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LPレコード等(39)

初回:2015. 3.31
 昨今はハイレゾ用と称するイヤホン型ヘッドフォンやポータブルプレーヤーが発売されていますが,静かな室内で聴くのならばともかく,街中や電車の中等でヘッドフォンでハイレゾ音源を聴くのって意味があるのかなあと思っています。だって,元々の騒音がひどいのに,音だけ良くして意味があるのでしょうか。これらの場所では所謂,mp3ファイルでも十分過ぎでだと思いますが。
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年
(HUNT 3HUNTCD524)

 トスカニーニは「ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲」を好んでいたようで,1925年から1954年までに40回も演奏したそうです。氏が演奏したブルームスの曲では,第2位は「交響曲第2番」の34回,第3位は「交響曲第1番」の28回だそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound782」中の以下のファイル
 Brahms_HaydnVariation_Toscanini_Philharmonia_O_1952_effect.mp3」(15.2MB)


 なお,この録音は響きが少ないため,リヴァーブをかけて響きを豊かにしています。
ブラームス:悲劇的序曲
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年
(HUNT 3HUNTCD524)

 トスカニーニはブラームスの得意としていましたが,米国でのブラームスの交響曲・管弦楽曲の演奏回数は,「交響曲第1番:28回,交響曲第2番:34回,交響曲第3番:25回,交響曲第4番:25回,セレナード第1番:5回,セレナード第2番:5回,大学祝典序曲:6回,悲劇的序曲:11回,ハイドンの主題による変奏曲:40回,ヘンデルの主題による変奏曲:1回,ハンガリー舞曲:各曲計15回」となっており,管弦楽曲では圧倒的に「ハイドンの主題による変奏曲」が圧倒的に多く,次が「悲劇的序曲」となっています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound783」中の以下のファイル
 Brahms_TragicOverture_Toscanini_Philharmonia_O_1952_effect.mp3(11.4MB)


 なお,この録音は響きが少ないため,リヴァーブをかけて響きを豊かにしています。
シューベルト:交響曲第8番
ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック
録音:1958年
(Nippon Columbia OS490C,A面)

 第二次世界大戦前に発売されたSPレコードでは,「ブルーノ・ワルター指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」による「シューベルト:交響曲第8番」(録音:1936年)はその儚いような美しさから名盤とされていました。そのワルターがナチスにより占領状態になったオーストリアから亡命し,その後,米国に移り,今度はフィラデルフィア管弦楽団と録音したものがモノラル録音LPとして発売されました(録音:1947年)。しかしながら,これはウィーンフィルのものとは違い過ぎて,評判があまりよくなく,1958年になり,今度はニューヨークフィルハーモニックと録音を行い,ステレオ録音LPとして発売され,それはSPレコードに代わるものとして,長い間,名盤とされていました。このため,この録音は,「ベートーベン:交響曲第5番」との組み合わせのほか,「シューベルト:交響曲第5番」との組み合わせ,あるいは,「ドボルザーク:交響曲第9番」等,さまざまな組み合わせで発売されました。
 以前に,「ベートーベン:交響曲第5番」との組み合わせたLPから作成したものをupしましたが,今回は「ドボルザーク:交響曲第9番」と組み合わせたLPを使用しました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound788」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Schubert_Symphony_No8_Walter_NewYork_po_1958A.mp3(22.9MB)


 なお,このLP,秋葉原のジャンクレコード店「円盤屋」さんで1枚100円(税込)で入手したものですが,雑音が多いのには参りました。また,これはステレオ録音です。
ドボルザーク:交響曲第9番
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団
録音:1958年
(Nippon Columbia OS490C,A面・B面)

 2012.12.前半〜2013. 2.24(日),秋葉原のDOSV通り近くのビルの地下にジャンクレコード店「円盤屋」と言う店があり,そこでは30cmLPが1枚100円で販売されていました。この店,以前は土日に「杉元ガレージ」でLP等を販売していた店と同じではと思います。ここでは合わせて2枚の30cmLPと,ソノシート及びEP盤を入手しましたが,その内の1枚です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound789」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Dvorak_Symphony_No9_Walter_Columbia_so_1959A_B.mp3(38.7MB)


 なお,これはステレオ録音です。
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕
ブルーノ・ワルター指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団,ロッテ・レーマン(S),ラウリッツ・メルヒオール(T),エマニュエル・リスト(Bs)
録音:1935年
(SERAPHIM 60191,A面・B面)

 ブルーノ・ワルターはユダヤ系であったため,1933年にナチス政権が成立すると,ナチスから迫害を受けるようになり,ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長を辞任し,それ以降はウィーンとニューヨークで活動するようになりました。そして,1938年までウィーンフィルハーモニー管弦楽団を指揮して,多数のSPレコードを残しました。その内の1つが”ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕”です(実際は第2幕の第3場・第5場も録音したところで,なぜか,中断してしまいました)。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound798」中の以下のファイル
 A面:Wagner_Walkure_Act1_Walter_Vienna_po_1935A.mp3(28.5MB)
 B面:Wagner_Walkure_Act1_Walter_Vienna_po_1935B.mp3(26.8MB)

なお,歌詞の独和対訳はインターネット上の「オペラ対訳プロジェクト」をご覧下さい。
ブルックナー:交響曲第8番(改訂版)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団
録音:1963年
(MCA VIC5201/02,A面・B面・C面・D面)

