matsumo,matsumo2,matsumoto,matumoto,LPレコード,
English Japanese

前ページ クラシック音楽の紹介目次 mp3ファイル目次 Home(coocan) Home(Geocities) 次ページ

LPレコード等(38)

初回:2015. 3.31
 クラシック音楽界においては,最近はCDの話題より,ハイレゾ録音のファイルのインターネット販売「ファイル配信」の話の方が流行ってきている感じがしますが,私はその普及は難しいのではと思っています。と言っても,所謂,ポピュラー音楽関係では,元々,短い曲ですし,聴きあきたら放置あるいは捨てのものですので,ファイルで入手した方が簡単と言うこともあり,ポピュラー音楽の方で流行れば,クラシック音楽の方に波及することは必須だと思いますが。
シューベルト:交響曲第8番
グィド・カンテルリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:1955年
(東芝EMI EAB5004,B面)

いわゆる「名曲」と呼ばれているものでも,未完成のまま演奏されるものとしては,「シューベルト:交響曲第8番」,「ブルックナー:交響曲第9番」が有名ですが,一方,他の人が完成させて演奏されているものも,「モーツアルト:レクイエム」,「マーラー:交響曲第10番」,”プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」”,”ボロディン:歌劇「イーゴリ公」”等があり,どちらが曲にとって良いのか,面白いところです。しかしながら,未完成のまま演奏されるものでも,他の人により完成させていますが,残念ながら,それらで演奏されることはほとんど無いようです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound773」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Schubert_Symphony_No8_Cantelli_PhilharmoniaO_1955B.mp3(20.8MB)


モーツアルト:レクイエム
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団,ビルマ・リップ(S),ヒルデ・レッセル・マイダン(A),アントン・デルモータ(T),ワルター・ベリー(Br),ウィーン楽友協会合唱団
録音:1961年
(日本グラモフォン SMG2014,A面・B面)

 「モーツアルト:レクイエム」は未完に終わり,最終的に弟子のジェスマイヤーが完成したものですが,20世紀の末頃は,このジェスマイヤーの補筆部分は気に入らないとのことで,音楽学者等が補筆したものが演奏されたほか,使用楽器,その演奏法,そして,唱法もモーツアルトの時代に沿ったものと称するノンヴィヴラート演奏が流行りましたが,最近は,また,ジェスマイヤー版を使用することが多いようです。
 しかしながら,1960年頃はそのような流行は無く,大オーケストラとヴィヴラート唱法によるものが全盛で,その代表的な録音がカラヤン指揮のものです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound777」中の以下のファイル
 A面(入祭唱〜涙の日):Mozart_Requiem_Karajan_Berlin_po_1961A.mp3(26.8MB)
 B面(主イエス・キリスト〜聖体拝領唱):Mozart_Requiem_Karajan_Berlin_po_1961B.mp3(24.6MB)

 また,歌詞のラテン語・日本語対訳ですが,インターネット上の「オペラ対訳プロジェクト」にあります。
 なお,これはステレオ録音です。
ベルディ:歌劇「椿姫」
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団,リチア・アルバネーゼ(S),ジャン・ピアース(T),ロバート・メリル(Br),マクシーヌ・ステルマン(MS),ジョン・ガリス(Br)
録音:1946年
(Music & Arts Programs of America ATRA-271)

 トスカニーニは”ベルディ:歌劇「椿姫」”の録音を残していますが,これ以外に,その練習時の録音が100時間位,残っているそうで,その中の9時間分ほどが,Sempre Toscanini氏により,インターネット上の動画投稿サイト「YouTube」で公開されています。その上,この練習の総仕上げの練習,すなわち,ドレス・リハーサルの時の録音まで残されており,正規録音のものよりこちらの方が良いと言う方もいるようです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound762」中の以下のファイル
 第1幕:Verdi_Traviata_Act1_Toscanini_NBCso_DressRehearsal_1946.mp3(24.4MB)
 第2幕第1場:Verdi_Traviata_Act2-1_Toscanini_NBCso_DressRehearsal_1946.mp3(27.9MB)
 第2幕第2場:Verdi_Traviata_Act2-2_Toscanini_NBCso_DressRehearsal_1946.mp3(18.3MB)
 第3幕:Verdi_Traviata_Act3_Toscanini_NBCso_DressRehearsal_1946.mp3(24.5MB)


