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LPレコード等(36)

初回:2014. 1.31

 最近はスマートフォンが普及してきたため,それに入っているもの,すなわち,携帯型mp3プレーヤー,携帯型ゲーム機,コンパクトデジカメ等が売れなくなってきているのだそうです。確かに1台で何でもできれば,持つものが減りますので便利ですよね。mp3プレーヤー機能に関しては,やはり,WAVEファイルやFLACファイル等のCDよりも高音質のものは,価格によるのか,あるいは,ファイル容量が大きいためか,期待した程は売れていないようですと言うか,mp3ファイル等の販売を含めたCD等の売上が年々下がる傾向のようです。多分,インターネット上の無料・違法の音楽ファイル(Youtubeを含む)で十分な人が多いのだと思います。


ワルトトイフェル:円舞曲「スペイン」
ワルトトイフェル:円舞曲「女学生」

[ヨーゼフ・レオ・グルーバー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団]
録音:1956年以前
(King Record 17-48,17cmLP,B面)

 エミール・ワルトトイフェル(Emile Waldteufel,1837年〜1915年)は,ストラスブール生まれのフランスの作曲家で,28歳の時,ナポレオン3世の皇后ウジェニーの宮廷ピアニストとなりました。36歳の時,当時英国皇太子だったエドワード7世の臨席する行事で演奏した際,エドワード7世は,円舞曲「マノロ」に魅了され,それにより,ロンドンを拠点とする出版社Hopwood & Crewと長期契約を結みました。これ以降,ワルトトイフェルは現在でも演奏されている円舞曲を作曲しました。すなわち,円舞曲「スケートをする人々」(1882),円舞曲「女学生」(1883),シャブリエの狂詩曲に基づく円舞曲「スペイン」(1886)等です。

<mp3ファイル
「OneDrive」中の「sound755」中の以下のファイル
 (1)ワルトトイフェル:円舞曲「スペイン」:Waldteufel_Espana_Gruber_WienerStaatsoper_O_B.mp3(2.46MB)
 (2)ワルトトイフェル:円舞曲「女学生」:Waldteufel_Estudiantina_Gruber_WienerStaatsoper_O_B.mp3(3.03MB)

 なお,「女学生」ですが,これの原題は「Estudiantina」であり,これはスペイン語で「学生の楽隊」の意味で,日本題の「女学生」は誤訳だそうです。
ベートーベン:交響曲第5番
[ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団]
録音:1958年
(Nippon Columbia OS-116,A面)

 ブル−ノ・ワルターはリハーサルの様子を録音したものを結構,残しており,「ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団」による「モーツアルト:交響曲第36番」,「ベートーベン:交響曲第5番」,「ブラームス:交響曲第2番」,「ワーグナー:ジークフリート牧歌」等のリハーサルの録音が,LP換算で5枚以上を残っています。ワルターはドイツ語圏内で活動していましたが,第二次世界大戦前に米国に住むようになったことと,オーケストラは米国のものですので,リハーサルは米語で行われています。しかしながら,長い説明等は行わない極めて簡素なものの上,発音がクリアーですので,聴いていて,何をしゃべっているのか,十分にわかります。例えば,「ベートーベン:交響曲第5番」の第1楽章では,「more! more! more!」,「This is a trumpet solo.」なんて言っています。そして,この第1楽章のリハーサルの後に本番の録音が行われました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound756」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Symphony_No5_Walter_ColumbiaO_1958A.mp3(30.0MB)


 なお,これはステレオ録音です。
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
[エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場管弦楽団,同合唱団,アンナ・モッフォ(S),セラーレ・ヴァレンチ(T),ロザリンド・エリス(MS)]
録音:1957年
(Victor Ongaku Sangyou RGC1038/40,A面〜F面)

 日本の高度成長時代,すなわち,1960〜1980年頃は日本の企業が東南アジアに進出するようになったことより,日本からの駐在する人も増えたのですが,それに伴い,現地人妻,すなわち,お妾さんを囲う人も増えたそうです。すると,子供が生まれる訳ですが,駐在員ですから,日本に帰らねばならなくなり,そこで別れが待っています。このような場合,欧米人では,「はい,さようなら」の場合がほとんどだそうですが,日本人の場合,日本に帰ってからも,自分のお小遣いをやりくりして仕送りをしていた人も結構,多かったそうで,現地では,珍しいこととして,感謝されていたそうです。

