ニガナいろいろ

ニガナ

ニガナは葉や茎に苦味のある白い乳液を含む為、苦菜(ニガナ)の名がある。
菜と付いているからには食べられるはずであるが、食用にされていたと言う記述はほとんど無く、むしろ鼻づまりや胃薬としての薬効があったようである。
ニガナの頭花は通常5枚であるが、6枚のものもあり、8枚-11枚のものはニガナと区別されて、ハナニガナと呼ばれている。

ニガナ               ハナニガナ            ハナニガナ

キク科ニガナ属を代表する花で、この属には、ニガナ、ノニガナ、タカサゴソウ、ハマニガナ、又、イワニガナとも呼ばれるジシバリ等、種類も多く、いずれもタンポポの花びらを少なくしたような花を付ける。( 「ジシバリとオオジシバリ」 の項参照) 

  ノニガナ              タカサゴソウ            ハマニガナ

ニガナはニガナ属の中でも花びらの数が最も少なく、日本全国の土手や田の畦、山裾で晩春から初夏にかけ、いたるところで見られる。
一方、夏から秋にかけては同じニガナの名が付いたヤマニガナやムラサキニガナが咲く。
ただし、こちらはニガナの名はついているがニガナ属でなく、アキノゲシ属の花である。( 「アキノゲシとその仲間」 の項参照)。
ヤマニガナはハナニガナとそっくりの花を付けるが、高さが1m近くになり、細長く、名の通り山裾に咲く。
ムラサキニガナは紫色をした極めて小さい花を付け、拡大して初めてニガナの名が付いた理由が分かる。

  ヤマニガナ             ヤマニガナ            ムラサキニガナ

ニガナの名は付いてもニガナ属からアキノゲシ属まで様々なニガナが存在する。

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