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LPレコード等(49)

初回:2017. 2.28
 欧米や中国等では,CDはもう終わりで,今やネット配信全盛なのだそうです。まあ,確かにファイルの形であれば,置いておく場所は全くと言って食わないので良いですが,やはり,物として持てないのは寂しい感じがします。
マーラー:交響曲第7
ハンス・ロスバウト指揮南西ドイツ放送交響楽団
録音:1957年
(THE INTENSE MEDIA 233087)

 「マーラー:交響曲第7番」の世界初発売録音は,「ハンス・ロスバウト指揮ベルリン放送交響楽団」が1952年に演奏した放送用のもので,それは後にLPとして発売されました。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1103」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Mahler_Symphony_No7_1st_2nd_movement_Rosbaud_SWRso_1957_effect.mp3(33.5MB)
 第3〜第5楽章:Mahler_Symphony_No7_3rd_5th_movement_Rosbaud_SWRso_1957_effect.mp3(36.9MB)

マーラー:交響曲第9番
ハンス・ロスバウト指揮南西ドイツ放送交響楽団
録音:1954年
(THE INTENSE MEDIA 233087)

 日本では全く人気が無かった指揮者「ハンス・ロスバウト」は現代音楽を得意としていたようですが,残された録音をみると,マーラーの交響曲もかなり残しています。と言っても,放送局のオーケストラによる録音及びコンサートの実況録音やが主なようですが。

 すなわち,以下があります。

 マーラー:交響曲第1番:ベルリンpo.(1955),ニューヨークpo.
 マーラー:交響曲第4番:南西ドイツ放送so.(1959)
 マーラー:交響曲第5番:ケルン放送so.(1951)
 マーラー:交響曲第6番:南西ドイツ放送so.(1960)
 マーラー:交響曲第7番:南西ドイツ放送so.(1957)
 マーラー:交響曲第9番:南西ドイツ放送so.(1954)
 マーラー:大地の歌  :ケルン放送so.(1955),南西ドイツ放送so.(1960)

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1106」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Mahler_Symphony_No9_1st_2nd_movement_Rosbaud_SWRso_1954_effect.mp3(36.2MB)
 第3・第4楽章:Mahler_Symphony_No9_3rd_4th_movement_Rosbaud_SWRso_1954_effect.mp3(32.1MB)

 なお,この録音は響きが少なかったので,リヴァーブをかけて響きを豊かにしています。
ベートーベン:弦楽四重奏曲第1番
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1958年
(SONY 886977767821)

 ブダペスト弦楽四重奏団は1917年にブダペスト歌劇場管弦楽団のメンバーによって結成され,メンバーの変遷を遂げながら1967年2月まで活動しましたが,1938年からアメリカに定着して活動し,最終的なメンバーは全員ロシア人となりました。しかしながら,名声を得たのはロシア人のヨーゼフ・ロイスマンが第1バイオリンになって以後なのだそうです。

 このブダペスト弦楽四重奏団はSPレコード,モノラルLP,ステレオLPの3つの「ベートーベン:弦楽四重奏曲全集」を完成させました。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1114」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_StringQuartet_No01_Budapest.SQ_1958.mp3(25.2MB)


 なお,これはステレオ録音です。
ベートーベン:弦楽四重奏曲第2番
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1958年
(SONY 886977767821)

 弦楽四重奏団はバイオリニスト2名,ビオラ奏者1名,チエリスト1名の計4名から成り立っているのですが,結構,中の人は替わるようです。例えば,ブダペスト弦楽四重奏団でも,大きく替わっています。

 <第1バイオリン>
 エミル・ハウザー(1917〜1932年),ヨーゼフ・ロイスマン(1932〜1967年)
 <第2バイオリン>
 アルフレート・インディヒ(1917〜1920年),イムレ・ポガニー(1920〜1927年),ヨーゼフ・ロイスマン(1927年〜1932年),アレクサンダー・シュナイダー(1932年〜1944年,1955年〜1967年),エドガー・オッテンバーグ(1944年〜1949年),ジャック・ゴロデツキー(1949〜1955年)
 <ビオラ>
 イシュトヴァン・イポリ(1917年〜1936年),ボリス・クロイト(1936年〜1967年)
 <チェロ>
 ハリー・ソン(1917年〜1930年),ミッシャ・シュナイダー(1930年〜1967年)

 これをみると,第2バイオリン奏者は不満が多いのか,非常によく替わっていることがわかります。加えて,1935年位を境に,同じブダペスト弦楽四重奏団であっても,中の人は全員が替わってしまったことがわかります。すなわち,前期と後期と言うか,同じ名前の別な弦楽四重奏団が存在したと言うことだと思います。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1115」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_StringQuartet_No02_Budapest.SQ_1958.mp3(20.1MB)

 なお,これはステレオ録音です。
モーツアルト:交響曲第38番
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団
録音:1959年
(日本コロンビア OC169,B面)

 以前にも書きましたが,ステレオ録音LPが発売された頃は,まだ,ステレオ録音に関して疑義があったこと,また,ステレオ録音LPを再生する装置を持っている人がそれほど多くはなかったこと(アンプはともかくとして,スピーカーボックスがもう1台加わることにより,場所が無いことが大きな問題だったようです)等により,ステレオ録音LPと共に,モノラル録音LPも発売されるものもあったようです。その1つが「モーツアルト:交響曲第38番」を演奏・録音したモノラル録音LPで,(これ,勿論,ステレオ録音LPででも発売されたものです。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound965」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Mozart_Symphony_No38_Walter_Columbia_so_1959B_MonoralLP.mp3(22.2MB)