 この話と少し似ているのが,”プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」”です。すなわち,米国の海軍士官が日本人の娘を現地人妻とするのですが,しばらくして,米国に帰ってしまう。しかしながら,その後,現地人妻には子供が生まれ,仕送りが無いまま暮らしている。そして,ようやく,士官は日本に戻って来ますが,既に米国人と結婚している。しかしながら,妻の了解を得て,現地人妻との子供を引き取ることにすると言うもので,お金は払わないが,子供を引き取っただけマシだったと言う話です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound531」中の以下のファイル
 第1幕:Puccini_MadamaButtefly_Act1_Leinsdorf_RomeOperaHouseO_1957A_B.mp3(42.6MB)
 第2幕:Puccini_MadamaButtefly_Act2_Leinsdorf_RomeOperaHouseO_1957C_D.mp3(40.7MB)
 第3幕:Puccini_MadamaButtefly_Act3_Leinsdorf_RomeOperaHouseO_1957E_F.mp3(27.4MB)

 なお,歌詞の対訳はインターネット上の「オペラ対訳プロジェクト」の以下のURLにあります。

 また,蝶々夫人役のアンナ・モッフォは美貌のソプラノとして一世を風びした歌手で,この役も得意としていました。

 なお,これはステレオ録音です。
シューベルト:交響曲第8番
[ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニック]
録音:1958年
(Nippon Columbia OS-116,B面)

 LP時代においては,シューベルトの「未完成交響曲」と言えば,「ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニック」による録音と決まっていました。それは,SP時代には「ブルーノ・ワルター指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」による録音と決まっていたことの名残りなのかもしれませんが,それでも,このニューヨーク・フィルハーモニックのものは明快なステレオ録音であることもあり,決定盤と言われていました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound757」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Schubert_Symphony_No8_Walter_Newyork_po_1958B.mp3(22.8MB)


なお,これはステレオ録音です。
ブラームス:交響曲第4番
[ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団]
録音:1959年
(Nippon Columbia OS-233,A面・B面)

 ドイツ・オーストリアの作曲家において,交響曲は重要な曲目ですが,ブラームスはシューマンと同様の4曲を作曲しており,現在でもそのいずれもよく演奏されています。私はこの4曲の中では,第1番はブラームスが無理して作曲していることが見え見えと言う感じであまり好きではないので,CDやLPは結構な数を持っていますが,家ではほとんど聴かず,コンサートで時々,聴くだけです。また,第2番・第3番はまあまあ好きな曲ですが,やはり,第1番と同様にコンサートでしか聴きません。しかしながら,第4番は大好きなので,家でもよく聴きます。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound758」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Brahms_Symphony_No4_Walter_Columbia_so_1959A.mp3(22.6MB)
 第3・第4楽章:Brahms_Symphony_No4_Walter_Columbia_so_1959B.mp3(16.3MB)


なお,これはステレオ録音です。
ベルリオーズ:幻想交響曲
[シャルル・ミュンシュ指揮日本フィルハーモニー管弦楽団]
録音:1962年,Live
(Octavia Record OVBC-00012)

 指揮者「シャルル・ミュンシュ」は「ベルリオーズ:幻想交響曲」を得意としていたようで,氏が指揮した「幻想交響曲」には,多数のセクション録音及び実況録音が残っています。すなわち,少なくとも,年代別に以下があります。

 1940年代後半:フランス国営放送管弦楽団(SP・仏コロンビア)
 1954年:ボストン交響楽団(LP・米RCA)
 1960年:ボストン交響楽団(実況録音)
 1962年:ボストン交響楽団(LP・米RCA),ボストン交響楽団(実況録画),日本フィルハーモニー交響楽団(実況録画)
 1963年:フランス国営放送管弦楽団(実況録音),カナダCBC交響楽団(実況録画)
 1966年:ハンガリー放送交響楽団(放送用),シカゴ交響楽団(実況録音)
 1967年:パリ管弦楽団(LP・仏EMI)・パリ管弦楽団(実況録音)

 この中の,1962年のものは,ミュンシュがボストン交響楽団の指揮者を辞任し,単独で来日した時のものです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound764」中の以下のファイル
 第1〜第5楽章:Berlioz_SymphonieFantastique_Munch_Nippon_pso_1962A_effect.mp3(45.0MB
)

