医療消費者ネットワーク MECON

医学鑑定と裁判・資料編

脳外科手術後に死亡したケースの
一審判決全文 目次

平成15年6月26日判決言渡

平成5年(ワ)第1236号
損害賠償請求事件

福岡地方裁判所小倉支部第3民事部

目次

主文

事実及び理由

第1 当事者の求めた裁判
第2 事案の概要
1 基礎となる事実

(1) 当事者等

(2) 被告病院における診療経過の概略

(3) 下垂体腺腫,プロラクチン産生腺腫及び頭蓋咽頭腫について

2 争点に関する当事者の主張

(1) 被告林田医師及び被告病院の他の医師に,亡紹子の疾患を頭蓋咽頭腫と誤診し,又は,プロラクチン産生腺腫であるとの確定診断をしないまま,開頭手術を選択した過失があるか(争点(1))

(原告らの主張)

ア 頭蓋咽頭腫と誤診したこと

イ プロラクチン産生腺腫の確定診断の遅れ

(被告らの主張)

ア 頭蓋咽頭腫と誤診したとの主張について

イ プロラクチン産生腺腫の確定診断の遅れについて

(2) 被告病院の医師には,亡紹子に対する開頭手術の適応を誤って,本件開頭手術を行った過失があるか(争点(2))

(原告らの主張)

(被告らの主張)

(3) 被告林田医師及び被告病院の他の医師に説明義務違反があったか(争点(3))

(原告らの主張)

(被告らの主張)

(4) 菊池教授に,本件開頭手術の手術操作上の過失があったか(争点(4))

(原告らの主張)

(被告らの主張)

(5) 被告林田医師及び被告病院の他の医師に,本件開頭手術後の経過観察義務違反があったか(争点(5))

(原告らの主張)

ア 気管内チューブの管理の不適切

イ MRSA感染を引き起こした過失

ウ 気管内チューブ交換時に低酸素性脳症を起こした過失

エ 脳梗塞の観察,診断,治療が遅れた過失

(被告らの主張)

ア 気管内チューブの管理について

イ MRSA感染を引き起こした過失について

ウ 気管内チューブ交換時に低酸素性脳症を起こした過失について

エ 脳梗塞の観察,診断,治療について

(6) 損害額

(原告らの主張)

(被告らの主張)

第3 当裁判所の判断

1 事実経過
2 事実経過に関する認定の補足説明

(1) 6月19日の植田医師による説明内容について

(2) 6月23日のカンファレンスの内容及び同日の説明内容について

(3) 6月26日の被告林田医師の診断及び説明内容について

(4) 7月22日に認められた左肺の無気肺の原因について

3 医学的知見について

(1) 間脳下垂体部の脳腫瘍について

(2) 高プロラクチン血症について

(3) プロラクチン産生腺腫の鑑別診断の方法

(4) プロラクチン産生腺腫の治療方法

(5) 被告病院におけるプロラクチン産生腺腫の治療方法

(6) プロラクチン産生腺腫の治療方法の選択に関する医学的知見

4 争点に対する判断

(1) 頭蓋咽頭腫であると誤診の有無(争点(1)ア)について

(2) 開頭手術の適応の有無(争点(2))について

(3) 本件開頭手術の手術操作上の注意義務違反の有無(争点(4))について

(4) 気管内チューブの管理上の注意義務違反の有無(争点(5)ア)について

(5) MRSA感染に関する注意義務違反の有無(争点(5)イ)について

(6) 気管内チューブ交換時の注意義務違反の有無(争点(5)ウ)について

(7) 治療方法の選択,決定段階における注意義務違反の有無(争点(1)イ及び争点(3))について

(8) 術後脳梗塞の発見,治療上の注意義務違反の有無(争点(5)エ)について

5 被告事業団の責任
6 被告林田医師の過失と亡紹子の死亡の結果との間の因果関係
7 損害について
8 結論
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