貴重な補完代替医療です。



          つづく・・・
             

戻る