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LPレコード等(35)

初回:2013. 1.31

 CDや音楽配信が主流の国内の音楽市場は,1998年の6074億円をピークに減少傾向が続き,2012年はその半分程度となっているそうですが,昨今は一部の層にLPレコードの人気が出てきたそうで,2012年に国内の販売用に出荷されたレコードは,海外からの輸入も含めて11ヶ月間で約42万枚,金額で6億円余りと,枚数,金額ともに2011年の約2倍となったそうです。すなわち,全体に占めるLPレコードの市場規模は小さいものの,根強いファンおり,これは「温かみのあるレコードらしい音に魅力を感じた人が,再びレコードに戻ってきているのではないか」と言われています。


マーラー:大地の歌
[ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック,Set Svanholm(T),Elena Nicolai(A)]
録音:1953年
(Legend LGD150)

 「マーラー:大地の歌」の初演は作曲者自身が亡くなったため,その初演は,1911年にミュンヘンのトーンハレにおいて,「ブルーノ・ワルター指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団,サラ・チャールズ・カーピア(MS),ウィリアム・ミラー(T)」により行われました。この時は,何と「マーラー:交響曲第2番」が演奏されたそうで,現在では考えられないほど,長大なプログラムです。

<mp3ファイル
「OneDrive」中の「sound742」中の以下のファイル
 第1楽章〜第5楽章:Mahler_Das_Lied_von_der_Erde_Walter_NewYork_po_1953_a.mp3(27.8MB)
 第6楽章;Mahler_Das_Lied_von_der_Erde_Walter_NewYork_po_1953_b.mp3(24.7MB)



 なお,この曲の歌詞及び訳詞は,インターネット上の百科事典「Wikipedia」及び「オペラ対訳プロジェクト」にあります。
 また,これはコンサートの実況録音です。

”ドビュッシー:管弦楽のための「映像」”より「イベリア」
[アルトゥーロ・トスカニーニ指揮フィラデルフィア管弦楽団]
録音:1941年
(BMG Victor BVCC-7037)

 ”ドビュッシー:管弦楽のための「映像」”は,「ジーグ」,「イベリア」,「春のロンド」の3曲から成り立ち,各曲はそれぞれがイギリス(スコットランド),スペイン,フランスの民族音楽的なイメージを持つものだそうです。これらは,組曲の体裁はとられていますが,各曲の作曲時期,楽器編成は異なっており,各曲は半ば独立した作品と見ることができるそうで,特に,「イベリア」はしばしば単独で演奏されています。この「イベリア」は更に3つの曲,すなわち,「街々にて」,「夜の香り」,「祭りの日の朝」から成り立っています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound577」中の以下のファイル
 Debussy_Iberia_Toscanini_PhiladelphiaO_1941.mp3(16.7MB)


ビバルディ:四季
[フェリックス・アーヨ(vn),イ・ムジチ合奏団]
録音:1959年
(Nippon Phonogram 20CD-3201)

 LPレコード時代に最も売れたクラシック音楽のLPと言えば,「ビバルディ:四季」()ではないかと思います。このイ・ムジチ合奏団はイタリアの室内楽団で,1952年にローマの聖チェチーリア音楽院の卒業生12名が集まって結成しました。楽団としては指揮者を置かず,楽員全員の合議で音楽を作り上げる形式をとり,編成はバイオリン6挺,ビオラ2挺,チェロ2挺,コントラバス1挺,チェンバロ1台でした。イ・ムジチ合奏団により四季の録音は1995年時点で6種類あり,日本国内で合計280万枚も売れたそうで,その中で最も売れたのが上記のアーヨが独奏バイオリンを弾いたもので,おそらく,200万枚程度,売れたのではと思います。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound748」中の以下のファイル
 春:Vivaldi_01_Spring_Ayo_I_Musici_1959.mp3(10.5MB)
 夏:Vivaldi_02_Summer_Ayo_I_Musici_1959.mp3(9.74MB)
 秋:Vivaldi_03_Autumn_Ayo_I_Musici_1959.mp3(11.4MB)
 冬:Vivaldi_04_Winter_Ayo_I_Musici_1959.mp3(8.35MB)


 なお,これはステレオ録音です。
モーツアルト:クラリネット五重奏曲イ長調
[レオポルト・ウラッハ(cl),ウィーンコンツェルトハウス四重奏団]
録音:1952年
(MCA Record 32KX-3)

 第二次世界大戦後は,米国のドルが非常に強くなり,一方,欧州の通貨は弱くなり,安い金額で録音できるようになったので,米国では新しいレコード会社が次々とでき,そして,欧州で録音することが流行ったそうです。その1つが,「ウェストミンスター」で,主に,ウィーンのおいて室内楽や管弦楽曲を録音していました。特に,室内楽曲の録音は,現在では聴けないウィーン情緒豊かなものだったで,日本国内においては,今でも名盤と認められているものが多いです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound750」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mozart_ClarinetQuintet_Wakch_ViennaKonzerthaus_SQ_1952.mp3(33.7MB
)

プッチーニ:歌劇「トスカ」
[ヴィクトール・デ・サバータ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団,同合唱団,マリア・カラス(S),ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T),ティト・ゴッピ(Br)]
録音:1953年
(Toshiba EMI CC30-3333/34)

 フランスの女優サラ・ベルナールの当たり役と言えば,デュマ・フィス(小)の「椿姫」とヴィクトリアン・サルドゥの「トスカ」が有名ですが,前者はベルディにより,後者はプッチーニにより歌劇となり,現在でも頻繁に上演されています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound747」中の以下のファイル
 第1幕:Puccni_Tosca_Act1_Sabata_ScalaTheaterO_1953.mp3(39.0MB)
 第2幕:Puccni_Tosca_Act2_Sabata_ScalaTheaterO_1953.mp3(36.4MB)
 第3幕:Puccni_Tosca_Act3_Sabata_ScalaTheaterO_1953.mp3(23.6MB)