ベートーベン:弦楽四重奏曲第3番
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1958年
(SONY 886977767821)

 弦楽四重奏曲に関する著作と言えば,東芝音楽工業・東芝EMIで活躍されていた「幸松肇」氏で,私も氏の著作に随分,お世話になっています。

 氏の弦楽四重奏曲に関する著作では以下があります。

 (1)世界の弦楽四重奏団とそのレコード 第1巻 アメリカ篇
 (2)世界の弦楽四重奏団とそのレコード ドイツ・オーストリア篇
 (2)世界の弦楽四重奏団とそのレコード 第2巻 ドイツ・オーストリア編
 (3)世界の弦楽四重奏団とそのレコード 第3巻 東欧諸国編
 (4)世界の弦楽四重奏団とそのレコード 第4巻 欧米のラテン諸国編
 (5)世界の弦楽四重奏団とそのレコード 第5巻 英加北欧諸国編(イギリス,カナダ,スウェーデン,オランダ他)
 (6)世界の弦楽四重奏団とそのレコード 第6巻 日本編
 (7)ウィーンの弦楽四重奏団200年史 弦楽四重奏の魅力にとりつかれた演奏家たち
 (8)レコードによる弦楽四重奏曲の歴史 上巻 黎明期からハイドン,モーツァルト
 (9)レコードによる弦楽四重奏曲の歴史 下巻 ベートーヴェン,シューベルト

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1116」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_StringQuartet_No03_Budapest.SQ_1958.mp3(19.5MB)

 なお,これはステレオ録音です。
ベートーベン:弦楽四重奏曲第4番
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1958年
(SONY 886977767821)

 弦楽四重奏団は臨時的に作るもの,1年間の内のある時だけ活動し,他の時期は例えばオーケストラの団員とか,すなわち,副業的に弦楽四重奏団を行っているもの,そして,弦楽四重奏団を専業として行い,練習・演奏している時以外はバイオリン奏者の先生になっているもの等に分けられると思いますが,ブダペスト弦楽四重奏団は専業だったようです。しかしながら,4人のメンバーはいつも一緒と言う訳ではなかったようで,これがグループとして長続きした秘訣なのだそうです。すなわち,後期のメンバーに関してですが,リハーサルのとき以外は別々に行動し,喫茶店でも別々のテーブルに座り,ミッシャ・シュナイダーとロイスマンがファーストネームで呼び合うまでには22年を要したそうです。また,アレクサンダーは最後までロイスマンやクロイトに対してそのような失礼を冒したことが無かったそうです。一方,メンバー同士でブリッジを楽しむことが多かったそうです。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1117」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_StringQuartet_No04_Budapest.SQ_1958.mp3(20.1MB)


 なお,これはステレオ録音です。
ベートーベン:弦楽四重奏曲第5番
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1958年
(SONY 886977767821)

 ベートーベンの弦楽四重奏曲には第1番〜第16番と大フーガ以外に,

 (1)弦楽四重奏曲ハ長調 op.2-3
 (2)弦楽四重奏曲ヘ長調 op.14-1

の2曲があります。しかしながら,(1)は「ピアノソナタ第3番」を当時のベートーベンの友人であり指揮者であったアレキサンダー・ブラントが編曲したもので,(2)は「ピアノソナタ第9番」をベートーベン自身が編曲したものです。

 しかしながら,この2曲が入った録音「ベートーベン:弦楽四重奏曲全集」は無いようです。ただし,(2)は収録されている全集もあり,例えば,「ゲバントハウス弦楽四重奏団」及び「メロス弦楽四重奏団」のものに入っています。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1118」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_StringQuartet_No05_Budapest.SQ_1958.mp3(24.3MB
)

 なお,これはステレオ録音です。
ベートーベン:弦楽四重奏曲第6番
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1958年
(SONY 886977767821)

 「弦楽四重奏曲」と言う名前が初めてついた作品は,ウィーンの作曲家「マティアス・ゲオルク・モン」(1717〜1750年)による「弦楽四重奏曲第1番変ロ長調」だそうですが,これは全4楽章ではなく,全2楽章のものだそうです。そして,モンは全部で6曲の弦楽四重奏曲を作曲し,いずれも全2楽章だそうですが,いずれも私は聴いたことがありません。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1119」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_StringQuartet_No06_Budapest.SQ_1958.mp3」(23.3MB)


 なお,これはステレオ録音です。
ベートーベン:弦楽四重奏曲第7番
ブダペスト弦楽四重奏団
録音:1959年
(SONY 886977767821)

 マティス・ゲオルク・モン以降の弦楽四重奏曲としては,ピエトロ・ナルディーニ(1722〜1793年)により1770年頃に作曲された「弦楽四重奏曲第1番〜第6番」がありますが,これも全4楽章ではなく,全2楽章あるいは全3楽章だそうです。また,フランツ・クサヴァー・リヒター(1709〜1789年)による「弦楽四重奏曲第1番〜第6番」もあり,こちらも全2楽章の構成だそうです。と言っても,いずれも聴いたことはないのですが。

<mp3ファイル>
「GoogleDrive」中の「sound1120」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_StringQuartet_No07_Budapest.SQ_1959.mp3(35.3MB)


 なお,これはステレオ録音です。


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