 なお,歌詞の伊和対訳はインターネット上の「オペラ対訳プロジェクト」にあります。
ブラームス:交響曲第1番
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年
(HUNT 3HUNTCD524)

 録音用にフィルハーモニア管弦楽団を設立したEMIのプロデューサーのウォルター・レッグは,トスカニーニに客演を要請しましたが,種々の事情で行われず,ようやく,実現したのが2日間に渡る「ブラームスの交響曲全曲」のコンサートでした。この公演は,トスカニーニがイタリアから米国へ帰国する途中に立ち寄るというかたちで実現し,1952. 9.29と10/1に前年にオープンした2,900席の「ロイヤル・フェスティバル・ホール」で行われました。しかしながら,会場が大きいこともあり,弦楽器が薄いということでエキストラも参加し,その中には,あのネヴィル・マリナーやヒュー・マグワイアがいたそうです。これは放送用に録音されました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound778」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Brahms_Symphony_No1_Toscanini_Philharmonia O_1952_effect.mp3(39.7MB
)

 なお,この録音は響きが少ないため,リヴァーブをかけて響きを豊かにしています。
ブラームス:交響曲第2番
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年
(HUNT 3HUNTCD524)

 1952年の9/29及び10/1に英国「ロンドン」の「ロイヤルフェスティバル・ホール」にて行われた「トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団」のコンサートですが,最高席のチケット代金は5ポンドで,トスカニーニは1,800ポンド×2の出演料をもらったそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound779」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Brahms_Symphony_No2_Toscanini_Philharmonia_O_1952_effect.mp3(33.2MB)


 なお,この録音は響きが少ないため,リヴァーブをかけて響きを豊かにしています。
ブラームス:交響曲第3番
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年
(HUNT 3HUNTCD524)

 トスカニーニは米国のほか,欧州でも指揮を行いましたが,米国で指揮したものに関しては結構な記録が残っています。すなわち,ブラームスの交響曲に関しては,米国では,「第1番:28回,第2番:34回,第3回:25回,第4番:25回」指揮したことになっています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound780」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Brahms_Symphony_No3_Toscanini_Philharmonia_O_1952_effect.mp3(33.5MB)


 なお,この録音は響きが少ないため,リヴァーブをかけて響きを豊かにしています。
ブラームス:交響曲第4番
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団
録音:1952年
(HUNT 3HUNTCD524)

 2日間に渡って行われた「アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団」による「ブラームス:交響曲全曲演奏会」ですが,当時の英国には反トスカニーニ派がおり,コンサートの最中に会場の外で,それも外壁(屋根?)のすぐ近くで爆竹を鳴らしたそうです。そして,この音は会場まで聞こえ,この音は「ブラームス:交響曲第4番」の実況録音の中にハッキリと記録されています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound781」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Brahms_Symphony_No4_Toscanini_Philharmonia_O_1952_effect.mp3(34.3MB)

 なお,この録音は響きが少ないため,リヴァーブをかけて響きを豊かにしています。
ブラームス:交響曲第4番
カール・シューリヒト指揮バイエルン放送交響楽団
録音:1961年
(Nippon Columbia OC7313,A面・B面)

 指揮者の小澤征爾の著作「ボクの音楽武者修行」の中に「日本であまり名を聞かない人では,カール・シューリヒトという八十歳を超えているかと思われる老指揮者がいる。この人は棒を振るかわりにギョロリと鋭い目をむく。その眼力でオーケストラの人たちに音を出させるような変わった指揮をする」と書かれています。