 なお,歌詞の日本語対訳は「オペラ対訳プロジェクト」にあります。
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調
[レオポルト・ウラッハ(cl),ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団]
録音:1952年
(MCA Record 32KX-2)

 「ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調」は,「クラリネット三重奏曲イ短調」と同様に1891年の夏に,避暑地「バート・イシュル」で作曲されたそうです。このバート・イシュル滞在中にブラームスは興が乗り,珍しく速筆で作品を仕上げています。この2曲の初演は,同年の11/24にクラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルトとバイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒム並びにマイニンゲン宮廷管弦楽団の団員達により,マイニンゲン公の宮廷において非公開で行われました。そして,同じ奏者達により,同年の12/10にベルリンにおいて公開初演が行われ,翌年の1/5にクラリネット奏者のシュタイナーとロゼー四重奏団によりウィーン初演が,更に,15日後にクラリネット奏者のミュールフェルトとヨアヒム四重奏団による演奏が行われました。それにしても,ヨアヒム,ヨアヒム四重奏団,ロゼー四重奏団と今では伝説の人達ですね。

<mp3ファイル
「OneDrive」中の「sound749」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Brahms_ClarinetQuintet_Wakch_ViennaKonzerthaus_SQ_1952.mp3(36.4MB)

映画「未完成交響楽」(サントラ)
[ウィーン少年合唱団,ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(pf),ジャック・ゲステム(vn),ラオール・ゴラ(pf)]
録音:1959年
(Nippon Victor SFL-3508,17cmLP)

 フランツ・シューベルトを描いた映画と言えば,「未完成交響楽」(1933年)が有名ですが,これ以外にも,「Bossom Time」(1934),「未完成交響楽」(1959),「シューベルト物語」(1971),「夜曲/シューベルト 愛の鼓動」(1988)等があります。この「未完成交響楽」は数年前に原題の「三人娘の館」の題名にて再公開されました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound751」中の以下のファイル
 A面:NewUnfinishedSymphony_1959A.mp3(9.18MB)
 B面:NewUnfinishedSymphony_1959B.mp3(10.2MB)


なお,曲目・演奏者は以下の通りです。
<A面>
(1)シューベルト:野ばら
(2)シューベルト:きけ,きけ,ひばり
(3)シューベルト:いずこへ
(4)シューベルト:楽によせて
 ウィーン少年合唱団

<B面>
(5)シューベルト:菩提樹
 ジェラール・スゼー(Br),ダルトン・ボールドウィン(pf)
(6)シューベルト:セレナード
(7)シューベルト:アベ・マリア
 ジャック・ゲステム(vn),ラオール・ゴラ(pf)
ベートーベン:交響曲第5番
[ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団]
録音:1954年
(Kawade Shobou KW-1011/12,17cmLP,A面〜C面)

 最近では歌劇の実況録画が収録されたDVDが付録として付けられている歌劇の全集本やCDが付録として付いているクラシック音楽の全集本等も発売されていますが,この手のもので最初に出されたものはソノシートが付録として付けられたものだと思います。
 すなわち,レコードが付録として付いたクラシック音楽の全集本は,1960年に17cm片面モノラル録音ソノシート4枚が入った「筑摩書房:世界音楽全集」から始まりました。そして,それは全部で45巻が出ました。その後,1966年に20cm両面ステレオ録音ソノシートが4枚入った「小学館:世界の音楽」全15巻が出ました。そして,1967年には17cmLP2枚が入った「河出書房:世界音楽全集」が発売されました。この河出書房版の最初に出たのが「ベートーベン」の巻です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound752」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Symphony_No5_Karajan_PhilharmoniaO_1954A_C.mp3(28.6MB
)

ベートーベン:コリオラン序曲
[ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団]
録音:1953年
(Kawade Shobou KW-1011/12,17cmLP,D面)

 ソノシートが入っていた「筑摩書房:世界音楽全集」や「小学館:世界の音楽」は日本人演奏家の録音をソノシートにしたものでしたが,1967年に出た17cmLP2枚が入った「河出書房:世界音楽全集」では,全て,欧州の演奏家による録音でした。しかしながら,やはり,録音は最新のものではなく,1950年代のモノラル録音時代のものが結構,入っていました。最初に出た「ベートーベン」の巻においても,交響曲第5番もコリオラン序曲も,1954年あるいは1953年に録音されたモノラルでした。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound753」中の以下のファイル
 Beethoven_Coriolan_Overture_Karajan_PhilharmoniaO_1953D.mp3(8.46MB)


レハール:円舞曲「金と銀」
[アントン・パウリク指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団]
レハール:メリー・ウィドウ・ワルツ
[ヨーゼフ・レオ・グルーバー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団]
録音:1956年以前
(King Record 17-48,17cmLP,A面)

 クラシック音楽には,「ポピュラー名曲」,すなわち,旋律等が美しい上,割と短い万人受けする曲がありますが,その1つと言うか,その2つがレハールの円舞曲「金と銀」,そして,喜歌劇「メリー・ウィドウ」の中の円舞曲です。

<mp3ファイル
「OneDrive」中の「sound754」中の以下のファイル
 (1)レハール:円舞曲「金と銀」:Lehar_Gold&Silber_Paulik_WienerStaatsoper_O_A.mp3(3.95MB)
 (2)レハール:メリー・ウィドウ・ワルツ:Lehar_MerryWidowWaltz_Gruber_WienerStaatsoper_O_A.mp3(2.95MB
)



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