 なお,これはステレオ録音です。
モーツアルト:交響曲第41番
[ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団]
録音:1938年
(Nihon Bruno Walter Society BWS1043,A面)

 ナチスがドイツの実権を握った後は,ユダヤ人であったブルーノ・ワルターはドイツでは活動できなくなり,そのメインの活動の場所をオーストリアに移しました。そして,ナチスがオーストリアの実権を握るまでの数年間,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した録音を沢山,残しました。この録音の1つが,「モーツアルト:交響曲第41番」で,勿論,SPレコードで発売されました。それを使用して,日本ブルーノ・ワルター協会がLPとして復刻したものです。

<mp3ファイル
「OneDrive」中の「sound760」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mozart_Symphony_No41_Walter_Vienna_po_1938A.mp3(24.7MB)


リスト:ピアノ協奏曲第1番
[ニコラ・アンリオ・シュヴァイツァー(pf),シャルル・ミュンシュ指揮日本フィルハーモニー交響楽団]
録音:1962年,Live
(Octavia Record OVBC-00017)

 「リスト:ピアノ協奏曲第1番」は,第3楽章でトライアングルが大活躍することから,「トライアングル協奏曲」とも呼ばれる曲です。また,全4楽章ですが,休みをとらずに続けて演奏されます。初演は1855年にワイマールの宮廷にて,何と,あのベルリオーズの指揮で,作曲家自身のピアノで行われたそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound765」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Listz_PianoConcrto_No1_Schweitzer_Munch_Nippon_pso_1962A.mp3(18.3MB)」


を以下のURLにupしましたので,みなさま,ダウンロードの上,お聴き下さい。

 なお,これはステレオ録音です。
モーツアルト:レクイエム
[ブルーノ・ワルター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン国立歌劇場合唱団,フランツ・ザウアー(org),リーザ・デラ・カーザ(S),イーラ・マラニューク(MS),アントン・デルモータ(T),チェーザレ・シエピ(Bs)]
録音:1956年,Live
(King Record SLF5010,A面・B面)

 1950年当時,銀行員としてロンドンに出向していた植村攻氏の著書「巨匠たちの音,巨匠たちの姿 1950年代・欧米コンサート風景」(発行日:1996. 9.20,発行所:(株)東京創元社)には,氏が1956年のザルツブルグ音楽祭に行き,そこで,ブルーノ・ワルター指揮のコンサートや,カール・ベーム指揮の歌劇等を聴いた話が書かれています。その時は,モーツアルトの交響曲第25番とレクイエムが演奏され,終わった後,30分間位,拍手が続いたそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound759」中の以下のファイル
 A面:Mozart_Requiem_Walter_Vienna_po_1956A_effect.mp3(26.8MB)
 B面:Mozart_Requiem_Walter_Vienna_po_1956B_effect.mp3(25.1MB)


 なお,これは響きが乾いていたので,リヴァーブをかけて響きを豊かにしております。
ブラームス:交響曲第1番
[シャルル・ミュンシュ指揮日本フィルハーモニー交響楽団]
録音:1962年,Live
(Octavia Record OVBC-00017)

 指揮者のシャルル・ミュンシュ(1891〜1968)はドイツ系のアルザス人で,第一次世界大戦後にアルザスがフランス領に戻った際,ドイツ国籍を選択したが,後に,ナチスの台頭を嫌ってフランスに帰化した人で,生涯のほぼ半分ずつを,ドイツ人とフランス人として送ったそうです。このことも関係したのか,氏は両国の音楽を共に得意としてしました。長い間,常任指揮者であったボストン交響楽団との演奏がRCAレーベルに,晩年のパリ管弦楽団との録音がEMIレーベルに残されており,特に後者における,「ベルリオーズ:幻想交響曲」(1967年録音)と「ブラームス:交響曲第1番」(1968年録音)のレコードは名盤とされています。
 
後者に関しては,ボストン交響楽団との録音(1955年)も残されていますが,それ以外に,氏が1962年に来日し,日本フィルハーモニー交響楽団を指揮した時の実況録画も残されています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound763」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Brahms_Symphony_No1_Munch_Nippon_pso_1962A.mp3(42.2MB
)

 なお,これはステレオ録音です。


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