<mp3ファイル>
「Google Drive」中の「sound929」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Brahms_Symphony_No4_Schuricht_BavarianRadio_so_1961A.mp3(20.8MB)
 第3・第4楽章:Brahms_Symphony_No4_Schuricht_BavarianRadio_so_1961B.mp3(15.0MB)

 なお,これはステレオ録音です。
トゥンダー:7つのヴィオールのためのシンンフォニア「ダ・パーチャム・ドミネ」
Alfred Lessing,・Rosemarie Lahrs(Diskant-Gamben),Otto Kober・Heinrich Haferland(Alt-Gamben),Horst Hedler・Gerhard Maumann(Tenor-Gamben),Heiner Spicker(Violone),Eugen M.-Dombois(Theorbe),Walter Kraft(Positiv Organ
録音:1962年
(Toushiba Ongaku Kougyou AA9121,A面)

 CDの時代は終わりに近く,現在はダウンロード・ファイルの時代で,ますます,物を持つ喜びとは無縁になってきましたが,LP時代は,LPを入れるジャケットのサイズは31.5cm四方もあり,それを見開きにしたもの,中に何ページもの解説がついているもの等がありました。その手の豪華ジャケットの中でも,結構なものとしては「布張り,別冊解説書付」のものがあり,その代表例が,「リューベック 聖マリア教会 夕べの音楽」のLPです。
 これは,北ドイツの「リューベック」にある「聖マリア教会」で開かれていたと言う「夕べの音楽(アーベトムジーク)」という教会演奏会を再現したものです。なお,その主催者は同教会のオルガニストで,前任者トゥンダーの娘と結婚したディートリッヒ・ブクステフーデで,その演奏会は前任者より引き継ぎ,更に発展させたもので,かのヨハン・セバスチャン・バッハも聴きに行ったのだそうです。

<mp3ファイル>
「Google Drive」中の「sound936」中の以下のファイル
 Tunder_Sinfonia_Da_pacem_Domine_1962A.mp3(1.72MB)


 なお,これはステレオ録音です。
シューベルト:歌曲集「冬の旅」
ハンス・ホッター(BsBr),エリック・ウェルバ(pf)
録音:1961年
(Nihon Polydor MG8276/77,A面〜D面)

 シューベルトの歌曲はテノールで歌うものが多く,歌曲集「冬の旅」もテノールで歌うのが正しいようですが,私が最初に最初に聴いたのがバリトンによるものであったためか,バリトンで歌う方が好きです。その中でも,ゲルハルト・ヒュッシュ(Br),ジェラール・スゼー(Br),そして,ハンス・ホッター(BsBr)による録音が3大録音だと思っています。

<mp3ファイル>
「Google Drive」中の「sound931」中の以下のファイル
 A面:Schubert_WinterReise_Hotter_1961A_KS1012.mp3(16.3MB):おやすみ・風見・凍った涙・氷結・菩提樹
 B面:Schubert_WinterReise_Hotter_1961B_KS1012.mp3(18.5MB):雪解けの水流・川の上で・かえりみ・鬼火・休息・春の夢
 C面:Schubert_WinterReise_Hotter_1961C_KS1013.mp3(13.9MB):孤独・郵便馬車・白い頭・鴉・最後の希望・村にて
 D面:Schubert_WinterReise_Hotter_1961D_KS1013.mp3(15.8MB):嵐の朝・幻・道しるべ・宿屋・勇気を!・幻日・ライアー回し

 ドイツ語の歌詞の和訳ですが,神崎昭伍氏による日本語訳詞が「木川田誠氏のページ」,藤井宏行氏による日本語訳が「梅丘歌曲会館」にあります。


前ページ クラシック音楽の紹介目次 mp3ファイル目次 Home(coocan) Home(Geocities) 次ページ