その他 ETC・・・





 『その他』とは
 この職業は、『クラシックトラベラー(CT)』では、基本6種職業としてルールブックに掲載されている。私が中学生の頃は「その他」を選ぶと他のプレイヤーに笑われたものである。あくまでも軍人でもなく、偵察局員でもなく、商人でもなく、消去法で『その他』という扱いだった。ファンタジーRPGでいえば、盗賊ということだろうかというイメージぐらいはあったが。
 そして、後に発売された『メガトラベラー』ではその名も消えている職業部門である。「ああ、GDW※も困ったんだろうな」と思っていた。
 しかし、その後私もSF小説を読み進むにしたがって、なんとなくこの『その他』部門出身のキャラクターだろうなという登場人物に出会ってきた。今に思えばもっと『その他』を楽しめそうな気がしているのである。
 ここではそんな『その他』部門を私の解釈で説明したい。ちなみにあくまでCTのルールに基づいて説明が進むことに容赦されたし。

 『その他』と呼ばれる人々
 では、実際にどんなキャラクターが生まれるのだろうか。まず、生存判定に使われるのは<知力>。生き残るためには知恵が必要なのだ。
 また、技能的には<偽造><ギャンブル><交渉><贈賄>などの人を出し抜く技能が多い。そして、<−1社会身分度>というものもあり、長くこの部門に携わると社会的な立場も落ちていくこととなる。
 ここから想像できる「その他」という職業は、社会の枠に当てはまらない分類不能のプロフェッショナルを指すものと考えている。これは決して、サラリーマンや普通の人を指すのではない。あくまで、自主自立で食べている人間である。
 例えば、『賭博師』『偽造屋』『情報屋』『ホスト・ホステス』『交渉人(ネゴシエーター)』『運び屋』などが具体的にはイメージできる職業であろう。
 知恵と技能でしたたかに生きていくプロフェッショナルたち。それが『その他』である。


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