 ブルックナーの交響曲は,作曲当時は演奏不能,あるいは,演奏しても聴衆の理解は得られないとの理由で,弟子や初演を指揮した指揮者等によって改訂され,それが出版されたそうです。このため,第一次世界大戦と第二次世界大戦の間までは,原典版ではなく,所謂「改訂版」で演奏されていました。その後,ハースやノヴァーク等の音楽学者が,ブルックナーが残したものを元に「原典版」と称するものを作り,次第にそれらが演奏されるようになりました。しかしながら,ハンス・クナッパーツブッシュ(1888〜1965)は1960年以降も活躍したと言うのに,ずっと,改訂版で演奏していました。その改訂版で演奏されたものです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound793」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Bruckner_Symphony_No8_Knappertsbusch_Munich_po_1963A_B.mp3(29.1MB)
 第3・第4楽章:Bruckner_Symphony_No8_Knappertsbusch_Munich_po_1963C_D.mp3(49.4MB)

 あ,版は,勿論,指揮者フランツ・シャルクの兄のヨーゼフ・シャルクが改訂した「シャルク改訂版」で,ステレオ録音です
ショパン:円舞曲集(全14曲)
ディヌ・リパッティ(pf)
録音:1950年
(EMI CDH7698022)

 リパッティ(Dinu Lipatti,1917〜1950)は,ルーマニア出身のピアニスト兼作曲家で,白血病(実際はホジキンリンパ腫)で早死にしたことで有名です。氏の演奏はEMIのレコードィング・プロデューサー「ウォルター・レッグ」に高く評価されたことより,氏のプロデュースでかなりの数の録音が残されました。しかしながら,当時のEMIの録音技術が劣っていたため,第二次世界大戦後の録音と言うのに,あまり,音が良くないのが残念です。リパッティの症状の改善のため,当時,非常に高価だったステロイド「コーチゾン」が投与されてコンサートや録音が行われ,その1つが「ショパン:円舞曲集(14曲)」の録音です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound785」中の以下のファイル
 全14曲:Chopin_14Waltz_Lipatti_1950.mp3(42.0MB)


 この録音は,第4,5,6,9,7,11,10,14,3,8,12,13,1,2番の順に演奏されています。
マーラー:大地の歌
ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック,ミルドレッド・ミラー(MS),エルンスト・ヘフリガー(T)
録音:1960年
(Odyssey Y30043,A面・B面)

 グスタフ・マーラー作曲の「大地の歌」は,彼が1911. 5.18に亡くなったため,その半年後の1911.11.20に,ミュンヘンにて,彼の弟子兼友人であったブルーノ・ワルター指揮カイム管弦楽団(ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の前身)により行われました。ワルターは「『大地の歌』の初演は最も貴重な芸術上事件として生涯忘れることはできない。それは,マーラーが残してくれた,私自身にとっても極めて大事なこの作品の初演の責任を感じていたことであり,さらには,私が師に代わって行う事を感じていたことなどが理由である。また,初演で,彼から私にゆだねられたスコアがここに初めて感動的な音楽の響きとなるや,故人の有り様を痛ましくもまた身近に感じたからだ。」とその時の思いを回想録「主題と変奏」に書き残しています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound790」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mahler_DasLied_von_der_Erde_Walter_NewYork_po_1960A.mp3(27.1MB)
 第5〜第6楽章:Mahler_DasLied_von_der_Erde_Walter_NewYork_po_1960B.mp3(30.8MB)


 なお,歌詞ですが,独和対訳はインターネット上の百科事典「Wikipedia」中の「大地の歌」の項をご覧下さい。
 また,これはステレオ録音です。
モーツアルト:交響曲第40番
ブルーノ・ワルター指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年
(CBS SONY SOCO110,A面)

 ワルターは若い頃はウィーン王立歌劇場(後のウィーン国立歌劇場です)で活動し,第二次世界大戦直前にはウィーンフィルハーモニー管弦楽団を指揮して沢山のSPレコードを残しましたが,第二次世界大戦が始まる前より活動地点を米国に移し(理由はナチス・ドイツに追い出された為です),また,レコード会社も英国のHMVから米国のコロンビアに移したため,第二次世界大戦後にウィーン国立歌劇場あるいはウィーンフィルハーモニー管弦楽団を指揮した正規録音は「マーラー:大地の歌,私はこの世に忘れられ,菩提樹の薫る部屋にて,真夜中に」(録音:1952年)しかありません。
 このような状況がずっと続いていましたが,その後,を指揮したコンサートの実況録音LPが,「日本ブルーノ・ワルター協会」からのほか,CBS-SONYから発売されました。その中の1つが「モーツアルト:交響曲第40番・交響曲第25番」のLPです。なお,この時の演奏に関し,ウィーン・フィルのコンサート・マスターの回想が,中野雄著「ウィーン・フィル 音と響きの秘密」(発行日:2002.10.20,発行所:(株)文藝春秋,文春新書)に書かれていました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound800」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mozart_Symphony_No40_Walter_Vienna_po_1952A_effect.mp3(21.7MB)
ベートーベン:交響曲第8番
伝ウィルヘルム・フルトベングラー指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音:伝1953年
(Nihon Phonogram FCM53,A面・B面)

 フルトベングラーはベートーベンを得意としていましたが,「交響曲第2番」と「交響曲第8番」の演奏回数は少なく,また,残っている録音も少なく,現時点では,1948年のストックホルムフィルハーモニー管弦楽団と1953年のベルリンフィルハーモニー管弦楽団,1954年のウィーンフィルハーモニー管弦楽団のみが確認されています。しかしながら,いずれも,LP時代の最後の方,あるいはCD時代になって発売されたものです。このため,LP時代には,偽物まで発売されました。すなわち,日本フォノグラムが発売した「ベートーベン:交響曲第8番」(1953年実況録音)です。しかしながら,この1953年のコンサートでは,交響曲第8番は演奏されていなかったそうで,この実態は「クリュータンス指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団」の正規盤の音を悪くしたものと言われています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound799」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Symphony_No8_DenFurtwanglar_Berlin_po_1953_A_B.mp3(25.4MB)


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